最終更新日:2025/4/28

横河レンタ・リース(株)【横河電機グループ】

  • 正社員

業種

  • リース・レンタル
  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人と人とのつながりを大切にして、お客さまの事業を支え抜く

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成長し続ける2人の若手社員たち

横河レンタ・リースでは、大手企業に計測器やITインフラなどを提供することで、その事業をがっちりと後方支援している。2人の若手社員たちの仕事を通して同社の社会貢献性の高さを浮き彫りにしていく。

原島 禅
営業統括本部MA第一営業本部第一営業部2グループ
文学部卒
2019年入社

辰巳 彩夏
営業統括本部システム営業本部第二営業部第一課
国際文化交流学部卒
2022年入社

先輩の横顔

仕事とラグビーを両立して頑張っている原島さん。プライベートでは沖縄旅行を楽しんでおり、コロナ禍で外出できない時期には三線を学んで沖縄文化に浸っていたそうだ。
辰巳さんは周囲を上手に巻き込みながら、チームの力で課題解決をしていくのを心がけている。テレワークの日は勤務終了後、自宅近くのプールで泳いでリフレッシュしている。
レンタル事業とシステム事業で活躍する2人の先輩は、ともに文系学部の出身。技術的な知見は入社してからの学びを通して段階的に身につけてきたそうだ。

【原島さん】仕事とラグビーを両立。多くの人とのかかわりに楽しさを感じる

大学時代、ラグビー部に所属していた私は、社会人になっても競技を続けたいとの思いは抱いていたものの、トップチームのようにラグビーだけに専念するのでなく、仕事と両立できるバランスのよい環境を志しました。当社に関してはOBとのつながりで紹介していただきました。私が就活をしていたのはちょうどサブスクリプションが世の中に出てきた頃。レンタルを活用する事業は将来性が高いですし、パソコンやIT機器、計測機器という自分にとって未知なアイテムを扱う点にも面白みを感じて入社を決意しました。

以来、大手企業を担当するアカウント営業として、某大手通信会社の営業を任されています。パソコン、サーバ、計測機器など、その企業の各部署のニーズに合わせてさまざまなアイテムを提案していますが、私の場合、電波の強度等を測る測定器をメインで扱っています。

新人時代は主に地方工場の製造系の部署を担当。技術職であるお客さまと話をしていても、「何を言っているんだろう?」というレベルで、専門用語が全くわかりませんでした。このままではいけないと自主的にWebで調べるとともに、社内勉強会への参加、メーカーや製品担当部門のサポートなどを受けながら、一つひとつを学んできました。先輩も質問をすると快く応じてくれるおかげで、少しずつ視野が広がっていきました。

自信が持てるようになったのは3年目の頃。新型通信を開発する部署を受け持つことになったのですが、業界的に先進的な取り組みを進めていることもあって、多様でマニアックな測定器を提案する機会が増えました。私自身、お客さまとの関係を密にするべく、こまめにコミュニケーションを重ね、困ったときに真っ先に依頼していただけるような関係作り勤しんだつもりです。また、仕入れ先であるメーカーの担当者の方を、ラグビーの試合に招待するなど、仕事以外でも関係を緊密にし、いつでもサポートが受けられる状態を作りました。

そうした努力の甲斐あって、最近は通信業界全体にかかわるレベルの大型案件でも声をかけてもらえるなど、仕事の範囲が大きく広がっています。多くの人とやり取りをしながら仕事を進めることで、人間関係に厚みが生まれ、自分自身の知識も広がっていくのが非常に楽しいと思う毎日です。次世代通信インフラにかかわっているだけに、最先端の技術を間近にできることもやりがいに繋がっています。

【辰巳さん】サーバの提案に挑戦。地道な対話が、大きな成果につながっていく

就職活動では金融機関を目指していたのですが、銀行以外に面白い業態がないかと考えたとき、お金ではなくモノで解決策を提案するリース会社に興味を持ちました。その流れでレンタル会社という選択肢もいいかなと、試しに応募してみたのが横河レンタ・リース。面接では採用担当者が学生一人ひとりの人柄を知ろうとしてくれて、温かみあふれる空気が伝わってきたのが強く印象に残りました。また、レンタルのほかにソフトウェア開発も提供している点にも面白さを感じ、思い切って当社で頑張って行くことに決めました。

入社後はシステム営業本部への配属となり、8月上旬までは新人研修として関係部署をまわりながらITの基礎を学んでいきました。ここで関係部署がどのような機能を有しているのか理解を深めた後、8月中旬に営業部第一課にやってきてからは、当社がプラチナパートナーとして認定されているヒューレット・パッカード・エンタープライズ社(HPE)のサーバ類の販売に取り組んできました。

主要顧客は大手通信会社のグループ各社。それぞれのニーズをもとに要件を確認しながら商品を選定するとともに、実際の設置までの段取りをつける一通りの流れにかかわっています。1年目の年度末まではOJT期間でしたので、先輩と一緒に仕事の流れや段取りをつける方法を身につけていきました。聞きなれぬ専門用語が飛び交う中では苦戦もしましたが、先輩に質問をしながら基礎となるものを丁寧に身につけてきました。

2年目からは担当会社を持つようになり、一人で営業に出かける機会が増加。サーバは競合他社が多い世界だけに提案が難しいのですが、最近は大型案件の受注になんとか成功したのが自信となりました。受注のために心がけたのは自分がボールを持つ時間を短くすること。社内の先輩や、技術者、メーカーにすぐさま相談して、お客さまにもこまめに連絡を取るという営業職の基本となる地道なコミュニケーションを重ねてきた結果、いい結果が得られたのだと思います。

前向きな成果を社内に共有すると、関係者全員が喜びの声を上げてくれるのが、営業という立ち位置の何よりのやりがいです。最近はある程度のサーバの構成も把握できるようになり、お客さまとの対話もスムーズに進むようになっています。1年前の自分に比べれば一人で完結できる物事が増えたのも、毎日のモチベーションとなっています。

二人の先輩の目標、会社に根付く企業文化は?

■ラグビー活動に関しては現在、横河武蔵野アトラスターズに所属して、フランカーとしてプレーしています。平日は定時まで仕事した後、19時半から21時半までが練習時間。土日は練習もしくは試合が入っており、かなり忙しい毎日を過ごしています。ただ、コロナ禍以降リモートワークが普及してきたので、練習のある日はグランドにアクセスのいい場所でテレワークするなど、うまく調整しながら仕事と両立させています。

仕事の面ではある程度、計測器の知識が身に付いた今、付き合いのあるメーカーを巻き込みながら、お客さまから依頼が発生する前段階から提案を進めるような先回りをした施策を展開したいと思っています。そのためにはいっそうお客さまとメーカーとの人間関係構築に注力するとともに、ニュースや市場動向にも感度の高いアンテナを張り巡らせることで、世の中の流れをいち早くキャッチした提案を進めていきたいと思っています。メーカーとのかかわりが重要な意味を持つ計測器レンタルは、自分に合っていると感じています。今後もこの分野を重点的に極めていきたいですね。
<原島さん>

■受注が増えてきたとはいえ、案件規模としては小さい提案が主体ですので、今後は大型案件を一人で完結させるくらいのレベルには到達したいですね。社会的影響力の大きなお客さまだけに責任は重大ですが、その分、大きな数字が出せる可能性が高いため、しっかりと頑張って行くつもりです。将来の道としては、当社の看板事業であるレンタル営業にも挑戦したいですし、人材を支えて会社に貢献する人事部にも興味があります。「社内公募制」が導入されていますから、良きタイミングが来たら応募してみようかなと思っています。

入社してから改めて、当社の社員たちは人と人のつながりを大事しているのがわかってきました。最近ですと若手の女性社員向けの懇親会が定期的に行われており、部署を超えた女性がつながりを持ちながら、長く働いていく上でのアドバイスなどをもらうことができます。また、2024年4月からは福利厚生制度がリニューアルされ、プライベートに関しても充実した支援が受けられることになりました。ますます働きやすい場所が整っていると思っています。
<辰巳さん>

学生の方へメッセージ

■当社は社内研修や教育制度が充実していますし、先輩たちに相談もしやすい社風ですから、知識ゼロの状態で入社しても働きながら対応できるようになるはずです。若いうちから大型案件を任せられる機会も多いだけに、何事にも物怖じすることなく前向きに挑戦できる人、自分の足りないスキルを積極的に身につけていこうとする人に続いてほしいと思っています。
就職活動ではWebでの情報収集に終始しがちな人もいますが、できるなら説明会やOBOG訪問を通して、その会社の雰囲気を実際に感じてみるようにしてください。そこから多くの物事が見えてくると思います。
<原島さん>

■会社選びではワークライフバランス面を重視する学生は多いとは思います。その点で言えば当社はしっかりと整っており、残業代も見込みではなくきっちり払ってもらえますし、テレワークと出社も柔軟に選べるので自分のスタイルに合わせた働き方が実践できると自負しています。
営業として当社で頑張って行くならば、コミュニケーション力があれば問題なくやっていけると思います。取り扱う商品はどの部署でも専門性が問われるものの、かかわる人と確かな協力関係を築き上げられるならば、難なく課題を乗り越えていけのではないでしょうか。知識は入社してから身につければ大丈夫。学生時代の今は目の前の生活を思い切り楽しんでください。
<辰巳さん>

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JR新宿駅西口と大江戸線都庁前駅の間に本社オフィスを構える。関東一円と甲信越、静岡の一部エリアは本社が管轄する。さらに北海道から九州まで各エリアに拠点を展開する。

マイナビ編集部から

大手計測・制御機器メーカーの横河電機グループに位置付けられる横河レンタ・リースでは、計測器やIT機器、ソフトウェアを提供する「レンタル事業」「システム事業」を営んでいる。グループの背景を活かした調達力に加え、自社で抱えるエンジニアが提供する技術力、お客さまに合わせて柔軟に解決策を提示するソリューション力を組み合わせることで、多種多様な企業のビジネスをがっちりと支え抜いてきた。

近年は働きやすい環境づくりに積極的で、いつものオフィスに出社するのみならず、テレワークやシェアオフィス、サテライトオフィスを活用して柔軟に働き方を選択できる体制も構築している。取材に登場してくれたお二人も、プライベートや部活動の予定に合わせ、それぞれが主体性を持ってワークスタイルを選んでいるそうだ。

人事制度改革の一環として、2024年春からは選択型福利厚生制度を導入。教育講座の受講、映画などの娯楽、旅行支援など多彩なメニューを網羅しているが、社員1人頭36万ポイントを付与されるという。教育で使った場合、ポイント消費がお得になるなど、自己研鑽がしやすいようにもサポート。オンオフを問わずにこの制度をフル活用すれば、ますます充実した毎日が過ごせるはずだ。

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社風の温かさで同社への就職を選んだ先輩も少なくない。若手が羽ばたけるように会社を挙げて支援してくれるから、思い切ってチャレンジしていくことができている。

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