但陽信用金庫

入社後は合宿研修を経て、神崎郡神河町にある粟賀支店に配属になりました。
まずは内勤の仕事を、出納（店舗内やATMの”お金”の在高管理をする仕事）→窓口→融資事務といった流れで経験させてもらい、金融の知識を身につけていきました。
入社から半年経った頃、3つ上の先輩がいわゆる「デキる人」で、新店舗の開設準備員に選ばれて異動になるタイミングで渉外担当を拝命。
都市部とは違う落ち着きと、なかなか案件に巡り合わない環境もあり、「お客さまとしっかり向き合う」スタイルを確立できた、バンカーとしての私の『ルーツ』であり『第二のふるさと』ともいえる場所です。
今でも用事で近くに行けば必ず寄って帰る和菓子屋さんがあります。

粟賀支店で渉外を4年ほど担当した後、本店営業部に異動。
若手の中で半期の総合成績1位と大活躍していた同期が、実家の家業を継がなくてはならないという「のっぺきならない事情」ができて退職、その後任として着任しました。
当時の本店営業部には事業所担当という金庫のエース格が4人在籍しており、その環境の中で先輩・上司から様々な教えや時には厳しい指導をもらい、「成果をあげるためには何をすべきか」を考え行動する習慣として身につけることができました。
現在、仕事体験や応援セミナーでお伝えしている、社会で活躍するためには『考動力』が何より必要（普通の考動しかできなければ普通以下の成果しか得られない）という考えをもつようになったきっかけもここにあります。