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最終更新日:2025/4/22
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部署名材料技術開発部
仕事内容鋳鉄材料開発業務
私は製造業でありながら、大学等の研究機関と同様のラボのようなところで働いています。金属材料は、元素含有量、冷却の仕方によって「金属組織」が変化し、それによって様々な特性を示します。そのため、お客様から要求される製品機能を満たす材料を選定・改良することが主な業務になります。日々の流れとしては、試験の計画・実験評価・報告がメインで、それらを何回も繰り返し、課題を解決していきます。材料のことだけでなく、地球環境や自動車部品の置かれる状況も考え、「この部品にはこの特性が必要だ!」ということも考慮しなければならないので、幅広い知識も必要になります(私も勉強中です)。また、研究業務は製品製造の上流工程であり、将来的な技術検討や、材料・工法を深く知ることが出来るという意味で非常に面白みがあります。
入社1年目から先輩社員の新材料開発業務に携われたことです。その材料は既存材料よりも耐熱性に特化し、エンジン部品の寿命を向上することを目的としていました。正直、当時の私は何も分からず、言われるがままに抵触する特許の検索や製品の試験などを行っていました。ですが、試験を繰り返し実施したことで、実験の計画方法や評価方法と結果を考察する為の着眼点を学ぶことが出来、今の業務に活かせています。特別大きな貢献はしていませんが、間近で「材料の開発」を目の当たりにすることが出来、今では開発材料で作られた製品が量産化されていて、嬉しさを感じます。
私は就職活動の時、「大学で学んだ知識を活かしたい」、「地元企業に就職したい」という想いがあり、どちらも満たしていたのが今の会社でした!私の勤務している北上工場ではシリンダーブロック、シリンダーヘッドと呼ばれる部品を鋳造という加工方法で製造しています。何の部品か言うと、皆さんは毎日トラックを目にしますよね?そのトラックが走る為に欠かせないエンジンの心臓に当たる部品です。トラックなので当然、普通の車よりも部品が大きく、見ていて迫力があります。シリンダーブロックは型・溶解・仕上げといった鋳造工程で製造されますが、製造部品が大きくその一つ一つが豪快であり、非常に魅力的に感じたのも入社の決め手でした。
私の会社で扱っている「鋳造・鍛造」はなかなか耳にすることがないと思います。実は、非常に古くからある加工方法で、自動車部品等の製造には欠かせないものです。近年話題の3Dプリンター技術や表面処理技術、加工技術など様々な技術ともコラボレーションしており、活用方法次第でまだまだ発展していく工法です。また、日々の業務では金属材料はもちろんのこと、最近ではAI,Iot技術を駆使した開発にも取り組んでおり、幅広い分野の知識が必要になっています。日々課題との闘いですが、自動車部品の将来を担う開発業務に携えることに大きな喜びを感じます。