最終更新日:2025/4/24

月島倉庫(株)【TSUKISO GROUP】

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 物流・倉庫
  • 不動産
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 不動産(管理)
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

自分のアイデアで新たなビジネスを生み出し、チャレンジを続けられる環境がある

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倉庫業界の活性化を目指して、挑戦を続ける若手社員たち

月島倉庫は関東圏を中心に50物件ほどの拠点を展開し、80年に近い歴史を積み重ねてきた倉庫会社。今回は同社で活躍する3名の若手社員から、それぞれの仕事内容ややりがいについて、お話を伺った。

伊藤 史弥さん
2018年入社
営業第一事業部 営業推進課

坂田 優希さん
2021年入社
営業第一事業部 営業管理課

小島 望さん
2020年入社
営業第一事業部 ぴたり庫課

先輩から一言!

「残業も少なく、土日祝はしっかりと休みが取れます。私はクラブチームでラグビーをプレーしているので、練習時間を確保できるのがありがたいです」(伊藤さん)
「比較的年齢の若い社員が多く、気軽に相談や雑談をできる雰囲気があります。新規事業も活発で、新しい挑戦をしたい人にもぴったりの会社です」(坂田さん)
「月島倉庫は次々と新しい事業を生み出し、進化し続けていこうとしている会社。物流業界に興味のない方でも面白い仕事と出会えるチャンスがあります」(小島さん)

【伊藤さん】月島倉庫の“顔”となる営業として飛躍したい

就職活動を始めた頃は業界を絞らずに幅広く見ていましたが、業界研究する中で物流の将来性に魅かれ、何社かを訪問するようになりました。月島倉庫は関東一円に拠点を構える歴史ある会社のため安定感も高いですし、会社の温かい雰囲気に安心を覚えて入社を決めました。

最初の3年間は川崎営業所や浦安センターに所属し、倉庫の現場の最前線で物流管理業務に取り組みました。フォークリフトや天井クレーンを操って貨物を移動させたり、トラックの配車やピッキングの指示を送ったりしながら、滞りなく物流が進むように支えるのがその役割です。浦安時代には天井クレーンを使って1個100キロのパイプを持ち上げるなど、なかなかできない体験をすることもできました。多様なモノが大量に動く現場では、限られた時間で仕事を終わらせていかねばなりません。おのずとタイムマネジメント力が身に付いたと感じた時期でした。

営業推進課にやってきたのは2021年4月です。以来、各営業所を支援するべく、倉庫の賃貸案件や運送案件を管轄するとともに、特殊な案件では営業担当をダイレクトに支援しています。オーナーから倉庫を借りて別のテナントに貸し出す「サブリース(転貸)」の管理なども重要な仕事の一つです。例えば、どこかの倉庫に空きが出ている場合は、それに見合う貨物を探すべく、幅広くお客さまに営業をかけてスペースを埋める手伝いをします。

かなり幅広いことを行っている部署なので、私自身、初めて経験するような物事も多く、最初は戸惑うことばかりでした。それでも異動直後には研修を開いてくれたので一から業務を学ぶことができましたし、日々、先輩が教えてくれるおかげで段階的に成長していると感じています。先日は自分から新規のアクションをかけて、小さいながらも運送の案件を獲得することもできました。

大型案件の成約は自分では行っていませんが、先輩を見ていると何千坪もの倉庫に関する話を持ってくるなど、スケールの大きな仕事に携わるチャンスがある部署だと実感しています。私自身、これから営業としてのスキルを磨き上げることで先輩に少しでも近づいて、月島倉庫の“顔”と呼ばれる営業になりたいですね。そのためには多くの案件に向き合って自分を高めていかねばならないと思っています。

【坂田さん】建築や法律の知識を活用し、倉庫管理で新たな価値を創造する

私が就職活動をしていたのは、コロナ禍で社会全体が混乱していた時期。不安定な状況の中でも、物資を確実に届けることで人々の生活を支え続ける物流業界の重要性に気づき、自然と関心を持ちました。業界研究を進める中で月島倉庫に着目したのは、倉庫物流という基盤をしっかりと持ちながらも新事業に積極的に挑戦しており、安定性と成長性を兼ね備えた企業だと感じたからです。

入社後は全体研修を経て、営業所、経理課、Day倉庫課の3部署で3か月ずつ実務研修を受けました。この経験を通して会社の全体像や現場の実態を理解できただけでなく、部署を超えた社員同士のつながりが広がり、現在も業務上の連携をスムーズに行えています。2年目からは現在の部署に配属され、自社保有の倉庫とオーナーから借りている約50ヶ所ほどの倉庫を担当しています。主な業務は、保守管理や契約手続き、営業活動と多岐にわたります。例えば、契約更新の際に再契約手続きを進めたり、保守管理では法定点検のスケジュール調整や雨漏りなどのトラブル対応を行ったりするほか、営業活動ではオーナーから「空き物件を有効活用したい」といった相談に応じることもあります。

こうした業務には、建築や設備、法律などの幅広い知識が欠かせません。お客様から「ネット回線を引きたい」「倉庫内に事務所を設置したい」といった要望が次々と寄せられる中で、当初はすぐに答えを出せない自分に歯がゆさも感じました。それでも先輩方が質問しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで、困ったときはすぐに相談し、少しずつ知識を積み重ねられました。

この仕事では交渉スキルも重要です。特に印象的だった経験は、あるオーナーから賃料を10%値上げしたいとの相談を受けたことです。当初はテナント側が難色を示したため、「1年目は5%、2年目から10%の値上げてどうか」と提案し、双方に納得していただけました。この経験を通じて、日頃からお客様とのコミュニケーションを大切にして信頼関係を築くことが交渉の成功につながると実感しました。

今後は宅地建物取引士の資格を取得するなどして、さらに業務の幅を広げていきたいです。さらに新規事業を通じて物流の可能性を広げる挑戦にも積極的に関わり、自分自身を大きく成長させたいと思っています。

【小島さん】倉庫物件の情報サイトの企画・運用と営業を担当。業界の活性化を目指す

私が物流業界に興味を持ったのは、実家が倉庫街の近くにあったことがきっかけ。子供のころから大きなトラックに荷物を積み下ろしする光景を目にしていたことから、物流業の重要性を感じていたのです。就職活動では倉庫会社を中心に何社かにエントリーしていましたが、保守的な会社が多いという印象を受けました。そんな中、新たな事業に積極的にチャレンジしている月島倉庫の活発な社風に魅力を感じ、入社を決意しました。

当社では自社の倉庫を管理・運用するだけでなく、他社が保有する倉庫を借り受けてお客さまに提供するサブリースも行っています。入社後に私が配属されたのも、このサブリースを手掛ける開発課という部署。「このエリアで、このぐらいの面積の倉庫を借りたい」というお客さまのご要望を受け、適切な物件を選定。倉庫のオーナー会社と賃料などの交渉をおこないます。条件に合う倉庫を探すため、ネットの地図検索サービスを使ったり、現地に足を運ぶことも少なくありません。物件探しや交渉の苦労はあったものの、良い倉庫をご提供できた時には、大きなやりがいを感じていました。

入社3年目に入り、私が異動することになったのは「ぴたり庫」課という部署。ここでは倉庫物件を紹介する自社サイト「ぴたり庫」の企画・運用や営業活動を行っています。「ぴたり庫」のビジネスモデルは、倉庫をお客さまに紹介して仲介手数料をいただくのではなく、倉庫のオーナーに広告として情報を掲載していただくというもの。そのため、倉庫を使ったことのない法人や個人のユーザーも気軽にアクセスできますし、倉庫オーナーも手ごろな料金で自社の物件をアピールすることができます。私たちが目指しているのは、倉庫会社が積極的に情報を発信することで、多くの方に貸倉庫という事業に興味を持っていただき、業界を活性化していくこと。まだサイトのオープンから1年ほどですが、すでに大きな手ごたえを感じています。

月島倉庫という会社の魅力は、次々と誕生する新たな事業に、自分自身が関わることのできるチャンスが大きいこと。この先も自分なりのアイデアを積極的に提案しながら、新たな事業の創出に関わっていきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

【伊藤さん】毎年、新卒の若手が4~5人ずつ入社してきており、世代の近い社員の顔も増えてきました。おかげで仕事もやりやすくなっていると感じています。コンパクトな組織だからこそ、知識豊富な上司たちの指導も直接受けられ、物流の知識も身に付けやすいと思います。

【坂田さん】就活中は悩むことが多く、面接が上手くいかずに落ち込んだことも。でも、それを「相性が合わなかっただけ」と割り切って前向きに考えると気持ちが楽になり、次第にうまくいき始めました。企業に伝えたいことを明確に言葉にしておくと、自分の軸がぶれず、面接でも臨機応変に対応しやすくなると思います。

【小島さん】就職活動は、様々な企業を訪問して、直接、お話を聞くことのできる一生で一回の機会。興味のある企業には積極的にアプローチするようにしておくと、広く社会を知るためにも役立つと思います。また、就職活動期間中は、無理をして説明会などのスケジュールを詰め込みがちですが、体調を崩さないように心がけることも大切。焦らず、計画的に企業研究を進めてください。

先輩たちの声からその企業の社風が感じ取れると思います。何を軸にして企業探しを行いたいのか、企業研究と並行して自分自身を見つめ直す時間も大切にしてください。

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若手社員が中心となって会社を盛り上げている。育休や産休なども整備済み。誰もが長く安心して働ける場作りに取り組んでいる。

マイナビ編集部から

物流はいまや、経済・産業・人の暮らしに欠かせない社会インフラとして進化を遂げた。今なお物流の形はますます多様化しつづけているが、月島倉庫は75年を超える歴史が培った抜群の信用力をベースに、顧客に最適な物流を提供するため、企画力やトータルなサービス力に磨きをかけてきた。

同社の事業を支えているのは、「チャレンジ」を大切にする社内風土と、風通しの良さ。若手社員に大きな裁量を与えるだけでなく、彼らの考えを受け入れ、新しい事業に挑戦することを応援する姿勢は、同社の大きな強みになっている。北川社長の「若い世代の成長のためにも新しいプロジェクトを立ち上げることが大事」という言葉もそれを裏付ける。

今回の取材を通して浮かび上がったのは、先輩たちに見守られ、のびのびと仕事に取り組む若手社員たちの姿だった。近年はその支援を行うべく、「奨学金支援制度」も導入。10年間にわたり、毎月の返済額の半額を支給するという、かなり手厚い制度である。そうした試みのおかげで、若手たちも不安なく仕事に没頭できているようだ。75年の歴史という土台の上に、若い力が次々と育っていることが感じられた。

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月島倉庫では都内の物流一等地はもとより、関東一円に倉庫(営業拠点)ネットワークを形成。物流という切り口から企業課題を解決するコンサルティングも提供している。

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