最終更新日:2025/4/8

(株)DORAL

  • 正社員

業種

  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 商社(建材)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

住まいづくりをサポートする、建築資材・住宅設備専門商社の仕事

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それぞれのポジションで活躍中の先輩社員3名にインタビュー

キッチン、トイレ、バスなどの水まわり設備をはじめ、住まいづくりに欠かせない商品を扱っているDORAL(ドラール)。同社の仕事や職場の魅力について、若手社員、係長、支店長の3名に聞いた。

石田 隆将さん(中)
東関東支店/2023年入社

竹内 亮祐さん(右)
三鷹支店 係長/2011年入社

上田 裕介さん(左)
三鷹支店 支店長/2009年入社

DORALのここも好き

部屋の内装を考えるのが好きなので、住まいづくりの一部に関われるのが楽しい。完成した内装を見に行ったり、お客様から写真を送ってもらったりもしています。(石田さん)
同じ建築現場は一つとしてなく、エンドユーザーが求めるものも工事の条件も異なります。そこにどう応えるかを考えるのは、たいへんながらも面白いです。(竹内さん)
社内は堅苦しい雰囲気ではありません。社長も交えてグループチャットでやり取りをしていて、役員との距離も近く、フランクにコミュニケーションが取れます。(上田さん)

お客様の話を傾聴し、幅広い商品知識を活かして最適なものを提案する<石田さん>

就職活動では営業職を検討していました。人と話すことが好きで、オフィスのなかでずっと事務作業をする仕事は合わないと思ったことがその理由です。最終的に当社を選んだのは、家の内装を見たり考えたりするのが好きで、自分も住まいづくりの一部に携わりたいと考えたから。また、職場環境も重視していたのですが、当社は選考が雑談のような感じで、何でも気軽に話せるアットホームな雰囲気が自分に合っていると思いました。

現在は新築やリフォームで使われる窓、ドア、キッチン、洗面台、風呂、トイレなどの設備をハウスメーカーや工務店に提案しています。心掛けているのはお客様のニーズを汲み取ること。新人のときに「何か話さなきゃ」と焦るあまり一方的に話してしまって、先方の反応がイマイチだなと思うことがあったので、まずはお客様の要望に耳を傾けるということを意識しています。

業務の一環として実際に工事をしている現場に行き、製品を入れるスペースの寸法を職人さんと一緒に確認しています。最初の頃は職人さんが使用する専門用語がわからず、打ち合わせに苦労していたのですが、意味を教えてもらいながら知識をつけていくように努めた結果、今ではスムーズに会話ができるようになったので成長できたのかなと感じています。

これまでの仕事で印象に残っているのは、お客様がそれまで扱ってこなかったメーカーの給湯器を提案したときのことです。同じレベルの性能でありながら低コストで導入できる給湯器を提案し、採用していただくことができました。「商社ならでは」の幅広い製品知識を活かした提案によって、お客様がそれまで知らなかった製品のメリットを伝え、お役に立てたことがうれしかったです。

今後はこれまでに身につけてきた知識を活かして、より売り上げを増やし、会社全体に貢献できる存在になっていきたいと思います。

営業の人となりや+αの付加価値が、商品を契約していただく決め手になる<竹内さん>

西東京支店で7年、その後三鷹支店に移って6年になります。2024年4月、係長へ就任しました。それまでも後輩の相談には乗っていましたが、係長になってからは部下の育成をより意識するようになりました。今はピンポイントで助言するのではなく、「次に同じような状況になったとき、部下が一人でも対処できるように」を意識し、「どうしてそうなっているのか」といった前後関係も含めて説明するようになりましたね。

私が意識しているのは、お客様の役に立つ営業であり続けることです。お客様である工務店はリフォームを検討するエンドユーザーに対し、家づくりのプランを提案しています。そこで良い提案ができるように情報提供をするのが私たちの役割。例えば、最近は省エネ推進のため、断熱性の高い窓や玄関ドアの設置に補助金が出ることがあります。そういった情報の提供や受給の支援を行うことで、お客様の事業が成長し、結果として当社に発注いただければ良いなと考えています。

扱っている商材が同じでも、お客様との関係性次第で売れるか売れないかが決まるのがこの仕事。だからこそ、できるだけ直接足を運んでコミュニケーションの機会を多く持つことが大事です。そうすると、お客様との共通の話題が見つかって自然と仲良くなれる。ある意味、仲良くなることを目的に訪問しているようなものです。それが入り口となって契約につながる。そんな風に人と人とのつながりを感じられるのが、この仕事の好きなところです。

昔は自分の仕事で精一杯でしたが、今はお客様の工事の進行やエンドユーザーの満足度まで考えられるようになったのが成長できたところかなと思います。工事の進行を把握しながら、「このタイミングで資材を納入すれば効率的に作業が進められます」といった提案もできるようになりました。今後の目標は、よりお客様の役に立てるサービスを生み出し、付加価値を高めていくこと。それによってお客様とさらにWin-Winな関係を築いていきたいですね。

多くの人と出会い、人の役に立ちたいという想いがモチベーションになる<上田さん>

私が当社を志望したのは、当時すべての面接を社長がされており、「自分という人間を見てくれる会社だな」と感じたことが理由です。実際に入社してからは、上司はもちろん、社長や役員との距離も近く、どんなことも話せましたね。最初の3カ月間は札幌で働き、その後は千葉県の柏に9年、東京の江戸川に4年勤め、1年半前からは三鷹支店で働いています。また、4年前からは支店長を務めており、支店全体のマネジメントをしつつ営業にも出ています。

支店長になってからは部下の話にしっかり耳を傾けることを意識しています。長く働いてもらいたいと考えているので、「どういうところで困っているのか」を積極的に吸い上げるようにしていますね。また、部下に伝えているのは、「誠実であれ」ということです。ミスをしたときに嘘をついたり誤魔化したりせず、きちんと非を認めて謝る。積み上げた信頼も一つの嘘や誤魔化しで失われるので、そこは大切にしてほしいと考えています。

この仕事の好きなところは人との出会いです。建築に関わる商社ですので、仕入れ先である建材メーカーやお客様であるハウスメーカー・工務店、工事の現場監督、エンドユーザーである家主の方など、多くの人たちと関わります。若い頃からかわいがってくれている工務店の社長などは、「俺がお前を育てたようなもんだぞ」と、私の成長を喜んでくれており、そういった方たちの役に立ちたいという気持ちがモチベーションになっています。

若手の頃は自分が一番になることばかりを考えていましたが、歳を重ねて部下を持つようになり、「支店全体、会社全体が良くなるには」という視点で考えるようになりました。お客様から「よくやってくれている」と部下を褒めてもらえたときは、自分自身が評価されるよりもうれしいと感じます。今後は会社を成長させていくためにも新しいお客様を増やしていき、未来に向けた新規開拓に仲間たちと一緒に取り組んでいきたいですね。

学生の方へメッセージ

<石田さん>
当社では、若手の成長を意識して、積極的にフォローしてくれます。私の上司の場合、「まずはやってみてごらん」と仕事を任せてくれます。それは決して「放っておく」という意味ではなく、きちんと見てくれていて、困っているときは必ずフォローをしてくれます。若手の主体性を尊重しつつ、成長を支えてくれています。また、若手の意見やアイデアを無下にせず、しっかり聞いてくれるのもありがたいですね。

<竹内さん>
社員同士の仲が良い職場です。役職に関係なく冗談を言い合い、和気あいあいとしています。後輩たちとは休日に遊びに出かけることもありますよ。先輩の家に転がり込んでいる若手もいます(笑)。そんな社風だから、仕事でわからないことや困ったことがあっても相談しやすい。人見知りなタイプの新人が入ってきても、みんなが話しかけてくれるので馴染みやすいと思います。

<上田さん>
最初は商材を覚えるのに苦労すると思いますが、「わかりません、教えてください」という素直さ、フレッシュさは新人ならではの強みです。当社には臆せず質問や相談ができる環境があります。営業それぞれに強みがあるので、私も自分があまり扱ったことのない商材については、ほかのメンバーに聞いています。年代や役職に関わらず、若手であっても自分の強みを発揮して活躍していけるでしょう。

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仕事の話だけでなく、冗談を言い合うことも。明るい雰囲気ながら落ち着きもあり、居心地の良さがある。余計なストレスを感じずに仕事に取り組めるだろう。

マイナビ編集部から

DORALは、新築やリフォームで用いられる建築資材や水まわり設備の専門商社。ハウスメーカーや工務店が工事を実施する際に、必要な資材・設備を提供している。営業の仕事は単に注文された商品を右から左へ流すことではない。顧客に有益な情報の提供や、工事がスムーズに運ぶように調整するといった付加価値も提供する。インタビューのなかで竹内さんが語っていた補助金の受給支援などはその一例だ。

同社ではさらにタイル工事やドローンによる施工写真の撮影サービスも提供し、競合との差別化を図っている。タイル工事は職人が減り、工務店でも自前で行えるところは減ってきている。そこをサポートできるというのは、工務店にとってはありがたい。ドローンによる撮影も施工の業務負担の軽減につながるものだ。こうした付加価値は工務店が仕入れ先としてDORALを選ぶ大きな理由になるだろう。

一方、社風については、インタビューに答えてくれた3名ともが、上司や役員との距離の近さ、社員同士の仲の良さについて語ってくれた。どんなことも気兼ねなく話し合える関係性があるのだという。実際、インタビューをしている側として、3名とも話しやすいという印象を持ったので、これは会社全体で言えることなのだろう。自らの付加価値を発揮し、のびのびと活躍していきたい人にとって最適な職場だと感じた。

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営業部に限らず、積算、経理、施工部など、他部署とのコミュニケーションも取りやすい。打ち合わせ内容によっては施工部に営業同行してもらうことも可能だという。

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