IHARA FURNACE (株)

弊社はお客様の工場にある溶融炉の解体築炉、また稼働できるように炉内の温度を上げる昇温という業務があります。
私は昇温を担当するグループに所属しており、築炉が終わる直前に現場入りし、機械やバーナーの設置を行い、急な温度差で煉瓦にヒビを入れないように時間をかけて昇温していくことに仕事です。

日本全国、海外も含めて色々な場所に行ける。
工場と聞くと海に近いというイメージがある方もいらっしゃると思います。私がそうでした。
ですが大きな川がある近くにも工場があるため意外と内陸部でも多くの工場があります。
そのため本当にいろんな場所に行くことができ、私自身北は北海道、南は沖縄まで仕事で活動したことがあります。
海外に生産工場を持っている会社も多く、私自身台湾に仕事で行きました。他にもシンガポールやタイに行く人もいます。

「炉」って意外と繊細なんだなと感じたことです。
上でも少し触れましたが、急激に温度が上がると炉本体を造っている煉瓦にヒビが入ってしまいます。もちろんそうならないように徐々に温度を上げていくわけですが全体の温度をなるべく均一に上げていかないといけない為、さらに細かい温度調整が必要になり、1時間で5℃なんてことも結構多いです。そんな上昇幅で1200℃まで昇温するのですから、そりゃあ時間も掛かりますよね。

熱を使って仕事をしている関係上、熱力学で勉強した事がかなり出てきます。
また、現在はパソコンを使っての仕事も多い為、Excelの資格を取得できていたことはかなり活かされています。
その他、研究室内で色んな人とコミュニケーションを取っておいてよかったなと感じます。

現在就職活動中の皆様、これから先も生きていく中でわからない事や大変な事はあると思います。私たちの会社で仲間と支えあって生きていきませんか。
皆様の入社をお待ちしております。