最終更新日:2025/4/3

(株)仙台ニコン

  • 正社員

業種

  • 精密機器
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ニコングループの基幹組織で働く意義と、経験が直接スキルにつながるキャリア形成

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明確な目標を持つことが、より充実したキャリア形成につながる

ニコングループの開発・技術・製造拠点である仙台ニコン。それぞれのセクションで世界に誇る技術を支える技術者たちが歩んできたキャリアや目指すスキル、目標をインタビュー。

大浪 憲二さん/2014年入社
松村 真行さん/2008年入社
鈴木 晴人さん/2018年入社

大学時代にやるべきこと、経験しておくべきこと

様々な機械・機器を実際に使ってみることです。入社した会社に同じ機械が無くても、意外と原理は同じだったりします。友達の実験を手伝うのも良いと思います。
あらゆる分野の基礎を学べる学校の授業は、後々必ず活きてきます。専門的でなくても、知識の引き出しを作ることができるので、学ぶ時間を大切にしてくださいね。
「これ!」と突き詰められることを見つけてください。その情熱は仕事をする上できっと役に立ちます。誰にも負けないことがあるのは、自信にもつながります。

目標はプラスチックレンズ成形のスペシャリスト。大学で学んだ成形加工をキャリアに活かしたい

子供の頃に叔父が所有するニコンの一眼レフカメラを見て、漠然とかっこいいと思ったことが、ニコンというメーカーに興味を持ったきっかけです。大学でプラスチックの物性評価や成形加工について専門的に学んだ私は、就活の過程で地元・宮城に仙台ニコンがあることを知り、業務内容のプラスチック成形加工なら学んだことを活かせると思い、入社を志望しました。 事実、学生時代に学んだことは現在の業務に直接活かされています。多くのプラスチック製品は射出成形機という産業用機械を用いて加工します。大学で射出成形機を操作していたことや、材料物性によって加工条件が変化するといったことの経験が、とても役に立っています。

部署内で異動はあったものの、入社から今日まで加工技術課に在籍している私は、プラスチック部品に関する業務に従事しています。プラスチックレンズの試作・開発業務を担当しており、新製品に搭載されるプラスチックレンズの生産工程立上げや部品の高精度化、生産性を向上させる検討を行っています。射出成形機の操作は国家資格にもなっており、入社後に射出成形作業の資格も取得しました。

やりがいを感じるのは、自分の携わった製品が店頭に並んでいたり、Webサイトで掲載されているのを目にした時です。この感覚は完成品メーカーならではだなと思います。また、個人的には大学で学んだ成形加工の仕事ができていることや、光学メーカーであるニコンのレンズ製作に携われていること自体にやりがいを感じます。

さまざまな業務を経験する中で、最も印象に残っているのがタイの工場で量産部品の不良が発生した際の出来事です。原因調査と改善を行いましたが、納期が迫るなか異国での不良改善は精神的にも肉体的にも大変でしたが、現地メンバーと協力しながら原因を突き止め、期日までに不良を改善することができました。この経験はキャリアの中でも特に印象に残っているエピソードです。

今後の目標はプラスチックレンズ成形のスペシャリストになることです。私自身、入社10年目を迎え、一段階上の役割を求められていると実感しています。これまで従事してきた成形工程だけでなく、その前後の工程である金型設計やコーティングについても知見を深め、より多角的な視点を持ったプラスチックレンズ成形のエンジニアを目指しています。
(大浪 憲二さん/2014年入社)

目標に至るプロセスは“自分色”で描く!多彩な業務を経験しながらキャリアを積めるのが仙台ニコンの魅力

高専出身の私は、実験の記録として撮影する際、ニコンのカメラに触れる機会がありました。カメラって面白い!と思ったことが入社のきっかけです。
入社後配属された電装課では、試作品のカメラ基板の表面実装業務を担い、約6年間に渡って技術者としての経験を積みました。当時はまだ明確なビジョンはなく、目の前のタスクをこなすことに必死でしたが、グループ全体で見ても表面実装業務を経験した者が少なく、はんだ付けの基礎を技術と理論の両面からしっかり学べたことは、以降のキャリアにとても役立っています。

電装課での仕事は、基板というカメラの一部を扱う仕事でしたが、カメラ完成品に携わる仕事がしたいという思いから、カメラの生産技術を担う部署に移り、量産品の不良解析という業務に携わりました。不良の原因を突き止め、それが今後起こらないような設計変更や作業方法の改善などを主に担いました。その後、ニコン初のミラーレスカメラの開発に、電気技術者として参画。機能評価や量産ラインの仕様、製造工程の設計などを担当。その後、車載センサーの生産技術に移り、初めて他社との仕事を経験しました。アメリカの企業と仕事をすることで感じたのは、文化の違いや多様性です。価値観の違いから戸惑うことも多々ありましが、相手の考えを受け入れた上で自分の考えを提案する姿勢は、現在のリニアモーターの生産技術の仕事にも活きています。

仙台ニコンはさまざまな業務に携わることができ、その中で自分に合ったキャリアを見つけることができます。会社が掲げる方針や目標に対し、そこに至るプロセスは自分の“色”を出しながらキャリアを積むことができます。学ぶ意欲を持ち続けることで目指すキャリアパスが明確に描けることが、仙台ニコンの魅力だと感じます。そのためには自分の中に揺るぎない“芯”を持つことが大切です。私は子供の頃から漠然と「将来お金で苦労をしたくない」と思っていました。こういった単純なことでも、思い続ければ揺るがない“芯”になります。“芯”があれば自然と仕事に対する姿勢や生き方が変わってくるはずです。自分自身の将来のありたい姿や、自分らしい生き方を見つけてくださいね。
(松村 真行さん/2008年入社)

目指すは機械加工のプロ。会社が求めるスキルと目指すキャリがマッチしている環境はやりがいそのもの

カメラがとにかく好きな私は、幼い頃からカメラを分解して構造を調べたり、組み立てたりすることを趣味としていました。そんな私にとって、仙台ニコンの仕事は天職だと感じています。

入社から約半年間は、新入社員研修として、さまざまな部署の業務を学びました。その後、希望していたカメラ部品の機械加工を担う部署に配属され、製造の段階で不良品としてはじかれた部品の不良原因を解析する業務を担当。解析装置の扱いを覚えたり、報告書のわかりやすい書き方など学んだこの2年間は、自分にとって毎日が勉強の日々でした。できること、わかることが徐々に増えていき成長を実感するなかで、機械加工を極めたいという自分のビジョンが明確になったように思います。

入社から3年目を迎え、新しいカメラ部品を立ち上げるにあたり、ニコンタイランドでの仕事に半年間携わる機会がありました。日本で作った装置をタイの工場に設置し稼働させる際、うまく行かないこともありましたが、1年目で学んだあらゆる装置の扱い方・知識を活かして、乗り越えることができました。グローバルな環境で自分の経験や知識を発揮できたことは、その後の自信にもつながりました。

現在はカメラの外装に使用するプラスチック部品の金型加工を主に担当しています。硬い金属を使用する金型は機械加工の中でも難易度が高く、高い技術が求められる仕事です。難しいからこそ挑戦する価値があることにやりがいを感じています。それに、装置の使い方などを、自分で考え判断することで使いこなせるようになったり、言われたことだけではなくプラスアルファの提案ができるようになったりと、自分自身の成長を感じています。また、機械加工の技能を証明する国家資格の取得は、自分のレベルとスキルを具体化するものなので、資格取得にもチャレンジしていきたいと考えています。

入社から今日まで、機械加工に携わっている私の目標は、この道を極めることです。上司や先輩が自分の仕事を評価し、専門性を高めるキャリアパスを示してくれるので、自信をもって前に進むことができています。今後は新しい技術を取り入れ、機械加工の分野で自分で企画し、実践することが目標です。会社が求めることと、自分が目指すキャリアがマッチしやすい環境で働くことは、人生設計においてもプラスになると思います。
(鈴木 晴人さん/2018年入社)

学生の方へメッセージ

宮城県で約50年カメラを生産してきた仙台ニコンは現在、新たなフェーズとして人材育成に力を注いでいます。技術支援はもちろんヒューマンスキル向上にも尽力し、自己成長を支援しています。その背景にあるのが、当社の高い技術力です。ニコングループの中で高度な技術を誇る当社の社員は、やりがいを感じながら業務にあたっています。その社員の働きがいとやりがいを支えるのが企業の使命と考えます。育児休暇取得の推奨など、ワークライフバランスの向上につながる制度をさらに整えることで、社員の人生がさらに豊かになるようにしていきたいと考えています。

現在、さまざまな事業展開を図っている当社は欧米諸国とのやりとりが盛んです。新たなことに挑戦する機会も多く、チャレンジ精神が求められます。変化や失敗を恐れず、自分の思いをアピールできる方、コミュニケーションを図りながら業務に邁進できる方とともに、仙台から世界へ、ニコンの技術を発展させていきたいと考えております。
(人事採用担当)

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各種資格取得支援、研修参加への斡旋の他、育児休暇、出生時育児休暇制度の活用などライフワークバランス実現に積極的に取り組んでいる。(人事・総務課長 相澤努さん)

マイナビ編集部から

日本が世界に誇る企業の1つであるニコングループの開発・技術・製造拠点である仙台ニコンは、1971年の創業以来、カメラの開発・生産拠点として多くの製品を世に送り出してきた。ニコンが新たな製品、業務展開を図る際は、仙台ニコンがその業務を包括的に担っている。その事実からも同社の高い技術力が伺える。

それを支えているのがさまざまなセクションで活躍する社員である。今回取材した技術職の3名は、経験を積む中で自身が目指すキャリアを見極め、スキルを磨きながら目標に向かって邁進している。また、企業は社員の能力に応じた場を提供し、資格取得などのキャリア支援、ワークライフバランスへの取り組みをすることで支えている。

会社が求めるスキルと、本人が目指すキャリアが、これほどまでにマッチしている企業は珍しいと感じた。その背景には円滑なコミュニケーションと、社員を支える企業文化が根付いているのだろう。企業成長と共に、自身も成長できる環境を求める人にとって、仙台ニコンは理想の企業である。仙台から世界を見据え、ものづくりの真髄を極めたい人にとって魅力的な企業と言えるだろう。

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カメラ部品の生産から事業をスタートした仙台ニコンは現在、新たな事業展開や海外とのやりとりが盛ん。現在も進化を続けている。

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