最終更新日:2025/3/31

(株)高速【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 商社(その他製品)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(文具・事務用品・日用品)

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

食品流通を支える包装資材などをはじめ、デザイン提案で商品づくりにも関わる!

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多様な地域を知る楽しさが、提案力に繋がっていく!

仙台と宇都宮、さらに2024年に新設された広島営業所。それぞれ転勤を経験している3名の同期社員に、転勤を経て学んだことや、環境が変化する醍醐味、そして将来像について伺いました。

(写真左から)
■庄子 柚さん/広島営業所/2021年入社
■須田 健史郎さん/宇都宮営業所/2021年入社
■片山 咲帆さん/仙台営業部・営業一課/2021年入社

先輩から一言!

最西端の営業所ですが、同期とはマメに連絡をとっています。どこに行っても“繋がり“を感じられますね。今後は、広島で新たなシェアを獲得したいです。(庄子さん)
仕事が楽しいだけではなく、有給休暇の取得を推奨しているなど、働きやすさも近年、急速に向上しているところも、仕事を頑張るモチベーションになっています。(須田さん)
豊かな発想力のある方や、自分の考えを活かしたい方、コツコツと物事に取り組める方。どんな方でも個性を活かして活躍できる環境があります。(片山さん)

青森を経て広島の新営業所へ。全国をかけめぐる醍醐味!

●人としての幅を広げたいと全国転勤を選択

小学6年生の頃、東日本大震災を経験した私は、衣食住の重要性を実感し、食に関する仕事に興味を抱くようになりました。世の中になくてはならない“食の流通”に携わる仕事にやりがいを感じたのが志望理由です。

当社は働くエリアを選べる転勤制度で、「全国転勤」「ブロック内転勤」「エリア内転勤」「居住地限定」の4区分から選択することができます。私はいろいろな地域を知り、人としての幅を広げたいと思い、「全国転勤」を選択しました。

初任地の青森営業所では、熱狂的なねぶた祭を見に行ったり、豪雪で車が埋まったり、お客様にりんごをいただいたりと、青森ならではの経験をたくさんさせていただき、人生が豊かになった気がします。

●営業所の立ち上げに携わり、成長を感じる

入社4年目で青森から広島へ異動となり、営業所の立ち上げに携わりました。とある大口のお客様ができたことによる新規開設で、真っ新な事務所に机や椅子を揃える、まさにゼロからのスタート。忙しい日々が続き、大変さも感じましたが、成長も実感しました。

広島に来て感じたのは、ビジネスのスピード感の違い。私自身、おおらかな性格が持ち味の東北出身なので、“西”のスピード感には驚きました。しかし新設に伴い、全国の営業所から選りすぐりのメンバーが支援に来てくれたので、その方々から直接学ぶことができました。売上管理や取扱商材のデータベースづくりなど、より効率的な方法を学ぶことができ、事務処理能力の知識が深まったと思います。

●提案から実現まで!お客様と二人三脚で歩む営業の魅力

当社の営業のおもしろさは、お客様と信頼関係を構築できると、仕事の幅が広がることです。青森では「キッチンカーを始める」というお客様から、意見を求められたこともあります。パッケージのデザインや色という制作の部分から、提供するドリンクまで、他のキッチンカーを研究しながら一緒につくりあげていきました。自分が提案した商材が店頭に並んだ時には、大きなよろこびでした。

私が入社した頃に比べて、知名度も売上高も急上昇している当社は、食品がある限りなくなることがない仕事。やりがいも十分の、自慢できる会社です。 <庄子さん>

浜言葉の豪快さに親しみ、海のない街へ。宇都宮名物の餃子を支える責任感!

●さまざまな地域でいろいろな人と話せる楽しさ

私は現在「エリア内転勤」で、宮城・山形・福島各県の「南東北エリア」と、栃木・茨城・埼玉・群馬各県の「北関東エリア」の2エリアを選択しています。最初の勤務先は宮城県石巻市。海が近いという土地柄、お客様は水産加工会社などが中心で、浜言葉で豪快な方が多いことが印象的でした。

一方、入社3年目に転勤してきた栃木県はいわゆる“海なし県”。宇都宮営業所のお客様は食品工場などが中心です。石巻の頃は市場で早朝からの商談もありましたが、今は早くても朝10時から。環境のギャップに当初は戸惑いましたが、いろいろな人と仕事ができることに楽しさを感じています。

●お客様の先の、お客様のことも考えて

学生時代、スーパーの水産部門でアルバイトをしていた時、身近にあった“トレー”が、当社に興味を抱くきっかけでした。営業職として4年目を迎え、視野が広がってきた実感があります。1年目の頃は、お客様から依頼された見積書の提出をこなすのに精一杯でしたが、現場で経験を積むうちに、目の前のお客様の、その先のお客様(エンドユーザー)のことも見据え、提案できるようになってきました。

また、お客様の食品(商品)を知ることの大切さも学びました。新商品のパッケージと外装のご依頼をいただいたお弁当屋さんに、お弁当の味を決める段階から参加させていただいたことがあります。試作品を食べ、感想を提出したのですが、「営業として、とても大切なことに関わらせてもらっている」と実感しました。私たちはパッケージを扱う会社ですが、お客様の商品を知らなければ的確な提案はできないということを痛感しました。

●「餃子」の街を支えているという責任を感じて

宇都宮は、言わずと知れた「餃子」の街。当社では数ある餃子店の包材を手がけており、その多くを私が担当しています。提案したパッケージが、宇都宮餃子をアピールする商品にもなります。役割としては黒子的な存在ですが、「宇都宮の餃子を支えている」というプライドを持って仕事に取り組んでいます。

当社の営業は、一見すると地味な仕事内容に思うかもしれませんが、お客様との関係や提案次第で、商品開発にまで関わっていける仕事です。<須田さん>

さまざまな地域を経験し、提案の幅を広げる。お客様も気づかない“隠れニーズ”を提案!

●地域による好みの違いが、提案の幅に繋がる

就職活動では、食品メーカーや卸業者などを調べるなかで、どんな商品にもパッケージや外装が不可欠という点に気づきました。ちょうど、そのタイミングで当社のことを知り、デザインにも関われることに魅力を感じて入社を決めました。

出身は宮城県仙台市ですが、大学が岩手県盛岡市だったこともあり、入社当初は両県を含む2エリアの「エリア内転勤」という働き方を選択。盛岡市で3年を過ごしました。近県でも、仙台より時間の流れがゆったりと感じられ、好まれるデザインも異なっており、地域による好みの違いを知ることで、提案の幅が広がったような気がしています。

●デザイナーのアイデアも借りて案を作成

提案の幅というのは、例えば一つの依頼に対して、複数のデザインパターンを提案し、お客様が望む形を引き出していくプロセスのことです。お客様自身が気づかれていないニーズを会話のなかから引き出し、提案に盛り込んでアプローチすることができるようになり、成長を実感しています。

盛岡冷麺を製造する製麺所のお客様から外装の依頼を受けた時には「シックな感じ」というお客様のイメージに対し、岩手にゆかりのあるモチーフを取り入れた案を、デザイナーの力を借りながら提案しました。お客様と一緒にアイデアをブラッシュアップしていく過程が楽しいですし、関係性を深めていけるメリットがありますね。

●ライフスタイルで変えられる働き方

入社前、商社営業に対して、怖いイメージを抱いていましたが全くそんなことはなく、上司・先輩はいい方ばかり。困っていることがあれば、転ぶ前に助けてくれるような感じです。日頃から声をかけてくれるので、相談もしやすいですね。ミスをしてしまった時も、対処の仕方を教えてくれながら「自分も同じようなことがあったよ」とさりげなくフォローしていただきました。また同期とも、直接は会う機会は少ないですが、今でもやりとりがあり、電話で話すことで前向きな気持ちになりますね。

さらに働き方に関しても、ライフスタイルに合わせて転勤区分を変えることができ、私は現在「居住地限定」を選択しています。これは大きなメリットですね。<片山さん>

学生の方へメッセージ

早くから新卒採用に取り組んできた当社では、時代のニーズに合わせたオンライン採用が基本です。これはオンライン時代ならではの便利な環境を有効活用して、より多くの学生さんに、気軽に当社を知っていただくためのものです。まずはWebで実施している会社説明会で当社の仕事のおもしろさを知っていただき、その後のステップへ進んでいただければと思います。

採用活動は基本オンラインですが、会社見学や最終面接、内定者向けのセミナーで直接お会いする機会を設けておりますから、会社や社員の雰囲気もきちんと確認できますので心配いりません。また、セミナーは新入社員から「内定時にここが知りたかった」を集めた意見に基づく内容なので理解が深まります。

さらに、2020年より内定者の皆さんとの繋がりを大切にするために、内定者向けのサイトを立ち上げました。ここには入社2~3年の先輩社員に、当社の良いところや課題について率直な意見を聞いて掲載し、今後に役立てています。このほか、会社の取り組みについて写真付きで分かりやすく説明するページや、内定者研修に向けた課題のやり取り、入社前までに必要な準備の情報なども発信しています。

学生の皆さんは、社会人生活を始めるにあたって、少なからず不安を抱えていると思います。当社では、皆さんが社会人準備を始める段階からサポートするので、安心してお越しください!

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研修会をはじめ、社員との交流の機会には欠かさず参加する、赫 裕規(てらし ゆうき)社長。そこには、社員から直接意見を聞き、自分の思いを伝えたいという考えがある。

マイナビ編集部から

全国でスーパーマーケットの店舗展開が急速に進んでいった1950~60年代。その流れをいち早くつかんで1966年に創業し、食品パッケージの専門商社として着実に歩んできたのが(株)高速だ。以来、40年以上にわたり、食品トレーやラップなどの包装資材を扱うほか、パッケージ・外装やラベル、チラシといった販促ツールなど、独自の提案力とデザイン力によって卸業者の枠を超えたサービスを提供していることが特徴だ。

現在、全国に54拠点を置き、地元の企業に密着して事業を行っているが、拠点が多いと心配されるのが人員配置。そこで同社が導入しているのが「えらべる4つの転勤区分」。
1.「全国転勤」:全国の拠点への配属・転勤がある
2.「ブロック内転勤」:全国を4つに分けたブロック内で配属・転勤がある
3.「エリア内転勤」:さらに狭い10区分のエリア内で配属・転勤がある
4.「居住地限定」:指定した居住地から通勤できる拠点へ配属・転勤がある
転勤区分に応じて職種別手当が支給される(「居住地限定」以外)ほか、「全国転勤」の独身者は毎月1回、往復の帰省旅費の支給を受けることができる。なお、入社時に選択した転勤区分は、ライフスタイルに合わせて柔軟に変更できることも魅力だ。

また有給休暇の取得も推奨しており、消化率を上げるための取り組みも積極的に行われている。働きやすさが、同社の活力となっている。

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宮城県仙台市に本社を構える(株)高速。日本全国に54拠点を構える物流力で、お客様のご要望に細やかに応えている。【写真:関東物流センター】

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