最終更新日:2025/4/15

川重商事(株)(川崎重工グループ)

  • 正社員

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)

基本情報

本社
東京都、兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若手のうちからチャレンジングな仕事に挑戦中!

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営業部門と人事部門で活躍する、同期メンバーの本音!

川崎重工グループの中核商社として、国内外の産業界の発展に大きく貢献している川重商事。営業部門と人事部門で活躍する入社3年目の先輩たちに、入社のきっかけや仕事のやりがい、職場の魅力などを伺いました。

★FA・システム本部 営業一部一課
 猪腰さん(写真右)
 社会学部社会学科卒

★総務本部 総務人事部人事課
 荒木さん(写真左)
 経営学部経営学科卒

先輩社員たちの横顔

文系出身ながら、産業用ロボットの営業の最前線で活躍する猪腰さん。先輩同行や技術担当部門のサポート、メーカー研修などを通して知識をつけ、日々の業務に邁進している。
入社1年目から、新卒採用に携わっている荒木さん。早くから説明会の資料作成や司会を任され、貴重な戦力として活躍中。現在は、採用以外にも仕事の幅を広げている。
営業部門と人事部門、それぞれ異なるフィールドで活躍する二人が口を揃えて、「“人”が魅力の会社」と回答。人間関係のよさが、高い社員定着率につながっている。

選考過程で出会った社員の人柄やあたたかい社風に魅力を感じて入社!

――就職活動の様子や入社の決め手は?

【猪腰】最前線で仕事に携わることができるところに魅力を感じ、営業職に絞って就職活動をスタートしました。最初は業界を絞らず、幅広くアプローチ。そんななか、大学で開かれた就職説明会で当社の存在を知りました。川崎重工グループというブランド力も魅力的でしたが、採用担当者のフランクな人柄に惹かれてエントリー。最終面接の際も、採用担当者が緊張をほぐしてリラックスさせてくれるなど、あたたかい社風が入社の決め手になりました。

【荒木】子どもの頃からモノづくりが好きで、大学時代は製造業に関する研究を行っていました。就職活動では、メーカー系の商社を志望。製造業を支えている点に魅力を感じて、当社に注目しました。最終的な決め手は、学生一人ひとりを大切にしてくれる会社だったこと。「他社と迷っている」と正直に話した際、真摯に向き合ってくれたことが印象的でした。

――現在の仕事内容について教えてください。

【猪腰】川崎重工が手がけた、産業用ロボットの提案営業に携わっています。顧客はさまざまで、私は主に自動車部品や食品、建設資材、産業用マスクなどを製造しているメーカーを担当。ロボット単体だけでなく、ロボットのハンドやコンベア、カメラなど、周辺の装置や機器も含めて工場をスマート化する提案を行っていく仕事です。社内の技術担当と一緒に現場調査を行い、ニーズをもとに仕様を決定して提案。顧客からゴーサインが出れば、工場へ導入されるまでのスケジュール管理などにも携わります。文系出身で、ロボットの知識はまったくありませんでした。けれども、手厚い教育制度のおかげで、入社1年目の秋には独り立ち。先輩たちが信頼関係を培ってきた既存顧客が7~8割なので、安心して引き継ぐことができました。

【荒木】入社以来、主に新卒採用を担当しています。採用計画の立案から採用イベントの企画・運営、面接のセッティング、内定者のフォローまで、2年がかりのプロジェクト。説明会の資料作成や司会など、新人のうちから自分で考えて仕事を進めることが多くありました。人事課の業務は採用以外にも多岐にわたっており、入社2年目の後半からは人件費に関する全社資料の作成も担当。この経験を通じて、会社全体への理解を、より深めることができたと感じています。

日本のモノづくりに貢献する営業職、会社の未来を創る新卒採用担当!

――どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

【猪腰】この仕事の醍醐味は、日本のモノづくりに大きく貢献できること。特にあらゆる業界で人材不足が叫ばれているなか、自分の提案で製造現場の効率化や省力化を実現していけるので、やりがいを感じています。スケールの大きなビジネスを手がけられるのも、この仕事の魅力。上司と一緒に億単位のプロジェクトをやり遂げたときには、達成感を味わえました。また、幅広い業界と取引ができるのもポイント。カップラーメンの容器など身近な商品を手がけている工場のほか、リニアモーターカーに使われる部品といった、最先端の開発に使われる製品を製造している工場を担当したこともあります。

【荒木】新卒採用は会社の未来を創り、学生の将来を大きく左右する仕事。「今年の新人、いいね」「採用担当者の人柄に惹かれて入社を決めました」などと言われると、うれしくなります。また、人件費に関する全社資料は、会社の経営計画などに使われるものの一つ。プレッシャーもありますが、大きなやりがいを感じます。

――印象に残っているエピソードは?

【猪腰】人材不足に悩んでいる顧客先に、ロボットを導入したときのことです。建設用資材を製造している工場の、プレス工程の効率化を実現。ロボットを2台導入することによって、それまで3人で行っていた作業を1人で完結できるようになったのです。担当者の方から「猪腰君のおかげで助かったよ」と言われたときには、自分の存在価値を強く実感できました。

【荒木】学生に当社に対する理解を深めてもらおうと考え、個別面談を実施したり、社員との座談会を開催したりと、さまざまな取り組みを行ったことがあったんです。その結果、「さらに興味がわきました」「入社したいと思いました」といった言葉を学生からいただいたときは、頑張ってよかったと心から思いました。

――仕事で大変なことは?

【猪腰】この仕事には、ロボットの知識だけでなく、顧客の業界知識も必要不可欠です。常に学び続けるのは大変ですが、顧客の質問に即答できたときに自分の成長を実感します。

【荒木】新卒採用は毎年外部環境に影響されやすく、前年のやり方が通用するとは限りません。そのため、都度状況に応じて柔軟に対応していく必要があります。大変ではありますが、当社の魅力をアピールできるよう試行錯誤したいと思います。

仲間を大切にする社風&万全のフォロー体制で、若手の成長をサポート!

――川重商事で働く魅力は何ですか?

【猪腰】当社は個人プレーだけではなく、チーム一丸となって同じ目標を追いかける営業スタイルです。そのため、「自分さえよければいい」といった人がおらず、チームワークが抜群です。また質問をすれば、私が理解できるまでじっくり向き合ってくれる先輩ばかり。常に若手のことを気にかけてくれており、落ち込んでいるときなどは、さりげなく食事に誘ってくれたりします。文系出身でも頑張れているのは、頼れる先輩たちのおかげだと言えるでしょう。ちなみに、ほとんどの先輩が文系出身なので、知識ゼロからの挑戦がハンデになることはありません。

【荒木】当社の魅力は、若手にも責任ある仕事を任せてくれるところです。任せたら任せっぱなしではなく、「わからないことがあればいつでも聞いてね」と言ってくれるなど、気兼ねなく頼れる雰囲気。相談しやすい職場だからこそ、思いきって新しいことにチャレンジできます。また、先輩たちから的確なアドバイスがもらえるので、ミスを未然に防ぐことができるんですよ。

――今後の目標を教えてもらえますか?

【猪腰】今はまだ既存顧客への提案が中心ですが、今後は積極的に新規開拓にチャレンジしたいと思っています。また、当社では現在、私たちが扱っているロボットと他部門が扱っている製品を組み合わせて提案する“クロスセル”の活動に注力。新たな営業手法でより多くの顧客の課題を解決し、会社の利益に貢献していきたいです。

【荒木】私が任されている新卒採用や人件費算定業務のほかにも、人事の仕事は多岐にわたります。研修や人事評価に関する業務など、新しいことに積極的に挑戦していくことが今後の目標です。また、人事は社内のあらゆる部門と関わる機会が多々あります。率先して他部門の方々と交流を図り、「人事に関することなら荒木に聞け」と言われるようになりたいと考えています。

学生へのメッセージ

【猪腰】当社には、会社をあげて若手の成長を応援する風土が根づいています。新人時代、同じ部門の先輩だけでなく、技術担当部門の先輩までもが専門的なことを教えてくれて助かりました。どれだけ忙しくても、質問をすれば手を止めてわかるまでレクチャーしてもらえる環境なので、安心して飛び込んできてください。また、当社ではさまざまな個性を持つメンバーが活躍しています。いろいろな営業スタイルがあるので、コミュニケーションスキルに自信がない方でも大丈夫。自分から話すのが苦手でも、傾聴スキルを生かして顧客の信頼を獲得することも可能です。就職活動時は、幅広い業界に目を向けましょう。そうすることで、多くの発見を得られると思います。

【荒木】当社は70年以上の歴史を誇る企業ですが、堅苦しい雰囲気はいっさいありません。上下の垣根がなく、先輩には何でも遠慮なく相談できます。事あるごとに、私に冗談を言ってくる後輩も。また、他部門のメンバーとのコミュニケーションもスムーズで、とても働きやすい環境です。当社が求める人物像は、素直で真摯に仕事に向き合える方。また、わからないことや困ったことがあれば、遠慮なく質問してきてほしいですね。面接では、無理に自分をよく見せようとする必要はありません。できるだけ素のままの姿で臨み、それを受け入れてくれる会社を選んだほうが、入社後も自然体で働けるでしょう。

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社員同士の距離が近く、コミュニケーションが取りやすい環境。野球やフットサル、ランニングといった部活動も盛んで、他部門のメンバーとも交流を深めることができる。

マイナビ編集部から

川崎重工グループの中核商社として、1951年に誕生した川重商事。産業用ロボットから油圧機器、エネルギー製品、鋼材・建材、発電・製鉄プラント用設備機器まで、幅広い商材の提供を通して、国内外の産業界の発展を支えている。

大きな特徴は、川崎重工の製品を顧客に販売すると同時に、川崎重工に対して資材や設備を販売していること。川崎重工グループが、得意先にも仕入れ先にもなるという。また、グループ外の取引が約80%を占めており、川崎重工の圧倒的なブランド力や技術力を生かし、幅広く営業活動を行えるのも大きな強みだ。

同社の営業は、単に商材を右から左へ流すのではなく、顧客に寄り添いながら課題を解決していく仕事。専門的な知識が求められるものの、自分の提案で幅広い業界に貢献できるので大きなやりがいを味わえるだろう。海外にも拠点を複数展開しており、グローバルに活躍できるチャンスもある。

若手のうちから達成感を得られる仕事に携われるのも、同社の魅力だ。しかも、万全のフォロー体制が整っているので安心。今回取材した先輩たちのインタビューからも、若手が主役となって活躍できる会社だということがよくわかった。大きなやりがいを味わえる環境で自分らしさを生かし、成長したい方はぜひエントリーしてみよう。

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川崎重工グループとしての安定基盤のもと、働きやすい職場環境を整備。年間休日は125日あり、残業は月平均10時間と、オンとオフのメリハリがつけやすい。
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