日本インシュレーション(株)

日本インシュレーション株式会社は高層ビルなどに使用される耐火材，化学プラントなどに使用される保温材を製造・施工している会社です。そして，私が所属している生産事業部ではその耐火材，保温材を製造しております。その中で私は工場で使用している原料の品質管理，新規の原料の検証実験に加えて，その他製造工程の中で生じる様々な技術的トラブルに対応しています。いずれの業務もQCD(Quality(品質), Cost(コスト), Delivery(納期))の確実性が求められるものばかりで，重大な責任を担っております。

私の所属している部署の技術部は製品を生産している直接部門を支援する間接部門となります。そのため，私にとっては生産部門などの直接部門のために仕事をすることでお客様と繋がっております。直接部門から依頼される仕事に対して，QCDの観点から依頼側が期待する以上のものを提供でき，直接部門側から評価されたときに仕事のやりがいを感じます。

私はJICの製品が化学プラントや高層ビルに製品が使用されているのを知り，そのスケールの大きな仕事に惹かれました。更に私がJICに出会った当時，JICは海外への展開を進め始めたところであり，新たなことにチャレンジすることが好きな私は「世界を舞台に」とスケールアップを目指しているJICに無限の可能性を感じて入社を決意しました。

学生の皆様にとって就職活動の終わりとは何でしょうか？多くの場合、自分の就職先を決めることと答えるのかと思います。しかしながら、社会人として働き始めて5年経って振り返ってみると，その「終わり」は同時に新たな人生の「始まり」であったことに私自身気づきました。その社会人としての「始まり」はこれまで学生時代に経験したことないような長い月日の始まりです。私が社会人として過ごした5年間だけでもこれまで経験したことが無かった様なやりがいを感じると同時に数多くの苦難に直面しました。その経験から私は苦難を乗り切るために必要なのは仕事に対する情熱を常に持ち，絶やさないことだと悟りました。就職活動にしても会社での仕事にしても自分の思う通りに進むことは少なく，苦難の連続ではあると思いますが自分の内にある情熱を絶やすことなく乗り切って下さい。