最終更新日:2025/3/7

蝶理(株)

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 商社(複合)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

繊維・化学品・機械の分野で日本屈指の専門商社。無限大の成長と自己実現がかなう!

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「世界で活躍」の一歩先を行く「世界で勝てる」人材として成長中

若手社員にも多くの活躍の場がある同社で、化学品と繊維それぞれの分野で次代を担う3年目の先輩社員に、仕事内容やそのやりがいについてお話を伺った。

■ 松田 英佑さん(2020年入社)
アパレル部第1課 所属

思いきりチャレンジできるから面白い

「まだ内勤だった入社1年目に、自分で提案して自ら営業し、ゼロからビジネスを生み出しました。カンボジアでも産地を開拓しようと思っています」と松田さん。
「当社には、誰もが自分の強みを生かして挑戦できるフィールドが必ずあります。自分で新たな商圏やビジネスを開拓し、世界に発信できるから、面白さ抜群!」と松田さん。

与えられるのを待つのではなく、自ら商機をつかみに行く。1年目から自分発信でビジネスを創出(松田さん)

レディースアパレルは、トレンドの移り変わりが早く、メンズよりもマーケットが大きいため、挑戦したい思いからアパレル部を希望し、配属されました。最初の1年は内勤として、受発注の伝票処理、仕入れ、在庫・与信管理、物流(デリバリー)といった業務の基本を、徹底的に身に付けました。その後、社内外の人とのやりとりや仕入れ先との折衝など、先輩の手腕を間近に見ながら学びました。当社は少数精鋭なので、一人ひとりの社員に専門知識が求められます。入社直後にこれだけの時間をかけて濃密な教育を受けられるのは、ありがたい限りでした。

現在は、皆さんもよくご存じの百貨店向け中~高級ブランドをいくつか担当しています。素材や生産地の選定、サプライヤーとの交渉、物流、与信管理、そしてチームメンバーの業務管理など、全てに携わっています。時には、商品企画から携わるODMでのアパレル製品供給をすることもあります。
世界を相手にするこの仕事に、アクシデントは付きもの。例えば、納期に間に合わない、必要な原料・資材を設定納期までに調達できない、はたまた品質が要求をクリアできない、等さまざまなことが起こりますが、サプライヤーと協力しながら課題を解決します。苦労して作った商品の店頭販売が好調で、リピート受注があったときは本当にうれしいですね。

当社の大きな特長の一つに、若手でも意欲があればと挑戦させてくれる風土があります。私は内勤1年目の時、とにかく早く営業に出たくてうずうずしていました。そこで、自分で顧客を見つけて新しいビジネスを作りたいと思い、上司に熱い思いを伝えました。その結果、上司に挑戦してみろと後押ししてもらい、実際にビジネス創出に乗り出しました。その当時行ったビジネスは、アパレルブランドを立ち上げたインフルエンサーに対し、モノづくりの製品企画・提案から納品まで行うというものです。誰の紹介にも頼らず、新たに営業をかけていくのは楽しかったですね。
ファッションはトレンドの流動性が高い分野だけに、当社には若手の新しい感性や意見を受け入れる土壌があります。「今やる意味は?」「収支バランスは?」といった骨格がしっかりしていれば、「よし行け!」と背中を押してもらえるのです。

今後は新たなブランドとの取引や、産地の開拓を手掛けたいですね。中国にはまだ出張できていないので、ぜひ現地でなにか光るものを探したいと思っています。

社員一人ひとりの個性や興味が生きる社風。オフタイムの充実も自慢!

■ 入社の決め手は?

松田:当時の就活の軸は自分発信で、人の感性に携わるモノづくりをすることでした。大好きなファッションに関われる企業で少数精鋭の専門商社は、自分でビジネスを創出できるチャンスが多く、私に合っていると考えました。
当社は繊維商社として多くの業績をあげており、経営状態が非常に良いことに加え、私の地元である北陸とのつながりが深い点が、決め手となりました。北陸は合繊織物の一大産地で、当社は北陸発の繊維商品を世界に発信する取り組みを行っているのです。

■ どのような社風ですか?

松田:ファッションにこだわりのある先輩が多く、共通の趣味があって楽しいですね。また、「無理かも」と思うことでも実現させてしまう頼りになる人が多く、お互いに助け合っています。ハツラツとして人間味のある社員が多いですね。

■ オフタイムの過ごし方は?

松田:路面店からショッピングセンター、アウトレットまで、ファッションチェック三昧です。機能素材やトレンドなど、商品の打ち出し方が面白いと思ったら自分でも買ってみます。旅行先でも、アパレルショップを回っていますね(笑)。

学生の方へメッセージ

当社の売上の約7割が、海外との貿易によるものです。活躍できる人材は、ズバリ、競争の舞台となる世界で、堂々と渡り合って勝てる人。世界基準の視点と挑戦心を持つ人なら、年次に関わらず、存分に力を出せる環境があります。

OJTの場でも「まずはやってみよう」が当社の方針。ちょっと高めの目標にあえて挑戦することで、スピード感ある成長をサポートします。例えば、人事課に配属された真柄は出社初日に面接に同席、待合室の担当をしたことがあります。もちろん経験ゼロですから、当然失敗もありましたが、上司や先輩ががっちりフォローしてくれたので、臆せずチャレンジできました。

当社は社員同士の仲がとても良いのです。その理由の一つが、独身寮の存在です。部署や年齢がバラバラの先輩後輩が、仕事を離れて交流するので、のびのびとしたコミュニケーションが生まれるのです。仕事で困ったときに「寮で一緒のあの人に聞いてみよう」などと、人間関係も広がりますね。

学生の皆さんは、何を目的として就職活動するのかを今一度考えてみると良いと思います。将来の自分の姿を思い描き、何年先に何をやっていたいのかということを考えて、ワクワクする仕事や場所との出会いを求めてください。私たちもワクワクしながら皆さんをお待ちしています。
【新卒採用担当 山崎亮(左) 高谷凌央(中央)  岡山正樹(右)】

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「コーポレートスローガンは『あなたの夢に挑戦します』。皆さんも、扱いたい商材、挑戦したいビジネスや市場、国など、どんどん夢をぶつけてください!」(採用担当)

マイナビ編集部から

蝶理の原点は、1861年に遡る。ペリー来航が1853年と考えると、その老舗ぶりが伺える。京都西陣で生糸問屋として創業し、時代の変化とともに繊維・化学品・機械を扱う複合型専門商社へと事業拡大してきた。「繊維は服に使われているから分かるけれど、化学品や機械には馴染みがない」と思うかもしれないが、実はそうでもない。食品添加物、医薬品、スマホに使われるディスプレイのガラス材料など、同社のビジネスは私たちの衣食住に深く入り込んでいるのだ。

取材を通じて驚いたのが、若手社員たちのしゃべりがすらすらとしている点。時々メモを取る手が追いつかない。これは、日ごろから筋道立てて考えることに慣れており、相手の意図をきちんと汲み取って、瞬時に反応する訓練ができているということ。入社直後から「あれはダメ。これはムリ」ということなしに、なるべく個々の能力を開花させようとする職場の風土があってこそ、この成長ぶりなのだろう。

本文中に、出社初日で面接に同席した人事担当者、一年目からビジネス創出をした営業社員の話が出てくるが、これを読んで「なんと無謀な」と思わず「なんて面白い!」とワクワクする人は、ぜひ蝶理に足を運んでほしい。きっと同社でイキイキと働く自分の姿が見えるはずだ。

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自由闊達でありながら、決して個人主義ではない。年齢や部署の垣根がなく、社員みんながフォローしあう社風が醸成されている。

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