最終更新日:2025/4/14

アイリスオーヤマ(株)

  • 正社員

業種

  • 家電・AV機器
  • 日用品・生活関連機器
  • インテリア・住宅関連
  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 通販・ネット販売

基本情報

本社
宮城県

取材情報

研修・教育について伝えたい

社員一人ひとりのモチベーションを刺激する様々な研修制度が充実。

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人事部の若手社員で座談会。挑戦を後押しする社風に密着!

家電、食品、LED照明、オフィス家具、ロボティクス…多岐に渡る商品群で事業拡大を続ける同社の強みを探るべく、企業の根幹となる人材育成についてインタビュー。人事部で活躍する若手3名のリアルな声を届けます。

●岩川 弘樹さん(人事部採用課 新卒採用チーム/2021年入社)
●中束 彩乃さん(人事部採用課 新卒採用チーム/2024年入社)
●梁田 崚さん(人事部採用課 新卒採用チーム/2023年入社)

会社のココが魅力!

「人が良いところです。いろいろな価値観や年代の人がいますが、同じ思い、誇り、目標を持ち、嬉しい時は一緒に喜び、大変な時でも寄り添ってくれる人に恵まれる会社です」
「上長1人からの評価ではなく、部署に20人いたら20人全員から評価される『360度評価』を通じて、公正かつ客観的な評価を受けられるところに大きな魅力を感じています」
「福利厚生が充実している点も魅力です。個人的に嬉しいのは、帰省旅費手当があること。手当が安心材料となり、故郷を離れて挑戦したいと一歩踏み出す勇気をもらえました」

企業選びのキーワードは、「安定基盤」「挑戦環境」「ワクワク感」。三者三様の選社理由

岩川:2人はどうしてアイリスオーヤマを選んだの?

中束:1つの会社に長く勤めたいと思い、経営基盤が安定していること、仕事のモチベーションを保てる会社であることを就活の軸にしていたため、2つが叶えられる会社だと思い入社しました。

岩川:就活生の皆さんと話していても、「チャレンジしたいけれど、安定基盤を持つ会社で働きたい」とよく聞くよね。梁田さんは?

梁田:「挑戦環境」を人生の指針にしていたので、カルチャー面でフィットする会社を探していました。成長のために若手の挑戦を良しとする文化、企業理念5条やジャパンソリューションを掲げ、天井を設けず常に未完成でチャレンジし続ける理念に魅力を感じ、世界をめざす企業で働きたいと思い当社を選びました。

岩川:確かに会社のパーパスやビジョンに共感できるかどうかも大きなポイントだと思うし、人事としても理念は学生さんに伝えたい部分だよね。どのタイミングでそれが大事だと気づいたの?

梁田:学生時代のバスケットチームでの活動を通じて、チームスローガンや目標を掲げることでチームがまとまり、それを発信することで共感する人が集まることを体感したことから、会社の理念も大事だろうと重点的に見ていました。

中束:岩川さんはどうでしたか?

岩川:僕が当社を選んだ理由は2つあります。1つ目は単純にワクワクしたから。当時から当社ではいろいろな事業に参入していて、僕が入社した2021年はロボティクス事業が発足した年。前例のないチャレンジに取り組む企業姿勢に感銘を受け、ここに入社すれば、未来はさらに信じられないものになるのではとワクワクしました。

中束:素敵ですね!

岩川:2つ目は、2人と同じようにチャレンジしたかったから。僕らの世代は新型コロナウイルスの影響を大きく受けていて、多くの企業が苦戦する中、前年より売上が増えたと説明会で話があり、衝撃を受けましたね。すごい可能性を秘めている会社だと目を向けるようになり、人生を当社で過ごせば自分も大きく成長できると考えました。

梁田:そのワクワク感、今も続いていますか?

岩川:もちろん! すごくワクワクしています。人事部だけでも今年度は大きく方針を変え、前例にない取り組みを役職や年次の垣根なく取り組もうとしている最中です。苦楽をともにできるチームメンバーがいるのも魅力に感じています。

梁田・中束:同感です!

新入社員研修やFU研修で同期と切磋琢磨しながら成長。主語を“自分”から“チーム”へ

梁田:当社の新入社員研修は大変だと聞いていたけど、実際に受けてみてどうでしたか?

中束:そう聞いてはいましたが、日々自分ができることが増えていく感覚があり、1週間後の自分を想像するだけで楽しみになっていました。

梁田:素晴らしいですね! 数十名の同期と一緒にグループワークをしながら団体行動していく中で変化はありましたか?

中束:社会に出ると自分一人で動くのではないと改めて感じました。グループ内での自分の役回りや立ち回りを考えるようになり、主語が自分からチームに変わりました。

岩川:新入社員研修の目的は、学生からプロへと意識変革をしていくこと。チームで動くことの大切さを学び、限られた時間、人数の中で目標を達成するにはどうすべきかを感じ取ってほしいと考えています。

梁田:僕と中束さんはメンターとメンティ―でもあります。メンター制度はどうでしたか?

中束:右も左もわからない状態で配属となり、自分が何をすべきかわからない時でも梁田さんに助けていただきました。

梁田:1on1ミーティングで目標を設定し、PDCAサイクルを繰り返して頑張りましたね。

岩川:目的意識を持ちながら過ごすことで、1カ月、2カ月と経ち、自分自身の変化に気づけたのでは?

中束:目標に向かって行動していく大切さを知り、自身の成長を実感できました。FU(フォローアップ)研修にはどのような目的がありますか?

岩川:FU研修では、1年目、2年目、3年目と段階的に求められるスキルを確かめ、視座を上げるための研修になるかな。2年目は自立してチームに貢献し、さらに後輩の育成ができるよう、3年目には部下を持ち、チームを巻き込んで物事を成し遂げられるよう学んでいきます。

梁田:FU研修は全国の同期が集まる唯一の機会。互いの成長を実感できる機会でもあります。

岩川:久しぶりに同期と会えるのも嬉しいよね。

梁田:普段は離れていても同じ会社、グループで頑張っているという前提もあるので、特別な存在ですね。チームメイトであり、ライバルであり、友達のような存在でもあるので、同期とは遊ぶこともあります。

中束:良い関係ですね。私も仲間がいたから頑張れたと感じています。同じタイミングで入社した同期だからこそ負けたくない、成長した姿を見せたいと、良い意味でライバル意識も芽生えますね。これからも一緒に刺激し合いながら成長していきたいです。

キャリアを進めると同時に求められる姿を改めて確認。個の強みを磨き、視座を高める

中束:役職が上がれば、キャリアアップ研修もあると聞いています。どんな研修ですか?

岩川:同じ役職者同士が集うキャリアアップ研修では、その役職に求められていることを考え、ディスカッションをします。営業、マーケティング、ネット通販、広報、購買など普段関わることがない人と話すことができ、知見を広げる機会になりました。

梁田:サブリーダーになったことで変化はありましたか?

岩川:チーム意識がより強くなったね。役職に就く前は、個人として目標課題にどうコミットしていくかを考えていたけれど、主語が自分からチームに変わり、周囲を巻き込みながら目標達成に向けた意識づけができるようになったと思います。

梁田:研修から影響を受けたことは?

岩川:自分の立ち位置への認識、求められている姿など、研修に参加して自分の足りない部分に気づけたことが大きかったな。

中束:人事部には何でも相談しやすい環境があると感じています。チームの強さの裏側には、岩川さんの思いがあるのですね。

岩川:会社規模が大きいと人間関係が薄そうだと思われることもありますが、人事の仕事だけを見ても周囲とコミュニケーションを取らなければ、円滑に進めることができません。チーム意識が強い会社でもあるよね。

梁田:研修でも普段のコミュニケーションの中でもスキルアップや考え方のブラッシュアップができる会社であることを、学生の皆さんに伝えたいですね。

岩川:一人ひとり得手不得手もあるけれど、人前で話すことが得意な人もいれば、着実に仕事していくことが得意な人もいるし、急な変化に順応できる人など、それぞれの強みや個性を生かし、企業成長に貢献できる会社でもあるよね。個性豊かな人が個々に活躍できるのも当社の強みじゃないかな。

梁田:大事なのはアイデアと挑戦。自らアイデアを発信し、挑戦していく姿勢が求められる会社ですね。僕自身も挑戦をキーワードにしているし、同じ思いの人も多くいます。「アイ ラブ アイデア」のテーマのもと、これからもアイデアを持ち果敢に挑戦したいと思っています。

中束:座談会を通して成長を支える社風があること、自分たちの行動が会社の未来につながっていることを改めて感じました。先輩たちの輝かしい場面を何度も見てきたので、私自身もそんな存在になりたいです。

学生の方へメッセージ

当社は、1958年の創業から時代の変化にスピーディーに対応することで、一大メーカーへと成長しました。さらに問屋機能を備えたメーカーベンダーとして多事業を展開、他メーカーとの差別化を図っています。
特徴的なビジネススタイルであるメーカーベンダーを支えるのが「ユーザーイン発想」です。社員も一生活者として日常で感じている不満や不便をダイレクトに開発に反映。時代の変化と生活者のニーズに対応した商品をスピーディーに開発しています。コーポレートメッセージに掲げるのも「アイ ラブ アイデア」というテーマです。社員のアイデアを大切にすることで「ユーザーイン経営」を形にしたいと、いろいろな機会が与えられます。そこから生まれた新商品を小売店にお届けするだけではなく、北海道から沖縄まで全国70の拠点で地域密着戦略を実施。小売店の売場をコンサルティングしながら、魅力的な売場づくりや販売促進をサポートしています。
風通しの良い環境のもと、社歴や年次に関係なく自由にアイデアや気づきを発信できる社風。そして「まずはやってみる」精神で、新しいことに取り組む前向きな姿勢。それらをより強固なものとするべく、一層社員の教育に注力。社員一人ひとりの個性を大切にし、その個性を伸ばすため、研修制度を導入しているのでぜひチェックしてほしいですね。個性を生かし、チャレンジしたい人に期待しています。
(人事部マネージャー/佐藤 祥平)

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「平均年齢は30歳。勢いを持つ当社では、若手社員が挑戦する姿が多く見られます。年次の近い先輩から刺激を受け、さらにチャレンジできる環境があります」

マイナビ編集部から

メーカー機能と問屋機能をあわせ持つ「メーカーベンダー」という業態をつくりあげ、年間1,000アイテム以上の新商品を開発する「アイリスオーヤマ」。実に、売上の6割以上を新商品が占めるというから驚きだ。収納グッズや生活雑貨、家電の分野で、毎年ヒット商品を生み出しており、同社の布団乾燥機、リンサークリーナー、サーキュレーターなど、実際に使用している人も多いのではないだろうか。近年はロボティクス事業でも大きな躍進を遂げている。
同社の成長を支えているのは、数々のユニークな制度や取り組みだが、新しい働き方を実現するオフィス環境にも注目してほしい。出勤時に好きな場所で仕事ができるフリーアドレス、立って仕事をする立ちPCデスク、短時間で有効な会議を実現する立ちミーティングなど、どれも集中力と作業効率を高め、独創的なアイデアの創出を促してくれる。事前申請がない限り、19時にはPCがシャットダウンされるなど、まさにフレキシブルなワークスタイルとワークライフバランスを叶えてくれるオフィス環境がある。
今回の取材で感じたのは、若手の成長意欲の高さに比例する成長スピードの速さ。また、先輩たちの座談会から、いかに人材育成に注力しているかを知ることができた。ジャパンソリューション構想とともに海外進出を進める同社の未来から目が離せない。

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フリーアドレスや丸テーブル(スタンディングテーブル)を導入したオフィスで、新しい働き方を実現する同社。ここから柔軟な発想とイノベーションが生まれている。

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