最終更新日:2025/5/1

(株)レント

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
静岡県

取材情報

事業について伝えたい

社会インフラの根幹を「レンタル」で支える仕事

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所長、主任、若手社員。立場の異なる3人が見たレント

7000種類以上のレンタル機器を扱ってるレントでは、建設現場や工場などのモノづくりの最前線を陰からがっちりと支えている。キャリアの異なる3人の社員の声から同社のビジネスの面白みを浮き彫りにしていく。

一色 郷
市川営業所 所長
2012年入社

豊澤 諄
横浜泉営業所 主任
2018年入社

萱野 心希
川崎営業所
2023年入社

先輩の横顔

一色さんは部下たちのマネジメントをしながら、自らもお客様の元に足を運び提案を繰り広げている。近年、研修体制が整備され、キャリアアップしやすくなったそうだ。
豊澤さんは同期の中で最も早く主任に昇格した。頑張った分だけ評価が上がり昇格のチャンスが得られる会社なので、モチベーション高く仕事に臨むことができている。
萱野さんは手厚いサポートを受けながら着実に成長を遂げている。何でも相談しやすいコーチャー(先輩社員)が横にいるのが非常に心強いという。

【一色さん】重要性が高まるレンタルを、より力強く支えていきたい

私は2012年に入社し千葉営業所に営業職として配属され、異動やキャリアアップを経験しながら、2023年より所長として市川営業所を任せて頂くようになりました。

配属された千葉営業所では建設会社との取引が多く、トラックやクレーンなどの大型建設機械から、建物の新築現場で使用する水中ポンプや工具などの小型商品を扱っていました。当初は機械の知識や、営業としてのスキルも少なく苦労することも多くありましたが、上司や先輩に積極的に質問をしたり、時にはお客様にも教えて頂きながら1歩ずつ前進し営業知識を習得してきました。

また千葉営業所の近隣には、京葉工業地帯が広がっていることもあり、工場向けの産業機械の知識も徐々に増やしていきました。お客様との会話の中から提案できる商品がないかを考えていくことで、少しずつお客様のニーズを把握できるようになり課題解決に発展する提案へと繋がっていきました。できることが増える中で、建設機械から産業機械まで多種多様なレンタル商品を取扱うレントだからこそ、お客様の悩みに寄り添い最適な商品を提案することができるのだと実感しました。

2020年からは江東営業所で所長代行として、人・モノ・お金の管理も含め総合的に営業所を運営していく立場となり、それと同時に一人の営業として大型現場案件や、都内の再開発現場にも多く携わりました。レンタル機械を通して何もない土地に建物の建設から内装工事まで全工程に関わることができ、完成した姿をニュースで見た時には街づくりに貢献することができたと充実感を覚えます。

所長になった現在では、営業のみならず、フロント・事務・整備と全体をまとめ上げながら営業所を運営することが務めであると感じています。組織作りの中で、自分の思いが営業所の仲間たちに伝わり、主体的に行動している姿を見られることが何よりのモチベーションになっています。

世の中でカーボンニュートラルやサステナブルといったキーワードが重要視される中、レンタルサービスはお客様から今まで以上に求められています。所長の立場として今まで以上にお客様の期待に応える営業所を作り上げることが今の目標です。

【豊澤さん】同期で最も早く主任となる。実力を正当に評価してくれる

就職活動では金融業界を志望していたのですが、学内の就活アドバイザーからの紹介でレントの選考にも進みました。選考に進んでいく中で、ワークライフバランスや福利厚生、待遇がしっかりとしていた点に魅力を感じ入社を決めました。

入社してから現在まで横浜泉営業所の営業職として勤務をしています。この営業所の特徴として、近隣に建設会社や工場が密集しているエリアではないため横浜市内だけでなく、近隣の市町村にも足を運びながら幅広いお客様との関係構築に努めております。
新人時代には新規開拓や過去に取引実績のあるお客様を担当しましたが、いきなり訪問をしても簡単に注文へと発展するわけでもなく、試行錯誤する時間が続きました。それでもコーチャー(先輩社員)の手厚いサポートを受けながら少しずつ契約が取れるようになり、2年目には同期内で上位の成績を収めるまでになることができました。また、お客様からのお問合せがあった際には、真っ先に課題のヒアリングに臨み、解決策となる最適な商品を調べてスピーディーに回答することを心掛けました。日々の繰り返しの中でお客様との信頼関係構築や自分自身の知識が広がり、確かな結果を出すことができるようになりました。

様々なお客様を担当する中で、印象的だったのは高速道路の工事を手掛けている会社を担当した時です。初めて伺った時は既に別のレンタル会社から機械を借りていましたが、上司と連携をしながらお客様のニーズに合う商品を提案したところ関心を示してくださり、提案した商品だけでなく他の商品もあわせてレントへと切り替えてくださいました。そこで信頼を得ることができ、その後も都心の大型再開発案件で車両から工具まで多彩なアイテムのレンタルをご依頼頂くなど、大きく広がっていきました。

2023年には同期の中で最速で主任に昇格し、後輩指導も大きな役割となりました。指導をする上で心掛けているのは、経験や知識を元にレンタル機械について分かりやすく説明することです。説明を通じて後輩自身が機械についてしっかりと理解することで、お客様に対しても適切な提案ができ注文に繋げられるように育てています。
今の目標は、営業主任として着実に一歩ずつキャリアを積重ね、最速で係長、所長へ昇格することです。役職が上がれば自分の発言により重みが増してきます。いずれは会社全体に対して影響力のある人材になることを目指していきます。

【萱野さん】1年目の挑戦。お客様との丹念な会話が、成果につながっていく

大学時代、野球部で活動をしていた私は、就職先としてスポーツメーカーの営業職を目指していました。一方で建設会社の営業職として働く知人がおり、建設業界の営業職がイメージしやすかったこともあり、就職活動の視野を広げていく中でレントを知りました。レントの営業職は結果だけでなく目標に向かって進んでいくプロセスも正当に評価してくれると聞き、自分に合っていると感じ入社を決意しました。

入社当初はレンタル業界の営業職について具体的なイメージがつきませんでしたが、1カ月間の新入社員研修を通して商品知識を学び、営業の仕方をロープレできたのが貴重な経験となりました。また川崎営業所に配属後もフロント・事務・整備と各職種の実習を数週間ずつ受けたことで、それぞれの職種がどのような連携を取っているのか一連の流れを理解することができました。入社後の基礎教育が、現在でも仕事をする中で大きな力になっています。

夏頃からはコーチャー(先輩社員)指導のもと本格的に営業活動がスタートしました。初めはコーチャー(先輩社員)との同行営業から始まり、徐々に単独でも営業活動が増え、新規開拓や既存のお客様との関係構築に力を注ぎました。日々営業活動をしていく中で内容や結果を日報としてコーチャー(先輩社員)に提出し、フィードバックを貰う事で、日々一歩ずつですが成長を実感することができています。

私がお客様との会話の中で意識をしていることは、積極的に質問をすることです。積極的に質問をすることで現場の進捗状況やお客様の求めている商品など現場のニーズを掴むことができ、提案にも厚みが増していきます。質問をすることを心掛け営業活動を行った結果、初めは名刺交換をして会話が終わってしまっていたお客様にも次第に先読みした提案ができるようになっていきました。

ある現場ではお客様から照明が暗くて困っていると相談を聞いたため明るさを調節できる照明を提案したところ、お客様の悩みを解決することができ複数台の注文へと繋がりました。自分の提案によってお客様の課題解決に繋がっている様子が分かることがやりがいに繋がっています。

今はまだまだ未熟な部分ばかりですが担当しているお客様との取引の幅を広げ、前任の先輩が築いた信頼を損なわないように努力を続けていきたいです。
そして一日も早く先輩方に追いつき、将来的にはトップクラスの営業を目指します。

学生の方へのメッセージ

■この仕事を続けていく上で大切なキーワードは「好奇心」にほかなりません。建設現場や工場に必要なレンタル品は多岐にわたります。その提案をしていくには学び続けていく必要があるので、未知なる知識を身につける姿勢が強く求められるのです。OJTや研修などを通して若手をバックアップする体制はしっかりと整っています。これから入社するみなさんは、レンタルの世界に好奇心を持って挑戦してほしいと思います。
<一色さん>

■就職活動では早めに動くことをおすすめします。そして、自分の希望する業界に積極的にアプローチしてみてください。当社を目指すのであれば、入社前に専門性は問われないので安心していただきたいです。私自身も最初はユンボの意味も知らないような状態でしたが、今、こうして最前線で頑張ることができています。わからないことに直面しても自分で考えて行動し、解決策を講じていくことができれば着実に成長ができます。
<豊澤さん>

■面接ではどうしても緊張をしてしまうものですが、あまり考え込んでしまうことなく、リラックスして自分を出し切ることを心がけてください。先輩方が話してくれているように知識は後からついてきます。元気よく明るく人と接することができる人、わからないことをわからないとはっきり言える人に続いてほしいと思っています。
<萱野さん>

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取材に応じてくれた3名の先輩社員たち。入社してから商品に関しての知識を学び、自分を高め続けることで、一歩ずつステップアップを果たしてきた。

マイナビ編集部から

創業以来、建設機械や産業用機械器具のレンタルサービスで確かな実績を残してきたレント。現在はクレーン車などの大型重機から手のひらサイズの工具類まで7000種類を超える圧倒的な商品ラインナップを誇っており、全国各地の工事会社や工場などから絶大なる信頼を寄せられている。

レンタルビジネスといっても学生の方にとっては遠い世界のように思えるだろうが、街のビルや商業施設などの建設に欠かせない存在だと聞けば、レンタル品が身近に感じられることだろう。取材に登場した社員の中には、東京のランドマークとなる工事現場と取引をしていた先輩がいたが、まさに生活基盤を支える重要な仕事だというのが伺い知れた。

手厚い福利厚生制度も用意している。例えば、家賃補助に関していえば、駐車場付きの借り上げ社宅を月1万円で借りることができるという。生活面の不安はかなり軽減されるだろう。また、コロナ禍で中断していたが、2~3年に一度ペースで開催していた社員旅行も2024年に復活。会社が費用の約7割を負担し家族参加もできることから、約900名規模で2泊3日で北海道旅行へ。利益を社員に還元するこうした姿勢からも、社員を大切にする文化が根付いているのがよく伝わってくる。

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街中で見かける大型機械の中にも同社のレンタル品が存在している。身近な生活にかかわる社会貢献性の高い事業をまさに営んでいるのだ。

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