最終更新日:2025/4/21

アズワン(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 商社(精密機器)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 機械
  • 精密機器
  • 通販・ネット販売

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若いうちから新しいことに次々と挑戦し、成長を続けている先輩社員の仕事術とは?

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アズワンの躍進を支える3人のエキスパートたち

理化学機器の総合商社の枠を超え、多彩な事業展開で飛躍を続けるアズワン。IT、マーケティング、営業企画というそれぞれの部門で責任ある仕事を任され、すでに実績もあげている“スゴイ社員たち”の活躍ぶりに迫る!

【文系でありながらIT部門で活躍中。成長スピードがスゴイ!】
■山名 捷太さん
IT推進部 AI・RPA推進グループ
2018年入社/ 外国語学部 日本語専攻卒業

【得意の英語を駆使。海外メーカーとの折衝力がスゴイ!】
■小野 路心さん
マーケティング部 グローバルマーケティンググループ
2018年入社/ 社会・国際学群 国際総合学類卒業

【自ら総合職に職群転換。新しいことへの挑戦意欲がスゴイ!】
■小才度 きららさん
営業企画部 ラボ・インダストリーグループ
2018年入社/ 文学部 総合文化学科卒業

※所属部署や業務内容は取材時の情報です。

(アズワンの魅力を徹底紹介!)

「私もいろいろ経験させてもらっているように、意欲があれば若いうちからさまざまな新しいことに挑戦できます。上司・先輩のサポートが手厚いので安心ですよ」と山名さん。
「希望通り、英語を活かしながら仕事ができ、海外のビジネス文化を学べるところが魅力です。トラブルが起きた時も周りと共に解決できるオープンな社風です」と小野さん。
「周りとのコミュニケーションが取りやすく困ったことでも相談しやすい環境です。また、チャレンジしたいという社員の意欲にとことん応えてくれる会社です」と小才度さん。

RPAの活用で業務効率化を図り、大幅な時間創出に成功!社員の役に立てることがモチベーションに/山名さん

さまざまな新しいことに挑戦できる基盤を持った会社に就職したいと考えていました。数ある企業のなかからアズワンに入社を決めたのは、経営的にも非常に安定しており、常に新しいことへの挑戦を行っているところに魅力を感じたからです。

入社後に配属になったIT推進部は、PCや携帯電話、Web会議システムなどのハード面から社内外のシステム、社員のPCやソフトの設定まで、幅広いシステムに関する問い合わせや改善要望へ対応するのがミッション。IT推進部には2つのグループがあり、現在はAI・RPA推進グループに所属し、RPA(ソフトウェアロボット)推進担当をしています。RPAは人間がコンピューター上で行っている定型作業を、ロボットで自動化するもので働き方を改善してくれる存在。実際に業務に携わる担当者から業務内容を詳しくヒアリングし、自動化できる業務の範囲や業務内容を分析してロボットを開発するのが私の仕事です。アズワンでは社内でのRPA活用を推進し、業務の効率化を進めています。2021年5月現在、社内で314体のロボットが稼働しており、累計で3,250時間/月の時間創出に成功。社員が日々追われる繰り返し・定型業務から解放され、より生産性の高い業務に時間が使えるようになりました。うれしいのは、多種多様な業務をしている社員から「ありがとう」「助かったよ」といった感謝の言葉をもらい、自分が助けになれていると実感できたとき。「もっと知識を身につけよう」と私のモチベーションになっています。IT推進部には全社からさまざまな問い合わせや要望の依頼がきますが、その方々は常にお客様や取引様と直に向き合い日々努力されています。その事実と感謝を忘れず、少しでも助けになれるよう常に「即レス」を意識し、難題でも断らない「YESマン」でいるよう心がけています。

2020年度(第1期生)から新入社員研修プログラムに1年間のRPA研修(月1回)を導入しており、その講師も務めています。各部署で業務の流れを覚えたばかりの新入社員に対して、開発手法や業務効率化の考え方、ロジカルシンキングなどを指導。新人全員(33人)で47体のロボットを作成し、337時間/月の時間創出を実現。数字だけでなく、RPAで業務が効率化できるという発想を持ってくれたことがうれしかったです。最近ではRPAの外販もスタートしており、今後はより「守り」から「攻め」の姿勢で日々研鑽を積み、業務に取り組んでいきたいですね。

お客様目線に立ち、日本のマーケットに存在していない商品をどんどん発掘していきたい!/小野さん

父の仕事の関係で高校卒業までイギリスに11年間住んでいたので、商社で英語を活かせる仕事に就きたいと思っていました。留学帰国生向けの合同説明会に参加した際にアズワンに出会い、採用担当の方から海外へ事業を拡大しているという話を聞き、「ココなら若いうちから海外に出て仕事ができる」と思い入社を決めました。

海外から日本の市場へのモノの流れを簡単に説明すると、グローバルマーケティンググループが世界中から商品を探し、決まった商品を輸入業務グループが日本に輸入し、営業が国内外マーケットに販売していくという流れ。私は入社して3年間は輸入業務グループで経験を積み、2021年4月からグローバルマーケティンググループで商品の発掘・調達を行っています。私のミッションは、市場におけるマーケティング活動と当社取扱商品の品揃えの充実を図ること。日本のマーケットで今どのような商品が売れるのか、お客様のご要望を満たすのはどういった商品なのかを十分検討したうえで、価格やデザイン性も考慮しながら海外メーカーの商品を選定し、社内に提案しています。本来なら海外の展示会やメーカーへ商談に出向くのですが、今はコロナ禍で行けないのでオンラインカタログを活用。研究・産業・医療分野を中心に幅広い商品を扱いますが、法律上輸入できない商品もあるので、輸入業務グループで培った知識を活かしながらスムーズに輸入できる商品なのかも考えながら、商品選定を行うよう心がけています。

現在、ヨーロッパと韓国を担当し、海外メーカーとの折衝や既存品でトラブルが発生した際の電話・メール対応なども行っていますが、営業がお客様に商品を提案する際、データ(商品情報・特徴)が必要になるので、海外メーカーから正確なデータの収集にも努めています。最もうれしい瞬間は、お客様が求めている商品を提案できたとき。次もお客様目線で商品選定ができるよう頑張ろうと意欲が湧いてきます。今の私の一番のモチベーションですね。

大学まで授業がすべて英語だったため、日本の社会環境に入るのはアズワンからでしたが、入社してから日本語・英語双方のコミュニケーションスキルが磨かれ、自身の成長を感じています。今後の目標は、日本のマーケットに存在していない商品を発掘すること。お客様が何を必要としているのかを常に考え、新規サプライヤーと新商品の開拓に力を注いでいきたいと思います。

初のWebカタログ発表会を成功に導いたことが自信に。今後も新しいことに積極的に挑戦したい!/小才度さん

就職活動では、特に業界を絞ることなく幅広い企業を見ていたのですが、大学のゼミの先輩が面接を受けたことがきっかけでアズワンを知り、私もチャレンジすることに。面接では、それまでに受けたどの会社よりも自分の素を出せたことが嬉しくて当社を志望しました。

入社以来、一貫して所属している営業企画部は営業がより営業活動に専念できるように支援していくことと売上伸長のために様々な企画を行うことがミッションです。各種キャンペーンの企画、展示会への出展、総合カタログ発刊時のイベントの企画・運営など、売上と利益に直結した活動を推進しています。入社して3年間は一般職として、4年目の4月からは「職群転換制度」を活用し、総合職として勤務しています。一般職のときは業務的な仕事が多かったですが、総合職になってからは企画から運営までトータルに携わるようになりました。当然、責任も重くなりましたが、それ以上のやりがいを感じています。営業企画の仕事は、直接お客様と関わることはありませんが、この仕事は誰のために、どのような目的でやっているのかを常に理解しながら進めるよう意識しています。達成感が得られるのは、自分が企画したキャンペーンで売上がUPしたとき。目に見える形で成果が出るとグンとモチベーションが上がりますね。

私にとって成長の転機となったのが、2020年の総合カタログ発刊イベントです。例年、総合カタログを発刊すると全国各地の販売店様に赴き、カタログの発表会を行います。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響で急遽Webセミナーで発表会を行うことに。司会・進行を任されたのですが、前例がないため、知識もなく、手順もわからない状態。いろいろな業者と打ち合わせをしながら、どのように司会をしたらカタログの魅力が伝わるのかを必死で考えました。随分苦労しましたが、販売店様の満足度アンケートで約8割が「満足」という結果に、さらに社内の営業からも「好評だったよ」という声を聞き、初めての試みでしたが成功することができて本当に嬉しかったですね。この成功が自信になり、自身の成長を実感。次も新しいことにチャレンジしたいと思うようになりました。

今まではどちらかというと受身だったのですが、最近ではより自発的に動けるようになってきたように思います。今の仕事は間接的にお客様に関わっていますが、今後は直接お客様と関わる仕事をしてみたいですね。

学生の方へメッセージ

企業研究をする際は、企業の事業領域やどういったビジョンを持って事業を展開しているかに着目してみてください。そのなかで興味を持った企業があれば、まずはどういった仕事ができるのか、どのような人が働いているのかを知ること。そして、その情報をもとに自分のやりたい仕事が本当にできる会社なのか、働く人の雰囲気や価値観は自分に合っているのか見極めることが非常に重要だと思います。最近はインターネットなどでも多くの情報を得られますが、やはり実際に働いている先輩社員の生の声を聞くのがベスト。いろいろな話を聞いて、実際の仕事内容や社風をイメージしてみると良いかもしれません。

また、学生時代は社会人になるまでの準備期間ともいえます。アルバイト、部活などの課外活動に力を入れることもおススメします。挑戦や失敗、苦労からいろいろなことを学ぶチャンス。もちろん、学生の本分である勉強も大切ですので、さまざまなことに取り組んで知見を広げるとともに、自分の専門分野の知識も深めてください。そして、後悔のないようしっかりと企業研究を行ってほしいと思います。

【総務部 採用担当】

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お客様に喜んでいただける商品とサービスを提供するには部門間の連携が不可欠。ミーティングでは互いに意見を出し合い、納得がいくまでディスカッションを行います。

マイナビ編集部から

理化学機器のトップクラスサプライヤーとして不動の地位を築いている東証プライム市場上場・アズワン。カタログとWebを通じて「ビーカーひとつでも直ぐにお届けする」というビジネスモデルを掲げ、今や理化学機器分野だけでなく、産業機器分野、病院・介護用品分野まで幅広く成長分野へ参入。カタログ掲載10万点以上、Web掲載1,000万点超と少量多品種で圧倒的なアイテム数を誇る。4,500社を超えるサプライヤーや全国14,000以上の販売店様との強力な連携により、時代とともに変遷するニーズを確実にキャッチ。世界中からお客様のご要望を満たす商品を調達し、スピーディーに提供することによって業界トップクラスのシェアを獲得している。

2020年4月から中期経営計画を始動。「連続的進化への挑戦」をキーワードに掲げ、2025年売上高1,066億円を目標に次世代のビジネスモデルへ進化をめざし邁進中だ。今までのモノを仕入れて売るという商社の枠組みにとらわれず、「情報」と「情報」をつなぐ『HUB』、「ひと」と「ひと」をつなぐ『HUB』としての重要な役割を果たし、研究・医療に関わる人に最適な環境を提供する「アズワンプラットフォーム」を強化していくという。

“人を大切にする”同社では社員がイキイキと活躍できるよう働きやすい環境づくりに注力。福利厚生や社内制度の充実ぶりは群を抜いている。今回の取材を通して社員の挑戦を応援する風土が根付いていることを強く感じた。

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大阪のビジネスの中心地・肥後橋に位置するアズワン本社ビル。人・物事・仕事に対して誠実・謙虚に向き合う社員が多数活躍中。定着率抜群の働きやすい職場です。

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