最終更新日:2025/5/23

アイア(株)(アパレル事業部)

  • 正社員

業種

  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • アパレル(メーカー)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 広告
  • 通販・ネット販売

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

顧客満足とブランド価値の向上を見据え、挑み続ける

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やりたいことができるから、成長実感も果てしない

幅広い世代に人気のレディースブランドを展開し、“強いアパレル”として存在感を放つアイア。接客販売の最前線で活躍する店舗スタッフと、店舗の運営を支える直営課の若手社員に話を聞きました。

■大島 美帆さん(2024年入社)/写真中
COCO DEAL 新宿ルミネ2店
経済学部卒業

■日野 瑠美菜さん(2022年入社)/写真右
LOUNIE アトレ恵比寿店
文化情報学部 メディア情報学科卒業

■向田 太一さん(2022年入社)/写真左
COCO DEAL 直営課
経済学部 現代ビジネス学科卒業

先輩社員の1日

接客に加えレイアウト変更などの業務も担当。私に会いに来てくださるお客さまも多く、前回お選びいただいた服を着て、「見せに来たよ」とおっしゃる方も。(大島さん)
SNSはもちろん、ECサイトのコンテンツや卸先に送る動画の撮影など、販売以外にも様々な仕事を任せてくれるのが魅力。スケジュール管理を徹底しています。(日野さん)  
新店オープンの当日は私も店舗に入ります。出店の企画会議から参加していますので、オープン前からお客さまが並んでいらっしゃる姿に「よし!」と思いました。(向田さん)

【大島さん】対面で会話し、その人を知ることにより最適なコーディネートをご提案!

就職活動では「自分のやりたいことが実現できる会社」を軸に、業種を絞らず軸に合いそうな企業のインターンシップを受けました。ファッションはもともと好きですが、アパレル業界で参加したのはアイアだけです。インターンシップを通して、風通しが良くやりたいことにチャレンジできる企業文化を実感して「ここしかない」と決めました。

入社後はまず、2週間の新人研修を受けました。私は学生時代、アパレルショップでアルバイトをしていたのですが、そこではお客さまにあまりお声がけをすることがなく、接客スタイルがかなり違います。また、学生アルバイトの時は、ただ指示されたことをこなすだけでしたが、社員になると自ら考え、先を読んで動くよう求められます。研修では、実際に店舗でどのように動くか実践的に学ぶとともに、接客のロープレを繰り返し行いました。これにより不安がだいぶ解消され、配属から半年ほど経った頃には、自分から仕事を見つけて動けるようになりました。

配属ブランドは希望していたCOCO DEAL。お客さまと私の世代も近いため、気軽にお店に来ていただけるよう盛り上がるような会話をすることを意識しています。コミュニケーションを取るなかで最初の印象とは異なるお客さまの好みや、人柄などがわかるにつれ、先入観もなくなりました。実際に会わないと分からないお客さまの魅力を発見できることが、対面接客の面白さです。カジュアルな服装のお客さまが、「初めて好きな人とデートするんです」と恥ずかしそうに相談してくださった時は、全力でお客さまに似合うワンピースをコーディネートしました。その後、SNSのDMで「成功しました」と報告いただき、自分事のように嬉しかったです。そのお客さまはのちに、カップルでも来店してくださりました。

個人のSNSアカウントを持ったのは入社3カ月めのこと。自ら「やりたいです!」と手を挙げて開設しました。まだ半年ほどですが、私のSNSを見て「このお洋服ありますか」と来店してくださったり、ご来店された方にフォロワーになっていただいたりと手応えを感じています。接客にはその場限りのイメージがあるかもしれませんが、今はSNSの併用によりお客さまと日常的につながっている感覚があり、「服選びに役立てた」というやりがいもさらに増しています。今後も接客スキルを磨き続けるともに、もっと多くの方にCOCO DEALを広めていきたいですね。

【日野さん】エリア販売職から総合職に転換。トレンドの発信地で感性を磨き、個人SNSのクオリティも向上

私が最初に配属になったのは、LOUNIEのジェイアール名古屋タカシマヤ店です。ブランドの販売員に加え、百貨店で働く者としてふさわしい所作や言葉遣いが求められる環境だったので、接客スキルだけではなく、マナーも身に付きました。ただ、1年目は担当のお客さまがなかなか増えずに焦ることもありましたが、商品の勉強に力を入れたり、年上の方に可愛がってもらえる接客を研究したりなど、地道な努力を重ねました。それが2年目に実を結び、一気にお客さまが増えたのはとても嬉しかったですね。お客さまと信頼関係を築く大切さをこの店舗で学びました。

入社前はエリア販売職として、実家に近い店舗で長く働くつもりでしたが、その気持ちが変化したきっかけは新人の頃の都内研修です。銀座店や品川店で働き、お洒落感度の高いキラキラしたお客さまたちに接して、「東京に行けばもっと成長できるかも」と思うようになりました。そう簡単にはいかない、とも考えましたが、当社はやりたいことを率直に言いやすい社風です。東京で仕事をしてみたいと周囲に言い続けているうちに望みが叶い、3年目から総合職に切替。思ったより早く実現したことに驚きつつ、これまでの努力を認めてもらえた実感が湧きました。

現在は、アトレ恵比寿店で販売スタッフとして勤務しながら、個人SNSの“強化メンバー”としても活動しています。名古屋時代も個人SNSをしていましたが、強化メンバーになってからは他部署との関わりも増えました。定期的に本社のEC運営やプレスの方々とのミーティングを行い、打ち出しのタイミングや戦略を決定。動画の魅せ方や撮影方法などもきめ細かく相談に乗っていただいています。個人SNSはブランドをアピールする格好のツールであり、またSNSからECサイトに連携するなど、目に見えて売上につながる仕組みも構築されています。多くの人に「素敵」と思っていただくコーディネートを考えようと、ますます気合いが入っています。

この半年でフォロワーが2倍に増え、店舗にもSNSを見たお客さまが来店してくださるなど、接客販売にも効果が出ています。ただそこからは自分次第。お急ぎなのかゆっくり選ばれたいのか、どんなコーディネートをお求めなのか・・・的確にヒアリングして満足いただけるよう対応しています。今後は、これまでの経験を活かして、LOUNIEのSNSの分野を引っ張っていけるような存在になりたいです!

【向田さん】ブランドの運営を真摯にサポート。男性ならではの目線で店舗改善に貢献

入社前はそれほどアパレル業界に興味がなかった私。たまたま会社説明会の案内が届いて当社の存在を知り、興味が湧いて応募しました。他の業種もいくつか受けましたが、最も面接の雰囲気が良かったことが入社の決め手です。面接官との距離が近く、私個人をしっかり見てくれていると感じました。入社後、新作の発表会で企画チームから商品説明を聞く機会があったのですが、そこでデザイナーをはじめ、作り手のこだわりや熱い思いに圧倒され、今ではすっかり当社のブランドに愛着を持つようになりました。

配属先は私も名前を知っていたCOCO DEALに。直営課の一員として、1年目は店舗設備の管理、店舗で活用される資料作成など、あらゆる業務に携わることができました。全店をフォローアップしていたことや、性格的に誰かのサポートが好きということもあり、今もあちこちの店舗から相談されています。また、これまでに新店オープンの準備も複数経験しました。ある新店の立ち上げではネット環境の工事が遅れるトラブルが発生したことも。店舗が入る商業施設や通信会社の担当者と1日中電話で交渉を重ね、ぎりぎりオープンに間に合いました。裏方として駆け回り、多くのお客さまがご来店する様子や店舗スタッフが楽しそうに働いている姿を見るととても感慨深いです。

2年目の冬には担当店舗を任されるようになり、都内と東海、九州エリアの合計9店舗を受け持っています。基本は本社でやり取りしますが、店舗に行く機会も多いです。担当の仕事は、スタッフとこまめにコミュニケーションをとり、店舗運営を円滑にするための管理・サポート業務と、店舗ごとの売上分析業務がメイン。例えばお客さまを顧客とフリーに分けて分析し、売上が振るわない店舗については会議で改善策を立てたり、販促を考えたり。直営課のメンバーの中には、10年選手で店長経験を持つ先輩もいます。経験豊富な先輩と会議に同席するため最初は気おくれしましたが、若い私だからこその目線を活かしてほしいと言われています。担当店舗を持ってからちょうど1年が経ったので、今後は自分なりの意見をもっと積極的に発信していき、それをCOCO DEALの成長に繋げることが今後の目標です。

当社は50年以上の歴史を持ちますが、風通しがよく若手でもチャレンジしやすい環境です。一社員の私から見ても大変勢いのある会社ですので、学生の皆さんにとっても挑戦しがいがあると思います!

学生の方へメッセージ

当社の大きな魅力は社員の「やりたい」を歓迎する企業文化です。チャレンジの機会が多く、その成果をしっかりとキャッチして評価する制度も整っています。最近では社内インフルエンサーとして活躍する社員の「ブランド立ち上げにチャレンジしたい」という意欲に応え、立候補型のプロジェクトを初めてスタートさせました。企画から人事まで多岐にわたる部署から手が挙がり、自身の通常業務と掛け持ちしながらも皆さんモチベーション高く取り組んでいます。社内の新しい人材発見の機会にもなりました。こんな風にダイナミックなことができるのは、当社が安定した実績を維持しているから。強固な安定基盤があるからこそ、新しい事業や取り組みに意欲的に挑戦していけるのです。

もう1つの魅力は多様性を尊重する社風があること。実際、働いている社員の年齢や国籍のバリエーションも豊か。その理由のひとつとして、アイアブランドの商品がさまざまな世代に向けてデザインされている点が挙げられます。キャリアを重ね、ライフステージが変化した後でも、その人に合った仕事環境が見つかります。子育てをしながら店舗に立つ先輩たちも多く、スタッフ同士それぞれの背景を理解し、助け合いながら勤務しています。社員本人の希望や適性によって、ECサイト、SNS運営、プレスなどの部門への異動も可能で、多様な働き方ができる会社です。

(アパレル事業部 責任者/取締役 石川 慎太郎さん)

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「若手でも『こんなことがやりたい』とぜひ声を上げてください。技術や知識が不足していてもサポートできるメンバーが揃っています」と石川さん。

マイナビ編集部から

創業半世紀の節目から4年が経ち、新たな50年に向けて着実に歩みを進めているアイア。直近のトピックは個人SNSで活躍する社員の提案を受けて新ブランドを立ち上げたこと、そしてクオリティの高い製品で高く評価されるニット会社を傘下に迎えたことだ。とりわけ新ブランドに関しては、公募によるチームがポップアップストアの運営までチャレンジし、ショップの最高売上を記録するなど「かなりインパクトのある出来事だった」と石川取締役。店舗の販売スタッフがSNSでもブランドの魅力を発信し、集客につなげる手法は今では珍しくないが、「インフルエンサーになりブランド立ち上げへ」というワクワクする夢も同社なら叶えられる。

とはいえ、ショップ販売の根幹はあくまで接客。大島さんも日野さんも接客の楽しさをいきいきと語ってくれたが、それぞれに接客スタイルを確立し、自ら創意工夫する姿が印象的だった。また直営課の向田さんを通して、販売スタッフや店舗運営に対しどれだけのサポート体制があるかも可視化できた。「ファッションが好き」「接客が好き」といった地点からスタートして、意欲を引き出され、先輩たちに支えられながら大きく成長できる会社である。「販売スタッフも、多様なキャリアステップ・自己表現の場があり、実現させられる環境」という石川さんの言葉も深く心に刻まれた取材となった。

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接客販売とSNS担当を兼務するスタッフも多く「やりたい」と手を挙げればチャレンジできる。多角的な観点でスタッフを評価する制度も整っている。

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