IT業界について言えば、同じIT企業といっても業態はさまざまです。当社のように独立系として総合的にソリューションを手がける企業もあれば、専門分野に特化した企業、技術支援や派遣事業をメインとする企業など、企業の事業スタイルによって業務内容も、働き方も、キャリアも違ってくるでしょう。
そのため、まず「何をやっている会社なのか」について情報収集を行うことが、企業研究のポイントになります。各社のコーポレートサイトに紹介された実績・事例が参考になり、官公庁における実績については、各庁のホームページにも掲載があるので検索してみてください。
もう一つポイントに挙げたいのは、「新しい技術に取り組んでいるかどうか」。変化の激しいIT業界において、新しい技術・手法をフレキシブルに取り入れることが今後も企業成長のカギになるでしょう。例えば富士ソフトでいえば、AI、IoT、クラウドなどの先進技術にいち早く挑み、強みとしています。そうした面も意識すると、企業の将来性にも触れられると思います。
そして、効果的なのはインターンシップへの参加。社員の生の声を聞くことで、リアルな働き方や社風などがわかり、自分との相性も肌で感じることができます。社員に失敗談を聞いてみるのもおすすめです。周りのフォローはどうだったか、どう乗り越え、何を学んだかなど、社員の価値観や会社の社風を知る手がかりになるでしょう。(三好さん)