最終更新日:2025/5/16

いすゞ自動車(株)

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

事業について伝えたい

未来の「運ぶ」を創造するため、どこまでもチャレンジできる組織に

PHOTO

採用メンバーが語る“ISUZU”の魅力

商用車メーカーとして高い技術と実績を誇るいすゞ自動車(株)。事業の強みや求める人物像、社風について、採用グループの先輩社員3名にヒアリング。それぞれの視点で会社について語っていただいた。

■人事部採用G Y.C.さん

■人事部採用G O.Y.さん

■人事部採用G I.A.さん

いすゞ自動車の魅力

強みであるディーゼルエンジンの技術を活かしながら、商用車とパワートレインの2大事業を展開。世界150カ国以上を舞台にあらゆるニーズに応える商用車を製造している。
同社を代表する小型トラック「ELF(エルフ)」。2023年にフルモデルチェンジし、量産型のBEV(バッテリー式電気自動車)の新型小型ELFを発売。商用BEVの社会実装に挑む。
2022年に移転した本社8階には多目的スペース「Yokohama Terrace」があり、仕事や食事ができる交流拠点となっている。食堂では定食が300円から販売され、社員からも好評だ。

世界中の「運ぶ」課題を解決しながら、商用車業界の発展にも貢献する企業

トラック、バス、消防車、救急車、除雪車…。当社が手がけているのはお客さまのビジネスを支える商用車です。中には美術品を運ぶ専用車や飛行機の乗降時に使用するタラップ車両といった珍しい車もあり、多種多様なお客さまのニーズに合わせ、カスタマイズして製造しています。多品種少量生産であることが乗用車と大きく違う点ですね。国内の物流の多くはトラックで運ばれており、物流や人流といったインフラを支えるこの仕事は、社会を支える役割を担っているといえます。

自社のブランドである「ELF(エルフ)」は日本を代表する小型トラックだと自負しています。ELFは時代とともに進化を続け、2023年に量産バッテリーEV(以下BEV)である新型小型ELFを発売。商用BEVの社会実装に向けて大きな一歩を踏み出しました。EV車の開発でも“お客さまのビジネスをサポートする”考えに変わりはありません。路線バスにおいては、充電に時間を取られない交換式バッテリーを採用するなど、時間がないドライバーの助けになることを第一に考えています。

当社のフィールドは世界に広がっており、150カ国以上に展開。売上の約7割が海外というグローバル企業としての顔も持っています。例えば、タイをはじめとした東南アジア諸国では農業などの自営業を営んでいる方が多く、商用車・自家用車両方の側面から、ピックアップトラックを含めたLCVが人気です。道路があまり整備されていない場所では、悪路でも走ることができる車の需要が高く、販売量の3~4割を占めています。どんな環境でも現地の方の暮らしが快適になるように、各国のニーズに合った商品を提供することで、国内だけでなく国外のインフラにも貢献しています。

近年、2024年問題やeコマースの台頭により世界でドライバー不足が深刻になっています。解決策の1つとして注目されているのが、自動運転。当社では、自動運転の実現に向けて官公庁や政府と共同開発しており、自動化できたときには物流業界に与えるインパクトが非常に大きいのではないでしょうか。そのほかにもトラックのコンディションを確認できるIoT「コネクテッド・プレイズム」などの先進技術の開発にも注力しており、これからも商用車メーカーとして世界の“運ぶ”を支え、創造するために新しい分野に挑んでいきます。
(Y.C.さん、O.Y.さん)

若手のうちから大きなプロジェクトを経験。チャレンジしたい人には最高の環境

社会課題を解決するために、あらゆることに挑戦できる組織づくりを進めており、若い方ならではの発想に期待しています。そのため、早くから大きなプロジェクトに関わることが可能です。「社歴が浅いからこれができない」という価値観はあまりないですね。担当するプロジェクトの内容によりますが、先進技術が搭載された製品の企画担当に5年目の社員が、大型トラックのフルモデルチェンジに配属されて間もない社員が抜擢されたこともありますし、海外出張も早ければ入社3年目ごろから経験できます。かなり早くからダイナミックな仕事に携わり、多くの経験を積むことができるので、そこで得た経験は社内のDX化の部署などさまざまな場で活きると思います。

私は昨年秋に入社したばかりですが、早速大きな仕事を任され、大勢の学生さんの前で会社の説明やインターンシップのファシリテーターをしています。「入社して間もないのに信頼して任せていただけた。だからこそしっかり勉強しなきゃ」という気持ちになりますね。当社はマネージャーが若手の育成も兼ねて業務を任せるので、責任を丸投げするわけではなく最大限にサポートする環境が用意されており、安心して成長していけます。ただ、受け身ではなく自分でキャリアを選び取る主体性は求められると思います。

そんな当社で活躍しているのはやはり積極性がある人です。役員とコミュニケーションを図れる催しに参加し、経営陣が今何を考えているのかをキャッチアップするなど、アンテナが高い方は、得た情報をもとに自分のやりたいことをアピールしています。また、少数精鋭なので、開発や営業など違う組織と連携してプロジェクトを進める機会がたくさんありますし、「これは私の仕事じゃないです」と言っていてはうまくいきません。プロジェクトの中でどうしたら価値を創出できるか、どのように貢献していくかなど、広い視野で考えられる方が活躍していますね。
(Y.C.さん、O.Y.さん、I.A.さん)

頑張る人をチームで応援。見守られている安心感がある

当社には、チャレンジする人を応援する社風が根付いていると感じます。私は採用経験がないまま入社し、採用グループへ配属されましたが、上司に「こういう人を採用したい」「こういうパフォーマンスを最大化したい」と意気込みを伝えたところ「インターンシップの仕事から少しずつやってみようか」と提案されました。未経験にもかかわらず重要な仕事を任せてもらっていることに思いやりを感じますし、やる気も伸ばそうとしてくれる。チームの温かさをすごく感じますね。

また、経営層との距離が近いことも魅力です。若手でも大きなプロジェクトに関わり、いろいろな部門や役職の方と接することが多いからでしょうか。上下関係を感じない、フラットな雰囲気があります。若手の考えを知るために役員とのランチミーティングも開催されていますが、この規模の会社になると役員の席もわからず、話したことがないことも少なくないので、貴重な機会だと思います。参加した社員からも「すごくフランクに話せた」「自分の考えを伝えられてよかった」と好評です。

さらに、どんなライフステージでも働きやすい制度も完備しています。月に1回以上、1on1で上司に仕事の相談ややりたいことをアピールできる場があり、在宅勤務や時短勤務制度など、自分に合ったワークスタイルも相談できます。定時の1時間前に退社して保育園に子どもを迎えに行き、夜に在宅勤務で仕事をしている先輩もいますね。フレックスタイム制度は子どもが小学3年生になるまで利用可能なため、生活とのバランスを取りながら、自分に合った働き方を叶えられることが当社の魅力の1つだと思います。1on1では仕事面での評価内容のフィードバックももらえるため、与えられた課題に対してやるべきことをすり合わせることができ、社員のモチベーションアップにもつながっています。

当社は社員の誰もが安心して活躍できる環境がしっかり用意されています。商用車を通して社会インフラを支え、新しいことを生み出していきたい、そんな挑戦意欲が旺盛な方とぜひお会いしたいと思います。
(Y.C.さん、O.Y.さん、I.A.さん)

学生の方へメッセージ

「研究の内容を活かしたい」「グローバルに活躍できる人材になりたい」など軸をしっかり持っている方が入社後のミスマッチが少ないと感じます。自分にとって一番大事なことは何かしっかり考えてみてくださいね。わからないときは、先輩やOB社員に積極的に相談してみましょう。周りに頼りながら最適なキャリアを見つけてください。
(Yさん)

売り手市場ですが、新卒は人生で一度きり。皆さんには悔いのない就職活動をしてほしいと思います。そのためには興味のある企業の情報は“全て”取りにいくことが一番。会社説明会などに参加することも大事ですが、自分で時間や手間をかけて情報を取りにいくことも意識してみてください。納得のいく就職活動になるよう応援しています。
(Oさん)

皆さんの中にはどの会社を受けるか迷っている方もいると思います。少しでも気になる分野に関わる会社があれば、興味がない企業でも積極的に調べてみてください。例えば自動運転が気になっているけれど、いすゞ自動車には興味がないという方もいると思います。ぜひインターンシップなどに参加して“気になること”を深堀してみましょう。そうすることで、自分がやりたいこととマッチしているかが見えてくるかもしれません。
(Iさん)

PHOTO
少数精鋭の組織なので役員や上司に意見を伝えやすく、大きな案件に関わることができるチャンスも多い。チームとしてサポートする仕組みがあり安心して成長していける。

マイナビ編集部から

日本の物流の約9割はトラックが運んでいると言い、それだけにトラックの環境性能などの影響は大きい。いすゞ自動車(株)は商用車の先進的企業として、世界の “運ぶ”を支え、創造してきた会社であり、自動運転などの新しい技術でインフラの可能性を切り拓くやりがいを感じることができるだろう。

同社では、入社後数年でフルモデルチェンジに携わることも珍しくない。上司との面談も多く、若手の「やりたい」気持ちを尊重しながら育てる体制が整っており、今回取材に対応してくださった先輩社員も、入社してすぐに大きな仕事を任されたそうだ。

さらに同社では、2024年問題などの課題に応えるために、挑戦できる組織へと改革を進めている。取材では「制限なくあらゆる分野に挑戦できる組織に」という言葉も伺えるなど、意気込みが伝わってきた。今後はこれまで以上に若手が活躍するシーンが増えそうだ。

いすゞ自動車(株)では誰もがチャレンジャーの1人として活躍することができ、そのフィールドは150カ国以上に広がっている。ぜひこの記事を読んでいる皆さんにも世界を舞台に“運ぶ”のスペシャリストとして活躍してほしいと感じた。

PHOTO
大きな社会課題を解決するために新しいことに挑戦する姿勢を大事にしている。AIを活用した新規事業を社内から募るプロジェクトなど、個々のアイディアを活かせる場は多い。

トップへ

  1. トップ
  2. いすゞ自動車(株)の取材情報