最終更新日:2025/4/21

ネッツトヨタ札幌(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 損害保険
  • 生命保険
  • 商社(通信)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域のトヨタ車ディーラーとして、オープンで誰もが立ち寄りやすいショールームを展開

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連携しつつスタッフ一人ひとりが役割を果たし、活躍できる環境!

設立から60年あまりにわたって地域に根差し、常に新しいカーライフを提案してきた『ネッツトヨタ札幌』。より良いサービスを目指す店長と若手スタッフ2名に、働き方、職場の風土、そして目標などを伺った。

■営業スタッフ 大西 魁さん/2022年入社
 ネッツトヨタ札幌 プラザつきさむ(写真右)

■営業スタッフ 柿本 透野さん/2018年入社
 ネッツトヨタ札幌 プラザつきさむ(写真左)

■店長 小林 憲人さん/1993年入社
 ネッツトヨタ札幌 プラザつきさむ(写真中央)

上司として、先輩として、下の世代に伝えたいこと。

生意気ぐらいの方が良いと思います。わがままということではなくて、自分の考えをきちんと主張するような後輩なら、ドンとこいという感じです!(笑)(大西さん)
好きなことを仕事にする選択肢も一つですが、魅力ある会社を選ぶことによりさらに充実感が増します。そう考えると私は当社を選んで正解だったと感じています!(柿本さん)
社会に出ると、きちんとしなければならない部分はありますが、学生時代の元気さは抑え込む必要ないと思います。自分のスタイルを大切にしてほしいですね。(小林さん)

何気ない会話を通して、お客さまとの信頼関係を築く。人生の先輩から知らないことを学べるのも楽しい!

ネッツトヨタ札幌に入社し、3年目になりました。初年度は、先輩への同行で営業の仕事の流れを学び、店舗に配属。実践の中で少しずつ仕事に慣れていきました。そして2年目、営業成績で表彰される社内の新人賞をいただきました。どうすれば受注に結びつけられるか、模索すると同時に、当時の店長が推進していた自動車保険の拡販方針に従って、迅速な事故対応などディーラーならではのメリットをご案内し、実績を上げることができました。受賞できたのは店長をはじめ先輩たちのお陰だと実感しています。

現在は、先輩から引き継いだり、自分が受注したお客さまのフォローをメインとした営業活動を行っています。平日は個人のお客さまの多くが仕事をされているので、法人のお客さまにご挨拶に伺ったり、ご年配のお客さまを訪ねたりしています。車の調子などをお聞きするほか、自社で開催するイベントの告知、新型車のご案内などもしていきます。車検のタイミングをみて査定や買い替えのご提案をすることもありますね。同時に、近所のお宅にご挨拶し、当社のことを知っていただく活動も行っています。

お客さまへの対応でいつも意識しているのは、何気ない会話。近所にできた新しいラーメン店に行ってきたこと、ご紹介いただいたキャンプ場を利用しての感想など他愛のない話が多く、車の話はほとんどしないこともあるくらいです。私はまだ3年目でお客さまとの付き合いも浅いため、まずは私のことを知ってもらい、信頼を寄せていただけるようになることが大切だと考えています。長い人生経験をお持ちのお客さまから、自分の知らないことを聞けるのも、この仕事のおもしろみですね。

私は小学校から大学まで野球に親しみ、ネッツトヨタ札幌でも社内のチームに所属して“現役”を続けています。朝野球ですが、ディーラー対抗の大会にも参加。メンバーは同期から店長や常務など役員もおり、拠点を超えて和気あいあいと活動しています。普段は顔を合わせない社員同士の交流の場として、お互いに学ぶところもありますね。ほかにも、バレーボールの同好会にも所属しています。楽しめる場面も多い環境ですが、仲間であり、よきライバルでもある同期の中で一番を目指すという当初からの目標は変えず、努力していきたいと思っています。
(大西 魁さん)

商談から店舗のレイアウトまで、幅広い業務を担える楽しさ! 車好きではないからこそ、出会えた仕事の魅力

早いもので私は入社7年目ですが、そろそろ中堅と呼ばれる年代かもしれません。車には全く興味がなかったのですが、営業職をやってみたいと思っていたこともあり、どうせなら自分にとって未知の世界に飛び込んでみたいと考えて、自動車販売の道を選びました。複数のディーラーを受けましたが、札幌圏が中心で全道転勤がないことに加えて、女性スタッフの働き方や役割が明確で、ここで勤務するイメージができたことも、当社への入社を決めた大きな理由となりました。

自分が担当し、車をご購入いただいたお客さまを訪問することはありますが、私は基本的に外回りの営業活動は行っていません。事務所で、お客さまからの電話対応、車検などのご案内の発送といった業務を行うと同時に、ショールームでお客さまの応対・商談を行うことが中心。転勤する営業スタッフから引き継ぐお客さまのフォローもしています。また、ショールームの飾り付けやレイアウト、新車のPOP制作、イベントのチラシ作成など幅広い業務を担えることに、私はおもしろみを感じています。

自動車ディーラーは、女性一人では入りにくいイメージを抱かれがちですが、そんな時、私がいることで安心していただければうれしいと思っています。商談になった時も、難しい専門用語などは使わず、「これは、走行に必要な部品なんです」など、わかりやすく伝えることを心がけてきました。そうした中、私も入社2年目に新人賞を受賞しています。積極的に先輩の商談に同行させていただき、会話のセオリーなどを学び実践していきました。「ほかも見てきたけど、やっぱり柿本さんから買います」と戻ってきていただけるお客さまも増え、実績が生まれていった結果です。

業務を行う中で私が意識しているのは、楽しく商談できる雰囲気をつくること。お客さまの出身地、休日の過ごし方、流行など、いろいろなお話をする中で共感ポイントを見つけ、ちょっと盛り上がり笑顔になる。そういったところから、信頼関係を深めていければと思っています。私は、去年よりも良い数字を残すことを目標にしており、今後もそのスタンスは続けていくつもりです。ちなみに私は、車には詳しくなりましたが、今でも車が大好きという訳ではありません(笑)。でも、仕事においては自分で思いっきり飛び込んだからこそ、出会えた楽しさを今は感じています。
(柿本 透野さん)

家族のように和気あいあいと働ける職場づくりを通して、お客さまが楽しさを感じてもらえる空気感を目指す!

エンジニアとして長く勤務し、点検・修理を受け付けるサービス部門へと異動してアドバイザーを務めた後、店長となり7年目に突入。今春からプラザつきさむに配属となりました。私は、店舗の雰囲気づくりが好きで、お客さまが入ってきた時に、楽しさを感じてもらえるような空気感を大切にしたいと思っています。今の店舗は、大きな通りに面しているので、たとえば中まで見えるようにして入口でポップコーンを焼くなど、“何をやっているんだろう?”とふらっと立ち寄れるようなオープンな店にしたいと考えているところです。

そのためには、スタッフ自身が楽しく働けなければなりません。みんなが元気に声を出している、明るい雰囲気の店を目指して、まずは私から声を出し、話しかけることで気がねなく声を出せる環境づくりを進めています。朝起きて、出社することが楽しみになるような職場が理想で、よく耳にする言葉かもしれませんが、文字通り家族のような関係で、わきあいあいと働ける店舗にしたいですね。同時に、コンプライアンス(法令遵守)には細心の注意を払い、これまで以上に意識を高めていきます。

営業スタッフは売上目標を持ちますが、それは、みんなで力を合わせて達成すべきものだと考えています。また、高い目標を設定するというよりは、たとえば車検や点検の予約、車関連グッズの販売など、少し努力すれば手の届く目標を立て、結果を出す喜びを知ってもらう。そして、しっかりと評価することで自信をもち、モチベーションを高めてもらうといった取り組みにも力を入れていきたいと思っています。そのうえで、一人ひとりの得意分野を見極め、仕事を任せることで、その能力をさらに伸ばすことができれば良いですね。

店舗づくりに関しては、若い世代もいろいろなアイデアを出してくれています。それに応えて、新しい取り組みをどんどん実現したいと思っています。その一つがインターネットでの情報発信。SNSのアカウントを店ごとにつくり、日々のできごとやお勧めの1台などをアップしていくと、意外な反響を得られることもあるんです。また、Web会議サービスを使って各店舗を結び、リアルタイムでゲームをするといったイベントも行っています。若手の自由で天真爛漫な発想を大事にし、しっかりと支えていきたいと思っています。
(小林 憲人さん)

学生の方へメッセージ

私は、早い段階から企業研究をスタートしていました。じっくりと企業選びすることや企業関連のイベントに参加する機会は、基本的に1度しかできないので希望していた営業職に限らず、ほかの職種なども研究してみれば良かったなと思う部分もあります。結果的に当社に決めていたと思いますが、もう少し視野が広がったかもしれません。皆さんはぜひ、積極的に幅を広げて自分に合う会社を見つけてほしいですね。 (大西さん)

元々自分では考えていなかった仕事の話を、企業訪問で聞いたことがきっかけで入社しました。その経験から、あえて視野に入っていない企業や仕事も研究してみることをお勧めしたいですね。一方、私は自己分析の結果で営業職を志望していました。まずは、あまり枠を設けずに見てみることで自分に合う仕事が見つかるかもしれません。(柿本さん)

ガソリンスタンドのアルバイトがきっかけで車が好きになり、整備士として今の会社に入りました。その後、サービス部門でお客さまと接する楽しさを知り、自分にとってそれは良かったと感じています。好きなことを仕事としても、また別の刺激を得たいと思うようになるかもしれません。その時は、方向転換するのも悪いことではないと思います。そのためにも、まずは思いが向いたところで挑戦してほしいですね。(小林さん)

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店舗ごとに雰囲気は異なるものの、スタッフ同士、職種の壁を超えて協力しあう風土は同じ。信頼関係が強く、指摘なども気軽にし合って、より良い店づくりを目指している。

マイナビ編集部から

『ネッツトヨタ札幌』は、1967年にかつてのトヨタ車ディーラー・トヨタオート札幌として設立され、札幌圏のいわゆるモータリゼーションを牽引。'98年に現社名となり新車販売21店舗、中古車販売5店舗を展開。

新車拠点の一つであり今回、営業スタッフおよび店長にお話を伺ったプラザつきさむは、札幌市営地下鉄・福住駅の近く、国道36号に面して店舗がある。弾丸のような速さで敷設されたことから弾丸道路の異名を持つ、北海道内でも有数の幹線道路には日々、多くの車が走る賑やかな場所ということもあり、店内にも活気が感じられる明るいイメージのショールームだ。

「トヨタ車の購入を検討する顧客が、入店した際に楽しさ、気楽さを感じられる空気感のある店にしたい」と、新たに同店に着任した小林店長の言葉。車は、高価な買い物ということもあり、たとえば購入したい車種が決まっており、見積もりがほしいといった明確な目的がなければ、少し入りにくいといった雰囲気が確かにある。それがわかるからこそ、気軽に入店し雑談ができるような店づくりにこれまでも取り組んできたという。

スタッフとしてお話を聞かせてくれた柿本さん、大西さんともに2年目の営業成績を表彰する新人賞を受賞しているが、いずれも先輩から実践的に学べる場があり、店舗のスタッフが協力してくれたお陰なのだと話す。チームとしての意識を持ち、自然に連携し合う風土が垣間見えた。

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ステンドグラスの間接照明で落ち着いた雰囲気のレディースコーナー、木製遊具の揃ったキッズコーナーなどが完備され、誰もが来店しやすいショールームとなっている。
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