最終更新日:2025/4/22

(株)KSK【東証スタンダート市場上場】

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東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

経験ゼロからITのプロフェッショナルへ。成長できる環境がKSKにはある

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支えてくれる仲間がいるから、前を向いて挑戦できる

KSKではITを専門的に学んでこなかった人材も数多く活躍している。直属の先輩後輩であるM.H.さんとF.M.さん、エンジニアから採用担当に転じたS.M.さんに、KSKに秘められた可能性について聞いてみた。

M.H.さん
ネットワークサービス事業本部 プラットフォームエンジニアリング事業部
大学院化学生命工学科修了/2017年入社

F.M.さん
ネットワークサービス事業本部 プラットフォームエンジニアリング事業部
生命科学部食品科学科卒/2022年入社

S.M.さん
HR本部 人材開発部
法学部法学科卒/2020年入社

先輩たちのお仕事拝見!

M.H.さんはプロジェクトリーダーとして、サーバ構築案件を数多く率いてきた。社会的に影響の大きなITインフラに携わっているだけに、やりがいも大きいという。
面倒見のいい先輩たちに支えられながら、F.M.さんは知識と経験を増やしつづけている。会社内の委員会活動にも参加して、アクティブに仕事を楽しんでいる。
文系出身からITに挑戦したS.M.さん。現場での経験を経て採用担当者となった今、KSKの魅力をしっかりと学生に伝えていきたいと意気込む。

【先輩後輩対談(前編)】ITの基礎の基礎から学習できるのが心強い

F.M./学生時代は食品について研究していたのですが、会社探しを進めるなかで多くの人と関わりながらチームで仕事がしたいという思いが強くなり、人と人との関係性が仕事の成否に直結すると聞いたIT業界に興味を持ちました。チーム制を敷いているKSKには、私の理想とする環境があると直感。お互いに感謝の気持ちを述べ合う「Smile Card」など、人との距離を縮める取り組みにもひかれて入社を決めました。

M.H./私もITとは関係のない学科出身ですが、個人的にパソコンを自作したりプログラムを組んだりしていましたから、会社探しではIT企業を志望しました。KSKに関しては“喫煙者0%”という数字を達成している点に着目。会社全体で結束していないと実現できない数字ですから、会社が標榜するチーム制が浸透しているのが伝わってきたのがKSKに決めた要素の一つです。

F.M./私は全くIT未経験でしたので、研修が整っていたのも安心材料でした。入社後1カ月間は全事業部の新卒が集まってITの基礎を学び、5月からは配属が決まっていたネットワークに関する研修を受講。8月いっぱいまでは技能者認定の取得を目指したり、課題に関して調べた物事をパワーポイントにまとめて発表したりしながら、学びを深めていきました。

M.H./10月になるとFさんは私のチームに配属されました。私自身、主にサーバの構築を専門としており、これまでに銀行や官公庁などの案件を数多く手掛けてきています。提案をするにしても論理的な根拠を求められることが多く、その点を意識したマネジメントを心掛けています。

F.M./かなり難しい案件にもトライしたそうですね。

M.H./約2年間、大きな金融系の案件で初めてプロジェクトのリーダー(PL)的な立ち位置を任されました。要求が二転、三転するなかで、関係者とコミュニケーションを密にとることを強く意識しました。人と人とが協力し合ってこそ、課題を乗り越えられる。そんなことがよくわかった一件となりました。今はFさんと2人で自治体のサーバ構築に携わっています。

F.M./私はドキュメント制作などを手掛けつつ、お客さまの打ち合わせの議事録の作成などに携わっています。全く予想もしなかったエラーが発生したときなどは私では対処できないので、Mさんには頼りっぱなしです。研修で学んだことだけでは通用しないと思い知らされています。

【先輩後輩対談(後編)】疑問をためらうことなく発信できるのがKSKの良さ

M.H./この数年はPL的な立ち位置を継続しており、お客さまとのやり取り、各種方針の決定といった部分に関わりつつ、後輩育成に関しては重点的に取り組んできたつもりです。ネットワークやサーバは外から見てわかりにくい世界。だからこそ、若い人に少しでも興味を持ってもらえるように、目の前のサーバにはどういう技術が用いられて、どのように利用されているのか、丁寧に解説していくのを意識しています。

F.M./Mさんに質問をするとわかりやすく教えてくれますし、一度で覚えきれなかったことを再度質問しても、根気強く解説してくれます。おかげで少しずつ、できることの幅が広がっています。

M.H./Fさんはわからないことをそのままにせず、積極的に質問してくれます。さらには得られた知識をもとに行動に移しているので、一歩ずつ成長できているのだと思います。

F.M./4月の時点では全くわからないことばかりだった私も、1年目が終わろうとする今では、理解できる物事が増えてきたと感じています。仕事の中で成長できるのは、ITに携わる面白みです。

M.H./自己成長を感じられるのはやりがいにつながりますよね。私はPLを任されるようになってからは、お客さまや関係者と連携してより良いシステムを形にしていくプロセスにも楽しさを感じています。お客さまの要望に迫り、満足してもらえる形を導いていくというのはPLならではの醍醐味です。

F.M./私もいつかはMさんが担当している“お客さまと話す”というところにも主体的に関わっていきたいと思っています。そうすればもっと広い視点から構築に関わっていけるはずです。

M.H./私はサーバの中でも特定カテゴリに長く携わっており、ここでは安定した技術を提供できていると思っています。ただ、ITインフラというとクラウドやセキュリティといった観点も求められますので、その部分の知識も蓄えながら、より広い視野を持ってプロジェクトを運営してみたいですね。

F.M./私は事業部内の組織向上委員会活動にも参加しています。今の事業部の在り方をより良くするべく、世代を超えた社員で話し合っているのですが、改めて上下関係の枠を超えてコミュニケーションができる会社だというのがよくわかります。

【S.M.さん】ITエンジニアから採用担当へ。KSKの魅力を広く伝えていきたい

会社探しを始めた当初は銀行や保険会社を目指していましたが、話を聞いてもピンとくるものがなくて悩んでいたところ、IoTなどの新技術が次々と登場するIT業界に興味を覚えるようになりました。KSKの場合、教育体制が整っていますから全く未経験だった私にとっては安心できましたし、社員の皆さんの雰囲気が柔らかく、私の話にしっかりと耳を傾けてくれる様子に心ひかれるものがあって入社を決めました。

入社後は例年、5カ月にわたる研修が開催されます。私の代はコロナ禍でしたからイレギュラーな形だったものの、同期がチームを組んでお互いに教え合いながら資格試験の合格を目指すという形態は例年どおりでした。同期同士で励まし合いながら一歩ずつ成長を遂げることができました。

配属後は官公庁のITインフラ構築案件に関して、作業者全体のマネジメントを担当。わからないことばかりでしたが、先輩の指導を受けながら一つひとつ身に付けていきました。その後は大手IT企業が提供するクラウドサービスの技術支援を手掛け、顧客によってどういうサービスが必要なのか、具体的に企画していくことになりました。途中から私も担当を持つようになりましたが、痛感させられたのは、一人でできることには限界があること。チームで連携するからこそ難しい課題を乗り越えられるのだということがよくわかりました。

3年目後半には社内の公募制度「New Career Challenge」を利用して、人材開発部に異動しました。以降は、主に新卒採用に携わっています。もともと採用の仕事には興味があり、魅力あふれるKSKの“人”の部分を求職者に伝えていきたいと思っていたことに加え、会社経営に関わる責任ある仕事にもチャンレンジしたいと思い、手を挙げました。

「New Career Challenge」は異動した人材を育て上げ、KSKの新しい未来を描いていくコンセプトの制度ですから、直後から会社説明会のMCを任されるなど重要な役割を担うことができています。社内の業務に携わるようになったおかげで、どういう動きをして会社が成り立っているのか、経営の全体像が見えるのも面白いですね。まずは採用担当としてしっかりと学生に向き合うのが当面の目標。その上で業界全体、ひいては世の中全体の採用の動向なども頭に入れて、KSKができることを探っていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

採用担当となって以降、KSKのさまざまな部署のメンバーと話をするようになりました。そのなかでは各チームで開催する「読書会」、感謝の言葉を伝え合う「Smile Card」といった会社発信のさまざまな施策が、現場でのコミュニケーション醸成に大きく貢献しているという声がよく聞こえてきます。

そもそもチーム制を敷いている当社では社員同士の連携がスムーズで、お互いに支え合いながら成長を果たしていくことができます。ITについてよくわからないという学生も、チームのメンバーの支えを受けながら、成長を遂げられるはずです。協調性や学んでいくという意欲を携えて入社してほしいですね。

会社探しに迷っている学生も多いでしょうが、そんなときは改めて自分自身の目標や目的を見直してみてください。学業でも社会生活でも言えることですが、漫然と今を過ごすだけでは「なぜ自分がその場所にいるのか」がわからなくなってしまいます。しかし、目標や目的に向かって突き進んでいれば今の時間は決して無駄ではないと思えますし、モチベーション高く歩んでいけるはず。そして目標や目的を持つために、まずは今の自分に何ができて、何ができないのかを把握すると、自然と進むべき道が見えてくると思いますよ。
(S.M.さん)

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採用担当者のお二人。「言われたことをやるだけでなく、枠を超えた発想をする若い力に期待しています。好奇心を持って何事にも取り組んでください」と学生にエールを送る。

マイナビ編集部から

IT企業として半世紀近くもの歴史を紡いできたKSKでは、ハードウエア、ソフトウエア、ネットワークというIT全般に裾野を広げた事業を展開している。今回の取材では3人ともネットワーク関連の部署に所属していたが、サーバ関連も含めたITインフラ全般で実力を発揮しており、官公庁などの重要案件を任されているのはインタビューにあったとおりだ。

一方、ハードウエアでは医療機器やOA機器などの組み込みソフトウエアのほか、半導体設計も手掛けるなど果敢に領域を拡大。ソフトウエアでは企業の受託開発のほか、住宅業界向けパッケージシステムでは業界で大きなシェアを獲得するなど、アクティブに活動している。活躍のフィールドが広いというのがKSKの事業基盤の安定につながっているのは間違いない。

社員を5~10名程度のチームに分けて仕事を進めているのも同社の特色だ。おかげでお互いに支え合いながら仕事を進める文化が醸成されているから、経験の浅い新人も安心して溶け込める。また、月1回、上司との1on1ミーティングを通して自分のキャリア形成や現在の課題などについて相談できる場も用意。さらに現在はオンライン懇談会に形を変えているが、バーベキューを通じて交流を温める「BIC制度」も社員の絆づくりに一役買っている。人の力がITを支えているのをわかっているからこそ、KSKは社員のつながりを大切にしているのだと感じた。

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本社は東京都稲城市にあるが、各地にサテライトオフィスを設けており、エンジニアたちの連携の場として活用している。研修施設であるKSKカレッジは本社に併設。

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