最終更新日:2024/9/11

(株)コア【東証プライム市場上場】

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東京都

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探そう!理想の先輩・働き方

「ソリューションメーカー」として、あらゆる分野にチャレンジしています!

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システムエンジニアとして三者三様の活躍

ITソリューションメーカーとして多岐にわたるビジネスを展開する同社。ここでは3つの部署に在籍する3名から、それぞれの業務内容や仕事のやりがい、会社の魅力などについて話を伺いました。

S.A.さん/ビジネスソリューションカンパニー/2019年入社
Y.Y.さん/プロダクトソリューションカンパニー/2018年入社
T.Y.さん/エンベデッドソリューションカンパニー/2019年入社

先輩社員から一言

「現在はコロナ禍のため自粛中ですが、社員同士の交流を図る一環として、ソフトボールやボウリングなど、さまざまなスポーツイベントが開催されています」(S.A.さん)
「心配性が短所だと思っていたのですが、慎重に物事を運ぶ際にこの気質が役立つことがわかりました。ネガティブな点をポジティブに変えていく視点は大切です」(T.Y.さん)
「就職活動中に先輩社員たちと話をする機会があり、皆さんがいきいきと自分の携わるプロジェクトについて語っていて、この会社で働きたいと入社に至りました」(Y.Y.さん)

ライフライン分野の業務システムを担当。設計からプログラミング、リリースまでを一貫して担当

ビジネスソリューションカンパニーは、金融・製造・流通・公共向けのシステムを開発している部署です。私は当部署で、ガスや電気を扱うライフライン分野のお客さまを担当しています。主な仕事は、お客さまが利用される業務システムの維持管理や改善。具体的には、システムを利用するなかでわからないことがある場合のお客さま対応やプログラムの改善、新機能の追加などに携わっています。

入社からSEとしてさまざまな業務に関わってきましたが、特に印象に残っているのは、開発・テスト・納品まで一貫して担当した案件です。
システムで新機能を追加することになり、私が開発を担当しました。納品までの作業量や日数を割り出してスケジュールを組み、設計書を作成。プログラムを組んで稼働テストを行い、リリースするまでの全ての工程を私が中心となって担いました。先輩にフォローしてもらいながらとはいえ、開発の上流から下流までの一連の流れを経験したことで、SEとしていい経験ができたと思います。

開発業務は試行錯誤の連続です。設計書をベースに一つずつ動作するようにプログラミングしながら、うまく動作しない場合はアプローチを変えて実装してみる工程を繰り返します。こうした開発過程にも私は楽しさを感じています。

業務ではコミュニケーションを大切にしています。実はあまり人と話すのが得意ではないと感じているのですが、仕事ではいろいろな方とやり取りして、自分の言いたいことを正確に伝える必要がありますし、一方で相手の考えを正確に理解する必要もあります。また自分ではこれで大丈夫だろうと思いながら作業を進めてしまうと、その後に不具合が起こったときに、リカバリが大変になってしまう場合もあります。業務で不安や疑問が生じたら周囲に声をかけ、確認して作業することでミスを減らせます。業務の精度を高める点でも、コミュニケーションは欠かせません。

現在は与えられた業務をこなすことが多いのですが、今後は業務をまとめる立場にもなれるようスキルアップしていきたいです。知識量も多く、お客さまのニーズにしっかり応えている先輩たちから学び、リーダーを目指して頑張りたいですね。
(S.A.さん)

クラウドサービスを活用した官公庁の「ため池防災支援システム」を担当。防災をシステムで下支えする

エンベデッドソリューションカンパニーは、車載システムなどの組込みシステム開発や、Webアプリケーション開発、クラウドソリューション構築など、幅広い分野のサービス提供を行っている部署です。そのなかで私は、各自治体のため池を管理する方々が利用する「ため池防災支援システム」の運用に携わっています。ため池は日本全国に存在する農業用水で利用されるものなのですが、地震や大雨によって決壊し、周囲に被害を及ぼすことが懸念されています。その被害を減らすために、日々の点検、災害を想定したシミュレーション、災害が発生した際の管理者への連絡など、ため池の保全業務に役立つさまざまな機能を実装しているのが、ため池防災支援システムです。

このシステムは、ため池の情報登録が可能なデータベースとしての役割も果たしています。県によっては数多くのため池が存在しており、その情報登録に際して、一括で登録できるようにしたいというご要望がありました。私は先輩社員の指導のもと、一括登録の機能を開発。職員の方々と直接やり取りをさせてもらいましたが、入社して初めての案件で不慣れななか、リリース時には「ありがとうございます」と感謝いただけたのが印象に残っています。

私は実際に利活用されているクラウドサービスに携わっています。クラウドサービスに対する知見はまだ乏しいですが、役に立つ技術があれば情報共有して知見を高めていくやり取りが日々行われています。わからないことがあればお互いに支え合っていく意識を皆が持っているので、とても助かっています。

現在、私が在籍しているチームはベテランのスタッフが多く、問い合わせが来た際には先輩たちを頼る場面もあります。これから中堅社員になっていくこともあり、先輩からシステムに対する技術を受け継ぎ、問い合わせにもしっかり対応できるノウハウを身に付けていきたいです。また今後は教える立場として後輩社員の育成も任されると思いますので、若手の活躍をサポートすべく、コミュニケーション能力にも磨きをかけていくつもりです。
(T.Y.さん)

官公庁の職員が利用する業務システムを担当。協力しながら最適解を見出す開発ならではの楽しさ

プロダクトソリューションカンパニーは、自社製品の開発とその製品でお客さまに価値をもたらすソリューションを提案する部署です。私が担当しているのは、官公庁の情報資産を管理するプロダクト。これは、お客さまが業務で利用する情報を収集・蓄積・整理した上でデータが活用できるようにしたものです。職員の方々が日々の業務で利用する紙の資料をデータ化して、業務をやりやすくするだけでなく、データ化した情報を蓄積して、新たな価値を分析するといった使い方がなされています。

職員の方が利用するにあたって、使い勝手を改善してほしいといったご要望もありますし、業務効率化のために職員自らが機能を追加することもできるのですが、その機能をどう作るか一緒に考えることもあります。複雑な機能であればこちら側で開発して、職員の方からフィードバックを得てブラッシュアップすることも。このようにお客さまがシステムを利用する際に発生するさまざまなお困り事の解決に取り組んでいます。

職員の方のニーズに合わせて、どのようにシステムで解決するかを提案していくのは、私一人ではできません。同僚や先輩たちと議論を重ねて考えていくプロセスも必要で、そこには協力しながら最適解を見つけ出していく、開発ならではの楽しさがあります。また、職員の方とやり取りするなかで評価の声を直接いただけることも、やりがいにつながっています。

業務は現在、テレワークと出社を半々で行っています。出社したら周囲から情報を得て、やるべきタスクを洗い出して整理し、テレワークではやるべきタスクを集中して済ませるように工夫しています。業務とプライベートの両立という観点では、出社時は必要であれば残業をしますが、テレワークでは残業をしないよう意識して、家事をまとめてやる時間をつくるなど、オンオフのメリハリを心掛けています。

結婚をして、今後は出産や育児を踏まえた働き方を経験するかもしれません。誰もが働きやすい環境づくりに力を入れている当社。さまざまな制度を活用して、ワーク・ライフ・バランスを充実させていくつもりです。また後に続く後輩社員たちのロールモデルになるような働き方を実現していきたいとも思っています。
(Y.Y.さん)

企業研究のポイント

IT企業は世の中にたくさん存在しており、それぞれの企業で何が異なるのかがわかりにくい部分もあると思います。まずは企業のホームページなど世の中に発信されている情報を調べて、その企業の強みや特徴を把握するといいでしょう。その上で、ご自身が社会に出てやりたいこととマッチしているかどうかを見極めていくとよいと思います。

当社は全国に事業を展開しているのが一つの強みとなっています。全国のさまざまなお客さまに近い所で、お客さまのビジネスをサポートできるのは大きなメリットです。また長年培ってきた技術力や数々のプロダクトをお客さまに提供しているのも強みとなります。手掛けている分野も多種多様で、新しい技術にも挑戦し、積極的にソリューションを生み出していく社風があります。

当社におけるIT業務は、やるべきことをコツコツと積み上げていきながら、お客さまとコミュニケーションを重ねて問題解決を実現していく取り組みになります。真摯にお客さまと向き合って、技術でご要望に応えていくことに喜びを見出せる方との出会いを楽しみにしています。
(人事担当 Y.M.さん)

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東京のほか日本全国に拠点を持ち、さまざまなIT関連事業を幅広く展開する同社。今回取材した3名もそれぞれが異なる分野でSEとして活躍している。

マイナビ編集部から

取材時、人事担当のYさんからは、「入社した方には長く勤めてもらいたい」との言葉も出ていた。そのための取り組みも行っている。

例えば、一年に一度は上司とじっくりと対話をする場を設け、自身の将来のキャリアプランについて、共に考える機会を用意している。自分一人で悩まず、上司からの助言も参考にしながら、広い視点でキャリアを考えていくことができるだろう。

また新入社員に対しては、6カ月間を育成期間として、ITに関する基礎的な知識を身に付ける場を設けているほか、先輩社員がマンツーマンで指導をする制度も用意。入社スタートからしっかり社員育成の制度が整備されており、社員を大切にし、長く働ける環境づくりに力を入れていることがわかる。

同社は北海道から九州までに拠点を持ち、地域に根ざしたビジネスを展開している(ちなみに転勤はほぼないとのこと)。また、自社製品や特化技術を軸に、お客さまに最適なソリューションを提案するビジネスも手掛けている。IT業界に関心のある方は、一度、同社の事業について調べてみるといいだろう。また文系卒の先輩社員も多く活躍されているので、興味のある方はぜひ企業研究を進めてみてほしい。

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1969年創業と歴史はある一方で、その座に甘んじず、最先端テクノロジー領域においても事業を展開するなど、ベンチャースピリットを持つ企業だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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