最終更新日:2025/4/21

(株)コベルコE&M【旧:(株)神鋼エンジニアリング&メンテナンス】

  • 正社員

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 機械設計
  • 重電・産業用電気機器
  • 情報処理
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

業務を通してものづくりの知識やスキルを磨きながら、お客様のニーズに応えています!

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先輩社員の背中を追って着実に成長している若手社員たち

神戸製鋼グループの総合エンジニアリング会社として、さまざまなプラントに携わる(株)コベルコE&M。今回は、各事業部期待の若手社員3名に、仕事内容ややりがい、会社の魅力などを伺いました。

■分銅 亮介さん(写真左)2022年入社
機電事業部 機械本部 機械技術部 加古川原料・事前処理技術室
工学部 機械材料工学科卒

■高宮 渚さん(写真中央)2023年入社
プラント事業部 エンジニアリング部 配管技術室
理工学部 生命化学科卒

■中尾 涼太朗さん(写真右)2020年入社
機電事業部 プロジェクト本部 機械エンジニアリング部 機械技術室
工学部 機械材料工学科卒

先輩からひと言!

「スケールの大きな設備や機械に携われる点が魅力です。機械好きにとってはたまらない環境なので、学生時代に機械工学を学んだ人はぜひ挑戦してみてください」と分銅さん
「大学で学んだ分野にこだわり過ぎず、やりたいことをベースに挑戦してみてください。当社は万全のサポート体制のもと、本人の努力次第で活躍の幅が広がります」と高宮さん
「当社の機械設計業務は、どういう構造にするのかを考える過程を重要視しています。設計から製作、工事までの一連の流れに携わることができる点が働く魅力です」と中尾さん

学生時代に学んだ知識を活かして、ものづくりの現場に挑戦!

大学時代に学んだ機械系の知識を活かせる企業で働きたいと思い、就職活動を始めました。エンジニアリングに興味があった私は、オンラインの合同説明会で当社を知り、社員の働く雰囲気に惹かれて入社を決意。転勤がなく、地元の兵庫県で働き続けられる点も入社の決め手の一つです。

入社後は約1カ月間の集合研修を経て、機電事業部に仮配属されました。私たち機電事業部では、約3カ月間の事前OJT研修と、機械設計マスターコースという大学の講義のような教育研修を1年目の12月まで受講します。機械設計に関する復習の時間をしっかりといただいたので、本配属が決まった1月からはほとんど不安なく、業務に取り組むことができました。

現在は、製鉄所の生産プロセスのうち、上工程と呼ばれる原料に関わる設備の更新やメンテナンス案件の設計業務を担当しています。基本的な業務の流れは、まずは現場確認をして、どのように設計をしていくか決めていきます。図面に落とし込みができたら、実際にものづくりが始まり、据え付け作業までを実施。案件にもよりますが、設計から据付工事まで1年かかる案件もあります。

業務のなかで特に苦労する部分は、スケジュール管理です。複数の案件を抱えるようになると、きちんと優先順位をつけて取り組まなければ、お客様だけではなく、パートナー会社にも迷惑をかけてしまいます。そのため、自分だけで解決せずに先輩や上司を頼るなど、周りの人とのコミュニケーションが大切です。当社では、若手社員一人に対して先輩社員一人がサポートをするブラザー制度を設けているので、わからないことがあればすぐに相談できる環境です。毎回、疑問点や不明点を解消しながら進められるため、少しずつ知識が身に付いていくのを実感しています。

まだまだわからないことも多いですが、業務中は大学時代に学んだ4力学やCADの使い方を活かして、図面を読み解いたり、修正したりする場面もあります。まさに、機械材料工学を学んできて良かったなと思う瞬間です。今後の目標は、まずは技術者として早く独り立ちをすること。そのためにも、お客様が求めている真のニーズをくみ取ることを意識して、一歩ずつ新たな挑戦をしていきたいと考えています。
(分銅さん)

あえて経験や知識のない業界に挑戦して、自分の可能性を広げていく!

DNAやタンパク質などの構造を研究する生物化学の勉強をしていた私ですが、就職先ではあえて別分野のものづくりに挑戦したいと考えるようになりました。業界を絞っていくうちに、化学プラントに興味を持ち、友人の勧めで神戸製鋼グループの説明会に参加した際に当社と出会いました。もともと関西圏で働きたかったため、転勤がなく、自宅から通える範囲にあった当社は、化学プラントを取り扱っていた点も含めて私が希望する条件にすべて合致していたので、入社が決まったときは嬉しかったですね。

入社当初はもちろん、わからないことだらけでしたが、自分自身で違う分野を選んだのもあって不安よりもむしろワクワクした期待感のほうが大きかったです。また、当社は研修制度が充実していて、ビジネスマナーなどの社会人としての基礎を学ぶ研修は入社後の1週間に加え、3カ月に1回の割合で実施。技術に関する研修も、OJTに並行して随時勉強会をしていただいたおかげで、特に入社前とのギャップを感じることなく、着実にステップアップできている印象です。

現在は、面接の段階で志望していた配管技術室に配属され、全国の石油化学メーカーをお客様にプラント内の配管の設計、調達、工事完了後のチェック業務に携わっています。私の場合は、最初に当社の社員10名ほどが関わる比較的小規模な案件を担当。物量が少ない分、1年間で一連の業務を経験できました。

この仕事は、図面作成以外にもさまざまな業務を進めていく必要があるため、苦労する場面も多々あります。それでも、新しい知識や技術を習得していく過程が楽しく、スケールの大きな設備に携われていることがやりがいになっています。また、会社の待遇や先輩のサポートがしっかりしている点も働きがいのある大きな要因です。たとえば、遠方の現場へ長期出張をすると特別な手当てが付きますし、ブラザー制度で経験豊富な先輩が指導してくださいます。まさに、安心して新しい挑戦ができる、成長しやすい環境だと思います。

今後は、さらに大きなプラントの設計にも携わってみたいです。加えて、なるべく早い段階で多くの人を取りまとめるポジションにも挑戦したいと考えています。そのためにも目の前の業務に真摯に取り組みながら、早く独り立ちできるように努力していきます。
(高宮さん)

社内外の多くの人と連携しながら、挑戦心を持ってキャリアアップをめざす!

兵庫県の加古川市出身の私は、小さい頃から神戸製鋼所を知っていました。合同説明会に参加した際、そこでグループ会社の当社を知り、大学で学んだ知識や技術が活かせる機械設計メインの仕事ができる点に惹かれて、入社しました。

入社後は、ずっと神戸製鋼所以外の仕事をメインで行う外販部門に携わっています。お客様は姫路のエリアや大阪府内の工場が多く、今まで先輩たちが築き上げてきた既存先が中心ですが、新規顧客の獲得も進めています。基本的な業務の流れは、まずはお客様から工場内の機械設備の更新がしたい、新たに据え付けたいなどの依頼があります。それに対して、機械の設計をしながら見積もりを提示。正式に受注ができたタイミングで、設計・製作・工事を行っていきます。私たち機械技術室では、この一連の業務の機械製作までを担当しています。

業務のなかで特に難しいと感じる部分は、工場の方々とのコミュニケーション。経験豊富な方ばかりなので、私の知識不足が原因で話がかみ合わない場面もあります。理解できていないまま進めるとトラブルの原因になってしまうので、そういったときは勇気を出して直接お客様に不明点を聞くようにしています。もし、その場で理解できなかったときは、後日議事録を作成するタイミングで先輩に確認するなど、自ら聞きに行く姿勢を大事にしています。

一方、やりがいを感じるときは、お客様の要望に合わせてものづくりをしていく過程です。また、自分で設計した製品が実際に動いたときは、達成感があって喜びも大きいですね。私たちが携わる製品は、工場内のコンベアーやローラーテーブルをはじめ、デッキや階段といった付帯設備を含めた工場の機械設備全般です。取り扱う範囲が広いのは、外販を担当するプロジェクト本部ならではの魅力だといえます。

来期は入社6年目を迎えるため、そろそろブラザー制度から外れて独り立ちをするタイミングです。まだ不安な部分もありますが、会社からのサポートがなくなるわけではありません。まずは先輩やお客様から私一人に任せても大丈夫だと思ってもらえるような信頼される技術者をめざします。そして、外販部門を担当するうえで重要なプラスアルファの提案ができるように、引き続き自身の知識やスキルを高めていく所存です。
(中尾さん)

学生の方へメッセージ

〈自分の譲れないポイントを明確に〉
企業と学生みなさんとのミスマッチはできる限り避けたい。私たちはそう思っています。そして、みなさんもまた、同じ思いで企業研究を展開しているのではないでしょうか。休日の多い会社、福利厚生が充実している会社、それとも多少残業が多くても給与が高い会社が良いのか。企業に求めるものは人それぞれ。優先順位があるはずです。まずは、検討している企業がどのような働き方ができるのかを調べてみて下さい。そのためにも、企業の先輩社員に会い、話を聞くことをお勧めします。企業という〈相手〉をよく知ることで、自分が何を求めているのか、わかってくるはずです。当社を一言で表現すれば、〈バランスの良い会社〉。任される仕事の幅の広さとやりがいの大きさ、働く環境の良さという点で、とてもバランスの良い会社だと思います。ぜひ自分にとっての一番を見つけてください。

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当社では、業務中はしっかりとコミュニケーションを取りつつ、プライベートはそれぞれの時間を尊重しています。過度に干渉されずに、ほど良い距離感で働けるのが魅力です。

マイナビ編集部から

神戸製鋼グループの一員として、製鉄所をはじめ、化学・エネルギー・発電プラントなど、さまざまな施設の設備に対するエンジニアリングとメンテナンスを行っている(株)コベルコE&M。最近では外販部門に注力して、数多くの企業のニーズに応えながらグループの枠に捉われない柔軟な事業展開ができている。

そんな(株)コベルコE&Mでは、自分の可能性を広げたい人や同社の事業に興味を持って挑戦したい人を求めている。たとえ失敗してもまたチャンスが与えられる組織風土と、時間を掛けて社員を育てる充実した教育体制が整っているため、安心して働ける環境が用意されている。また、生活面でも引っ越しを伴う転勤がなかったり、福利厚生制度が整っていたりと、仕事とプライベートの両方が安定するため、結果的に一人ひとりの挑戦心が刺激されるという。

今回インタビューをした3名も、社内環境に満足しながら楽しそうに仕事に励んでいる姿がうかがえた。きっと心身ともに安心した状態で、少しずつ挑戦できているからだろう。まさに、安心感はただの安らぎではなく、新しい世界へと踏み出すための大事な足場だといえる。多くの仲間に支えられながら、自身の可能性を広げていける同社で、新たな一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

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研修制度や福利厚生を充実させ、心身ともに安心できる職場環境を整えている同社。社員一人ひとりが抱く挑戦心が原動力となり、日本のものづくりを支えている。

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