最終更新日:2025/4/24

(株)ドラッグイレブン【薬剤師窓口】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

九州・沖縄の“かかりつけ薬局”として、会社も人も、のびのび健やかに成長中!

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仕事もプライベートも妥協なし!とことん自分らしく働いています

結婚を機に沖縄移住&調剤薬剤師への“転身”を果たした池内さんと、Uターン就職先で産休・育休を経験した上里さん。同じ配属先で活躍しつつも状況の異なるふたりの先輩に、それぞれのリアルな思いをインタビュー!

◆池内 晶哉さん(沖縄・佐敷店勤務)
2023年中途入社
薬剤師歴約7年 ※前職(病院薬剤師)期間を含む

◆上里 智南美さん(沖縄・佐敷店勤務)
2016年新卒入社
薬剤師歴約7年半 ※育休・産休期間を除く

池内さんと上里さんの1日

毎朝5kmのランニングで汗を流し、8時40分頃に出勤。その後は調剤や投薬といった日常業務をこなしつつ、健康寿命の延伸に関わる研究にも取り組んでいます!(池内さん)
子どもを保育園に送り届けた後に出勤し、朝のミーティングに参加。オープン後は接客や在庫管理などを行い、子どもの迎えのため17時には必ず退勤しています。(上里さん)
薬剤師という責任ある職に就きながらも趣味や育児を存分に楽しめるのは、万全のワークライフバランスを実現する制度や環境と助け合い・支え合いの企業風土があるからこそ。

沖縄への移住&転職で理想のワークライフバランスを実現し、公私ともに充実した毎日です!/池内さん

私は大学でがん細胞の研究に打ち込んでいたこともあり、卒業後は地元・静岡に戻って、がん特化型の医療機関で勤務していました。彼女との結婚が決まり、妻の地元である沖縄県への移住を決めたのは、入職後約5年が経ったころ。終末期医療に携わったことで健康寿命延伸の重要性を実感してきた私は、転職先として、未病対策・予防医療に取り組める調剤薬局を選択。なかでもより多くの人々に身近なドラックストア併設型店舗を多数展開する当社への入社を決意しました。

学生時代は「設備環境面は病院が最善」と思い込んでいた節がありましたが、当社に入社して、調剤薬局でもそれと同等あるいはそれ以上の設備投資が行われていることを知ってとても驚きました。「ドラッグイレブン」では自動錠剤分包機や調剤監査支援システムなどさまざまな機器・システムを完備。特に、重量などから薬の数量を割り出す監査システムは前職の病院にもなかったので、私のような中途人材だけでなく、実務経験の浅い新卒薬剤師にとっても安心して働ける環境が整っていると感じています。また、配属先の佐敷店は近隣の総合病院やクリニックをはじめ、広範なエリアから処方箋が集まる面薬局のため、特定の診療科に偏らず幅広い知識が身につけられるのも魅力のひとつ。医薬品の供給不安が続く近年は、近隣店舗間で在庫調整しやすい環境にあることも大きな強みと言えるのではないでしょうか。

さらに個人的に魅力を感じているのは、日々の業務に追われることなくゆとりをもって働けるようになったこと。前職は出勤時間が早く残業や日曜・祝日出勤も当たり前で、自宅には寝に帰るだけの毎日でしたが、現在は出勤時間が遅めで残業もほとんどないため家族との時間や趣味も存分に楽しめるようになりました。移住・転職後、出勤前のランニングが日課になったことで、趣味のマラソンタイムも大幅にアップ。時間的・精神的に余裕のある生活基盤が整ったことで、仕事にもプライベートにもより前向きになったと感じています。

長期ブランクも不安なし!万全の制度&環境を支えに、仕事も育児も思う存分楽しんでいます/上里さん

高校卒業後は徳島の大学に進学しましたが、地元・沖縄へのUターンを希望していた私は、5年次に「ふるさと実習」に参加。病院と調剤薬局の双方を経験した結果、理想の薬剤師像により近く、やりがいをもって働けると感じたのが調剤薬局でした。最大の魅力はなんといっても、より幅広い患者さまと長期的に関わりながらその健康をサポートできること。見学に訪れた「ドラッグイレブン」店内の雰囲気もとてもよく、直観的に「ここなら楽しく仕事ができそう」と感じましたね。

社内制度や福利厚生についてはまったく考えていませんでしたが、そのありがたさをつくづく実感したのが、入社6年目の2021年。第一子出産を控え、合わせて約1年半の産休・育休を取得したことがきっかけでした。「それくらい、今どき当たり前では?」と思う人も多いでしょう。けれどいくら制度が整っていても、1年以上に及ぶ長期休職期間を経て復職するのは、実際はそう簡単ではありません。子どもが幼いうちは急な発熱や体調不良などで遅刻や早退、場合によっては欠勤を余儀なくされることも多いですし、薬剤師の場合は、休職中に法律が変わったり新薬が次々と導入されたりといったこともあります。休職・復職できても、すぐに以前のように最前線に活躍できるようになるとは限らないのです。

だからこそ心強かったのが、復職者に対する当社の手厚いバックアップ体制。復職直後は休職中の変更点を確認しながら比較的難易度の低い業務からスタートし、時短勤務も個々の家庭の事情やライフスタイルに応じてフレキシブルに選択。欠勤についても、近隣店舗間でフォローをし合う仕組みが確立されている当社では、同僚に遠慮することなく安心して不在を任せることができます。さらにありがたいのは、豊富な商品を取りそろえるドラッグストア併設薬局という職場環境。おむつやミルクなどの雑貨は“職場”で調達できるうえに、社員割引を活用すればお得になるので、退勤後わざわざ買い物に行く必要もありません。育児中はもちろん、いち“生活者”であるすべての社員にとって、とても恵まれた環境だと思いますね。

自分らしく働き、自分のペースで挑戦できる環境が、着実な成長を後押ししてくれる/池内さん・上里さん

◆仕事のやりがいは何ですか?
【池内さん】専門知識を生かして患者さまの回復・改善はもちろん、現在深刻な症状のない地域の人たちの健康維持にも広く寄与できること。当社には本人の意志・意欲を最大限尊重してくれる風土があるので、「興味のある分野でさらに知見を深めたい」「新しいことに取り組んでみたい」と声を挙げれば、どんどん挑戦することができます。
【上里さん】私は目の前の患者さまのお役に立てることがなによりのやりがいです。「ありがとう」と声をかけていただける機会はとても多いですし、現場に復帰したときに「おかえり!」「久しぶりだね。元気だった?」と声かけてくださる患者さまもいて、本当にうれしかったですね。

◆成長環境には満足していますか?
【上里さん】一般的な新入社員研修に加え2年間にわたるフォローアップ研修も用意されていましたし、現在もeラーニングを活用しながら継続的に学べているので、まったく不安はありません。それに、近隣の総合病院や眼科クリニックから処方箋が集まる佐敷店では、日々の業務に取り組んでいるだけでもどんどん知識が補完されていきます。勉強時間を確保しづらい育児中でも、自然とスキルアップできるのはありがたいですね。
【池内さん】「専門的な知見を深めたい」という人にとっても、当社の環境はとても恵まれていると思いますよ。調剤薬局なので大学や病院の研究環境とは異なりますが、日々さまざまな患者さまと接する調剤薬局ならではの強みを生かせば予防医療や副作用についてのデータを集めることは十分にできます。私自身も現在糖尿病の患者さまを対象とした副作用や予防意識の調査を行っていて、会社も全面的に応援してくれています。

◆今後の抱負をお聞かせください。
【池内さん】せっかく地域に根差した薬局に就職したので、なんらかのカタチで地域医療に貢献したいと思っています。まずは、生活習慣病対策などに取り組んでみたいですね。
【上里さん】今は育児最優先で働いていますが、いずれ子どもの手がかからなくなったら、管理薬剤師などリーダーとしての役割も果たしていけたらと思っています。

学生の方へメッセージ

進学先や地元へのUターン就職を検討する薬学生が多いなか、実はIターン就職人気が高いのがここ沖縄県。国内屈指の観光リゾート都市ということもあって、もともと移住希望者が多いことに加え、県内に薬学部がないため業界的に県外出身者に対する歓迎度がことさら高いのもその理由のひとつ。なかでも事業拡大のための増員採用を積極的に行っている当社には、九州から北海道まで全国各地の人材が集まっています。薬剤師業務だけでなく、新店開発に携わるチャンスもあるので、「いろいろなことに挑戦してみたい」という人にとっても面白い環境だと思いますよ!(池内さん)

学生のみなさんの中には、社内制度や福利厚生と聞いてもあまりピンとこない人も少なくないのではないでしょうか。ただ、実際に働くとなるとこれがとても大事。特に、出産・育児や介護などライフステージの変化に応じて活用できる制度・環境の充実度は、将来の生き方・ライフプランにも大きく関わる部分。制度の有無だけでなく、対象となる期間や職場復帰後の働き方・キャリアの選択肢、現場の受け入れ体制はどうかなど、しっかりと比較してみてください。自分らしい働き方、理想の薬剤師像がおのずと見えてくると思います。(上里さん)

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幅広い診療科の処方箋を扱うだけでなく、OTC薬にも知見を深められるのがドラッグストア併設店の魅力。患者さまとの距離も近く、気軽にご相談いただける環境があります。

マイナビ編集部から

九州・沖縄に192店舗を展開する「(株)ドラッグイレブン」。そのうち調剤薬局は現在、専門店とドラッグストア併設店合わせて計36店舗だが、地域の人々の“かかりつけ薬局”としていっそうの存在感を示すべく、今後もさらなる店舗拡大を進めていく計画だ。

事業拡大を図るとなれば「業務過多になり、休みもなかなか取れないのでは」と危惧する人もいるかもしれない。けれど、池内さん、上里さんのインタビューを通して、かねてから対人業務を重視し調剤DX化を加速させてきた同社において、頭数上の人員課題はもはやほぼないと感じた。先進的な調剤機器の積極導入やレセコンの改良などを通じて業務負担は既に大幅に軽減しているし、同社では薬剤師が受け持つ1日の処方箋枚数自体を管理することで残業や休日出勤を抑止。それどころか、定時内でも仕事に追われることなくゆとりをもって働ける環境が整っているという。2026年度の新卒採用も、欠員補充ではなく店舗拡大に伴う増員が目的のため、じっくりと腰を据えて仕事に慣れていくことができるはずだ。

安定した経営基盤の恩恵を享受しつつ、地域に根差し、地域の人々との交流を深めながら自分らしく活躍する。そんな未来を思い描く人にとって、うってつけの舞台となりそうだ。

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九州・沖縄に192店舗(うち調剤薬局36店舗)を展開。安さや便利さだけではなく、美と健康に対する一人ひとりの想いに深く寄り添う接客で、幅広い層から支持を集めている。

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