最終更新日:2024/7/25

トヨタカローラ南茨城(株)

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 損害保険

基本情報

本社
茨城県

取材情報

先輩100人100の就活

クルマの営業に懸ける想いを、しっかりと受けとめてくれる会社です!

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入社2・3年目の若手社員が語る「私の就活」

岩下 楓さん/トヨタカローラ南茨城 学園の森店 営業/2019年入社
長谷川 正稀さん/トヨタカローラ南茨城 石岡店 営業/2018年入社

お客さまとの信頼関係を基盤に、日常的なメンテナンスサービスから新車販売まで、カーライフを取り巻くあらゆるサービスに力を入れるトヨタカローラ南茨城。入社2年目と3年目の社員にそれぞれの企業研究の様子や、仕事に懸ける想いを振り返っていただきました。

先輩社員の毎日

「営業として少しずつ、でも着実に自信と自覚が芽生えています」と長谷川さん。大好きなサッカーはフットサルの形で続け、昨秋にはグループのフットサル大会にも出場。
研修ではタイヤやオイル、ワイパーなどの交換が自分でできるようになるまで整備技術を学びます。「整備にも明るいことが、お客さまからの信頼を高めます」と岩下さん。
1年違いで先輩後輩の2人。店舗は違っても会えばたちまち会話が弾みます。「当社はトヨタの中でもファミリー向け。そのせいか社風もアットホームです」と口をそろえます。

地域に必要な会社のなかで、構えずありのままでいられることが決め手でした

小学校から大学までサッカーに熱中していた学生生活でした。大学では、週に4日、2カ月に1度は合宿も行うなどがっちり活動していたので、大学生活はサッカー活動を中心に回っていました。ただ、企業研究を控えて自分を見つめ直したとき、「サッカー関係の仕事に就きたい」という思いより、「茨城県に戻って働きたい」との思いが上回っていると気づきました。そのうえで営業職に絞ったのは、自分の頑張りが数字や成績にはっきり表れる達成感の大きさに魅かれたからです。そこは勝敗が明らかなサッカーの影響かもしれません。「営業」という言葉から浮かんだのは、自動車業界と住宅業界です。特に車については、自分が営業活動をしている姿がすんなりとイメージできました。茨城県では生活の足として車が欠かせず、自宅に訪れる自動車営業の方を見慣れていたこともあったと思います。

3年生の3月から企業研究をスタートし、友人と情報交換しながら、いろいろな説明会に行きました。最終的に就職先として検討したのは、すべて自動車販売会社です。地域の大手企業ばかりですが、そのなかでも知名度の点からトヨタ系は外せませんでした。面接の前までは「世界のトヨタの系列だし、堅苦しい会社だろうな」という先入観があったのですが、実際はまったく逆。採用担当の方がとても気さくで、自然と肩の力が抜け、リラックスして話ができました。入社後もその印象は変わらず、職場の先輩や上司、同僚とも、もちろん一定の節度を保ちながらフレンドリーに接してくれます。良い意味で堅苦しさがない会社です。営業は決して楽な仕事ではありませんが、社会人になるにあたり「どんな仕事も大変」と覚悟していたので、入社前と後のイメージギャップはありません。むしろじっくりと成長を見守ってくれる環境を恵まれていると感じています。<長谷川さん>

お客さま一人ひとりと、しっかりと関わりたい。念願の営業職でスタートします

高校の終わりから大学の4年間、自宅から車で通える飲食店でアルバイトをしていました。最後の頃はバイトリーダーとして締め作業を任され、責任感も培われました。長く続いたのはお客さまと話すのが楽しくてたまらなかったからで、この経験を通して私には「人と接する仕事」がつくづく向いていると感じました。ただ、バイト先の飲食店はゆったりした時間帯を除き、一人ひとりのお客さまと触れあう時間があまりにも短く、ピーク時には私を訪ねてこられたお客さまに会釈で終わることもしばしば。次第に物足りなさを感じ、お客さまと一対一でじっくり商談ができる営業職を意識するようになりました。また、個人的に商品販売の「極み」は、生活に直結する車や不動産だと思っています。接客もさらにハイレベルなものが身につくという期待も大きかったです。

混み合う電車が苦手なことから、マイカー通勤ができる自動車販売会社や不動産販売会社を探すなかで出会ったのが当社です。当社のインターンシップに参加したところ、その店舗の業務の方がバイト先のお客さまだったという偶然もあり、会社の細かい部分までいろいろと教えてもらいました。そのうえで職場の雰囲気に魅かれ第一志望に。社員の皆さんの明るい人柄はもちろん、良い意味で緊張感も余裕も感じられる社風が好ましかったからです。内定を頂いたときは心からほっとしました。
初めは営業を希望していたものの、商品知識を身につける必要性や、接客マナーを学ぶ立場から、最初は業務職でのスタートという話でした。私自身も納得していたのですが、初めて辞令を手にしたとき、そこには「販売課(営業職)に配属」の文字が。まったく予想していなかったので驚くとともに、じわじわとうれしさが込みあげてきました。私の思いをくみ、かなえてくださった期待に応えるべく、営業デビューに向けて研修や商談同行に全力で取り組んでいます!<岩下さん>

【1年目・2年目の私】自分らしい営業スタイルを築くために奮闘していました!

入社から約1年間で新車の販売実績は20台ほどでした。といっても自分の力ではありませんでした。当社は完全テリトリー制なので、先輩が販売した車でも、お客さまの住所が私のテリトリー内であれば私の成績になるのです。営業力がまだ足りない新人としてはありがたい制度で、いずれは私もこんな風に後輩を支えたいと思いました。平日はテリトリーのお客さま宅の訪問活動が中心で、車の調子をうかがったり、定期点検やメンテナンスのご案内を差し上げたりしています。まだまだお客さまに私という人間を知っていただく段階ですが、テリトリーには年配のお客さまが多く、孫のような感じで優しく接してくれます。世間話から「結婚相手を紹介しようか」と勧められたこともありましたね。入社した頃に先輩から言われたのは、「基本を踏まえた上で自分なりの営業スタイルを見つけてほしい」ということです。試行錯誤を続けながらも、先輩からの的確なアドバイスもあり、性格的に淡々としすぎる自分の殻をひとつ破ろうと現在でも日々精進しています。
<長谷川さん>

入社後は2週間の本社研修で保険なども含めて広く商品知識を学び、その後、整備の現場に入って整備技術を勉強します。5月の連休明けから学園の森店の営業職として、先輩の商談に同席したり、来店されるお客さまをご案内したりしていました。商談の時間はおおむね1時間前後が目安で、車の知識はもちろん会話のスキルも必要ですが、お客さまとじっくり関われることにワクワクしています。新入社員は営業として正式にデビューするのは10月頃なので、それまでお客さまと上手にコミュニケーションをとれるようになることを当面の目標としていました。学園の森店は、住宅街が近くにあることからファミリー層が多く、お子さま連れのお客さまから年配の方までさまざま。会話をはじめお客さまの背景の理解などに、アルバイト経験はもちろん、大学で学んだ家族心理学を活かして奮闘していました。<岩下さん>

企業研究のポイント

トヨタの国内販売店ではいま、全店でトヨタの全車種を取り扱う「併売化」が進んでいます。企業研究で第一に見てほしいのは、併売化にともなう当社の施策。それは、一つひとつの店舗の質を上げることです。もともと当社は「お客さまと厚い絆を築く」という営業方針のもと、訪問活動に力を入れるのはもちろん、ご足労をかけないようお客さまの近くに出店する形で店舗数を増やしてきました。今ではつくば市を中心に27店舗を展開していますが、今後はこの恵まれたハード環境を活かし、さらに地域のお客さま層にふさわしいリニューアルなどを進めるほか、店内外とも一人ひとりのお客さまに合ったソフトサービスを展開して他社との差別化を図っていきます。
とりわけソフトにおいては、メンテナンスを軸に新車購入につなげるため、日頃のお客さまとの「人対人」のお付き合いが大切です。そのため新人教育を3年計画でじっくりと取り組んでいるのが二つ目のポイントです。本社研修を皮切りに、メカニックウェアを着て整備を行う技術研修、店舗対応、外回りの同行訪問にそれぞれ時間をかけるほか、定期的に集合研修を実施しています。学生のみなさんは、このような社風や営業方針、研修制度に目を向けて企業研究を進めてみてください。

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「ファミリーに喜んでいただける店舗など、魅力的なリニューアルが進行中。のびのびと個性を発揮できる環境です」とインターンシップ担当の原さんと店舗のみなさん

マイナビ編集部から

車の高性能化やカーシェアリングなどの新しいサービスが進むいま、個人のカーライフのありようも大きく変化している。特にこの20年で変化しているのは買い替えサイクルの長期化で、話題の新車が出るたびに買い替えるのではなく、「良い車を長く大切に」という人がいまや多数派だ。トヨタカローラ南茨城ではそんな風潮に対応し、早くから品質維持のためのメンテナンスサービスに軸足を移してきた。定期的なメンテナンスの勧めにより日常的に顧客との関係性を深め、買い替え時期を迎えたあかつきに新車購入につなげる戦略だ。そのために一地域を一人の営業が長く担当する「完全テリトリー制」を敷いているが、これは若手社員にとっても、新車販売だけに必死にならなくていい、社内にライバルがいないなど魅力的な制度である。「車の営業に興味があるけど、ハードルが高そう」という人もすんなりと入っていける。一方で、顧客と信頼関係を築くためにはヒューマンスキルが大切という考えから、3年間にわたる体系的な教育プログラムを整備しているのも同社の特色だ。特に1年目の新人研修は、整備や店舗対応などの各ジャンルで個人の達成度を確認し、一人ひとりのペースに応じて時間を費やす。人材育成においては「ゆっくり・じっくり」というのが同社のキーワードかもしれない。差別化を図るには、結局のところ「人」という本質をわきまえている会社である。

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併売化が進むなかで、差別化の手段の一つが魅力的な店づくり。同社には業務職のスタッフが一堂に集まるアイデア会議など、社員の声を反映する仕組みが整っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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