最終更新日:2025/3/1

伊藤忠テクノソリューションズ(株)[CTC]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 専門コンサルティング
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

入社数年で数多くの経験を!大きな飛躍を遂げてきた、先輩社員たちの声

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ビッグクライアント案件に取り組む、若手社員の成長過程

社員の挑戦を、後押しする環境があるといわれる伊藤忠テクノソリューションズ。社員たちは、どのようなプロセスを経てプロフェッショナルへと成長していくのか? 2人の先輩社員に、成長の過程を語っていただいた。

(写真左:大野さん/写真右:兼平さん)

■兼平 一輝(2022年入社/情報科学部卒)
 EPクラウドソリューション技術部 クラウド技術第1課

■大野 天音(2021年入社/経済学部卒)
 通信キャリア営業第2部 システム営業第3課

みなさんに一言

【兼平さん】当社では仕事を通して、技術はもちろん働き方、事業領域の全てで最先端にふれられます。そのため、常に新しいことに挑戦するチャンスが広がっているのです。
【大野さん】最初からITの知識がなくても、営業として十分に活躍することができます。学ぶ姿勢があれば、知識はいくらでも吸収できるので積極的に挑戦して欲しいですね。
若くしてビッグクライアントのシステムを担当、試行錯誤のなかから多くを学んできたお二方。大きなステージで経験を積みながら、着実に成長を遂げていける環境がある。

【兼平さん】意欲があれば、手を挙げられる環境。入社3年目にして、プロジェクトマネージャーに

私が担当しているのは、大手航空会社を対象としたクラウドソリューションの提供です。具体的には、AWSを使ってチケットの予約・解約サイトの開発、改修などに取り組んでいます。この基盤は今後、日々、億単位の取引がされているサイト基盤となり、航空会社にとって非常に重要な部分を担う事となります。

クラウドの分野は大学時代にさわったことのない技術も多く、身につけるまでの勉強が大変でしたね。また、開発のルールや進め方を身につけるまで、少し時間がかかりました。1年目は先輩のお手伝いから始まり、改修を加えるときは実装作業にも参加、先輩と若手が協力して取り組むなかで少しずつ仕事を覚えていきました。

入社3年目をむかえて、設計構築に取り組みながらも、プロジェクトマネージャーとして仕事に関わることも多くなりました。また、プリセールスといって営業に同行し、お客さまに技術的な解説や提案をさせていただくケースも増えてきました。プリセールスとして直近で携わった案件としては、製薬会社向けのデータ連携ソリューションがあります。これは、薬の開発に使う実験データの加工とクラウド上への保存を自動で行うというもの。航空会社向けの案件で培った技術、ノウハウがこうした案件でも応用できているのです。

マネージャーを任されるようになり、予算の管理や工程全体の進捗管理など、やることが一気に増えた感があります。しかし、それだけに大きなやりがいも感じています。複数人で協力して、設計書や提案物など、1つの成果物を完成させるところに醍醐味があります。特に当社は営業とエンジニアの距離が近く、部署の壁を越えてお客さまと向き合い、求められているものを的確に提供していくことができるようになっています。

また、挑戦させてもらえる環境があり、やる気があれば興味ある技術を用いたプロジェクトに参加させてもらうことも可能です。さきほどお話した製薬会社の案件についても、とても規模の大きなプロジェクトだったため、みずから名乗りをあげて参画させていただきました。勤務形態についても出社とテレワークをおりまぜることで、効率的に時間を使うことができます。たとえば、資格試験に向けて時間を確保したい場合などは、テレワークにして勉強時間を確保しています。自分の裁量で時間を作り出すことができ、柔軟な働き方が出来ています。

【大野さん】日々のやりとりを通して、信頼関係を醸成。お客さまから、頼っていただける存在になる

私が取り組んでいるのは、学生のみなさんもスマホなどで親しみのある、キャリアを対象とした提案営業です。お客さまから与えられた「これってどうしたらいい?」という課題について、いったん社内に持ち帰ってエンジニアと共に検討、最適な解決策を提案させていただき、そこから受注に向けた商談を進めていきます。仕事のポイントは、日々の対話を通してお客さまと仲良くなり「今、何にお困りなのか?」を、しっかり掴み取ることです。商談はリモートで行われることが多いのですが、素直に話し合える信頼関係を作ることが大切です。そこから、システム運用の実情を把握し、隠れていたニーズを発掘していくことができるわけです。

今では、1人で仕事が進められるようになりましたが、入社1年目の12月までは先輩に同行して営業ノウハウを学ばせていただきました。それと並行して社内業務の進め方、ルールについても身につけていきました。そして、2年目からは先輩から担当クライアントを引き継ぎ、主担当として商談を進めるようになりました。しかし、この段階では既存案件の保守・更新業務など、受注が決まった後の仕事が多かったですね。そして、3年目からいよいよ、新規案件の提案業務に入っていきました。

4年目をむかえた今日、私が担当しているのは、大手キャリアを対象としたシステム基盤の提供業務です。キャリアが通信を提供する場合、サーバーなど土台となる部分が必要となります。その土台を構成する機器の導入提案を行うわけですが、提案にあたってはサーバーやストレージについて、各メーカーの特徴を詳細に理解しておく必要があります。

今では、1人で営業を行えるまでになりましたが、入社したばかりの頃は「ハードウェアって何?」といったところからスタートしました。しかし、当社では入社3年目まで、先輩が新人の成長を見守ってくれる、OJTトレーナー制度が用意されています。分からないことは、随時相談することができたため、1人で悩むこともありませんでした。まだまだ、勉強が必要だと思いますが、少しでも自分自身の成長が確認できると、やりがいを感じます。IT業界に長くおられ、知識量も圧倒的に違う方から「最近、分かってきたね」「きみなら安心だよ」といったお言葉をいただけると、自分なりに成長を噛みしめることができるのです。

【お二方より】入社動機/今後の抱負について

―それぞれの入社動機についてお聞かせください。

【兼平さん】最初はITでない業界を志望して、実務を伴う長期インターンなどにも参加していました。そのなかで、5G技術を活用して産業のあり方を変えていくプロジェクトがあることを知り、インターンシップに参加したのが転機になりましたね。当社の持つAI、IoT、ロボットに関する技術は、さまざまな社会問題を解決していくパワーがあり、ITに秘められた可能性を理解しました。当社の技術を活かして何かしたいと思ったことが、入社のきっかけとなりました。
【大野さん】もともとゲームが大好きで、ゲーム会社を中心に企業訪問していましたが、自己分析を進めるなかで、趣味を仕事にするのではなく別に打ち込めるものを見つけた方が良いと考えるようになりました。改めて何がしたいか自問自答した時、いまや生活になくてはならないITの重要性を再認識。この業界の仕事を通して、社会インフラの強化、より利便性の高いサービスの提供に携わりたいと思うようになりました。そのなかでCTCを選んだのは、学生時代続けていた剣道を通して知り合った先輩が、この会社で活躍していたからです。

―今後の抱負、将来やってみたいことは?

【兼平さん】当社のエンジニアは、一定の経験を積んだ後、マネジメント職とスペシャリスト職に分かれていきます。私は情報系出身という事もあり、最初は漠然とスペシャリスト職を視野に入れておりました。しかし、これまでの経験から、いろんな人を巻き込んで仕事を進める楽しさを知ったので、しっかりした技術力を備えた管理職を目指したいです。自分の仕事に取り組むばかりでなく、後輩の課題をサポートして一緒に解決していくこと、先輩と協働しながら仕事を進めることなども、とても楽しい時間です。
【大野さん】私が取り組んでいるのはスマホなどのキャリアを対象とした提案営業です。お客さまから与えられた「これってどうしたらいい?」という課題を社内に持ち帰ってエンジニアと共に検討、最適な解決策を提案しながら、受注に向け商談を進めていきます。ポイントは日々の対話を通してお客さまが「今、何にお困りなのか?」しっかり掴み取ることです。商談はリモートで行われることが多いですが、素直に話し合える信頼関係を作ることが重要。そこから、システム運用の実情を把握し、隠れていたニーズを発掘していくことができるわけです。

学生の方へメッセージ

当社について、是非、みなさんに注目していただきたいのは、当社は5,000名を超える組織の規模でありながら、とても柔軟な考え方を持っていて、さまざまなことに挑戦させてもらえる風土があることです。

また、CTCでは事業部門間のコミュニケーションが活発で、意見交換や技術の共有が進んでいます。さらに、ジョブローテーション制度等のキャリア制度にも力を注いでいるため、それらの制度を活用して自らのキャリアを実現していくことも可能となっています。

新人育成において、社員のみなさんから好評をいただいているのは、OJTトレーナー研修制度です。この制度では、3年間にわたって、先輩社員からマンツーマンによる指導が受けられるようになっています。技術については一人で勉強できても、仕事の進め方については、やはり経験者の助言が必要となるもの。随時、トレーナーからのフィードバックをもらいながら仕事に取り組めるので、多くの社員から「とても助けになった」「無理なく仕事を覚えることができた」という感想をいただいております。また、トレーナーとの面談も定期的にあるので、分からないこと、悩んでいることなどについて、なんでも気軽に相談することができます。

“SIer”と一言でいっても、その風土や環境は企業によって異なります。より深く企業研究を進めることで、皆さんが「ここで働きたい」と思える会社を見つけて欲しいですね。

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商社系SIerである同社はアメリカ、タイ、マレーシア、シンガポールなどにグループ会社・関連会社を持つ。北米およびASEAN地域を中心にグローバルビジネスを加速中だ。

マイナビ編集部から

1972年の創立以来、取引先と社会のニーズにいち早く対応しながら、大きな成長を遂げてきた伊藤忠テクノソリューションズ。近年は、AIによるソリューションの高度化をはじめとする先端技術の知見拡充、クラウドネイティブ技術を含むコアビジネス領域の深耕に力を注ぎながら、その歴史に新たな1ページを加えようとしている。

そんな同社のあゆみは、まさに「挑戦」の歴史であったと言っていいだろう。アメリカ・シリコンバレーを中心に、海外の優れた最先端技術を発掘。ニーズに合わせて組み合わせ最適なソリューションを提供することで、IT業界をリードし多大な実績を積み上げてきた。そんな同社の強みは、マルチベンダーとしてハードやソフト、クラウドなどさまざまなメーカーの技術・製品を組み合わせたソリューション提供ができる点にある。

一方、近年ではサービスの立ち上げにも力を注ぎ、新しい可能性を拓く活動にも乗り出している。また、北米とASEANを中心とした海外展開を加速し、日系企業のグローバル展開も支援。DXの加速、5Gの普及を背景にITへの期待がますます高まるなか、同社にかけられる期待は、さらに大きくなりつつある。

今後も同社は挑戦を続けながら生活、企業活動に関わるあらゆる課題を、ITと社員のアイディアで解決し続けていくだろう。

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DX、クラウドサービス、5G、AI、IoT、RPAなどIT活用のあらゆるフェーズで、最適なソリューションを提供。SIerとして、幅広い領域を網羅している。

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