最終更新日:2025/4/14

トヨタモビリティサービス(株)

  • 正社員

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 損害保険

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

【レンタカーの仕事】お客さまとの交流を支えに、豊かなモビリティライフを提供!

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レンタカー店舗運営の魅力とは?

都内にあるトヨタレンタカーの店舗で接客やバックヤード業務を担当する蓮見さん。お客さまとの交流や仲間とのチームワークを励みに、これからどういった未来を目指すのか。その思いを伺った。

◆蓮見 龍駒さん
第1レンタル部 東京ゾーン
2018年入社

レンタカー店舗の仕事風景

元気な笑顔で接客する蓮見さん。お客さまの用途や行き先に応じてアドバイスや提案を行うほか、保険や重要事項の説明なども漏れなく対応する。
店舗はチームワークで成り立つ。仲間への引き継ぎは、お客さまに対応するのと同じように丁寧に行う。他店舗や本社、トヨタグループとも連携しながら仕事を進めている。
同社の営業エリアである東京都内は、特にレンタカー需要の多い地域。街中のあちこちで見かける緑と赤の看板のお店が、多くのお客さまのモビリティライフを支えている。

老若男女、幅広いお客さまと接することができるレンタカー事業に魅力を感じて入社

父が自動車関連の仕事をしていたので、幼い頃から車に興味がありました。また、学生時代に塾講師のアルバイトを経験して人と接することの楽しさに目覚め、「車×人」を軸に就職活動を行っていました。ディーラーの選考も受けましたが、車は買うよりもレンタルやシェアをして使う時代に移っていくと感じましたし、レンタカーの方がより幅広い層のお客さまと出会えることに魅力を感じて当社を選びました。

縁あって入社することが決まり、はじめの2週間は新入社員全員でビジネスマナーや会社の歴史・事業について学ぶ基礎研修に参加しました。その後は部門別研修として、レンタカー事業の業務の流れを学びました。お客さまと接することを想定したロールプレイングをはじめ、バックヤード業務として店舗で使用するシステムの操作方法や、車の整備・清掃の方法など、細かいところまで詳しく教えていただきました。また、レンタカーの点検修理を行う自社工場へ見学に行き、車両に関する基礎知識を深める機会もありました。

5月には配属が決定。私は4店舗を統括する渋谷ゾーンに配属され、主に渋谷宇田川町店で勤務していました。この店舗は渋谷の繁華街からほど近い場所にあり、学生など若いお客さまが多いエリアです。大学のサークルや部活の合宿などで利用される機会も多く、普段はあまり車を運転しないお客さまも多いので、「自分がお客さまの立場であれば、どのように説明されれば分かりやすいのか」という視点を大切に車の機能や注意点などを丁寧にご案内することを心掛けていました。
当社には入社1年目の新人を対象にした「ルーキーサポーター制度」という教育プログラムがあり、年次の近い先輩が教育担当を務めてくれます。私もルーキーサポーターの先輩にたくさんのことを教わりながら、少しずつ店舗の仕事を覚えていきました。

「お客さまの安全を支える」意識を強く持ち、日々の業務と向き合う

お客さまからのご予約は電話やWebからいただくことがほとんどですが、渋谷宇田川町店では直接ご来店いただくケースもあり、その場合にはスケジュールや目的を伺って最適な車種をご提案します。例えば、ゴルフに出かけられるお客さまであれば、ゴルフバッグの積み下ろしに便利な広いラゲージスペースを備えた車種をおすすめするなどしていました。
車は近隣の店舗と共有しているので、予約状況に応じて車を移動させることも大切な仕事です。
車の手配ができたら、洗車や清掃などの配車準備を行います。お客さまに快適にご利用していただくため、車内を清潔に保つことはもちろん、安全のためにもフロントガラスやサイドミラーを丁寧に磨いておきます。また、ボンネットを開けて安全点検を行うことも重要な仕事です。お客さまの安全を支えるという意識を常に持ちながら業務にあたっています。

お客さまが来店されたら、パンフレットをご覧いただきながら注意事項等の説明を行います。はじめはうまく説明できませんでしたが、先輩に練習相手になってもらいロールプレイングを重ねたことで徐々にわかりやすい説明ができるようになりました。
車の特徴に合わせて「この部分が接触しやすいので気をつけてください」といった注意や、行き先に応じて「高速道路のあの場所の合流が危険なので気をつけてください」などの一言を添えて、お客さまが安全で、快適に移動できるようご案内しています。

週末や連休中などは予約が多いため、お客さまのご要望に添いきれない場合も。それでもすぐにあきらめるのではなく、なんとかお客さまに喜んでいただこうとベストを尽くします。そのためにはまず正しい情報を集めることが大切です。お客さまからのお問い合わせに対しては、行き先・スケジュール・人数・用途などを漏れなく確認するようにしています。
ご来店いただくお客さまの多くは、トヨタブランドに対して「安心・安全」というイメージを持っていただいており、そこに価値を感じて当店をお選びいただけるケースも多いです。もともとの期待値が高い分、それを裏切るようなことがあってはなりません。私たちにとっては日常の業務であっても、お客さまにとっては特別な時間だということを意識して、お客さま目線を忘れないことを常に心掛けています。

お客さまとの交流・仲間とのチームワークを支えに、プロとして成長を目指す

2021年10月からは同じ渋谷ゾーン内の中目黒山手通り店で主に勤務していました。ここは比較的大きな店舗で、ビジネスで利用されるお客さまも多いエリアです。ハイブリッドカーからスポーツ、セダン、軽自動車、ワゴン、SUV、トラック、マイクロバスまで、幅広い車種を揃えており、トヨタグループの総合力をお客さまに提供できる醍醐味を感じています。

先日は車の移動のために古巣の渋谷宇田川町店へ行った際、常連のお客さまにお会いすることができました。「中目黒のお店はどう?」と気さくに声をかけていただいて世間話をするなかで、これまでに何気なく話していた私のことをお客さまがいろいろと覚えていてくださったことを知り、温かい気持ちになりました。こうしたお客さまとの交流は、私がこの仕事を続ける上で一番のモチベーションですね。

また、店舗運営はチームワークで成り立っており、仲間たちの存在も大きな支えです。シフト制なので私が休みの日には必ずほかのメンバーが仕事をしているので、仕事の引き継ぎや連携は不可欠です。本社で行われた研修でも「後工程へのパスは社内の人に対してもお客さまに接するのと同じく丁寧に」と教わっています。1つの店舗内だけでなくほかの店舗との連携も大切ですし、本社との連携、さらにはトヨタグループとの連携も大切にされていると感じます。

現在は東京駅を中心とする東京ゾーンで勤務していますが、大きな店舗で勤務していると、まだまだ経験が足りない部分も多いと実感します。まずは担当業務を着実にこなすことを目標にして、早く先輩たちに追いつきたいと思います。
そのためにも、日々の業務を率先して行い経験値を高めていくことと同時に、専門的な業務知識の学習にも力を入れていきたいです。その一つとして、海外のお客さまへの対応力を付けていきたいです。私は東京オリンピック・パラリンピック会場で海外のお客さま向けにレンタカーの貸し出し業務を担当し、知識不足を痛感しましたので、海外の自動車ライセンスを扱うときに必要な法的知識などを勉強中です。
これからもインバウンドのお客さまを含め、たくさんのお客さまとの交流を楽しみながら、スキルアップを目指していきたいです。

学生の方へメッセージ

就職活動中は、あまり取り繕うことなくありのままの姿勢で臨むことを意識すると良いかと思います。その方がお互いにとってギャップが少なく、入社後ものびのびと働けると感じたからです。当社の面接でもこのスタンスが功を奏したのか、リラックスして自分自身について話すことができましたし、面接官との会話から会社の雰囲気も感じ取ることができました。
私はもともと人とコミュニケーションを取ることが好きだったので、接客を通じて自分だからこその価値を提供したいと考えていました。なおかつ世界中で多くの人に愛される「トヨタの自動車」を提供できるのであれば、きっと有意義な仕事ができると考えました。

実際に働いてみると、就職活動中に感じた雰囲気がそのまま店舗にも広がっていました。朗らかで気さくなメンバーが多く、上司や先輩に気軽に相談できるので助かっています。
また、店舗はシフト制ですが、年間休日は本社勤務のスタッフと同じです。休みの希望を出すこともできますし、無理なくシフトが組まれているので、プライベートと両立しながら働くことができます。平日のお休みを利用して、土日は混雑しているような所へ出かけることもできるので、思った以上に充実しています。

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「有給休暇はもちろん、店舗内のメンバーと 調整しながら長期休暇を取ることもできます。ワーク・ライフ・バランスの整った働き方ができますよ」(蓮見さん)

マイナビ編集部から

23区内を中心とする東京都内と成田空港でレンタカー店舗を運営するトヨタモビリティサービス。個人・法人のお客さまに対して、トヨタグループの多彩なラインナップから要望に合わせた車両を提供している。
そんな店舗では、長く働きつづける社員が多いという。産休・育休の取得率は100%を誇り、復帰後の時短勤務制度も整っている。シフト制の仕事では急な休みを取りにくいイメージもあるかもしれないが、同社では子育て中の社員が気を使わずに休めるよう協力し合う文化があるのだそう。また、男性社員の育児休暇取得率も上昇傾向にあり、1カ月程、育休を取得することも。「育児に専念した経験が仕事にも生かせる」という声もあり、社内ではとてもポジティブに受け取られている様子がうかがえた。
店舗スタッフのキャリアパスについては、本人の希望に応じてさまざまな道がある。本社業務にチャレンジする道もあれば、店舗でマネージャーを目指すこともでき、本人のビジョンに沿ってキャリアプランを描くことができるのだ。
接客を経験しながら自身の可能性を広げ、さまざまな選択肢から自分に合ったキャリアを築いていきたい。そのような価値観を持つ学生は、同社にアクセスしてみてはいかがだろうか。

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幅広い層にとって身近なレンタカーというサービス。「買う」よりも手軽な「借りる」「シェアする」という使い方は、今後もさらにニーズが高まるだろう。

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