最終更新日:2025/3/31

ヤマサ蒲鉾(株)

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

確かな品質、確かなうまさが自慢のヤマサ蒲鉾。そのつくり手になってみませんか!

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若手のうちから挑戦できる環境で活躍する先輩たち

おいしくて、安全・安心なヤマサ蒲鉾は食卓になくてはならない存在。そんなかまぼこの製造、販促に携わる3名の先輩社員にお話を伺いました。仕事の工夫、やりがい、目標など、若手社員の生の声をお聞きください。

■松本 有加里さん(左)
2019年入社/営業部

■黒岩 菜々子さん(中央)
2019年入社/製造部

■奥田 耕平さん
2017年入社/製造部(右)

私の休日の過ごし方

週末になると2歳と5歳の甥っ子が遊びに来るので、休日は彼らのお相手をすることがほとんど。正直、疲れますが(笑)、とってもかわいいので癒されています。(松本)
私はインドア派なので土曜日の休日は学生時代の友人とカフェを巡って、おしゃべりするのが恒例。ゆったりとした時間を過ごしながら、リフレッシュしています。(黒岩)
休日は図書館や博物館に行くことが多く、近所の博物館の特別展示には毎回欠かさず足を運んでいます。私は参加していませんが、社内では釣りやゴルフも盛んですよ。(奥田)

入社1年目で「ヤマサ蒲鉾チャンネル」を立ち上げ、練り物の魅力を発信中!

校外学習で工場を見学したり、お弁当に必ずヤマサ蒲鉾の商品が入っていたり、私にとって当社は子どもの頃からなじみのある会社でした。もともと地元で就職しようと考えていたこともあり、「姫路の有名企業は?」と考えた時にまず思い浮かんだのがヤマサ蒲鉾。このインスピレーションは色々な企業の説明会に参加してもブレることはなく、第一志望のヤマサ蒲鉾に入社を決めました。

私は現在、営業部に所属し、動画の撮影・編集・配信、販促物の作成、自社のオンラインショップや楽天市場の受注業務など幅広い業務に携わっています。特に注力しているのは動画関連の業務で、入社してすぐコロナ禍になったこともあり、動画配信を通じて若年層に練り物の魅力を知ってもらうおうと、自社のYouTubeチャンネル「ヤマサ蒲鉾チャンネル」を立ち上げました。先輩と2人で始めたのですが、すべてが手探りからのスタート。動画をどう撮影するのか、編集の仕方もわからず、最初は自前のスマホですべてを行っていました。現在は会社が用意してくれた機器を用いて撮影・編集・配信を行い、少しずつチャンネル登録者や再生回数が増えるやりがいを味わっています。

特に嬉しかったのは、試行錯誤した料理動画の再生回数が伸びた時です。「カニカマのスパニッシュオムレツ」は特に評判がよく、「練り物を使って手軽にできる」と多くの方に見ていただくことができました。今後も若年層をターゲットに練り物の魅力を伝え、より多くの人にヤマサ蒲鉾を知ってもらうのが私の目標です。また、親子で一緒につくれるレシピを考え、当社の商品を介して家族団らんの場を創出できたらと思っています。こうしたビジョンを実現するにはまだまだたくさんの仲間が必要なので、YouTubeやSNSに興味のある方にぜひ入社してもらいたいです。(松本)

我が家の食卓に欠かせないかまぼこ。私の仕事を家族が認め、喜んでくれるやりがい

資格を生かして栄養士として働くか、食品メーカーに就職するか。就職活動ではいずれの道に進むか悩み、子どもの頃から親しみを感じていたヤマサ蒲鉾への入社を決めました。「おいしいかまぼこを自分の手でつくりたい」。そう思ったのが何よりの入社動機です。

私は入社以来、製造部でかに風味かまぼこ(カニカマ)の包装工程に携わり、現在は箱詰めを担当しています。擂潰(らいかい)、成型の工程を経て、トンネルフリーザーを通って冷却された商品がトレーや真空パウチなどで包装されるのですが、これらを箱詰めするのが私の役割。同じラインでも時間帯によって異なる商品が製造されるので、テキパキと作業することが欠かせません。また、商品によって箱詰めのルールが細かく決められているので、それに則って作業することが必須。私はまだすべてを把握しきれていないので、報告・連絡・相談はもちろん、自発的に先輩に質問するようにしています。また、もう一つ心掛けているのが、衛生面の徹底です。扱うものが食品なので手洗いやアルコール消毒を怠らず、お客様に安心して召し上がっていただけるよう常に注意しています。

ヤマサ蒲鉾を代表する商品の一つ、カニカマに携わっていることで祖父母がとても喜んでくれるのが私のやりがいです。我が家にとってかまぼこは食卓に欠かせないものなので、仕事を通じて家族が喜ぶ姿を見られるのがとても嬉しいですね。また、スーパーなどで自社商品を手にしているお客様を見ると、ちょっと誇らしい気持ちになっています。今後は箱詰めのすべてのノウハウを身につけ、学んだ知識を後輩にしっかり伝えられる存在になるのが私の目標です。正確さとスピードの両方を兼ね備えた先輩として、丁寧な指導ができるようになりたいと思っています。(黒岩)

ヤマサ蒲鉾の人気商品カニカマを担当!国内外で愛される商品をつくっています

県外の大学に進学したので、そこでの就職も考えましたが、やっぱり地元で働きたいと姫路に戻って就職活動を始めました。私が重視していたのは「地元」と「食」で、実家が食堂を経営していることから自分も食に携わりたいとヤマサ蒲鉾に興味を持ちました。ヤマサ蒲鉾は姫路を代表する食品メーカーですし、安定性も申し分なし。どこよりも早く内定を出していただき、喜んで入社を決めました。

入社1年目は製造部の擂潰(らいかい)課に配属され、冷凍魚肉をすりつぶして練り物の元となるすり身を作る工程を経験。2年目から現在の成型課に異動になり、かに風味かまぼこ(カニカマ)を担当しています。最初はわからないことが多く、上司や先輩に質問してばかりでしたが、経験を積んだ現在は責任者としてスタッフを指導できるまでに成長したと自負しています。

当社のカニカマは10種類以上あり、1日の生産量もトン単位とダイナミック。国内はもちろん、香港をはじめ海外からの需要にも応えているので責任は重大です。カニカマの種類によって製造工程や使う機器が異なるうえ、成型工程で商品の最終的な良し悪しが決まるので細心の注意が必要になります。私は責任者としてラインのスタッフを指揮する立場でもあるので、常に情報共有を行い、不具合を未然に防ぐことを心掛けています。より良い商品を生み出すためには色々と苦労がありますが、自分の携わった商品が店頭に並んでいるのが何よりの喜び。私がカニカマに携わっていると知らない友人や家族から、「あれ、おいしいよね」と商品を褒められると余計に嬉しさがこみ上げてきます。

現在はカニカマに加え、大手コンビニ向け新商品の量産化にも携わっており、ますますやりがいを感じているところ。まだスムーズな稼働には至っていないので早急に改善点を見直し、1日も早く軌道に乗せることが私の目標です。(奥田)

学生の方へメッセージ

【松本】就職活動ではできるだけ色々な企業を見て、本当に自分に合う企業を探してください。私は最初から当社が第一志望でしたが、それでもいろいろな企業の説明会に参加し、「やっぱりここだ!」と入社を決めました。食べることが好きで、何事にも前向きに取り組める。そんな方ならヤマサ蒲鉾で大いに活躍できると思います。ぜひ一緒に働きましょう!

【黒岩】製造部の仕事は事前の段取り、箱詰め本番でのルールの理解や臨機応変さが大事。それに意外と動くことが多いので、体を動かすのが好きな方ならより活躍できると思います。最初はわからないことも多いでしょうが、優しい先輩方がどんな些細な質問にも丁寧に答えてくれるので心配はいりません。ちなみに当社は社員食堂があり、提供されるメニューの中でもカレーライスは絶品!入社したらぜひ食べてみてください。

【奥田】当社のカニカマはラインナップが豊富で、製造工程や使う機械、カニならではの色味をつける工程も様々。求められる品質、衛生管理が高度なこともあり、常にチャレンジが必要です。ニーズに応える難しさはありますが、挑戦を繰り返して成長できるのが当社の魅力。みんなで意見を出し合い、より良いものづくりができるよう切磋琢磨しています。若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境で、ぜひ力を発揮してください。

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20代を中心とする若手が活躍しているヤマサ蒲鉾。「早くから責任ある仕事を任され、新たな取り組みにもどんどんチャレンジさせてもらえるのが、当社の特長です」。

マイナビ編集部から

数あるかまぼこ企業の中でも圧倒的な認知度と売上、そしておいしさを誇るヤマサ蒲鉾。その味わいの秘密は、かまぼこづくりに使用される清流・夢前(ゆめさき)川の伏流水、即ちミネラル豊富な天然水にあるという。また、徹底した衛生管理も同社の特徴となっており、先進的かつ有効的といわれるHACCPとISO9001を融合させた品質マネジメントシステムをすべての工場・ライン・製品に導入するほか、いち早く食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000を導入。ヤマサ蒲鉾は食品衛生・食品安全・品質管理において、日本をリードする食品メーカーの一社と位置付けられている。

今回の取材を通じて感じたのは、若手社員の活躍だ。入社間もない人材にも早くからチャンスを与え、一人ひとりの成長を会社が後押ししてくれる。若手社員もそんな会社の思いにしっかり応え、飽くなきチャレンジを続けるひたむきな姿勢が見て取れた。自らの仕事を楽しみ、挑戦することにやりがいを感じる礎となるのが、同社の温かい社風だろう。人の和を大切にする同社では日帰り旅行や潮干狩り、ボウリング大会、川下りなど、社員が交流できる場を大切にしており、海の家、山の家など保養施設も充実。コロナ禍で以前のようにはイベントを実施できないが、こうした社風があるからこそ仕事へのモチベーションが上がり、より良いものづくりができるのだと感じた。

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かにつめ風かまぼこはヤマサ蒲鉾のロングセラー商品。発祥地であるこの場所には、かにつめの大きなオブジェが立っている。かまぼこ工房「夢鮮館」への目印としても有名。
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