まずは自分の専攻分野にとらわれず、業界や職種を絞り込みすぎないことをオススメします。企業研究の段階であれば、多くの業界や職種を見てみること。規模の大小を問わず広く調べるうちに、興味関心の幅が意外な方向へ広がることもあるでしょう。今まで知らなかった企業が、実は身近な製品・サービスを提供しているということもあります。表面的な印象だけでなく、事業内容をより詳しく深掘りするのも面白いですよ。例えば当社なら、メーター機器の開発製造だけでなく、アプリ開発や次世代向けのシステム開発にも事業を展開しています。
自分がどんなことに興味があるか、キーワードを決めて探ってみるのも良いでしょう。当社が手がける水道メーター・ガスメーターは、水やガスの使用に不可欠な暮らしの必需品。そのメーターがIoTとAIによってスマートメーター化し、事業のDX化に貢献しています。機械製造や工学のイメージが強いかもしれませんが、実は「社会の役に立ちたい」「地域の暮らしを支えたい」「インフラ系の仕事に興味がある」という方にもマッチする業種です。機会があればぜひ、インターンシップや企業見学など、実際に働く人や社内の雰囲気にも触れてみてください。そのときに確かめてほしいのは自分がそこに溶け込んでコミュニケーションを取りやすいかどうか。社員の生の声に触れることで、「ここで働きたい」と思える魅力的な企業も見つけやすくなると思いますよ。