最終更新日:2025/4/14

三菱ケミカル物流(株)

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 海運

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 11年目以上
  • 文学部

ベンガル湾からのメッセージ

  • S.F
  • 2008年入社
  • 文学部 卒業
  • 本社 海運事業本部外航部
  • ケミカルタンカー船の運航業務

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 企画・サービスを提案する仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名本社 海運事業本部外航部

  • 仕事内容ケミカルタンカー船の運航業務

現在の仕事内容

私は2008年に入社以来、外航部に所属しケミカルタンカーの運航業務を行っております。
ケミカルとは石油化学製品のことで私達の生活に欠かすことのできないプラスチックやポリエステル製品の原料ですが、そもそもは液体で生産されます。従ってタンカーで輸送されることになるのです。私は4隻の1万トン積みのタンカーでペットボトルやポリエステル繊維の原料となるパラキシレンや酢酸を日本から離れたシンガポール・インド間で運航させています。日本の大手商社がお客様です。契約内容とお客様の要望に応えるべく、日々変わる船、積地、揚地、天候等の状況を把握し最適な運航スケジュールを組むことが主要な業務です。普段の業務はほぼ英語で行われています。多くのお客様が海外企業であり、乗組員も外国籍(韓国・フィリピン・インドの方)です。
私達の現場は1年365日、24時間休むことなく動き続けるので体力的には大変ですし、お客様からお預かりした貨物を普通にお届けして当たり前というとても地味な世界ではありますが、「当たり前」の為に主体性をもって為すべき事を行う点は非常にやりがいのある環境だと思っています。


今の仕事のやりがい

私の日常はお客様から預かった貨物を輸送して当たり前、同じ航路で同じ貨物をきちんと輸送する毎日の連続。どこにやりがいを見つけられるのか、戸惑いました。
しかし、当たり前のように決まった航路を行き来する私の担当船が十数億円の価値のある貨物を輸送していること、頂く運賃も数千万円を超えることを知るに従い、当たり前の作業に「意味」が付き始めました。ひとつを知ると世の中の仕組みが繋がってきます。そうした高額の貨物も需給関係等により価格が動きお客様の利益に響きます。船が遅れれば商品の価値が下がるかもしれない、お客様の希望するタイミングで貨物を届けたい。
私の業務は海上輸送です。気象状況、港の状況は毎日異なります。予定は組みますが、思い通りにはいかない。お客様の要望は叶えたい。その為に現場を勉強し、船や現地代理店に指示し、時にはお客様にも協力を願うことでいつもの輸送を行うこと。
いつものお客様、いつもの貨物、いつもの航路を運航していても、指示内容は毎回オーダーメイドです。状況に適した指示を現場に出せるのか?そしてお客様からの「ありがとう」という言葉を頂けた時が私のやりがいを感じる瞬間となっていました。


物流事業・業界について

私から見た物流業界の女性の進出についてお話ししたいと思います。
皆さんもイメージされているとおり男性の多い業界です。これは物流事業が現場から現場へ輸送で繋ぐという物理的に男性の力が必要とされる機会の多い仕事の性質上、今後とも変わらないとは思いますが、それでも着実に女性が増えてきているなと感じています。
主にシンガポールですが、私の業務では女性の管理職や担当は当たり前のこととなっており、性別の区別なく業務を行っていて、日本の一歩先を進んでいます。むしろ女性であることを理由にした甘えが許されないな、と感じています。一方、当社の先輩女性に聞いた話ですが、入社当初に電話口で「女性ではなく男性の担当者と話しをさせて欲しい」と言われ悔しい思いをしたが、一生懸命勉強し、何度も現場に足を運んだ結果、今ではそのような事を言われることもなくったとのこと。現在、その先輩は男性後輩社員に業務上の指示を出して活躍されています。
本人の努力と周囲のサポートの両方があって初めて成立することだとは思いますが、世の中の流れや会社の意識の変化によって少しずつ女性も働きやすい環境に変わっているのではないかと思います。


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