最終更新日:2025/4/30

(株)フォーカスシステムズ【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人の温かさに支えられ、難易度の高い技術を身につける

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自分らしく技術を究められるフォーカスシステムズ

SI、ITサービス、情報セキュリティの3本柱の事業を展開するフォーカスシステムズ。
エンジニアとして価値ある技術を形にし続けてきた2人の先輩に、入社後の歩みについて語ってもらった。

■松木 駿さん
デジタルビジネス事業本部 デジタルコンサルティング事業部 主任
経営学部経営学科卒
2013年入社

■岡田 真奈さん
デジタルビジネス事業本部 デジタルコンサルティング事業部
社会学部メディアコミュニケーション学科卒
2022年入社

先輩の横顔

松木さんは4人のお子さんの子育て中。休日はドライブを楽しむなどして家族の時間を大切にしている。子ども一人2万円の扶養手当を支給されるのが非常に心強いという。
休みが取りやすいのも同社の自慢。岡田さんは先輩と一緒にライブに出かけてリフレッシュしているという。ゲームも好きで、家にいるときにはFPSをプレイしている。
ともに文系出身からIT業界の扉を叩いた松木さんと岡田さん。充実の新人研修やOJT制度のおかげで、不安なく成長を遂げられたと実感している。

【松木さん】最新技術にもチャレンジ。リーダーとして会社を引っ張る

就職活動では業種業界を問わず、幅広く企業を探していたのですが、途中から将来性あふれるIT業界に魅かれるようになり、文系出身ながらシステムエンジニアとして技術を学びたいと考えました。フォーカスシステムズを選んだのは、業種業態を問わないお客さまと取引する独立系SIerだからです。社会を広く見ていたかった自分にぴったりだと思ったのが決め手となりました。

実際、入社してからはその思いが叶うかのように、多彩なお客さまからの依頼に臨んできました。担当している技術こそ、ワークフローなどを作るWeb系パッケージソフトで一貫しているのですが、あらゆる企業・団体で用いられているソフトだけに、これまでに音楽や生命保険、公的団体、不動産などのお客さまにかかわってきています。

私が開発のリーダーとして責任ある立場を担うようになったのは5年目のことでした。実はその2年前、公的団体の案件に異動になったと同時に上流工程から参加したのをきっかけに、「将来はリーダーになりたい」と上長に希望を出しており、段階的に仕事を割り振ってもらいながら管理スキルを磨いていました。

晴れてリーダーとなってからは、お客さまに課題をヒアリングしたり、オフショア開発を任せているベトナムの協力会社に依頼したりと、一人の開発者だった時代とは全く異なる角度の仕事に臨んできました。チーム内外の意見の違いに板挟みになることも多いのですが、まずは今、自分たちに何ができるのかを把握し、部門長らにも相談しながら方向性を固めておくことが、お客さまに納得していただける結論に近づくのだと思っています。

その後もいくつかの案件でリーダー役を担ってきましたが、直近では社内でも事例が少ないローコード開発に携わっています。新しい技術を活用するのは楽しいという感覚が強く、社内にナレッジを蓄積するという意味でも、技術的に高度な領域にも果敢にキャッチアップしてきました。

リーダーとしてはメンバーの育成も至上命題となっています。それぞれがやりたいことを究めていけるように、密にコミュニケーションを取りながら作業を割り振った結果、以前に比べて成長を遂げている様子を見れることがやりがいになっています。成長したメンバーたちと意見を出し合い、お客さまから高い評価が得られるシステムを完成させられたときの達成感も格別です。

【岡田さん】文系出身から3年目でリーダーに。人の役に立てている実感がモチベーションとなる

小さい頃からパソコンを触るのが好きだったことから、就職活動では最初からIT企業を目指していました。企業選びの軸は“人を大切にしている”会社でした。コロナ禍直撃の就活でしたからさまざまな制限があったものの、当社はWebサイト等から社員を大事にしている社風が伝わってきましたし、リモート面接でも人柄の良さが伝わり好印象を持ちました。社員それぞれの希望に耳を傾け、やりたいことを後押ししてくれる点にも共感をして、当社で頑張っていくことを決意しました。

入社後は約2か月間にわたる全体研修で、同期約85名と一緒にITの基礎知識を学び、その後の1か月間にわたる事業部での研修で実践的な技術を身につけていきました。講師役の先輩に聞きやすい環境でしたし、同期同士で支え合いながら学べたおかげでじっくりと基礎を固めることができました。希望の部署に配属されてからは、企業に対してのERPパッケージソフトの導入や改修などに携わってきました。

最初の1年間は教育系企業に対しての新規導入プロジェクトの一員となり、先輩のOJTを受けながら業務に臨みました。配属直後からプログラムを書くことになったものの、さすがにわからないことだらけでした。ただ、テレワーク環境ながらも先輩たちがいつでも快く質問に応えてくれたおかげで、一歩ずつ前に進むことができました。

現在はある研究所に導入されたERPパッケージに関して、機能の修正や追加機能の導入に携わっています。最初は一人の開発者だったものの、先輩が産休に入ったと同時に私がリーダーとなり、後輩と開発スペシャリストの先輩の2人をまとめることになりました。進捗管理やメンバーのサポート、お客さまとの窓口など、まさにやるべきことは山積みの状態ですが、チーム内でお互いに報告・連絡・相談がしやすい空気を作りながら、課題をスピーディに乗り越えていこうと努めています。

一方、お客さまに対しては、専門的なところをかみ砕いて説明して、わかりやすく理解してもらえるようにも心がけてきました。密なコミュニケーションを通して要望をしっかりと形にした結果、お客さまから感謝の言葉をいただけたとき、人の役に立てたとの喜びが得られました。何も知らなかった3年前に比べると格段にITについての理解が深まっており、成長を実感しています。

先輩たちが目指す将来の姿。会社の雰囲気の良さも当社の自慢の一つ

■これまでに培ってきた技術力や、幅広い業界の案件を手がけてきた知識を生かすことで、将来的には会社組織を運営する立場となり、ビジネスを作っていきたいと考えています。そのためにこれまでよりも多くのメンバーを統率する力を身につけたいと思っています。先日は、社内の勉強会でローコード開発の講師を務める機会を得ました。さらには担当しているパッケージ製品の技術者交流会に参加して、社外のエンジニアとの情報交換にも臨んでいます。そうしたチャンスをどんどん活用して、自分の幅を広げていきたいですね。
社内の雰囲気を言えば、家族的な和気あいあいとした空気に包まれています。先日、事業部が社長賞を受賞した後は、事業部長が賞金でマグロの解体ショーを開いてくれて、メンバーたちの家族も招いて盛大にお祝いしました。こうしたイベントが時折開催されていますので、横の繋がりもおのずと強くなり、仕事をしていても良いムードが満ちているのかもしれません。
<松木さん>

■現在は周囲のみなさんに助けられながらなんとか仕事を進めている段階です。今後は私が周囲を支える側になるべく、自分をとことん磨いていきたいと思っています。そのためにはまずは開発スキルの向上が課題となってきますので、チーム内の開発スペシャリストの先輩の書いたプログラムをレビューした後、考え方や作り方を細かく聞いていくように心がけています。また人に説明する力も重要だと思っているので、この点は実践の中で一つずつ積み重ねていくつもりです。将来の方向性としてはリーダーとしてチームを率いる道と、開発スキルを磨いて技術のスペシャリストを目指す道の2つがあります。どちらに行くべきか選択を迷っていますが、さまざまな仕事を経験しながら自分に合う道を見出していきたいですね。
改めて振り返ってみると、上司や先輩に恵まれてここまでやってこられたのだと実感しています。温かなアドバイスを的確にもらえているので、文系出身でも問題なくキャリアを積むことができました。研修で繋がりができた同期も心強い存在で、仕事以外でも遊びに出かけて楽しい時間を過ごしています。OJT担当の先輩とも仲良くさせてもらっており、一緒に旅行に出かけることもあり、いい関係性の中で仕事をすることができています。
<岡田さん>

学生の方へメッセージ

■就職活動では業種業界を問わず、幅広く企業を見てください。その上でIT業界、そして当社に興味を持っていただければ幸いです。何でも挑戦できる環境が広がる会社ですから、もしみなさんが入社したとしたら、自分のやりたいこと、目指したい未来をしっかり考え、周囲に伝えていきましょう。上司や先輩から目標達成に向けて手厚いフォローが得られるはずです。
私自身、システムエンジニアとして仕事をしてみて思うのは、技術はもちろんですが、コミュニケーション力が大切だということ。社内外の関係者と連携してこそ成り立つ仕事だからこそ、人との関わりを大事にするという視点を持って扉を叩いてほしいです。
<松木さん>

■企業を調べる前に自己分析を行い、どういう会社でどんな仕事がしたいのか、明確にすることを心がけましょう。その上で選んだ企業に入れば、長く、楽しく働き続けていけるはずです。私の場合、会社の雰囲気や理念について調べるのを意識していました。現在もリモート開催の説明会が多いですが、気軽に参加できるからこそ、多様な企業を検討するチャンスになると思います。
当社の場合、研修制度も整っていますので、文系出身であっても問題なく成長を遂げられます。コミュニケーション力がある人、周囲と“報連相”できる人にこそ活躍の場が広がる仕事でもあるので、文系理系を問わず、多くの学生に興味を持ってほしいですね。
<岡田さん>

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チームワークの良さもフォーカスシステムズの自慢。チーム内のメンバーがお互いを支え合いながら、技術的に難易度の高い案件を続々と形にしてきた。

マイナビ編集部から

1977年に創業され、40年以上の歴史を有するフォーカスシステムズは、IT業界では老舗の部類に位置付けられる企業である。取引先も官公庁や大手企業が名を連ねるが、長きにわたって積み重ねてきた信頼の証だといえるだろう。

今回取材した社員たちが口をそろえて話をしていたのは社風の良さ。何でも話ができる風通しの良さ、温かみあふれる空気がどのプロジェクトにも漂っており、肩ひじ張らずに仕事に臨めるという。文字通り“人を大事にする”会社だけに新卒の教育にも注力しており、2カ月の新人研修では新人自らが主体的に考え行動するという自律自走の習慣化を目的としている。ヒューマンスキルとテクニカルスキルの双方で活躍できる人材を育成するカリキュラムも特徴の1つといえる。

約100名の新人が一堂に会して学んでいくだけに、同期の絆も醸成されやすい。社内の部活動で、部署の垣根を越えた社員の交流を図っている。同期で支え合い、切磋琢磨しながら成長して行ける会社だということが、取材を通してよくわかった。

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入社後は2カ月間の研修などを通して、社員の成長をバックアップ。IT未経験でもエンジニアとして飛躍できるチャンスがある。

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