最終更新日:2025/5/1

岡山県警察

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

困っている人の力になり、地域の安全・安心を守ることで、自分らしくキャリアを築く!

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強く・正しく・温かく!警察組織で働く誇りとやりがい

志した理由は様々でも、「誰かの役に立ちたい」「地域に貢献したい」という想いは同じ。様々な現場で自分らしく活躍中の先輩たちに、警察組織で働くやりがいや魅力、今後の目標について語ってもらった。

〈写真左から〉
警察本部・機動警ら隊 警察官 Fさん(巡査長)/2021年採用
警察本部・警務課 警察行政職員 Sさん(主事)/2021年採用
警察署・地域課 警察官 Bさん(巡査)/2023年採用

先輩たちの仕事風景

パトカーで管轄地域を巡回し職務質問を行うことで、地域の安全を守る「機動警ら隊」。事件や事故発生時にはいち早く現場に駆けつけ、救護活動や犯人逮捕に貢献します。
交番勤務では、事件や事故の通報を受けて現場での対応を行うほか、遺失物の届出や不審者情報など、住民から寄せられる幅広い相談にも一つひとつ真摯に対応します。
警察行政職員の業務は多岐に渡ります。装備資機材や施設の管理、備品の手配、予算の管理や職員の人事など、幅広い業務を通して警察組織の運営や活動のサポートを行います。

困っている人のもとへいち早く駆けつけられることが、この仕事の魅力!「ありがとう」の声が大きな励みに

就職活動を始める時に「人の役に立つ仕事がしたい」という大きな想いがあり、地域の人々の安全・安心な暮らしを支えている警察官の仕事に興味を持ちました。また、小学生の頃から取り組んでいた剣道を生かせる環境があったことも、この仕事を選んだ理由の一つです。実際に、現在は訓練中にほかの警察官への指導を担当することもありますし、警察官の剣道大会に出場することもあり、特技を生かして組織に貢献できていると思うと嬉しいですね。

警察学校を卒業後、交番勤務を経て、2024年3月から本部の機動警ら隊に配属になりました。県民の安全な暮らしを守るため、パトカーで管轄地域を巡回して、不審者や何か気になる行動をとっている人がいた場合に職務質問を行い、様々な犯罪や事故の未然防止や検挙に努めています。また、事件や事故が発生した時には現場に急行し、被害者の救護や犯人の検挙にも取り組んでいます。

パトロール中には、年齢も特徴も異なる様々な方に職務質問にご協力いただくので、一人ひとりに合わせたコミュニケーションをとることが大切。最初はどう接して良いかわからず戸惑うこともありましたが、常に先輩たちとチームで行動していて、困った時は一緒に質問をしてくれたり、その都度的確なアドバイスをもらえたので、安心して挑戦することができました。警察官に声を掛けられたことで興奮したり、怖がられる方もいらっしゃるので、まずは笑顔や丁寧な言葉づかいを心掛け、相手の気持ちに寄り添う質問をすることで、少しずつスムーズにお話しができるようになり、成長を感じています。地道な仕事でもありますが、そこから犯人の検挙や事件解決に繋がることもあり、達成感も大きいですね。また、夜道を歩いている方に反射板をお渡ししたり、困っている方にも積極的に声を掛けるようにしていますので、「ありがとう」「助かりました」と、感謝の言葉をいただける機会も多くあります。困っている人のもとに駆けつけて、誰かの助けになったり、地域の安全に貢献できる仕事に大きな誇りとやりがいを感じています。これからも、パトカーに向けて手を振ってくれる子どもたちや、警察官を信頼してくださる地域のみなさんの期待に応えられるように、真摯に仕事に向き合いながら成長していきたいです。
<警察本部・機動警ら隊 警察官 F>

どんな時も助け合える仲間とともに、警察組織の一員として地域に貢献!

私が仕事を選ぶ上で一番重視していたのは「やりがい」を感じられること。学生時代には教員免許を取得して教師になることも考えていたのですが、大学で行われた警察官の採用試験についての説明会に参加したことで、警察官の仕事にも興味を持ちました。採用後は警察学校で仲間とともに様々な訓練を経験しながらイチから学べる環境があることや、幅広い業務を通して地域に貢献できることを知り、自分も新しい可能性に挑戦してみたいと思うように。そして何より、警察組織という大きな繋がりの中で、同じ想いを持った仲間と支え合いながらチームとして働けるところに魅力を感じたのが、この仕事を選んだ一番の理由です。

採用後は6カ月間の警察学校での訓練を経て地域課に配属され、交番で勤務しています。交番での業務は多岐に渡り、住民の方から多く寄せられる相談に対応するほか、事件や事故の連絡を受けて現場に向かうこともあります。また、管轄地域のパトロールや、地域の方のお宅を順番に訪問して、お困りごとなどの聞取りや防犯指導も行っています。地域の方との関わりがとても深く、想像以上に幅広い方々と接する機会がある仕事ですので、自分とは違う価値観や考え方を持った方とのやりとりを通して、人間的に成長できる部分もとても多いですね。自分の言動に細心の注意を払うことや、一人ひとりの想いに寄り添う対応を心掛けるのはもちろんですが、相手の方の特徴や動き、その場にある緊張感なども瞬時に把握しながら、危険を回避し安全を守るための、警察官ならではの視点も大切にしながら業務に取り組んでいます。

警察官というと、危険な事件や事故との関わりをイメージする人も多いと思いますが、実際に交番に寄せられる相談内容は、遺失物の届出から不審者情報まで実に様々です。通報の時点では事件と断定しにくい場合も多いのですが、地域の方にとって、警察官は困った時や助けて欲しい時に、いつでも頼っていただける身近な存在であることを改めて実感し、誇りと責任を感じています。これからも、みなさんからの「ありがとう」の言葉を励みに、どんな状況にも対応できるオールラウンダーを目指して、幅広い業務に挑戦していきたいです。
<警察署・地域課 警察官 B>

ずっと長く安定して活躍できる環境で、警察組織の運営や活動をサポートしていきたい

就職活動を進めていく中で、最初は「警察官ってかっこいいな」という軽い気持ちから、仕事内容や採用試験について興味を持ちました。詳しく調べていくうちに、警察の仕事をしてみたいという気持ちはどんどん大きくなりましたが、同時に自分に務まるのだろうかという不安もあり、迷っていたところ「警察行政職員」の仕事に出会いました。警察官となると体力的に自信がない部分も、事務や管理業務が中心の警察行政職員であれば、様々なライフイベントを経てもプライベートと両立しながら、警察組織や活動をサポートし続けられると思い、採用試験への挑戦を決めました。

採用後は、同期のメンバーと一緒に警察学校で約1カ月間、社会人としてのマナーのほか、警察組織や業務についての基礎知識を学びました。採用時に業務についての知識はほとんどなく、イチからみんなで学ぶことができたのでとても心強かったですね。その後、配属先が分かれてからも定期的に情報交換や相談をしながら、今でも仲良くしています。いつでも頼れる存在が組織内にいることで、大きな励みになっていますね。

警察学校卒業後は、免許センターで約1年間勤務し、その後は警察署で給与の計算や管理のほか、落とし物係で遺失届の受理や落とし物を持ち主にお返しする業務も担当していました。配属先は比較的大きな警察署であったこともあり、落とし物に関する問合せの電話もたくさんかかってきていましたし、取り扱う事件や事故の範囲も幅広く、色々な部署や課が連携しながら業務に取り組んでいました。警察官と接する機会も多く、それぞれの業務の内容や組織全体の仕組みについての理解もより深めることができたので、自分が担当する仕事の流れもイメージしやすくなり、段々と効率的に作業できるようになりましたね。現在は警察本部の警務課で、給与計算に関する業務を中心に担当しています。本部での業務はより専門性が高まり、各警察署の担当者から問合せを受ける立場でもあるので、経験豊富な先輩に指導していただいたり、県の担当者に問い合わせたりしながら、日々勉強しているところです。これからも警察組織の運営や活動を支えている立場としての責任と誇りを持って、自分が成長していくことで、地域に貢献していきたいと思います。
<警察本部・警務課 警察行政職員 S>

学生のみなさんへメッセージ

警察官は、困っている人のもとに駆けつけて直接力になることができるので「誰かの役に立つ仕事がしたい」という人や責任感がある人にとって、とてもやりがいのある仕事だと思います。「ありがとう」「助かりました」と声を掛けていただいた時は本当に嬉しいですね。地域の安全を守るという誇りと責任を持って、人間的にも大きく成長できる環境ですよ。
<警察本部・機動警ら隊 警察官 F>

警察官になるために一番必要なことは「警察官になりたい」と思う気持ちだと思います。どんな仕事でも自分に合うかどうかは実際に経験してみないとわからないと思いますので、まずは挑戦してみることをお勧めします。採用試験を難しく思う方もいるかもしれませんが、警察官として活躍できる分野は幅広く、業務に必要な知識やスキルは採用後にしっかり学べますので、安心して挑戦してください!
<警察署・地域課 警察官 B>

ジョブローテーションで幅広い業務や部署を経験しながら、キャリアアップを目指していけるのも、警察行政職員の仕事の魅力の一つ。どの部署でも先輩社員が一つひとつ丁寧に指導してくれるので安心して新しい業務に挑戦できますし、温かい雰囲気の中で毎日楽しく働いています。ライフイベントを経て長く活躍されている先輩も多く、将来を思い描きながら成長できますよ。
<警察本部・警務課 警察行政職員 S>

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多くの部署や業務を経験しながら自分らしく成長できる環境。他部署やチームのメンバーと連携して取り組む業務も多く、職員同士の距離が近いのも特徴の一つ。

マイナビ編集部から

県民が安全・安心を真に実感できる社会を実現していくため、日々犯罪の検挙・抑止、各種の事故防止に努めている「岡山県警察」。警察官というと、厳格なイメージや採用試験があることから、「自分にできるのだろうか」と迷いを感じている人もいるかもしれない。だが、ぜひ学生のみなさんに知っていただきたいのは、警察官は誰にでも挑戦でき、幅広い可能性を広げていける職種であるということ。法律に関する知識や警察ならではのルールなど学ばなければならないこともたくさんあるが、採用後に警察学校でイチからじっくり学べる環境が整っているので、文系・理系出身者もスタートラインは皆同じ。警察官として働き始めてからも、多岐に渡る部署や業務を経験しながら、自分らしくキャリアを築くことができる。

また、同期のメンバーと過ごした警察学校での想い出や培った絆が、その後の大きな支えとなっているということも、取材を通して感じることができた。どんなときもお互いを思いやり、支え合える仲間と出会えることも、警察組織で働く大きな魅力の一つだ。「人の役に立つ仕事がしたい」「新しい可能性に挑戦したい」「地域に根ざして長く安定して活躍したい」という方にとって、最適な職場だろう。

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ワークライフバランスを実現しながら働ける各種制度や環境も整っている。採用後は警察学校でイチから学ぶこともできるので、安心して新しい可能性に挑戦して欲しい。
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