最終更新日:2024/12/17

(株)イズミ(ゆめタウン・ゆめマート・LECT他)

  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット
  • 食品
  • 専門店(複合)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)

基本情報

本社
広島県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

どんな環境でどんな働き方ができるのか、自身の経験を踏まえて先輩が答えます!

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多様な働き方ができる環境で、どんな「ゆめ」を実現する?

●人事部 部長 宮次 太功(1994年入社)
●能力開発課 課長 治郎丸 明子(2002年入社) ※取材当時

多様な働き方を支援する環境の中で様々な経験を積み、現在は働き方やステップアップを支える立場になったお二人。売場からバイヤーを経て、全く違う業務で新たな挑戦をしているという共通点を持つ二人に、これまでの経験から学んだことや、それが今の自分にどのように生きているか語り合ってもらいました。

挑戦、わたしの「ゆめ」

変化を恐れず挑戦を続けるお二人に、これからイズミで叶えたい「ゆめ」を語ってもらいました。
時代と共に商品やニーズが変わるように、人も変わるのは当たり前。既存のやり方や考え方にとらわれず、時代の変化に向き合う人事業務を目指したいです。
自分が研修を通して視野が変わったような経験を提供したいと思います。社員の皆さんの向上心やモチベーションのアップを全力でサポートします。

希望や適性によって様々な仕事に挑戦できる働き方、ジョブローテーションの可能性

―お二人は(株)イズミで様々な経験を重ねてきた中で、特に思い出深いことはありますか?

〔宮次〕地域に新しい食文化を作り上げたと感じた事です。私は入社以来ずっと鮮魚部門で、売場の新人から始まり、主任、ブロックマネージャー、バイヤーを経験しました。鮮魚は地域色の強い部門で、地域によって食べられている魚が異なります。それらを掘り起こした上で、他の地域で食べられている魚も提案したところ受け入れられるようになりました。その地域に「新しい食文化」を作り上げたと実感できたことはやりがいになりましたね。

〔治郎丸〕私は現在、社員教育を担当する能力開発部の課長ですが、入社時は衣料品配属でした。そこで主任、バイヤーを経験し、現在の部署に来る前は婦人服課(現ファッション課)の課長を務めていました。生活必需品である食料品と異なり、衣料品はなくても生活できる物なので、お客様の買い方が変化している時代にいかに「売れる物」を提案できるかが課題でした。
一番手応えを感じたのは女性のセレモニースーツ。卒業式と入学式の両方に着用する場合、ジャケット1着に対しスカートやワンピースが2着あるより、スカートやワンピースが1着でジャケットが2着ある方が喜ばれるのではないかと思い、メーカーさんや問屋さんに相談して開発しました。最初は順調とは言い難かったのですが、熱意をもって商談を重ねた結果、製造・販売に至りました。今ではこの商品は人気商品になり「なかった物を生み出す」手応えを感じる経験になりました。

―仕事内容が変わることに不安は感じませんでしたか?

〔宮次〕私は新しいものが好きなので、環境が変わることはむしろ楽しかったです。転勤も、今度はどんな人や食に出会えるのかとわくわくしました。

〔治郎丸〕同じです。私は仕事を3年で一つのスパンと考えていて、1年目はひたすら仕事を覚える、2年目はその反省を活かしながら自分なりのやり方を生む、3年目はその集大成として取り組んできました。だから4年目には新しい事に挑戦したいとの思いが、環境が変わる不安よりも強くなっていた気がします。

〔宮次〕知らなかったことを知ることは、視野の広がりにも繋がるしね。

〔治郎丸〕わからないことは聞けばいいし、助けてほしい時はお願いすればいいわけですから。
イズミは挑戦に前向きな会社なので、変化を楽しむ私たちには特に合っていると思います。

自身の成長を次のステージへ

―仕事をしてきた中で転機につながったと思うことはありましたか?
〔宮次〕主任の頃に、近隣の自社店舗にとても魅力的な売場を作る先輩がいて、そればかりを意識して追いつけ追い越せの思いでやってきました。その時はひたすら先輩の背中を追いかけていましたが、その時の日々の試行錯誤が知らない間に自分を成長させていたのです。それを感じたのは「バイヤーをやってみろ」と言われ、初めてもっと多くの店舗を見たとき。こんなにも店によって売場の質にバラつきがあるのだと知りました。自分の店だけでなく、広い視野で見れば、自分の経験を活かせることはたくさんあると知った一つのきっかけですかね。

〔治郎丸〕私は婦人服課(現ファッション課)の課長時代に、幹部候補研修の参加を勧められた時に「幹部なんてとんでもない」と思っていたのですが、参加して視野が広がりました。同じ社内でも全く違う仕事をしている方、グループ会社の方など様々な方と話ができたことが刺激になりました。その時まで担当部門の数字が全てだった自分が、いかに狭い世界しか見ていなかったのか気づきました。そしていろんな仕事があることを知り、こんなきっかけをくれた「研修」そのものに興味を持つようになりました。

―これまでの経験は今の仕事に生きていますか?
〔宮次〕イズミに入社以来、様々な知識や技術等を取得できる鮮魚部門で経験を積んできたことが力になっているという自負がベースですね。自分のものも、他者のものも、大抵の悩みは小さく感じ、動じずにどっしり構えることができます。

〔治郎丸〕私は「現場感覚」。宮次さんも同じだと思うのですが、売場はもちろん、バイヤーという立場で社外も見てきたことで培った凝り固まらない柔軟な視点や発想は、どんな業務にも役立つと感じています。

働き甲斐のある企業を目指して

―人事・教育という立場から、今はどんなふうに「長く働ける企業の実現」のために取り組んでいますか?
〔宮次〕入社以降様々なコトを経験し、幅広い知識を目指してほしいという思いはある一方、家庭の事情で転勤が難しい人、地元に貢献したいと思う人もいます。

―社員の働きやすさについてはどうですか?
〔宮次〕パートナー社員を含めると、圧倒的に女性が多い職場なので、社員が長く働きやすい企業であることはとても重要です。社員が中心となって会社を変えていく「ゆめCanプロジェクト」から出た要望を受けて、日・祝日の保育料の補助制度を設けるなど、様々な課題に取り組んでいます。女性活躍推進法に基づいた「えるぼし」や、子育て支援など一定の基準を満たした企業に与えられる「くるみん」などの認定も受けましたが、認定を受けることがゴールではありません。まだまだ通過点だと考えています。

―教育の立場からはどうですか?
〔治郎丸〕売場担当からマネージャー、あるいはバイヤーになりたいなど、キャリアプランに沿ったステップアップのための研修制度は比較的充実していると思います。その他にも、資格取得のための通信教育の費用を半額補助したり、先進他社から最新の取組みを学ぶための国内外の研修も設け、モチベーションアップに繋げる環境も整えています。現在、受け入れている技能実習生に関しても、さらに語学なども含めた様々な教育のサポートが必要になると考えています。

企業研究のポイント

次の60年へと歩み続けるイズミ。小売業は更なる変革の時を迎えています。変化対応業と言われる小売業。私たちと一緒に「ゆめタウン」に続く新たな「ゆめ」、皆さん自身の次の「ゆめ」をイズミで創造して欲しいと考えています。イズミは年次に左右されない、実力主義の会社です。スタートラインは皆一緒で、入社後それぞれの環境で何をしているか、何をしたかが評価されます。ある程度の実績を重ねれば、声を聞いてもらえる環境ですので、自ら手を挙げたり、やりたいことを言い続ける事でやらせてもらえるチャンスが必ずあります。自分次第で可能性がいくらでも広がるのが、当社の特徴であり魅力です。
また基本的には人と関わる仕事で、コミュニケーション能力の高い、明るく元気な対応ができる人には特に向いていると思います。学生のうちは、意外と社会人としての自分の力に気付いていない方も多いです。自分の適性を決めつけず、せっかくの機会なので、いろいろな企業の現場の雰囲気に触れてみてほしいと思います。

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マイナビ編集部から

失敗を恐れず、新しいことに挑戦しようと思ったら、その熱意に応えてくれる、前向きな社風を実感。社内外の風通しも良く、いいものは積極的に取り入れる柔軟性も持つ。そして常に小売業ならではの課題に向き合っているからこそ、どこよりも「働き甲斐」にもこだわっていると感じた。
中四国・九州地区を中心に地域密着型の店舗「ゆめタウン」「ゆめモール」「ゆめマート」、新業態「LECT」を展開するイズミ。「革新・挑戦・スピード」を企業DNAとし、現在、課題としていることは、「成長戦略」「競争力強化」「人材育成」そして、「デジタル投資」。社員が働き甲斐をもって仕事に取り組める環境がやりがいを生み、会社全体の活力になっている。社員ひとりひとりの挑戦から生まれる、イズミの挑戦はまだまだ続きそうだ。

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