広成建設(株)（JR西日本グループ）

京都で学生生活を送っていた私は、就職活動を前に「生まれ育った広島へUターン就職したい」と考えていました。また、駅員のアルバイトをする中で鉄道に興味を持ったことから、「できれば鉄道に関係する会社で働きたい」とも考えていました。
私は広成建設という会社を就職活動を始めるまで知りませんでしたが、合同説明会でブースに立ち寄ったのをきっかけに調べてみると、広島を拠点とするJR西日本グループの総合建設会社であり、鉄道に関係する工事を多く手掛けているということで、私の希望に両方当てはまる数少ない会社であることが分かりました。
いざ選考を受けてみると、面接官の方がどんどん話を引き出してくださり、私はリラックスして自分の考えていたことをほとんど話すことができました。そのときの達成感は今でも覚えています。
他社からも内定をいただく中でどうするか悩みましたが、JR西日本グループの一員として安定した経営を行っていること、そして社員の皆さんの「雰囲気」が、最終的に広成建設を選ぶ決め手となりました。

国の機関や県、市町村などが発注者となる公共工事担当営業として、工事情報（発注時期、工事の種類や規模など）の収集、入札・契約関係書類の作成と提出、検査への立会などを行っています。ものづくりという観点から見れば間接的な立場にありますが、自分がわずかでも関わった案件が竣工し、人々により快適な暮らしを提供している状況を目にすると、たちまち嬉しさがこみ上げてきます。
とは言いつつも、多様な入札制度や土木・建築の専門用語を始め、私にはまだまだ分からないことが山積みで、まさしく「日々勉強」となっています。
今はこのような状態ですが、いずれは私をサポートしてくださる先輩方のように自分の担当案件を受注に結びつけられるようになりたいと思っています。そして、『安全という技術　信頼というブランド』を掲げる広成建設の一員として、発注者からの信頼に応えられる営業を目指して成長していきたいと思っています。

就職活動においては、自分が志望する業種や職種、勤務地といった「軸」を決め、それに沿う会社を時間の許す限り多く訪ねてみてはいかがでしょうか。
いろいろな会社を訪ねて社員の方々の雰囲気や環境を観察したり、その会社の「偉い人」に自分の思いを直接アピールできたりするのは就活生だけの特権ですし、多くの会社に興味を持ったことにより得た知識や経験は、結果としてどの会社に入ることになったとしても無駄にはなりません。私自身、当時はそこまで考えることなくやみくもに様々な県内企業を訪ねていましたが、今となってはそのことで視野＝自分の可能性を広げることができたと思います。また、このことは現在でも業務を進める上でアシストとなってくれています。