最終更新日:2025/4/8

(株)共栄システムズ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

仮想化やクラウドといった最先端の技術を身につけていける魅力は大きい!

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若手から中堅のエンジニアが語る仕事の魅力

ITインフラの構築・運用に強い『共栄システムズ』。大手SIerのプロジェクトで活躍する若手~中堅のエンジニア3人に、仕事のこと、会社のことをトコトンうかがいました。

■K・Mさん(中央)/情報科卒/2010年入社

■Y・Hさん(左)/法学部政治学科卒/2015年入社

■M・Tさん(右)/人文学部人間科学科卒/2015年入社

※取材当時の内容です

3人の横顔

【K・Mさん】主任でプロジェクトのチームリーダー。後輩たちにとっては頼れる先輩。1人でも行くことがあるくらいカラオケ好き。
【Y・Hさん】お客様と一緒にフットサルをやるほど信頼関係を構築している。ほぼ毎週末に足を運ぶサウナ好き。
【M・Tさん】ヘルプデスク仕込みの対応力は、周りをうならせるほどレベルが高い。ロックフェスティバルに足を運ぶ音楽好き。

いよいよ創業50年も視野に。この安定感が魅力!

――就職先に『共栄システムズ』を選んだ理由は?

Mさん:私は学校で情報系を学んだので、IT業界を志望しました。中でも、当時すでに設立30年を超えていた当社に感じたのは抜群の安定感。これが入社の決め手です。

Hさん:私は文系ですが、何かしら技術を身につけたいと考えていました。IT企業の説明会に行くと、「うちはベンチャー気質だ!」というのを売りにしている企業が多かったのですが、当社は「ベンチャーとは対極で、コツコツと堅実に成長してきた」とはっきり言っており、ここなら技術を身につけながら働けるのでは、と考えました。しかも、創業から45年。Mさんと同じように、安定感にも魅力を感じました。

Tさん:私も文系なので、就活当初はIT業界はあまり視野にありませんでした。当社を知ったのは、ある小さな合同説明会。そのとき、当社にお客様のSOSに対応するヘルプデスクなどの業務があることを知ったのです。私は「人や社会の役に立てる仕事がしたい」と思っていたので、入社を決めました。

――どんなプロジェクトを担当?

Mさん:3人のチームは別ですが、業務はほぼ同じです。大手電機メーカー系SIerの開発部門のサーバの管理を担当しています。今風に言うと、クラウド管理者。クラウドの開発基盤を構築・運用しています。

Hさん:文系出身の私はまったく予備知識がありませんでしたが、Mさんが教育プランを組んでくれていました。印象に残っているのは、決められたIT用語を調べてPowerPointで発表するというもの。同期4人が今のプロジェクトに配属されたのですが、それぞれ調べて発表しました。

Mさん:講義もやったよね?

Hさん:はい。講義も受けました。クラウドの開発基盤を運用しているという話がありましたが、私は仮想マシンと言われても何のことかわかりませんでした。それでMさんが4人に講義してくれたのです。研修はだいたい2ヵ月くらいでした。

Mさん:そのときTさんはいなかったっけ?

Tさん:私の最初の配属先は別のプロジェクトでした。タブレットPCのコンシューマー向けサポートの仕事です。一般のお客様から「初期セットアップをしたいけど、やり方がわからない」といった電話に対応していました。今のプロジェクトに異動したのは、入社1年目の終わりごろ。そのときに、私もMさんから課題をもらいながら学びました。
※取材当時の内容です

仮想化されたIT環境が私たちの活躍の舞台。

――具体的な仕事は?

Mさん:大手SIerの設計・開発担当の方がテストで使うパソコンやサーバを一括管理するのが私たちの役目。設計の方からの「こういう環境でテストしたい」という要望を受けて、開発環境を構築します。最近は仮想化がメインです。業界用語では「プライベートクラウド」と言われています。アマゾンウェブサービス(AWS)やアジュール(Azure)といったクラウドサービスを耳にしたことがあるかもしれませんが、これらは外向けに出しているパブリッククラウド。社内で閉じているのがプライベートクラウドです。

Hさん:オンプレミスとも言います。

Mさん&Tさん:それは専門的すぎ(笑)

Hさん:プライベートクラウドが主ですが、AWS上で構築したり、実機をいじったりすることもあります。

Mさん:最近は実機ををいじることは少ないですね。

Hさん:そうですね。クラウドが中心です。

Mさん:最近は仮想化が流行っているので、私たちは次第にマシン室に行かなくなってきました。私は2011年から今のプロジェクトに入っていますが、当時は物理的なPCと仮想マシンの割合が半々くらいでした。構築となると、マシン室に行ってLANケーブルを挿したり、PCを開けてボードをいじったりしていました。ですが、現在はこうした物理的な作業が仮想でできるようになったのです。イメージとしては、パソコンの中にパソコンがいっぱいできるといった感じ。

Hさん:マウスでボタンをクリックするだけで、仮想マシンが立ち上がります。

Mさん:ただ、その仕組みも私たちがつくっていたりします。WindowsのOSには7、8、10、Vistaといったバーションがありますよね。サーバOSにも、これらと対になるものがあります。さらに、サーバのOSにはLinuxやUnixもあります。エンドユーザーの環境は多様なので、これらすべてに対応しなければなりません。

――やりがいは?

Hさん:最初のころは手順書通りにこなすだけで精一杯でしたから、中身まではよくわからかなかったです。ですが、知識や技術力がついてくると、自分がやっている作業の意味がわかってきます。それが楽しいですね。

Tさん:お客様の要望を受けて、できるだけ素早く開発環境を提供できるようにしています。すると、「素早い提供ありがとう」とお礼を言っていただけることがよくあるんですね。そんなとき、「がんばって良かった」って思えます。

予備知識がなくても、臆さないでほしい!

――職場の雰囲気は?

Hさん:すごくいいですね。

Mさん:アットホームですね。残業を強制されることもありません。残業は多くても月20時間前後くらい。私は今、全然していません。今月は2時間だけ(笑)。

Tさん:何か困ったとき、すぐに相談できる人が周りにいます。忙しくても、時間を割いて相談に乗ってくれる。そこがすごく助かっています。

Mさん:上司と部下、先輩と後輩がフレンドリーな関係ですね。友達ではないけど、堅苦しい関係でもない。

Hさん:本当に仲がいいです。全体的に若い人が多いので、話しやすいです。コミュニケーションがとれているので、協力しあいより良い仕事につなげていける環境です。

――自分が成長している実感は?

Tさん:配属されたときには任されなかったような仕事を任されるようになったとき、自分の成長を感じてうれしかったです。

Mさん:2人はお客様から評価されています。チームの中心メンバーになっているんです。2人を見ていて思うのは、入社時点ではITの知識はなくてもいいということ。Tさんはタイピングはできた?

Tさん:遅かったです……

Mさん:UnixやLinuxを知っていた?

Tさん:「何それ?」という感じでした。

Hさん:文系でも臆さないでほしいですね。

Tさん:文系・理系は関係ないです。

Hさん:現場に入ってつよく感じたのは、自分に知識がないのを先輩たちがわかってくれていること。基礎から学んでいける場所だと思って入ってきてほしいです。
知識がなくて不安な方は、「ITパスポート」という資格を取るのがおすすめです。私は入社前の春休みに取得して、ITに関する基礎的な知識が広く身につきました。勉強中はただ記憶するだけで内容までは理解していませんでしたが、仕事をしていくうちに「こういうことだったのか!」と、そこではじめて理解しました。

Tさん:資格を取ることも大事ですが、向上心も不可欠ですね。ずっと受け身の姿勢ではいられないので、今後は、より専門的な知識を身につけて、1人でも仕事を任せてもらえるような人材になっていきたいです。

Hさん:私はチームの基盤となるツールをつくれる人になりたいですね。

Mさん:それって、もしかして私のこと(笑)?

Hさん:もちろんです!

Mさん:私自身は、パブリッククラウド向けの案件にも対応できる人材になりたいですね。

採用担当者からのメッセージ

私たちが学生のみなさんに求めるのはたった2つです。

1つは、ITに興味があって、入社後に学ぶ意欲があること。予備知識なんてなくてもかまいません。入社後にいくらでも学んで成長できる環境だからです。

2つ目は、人と会話できること。ITというと、パソコンに向かって黙々と作業するイメージがあるかもしれません。しかし実際は違います。お客様のご要望をヒアリングしたり、お互いの条件をすり合わせるために折衝したり、自分から提案したりしなければならない場面が多々あるからです。お客様とも社内の人とも会話なしに仕事は進みません。

文系か理系かも気にしないでください。情報系を学んでいれば、もちろんその知識を大いに活かせます。しかし、文系にも強みがあります。どんな仕事もそうですが、ビジネス文章を作成しなければならないからです。コミュニケーション能力にしろ、文章能力にしろ、文系の人が優れている面も多々あります。

IoT(モノのインターネット)といい、AI(人工知能)といい、今、新しい社会を切り開いているのがITです。すべての産業を引っ張っているといっても言いすぎではないでしょう。

中でも当社が得意なのはITインフラ。電気や水道、鉄道、道路といった分野と同じように生活必需品です。そんな未来ある仕事を、私たちと一緒にやりませんか?

<取締役/松本直樹>

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「ITの予備知識がなくても心配はいりません。興味さえあれば、入社後にいくらでも学べますよ!」と採用担当の松本さん。

マイナビ編集部から

IT企業は数多い。だが、特色ある企業は意外と少ないかもしれない。『共栄システムズ』は、業界でもキラリと光る企業だ。

まず、歴史。IT業界は2000年以降に設立された企業が少なくないが、同社は前身時代を含めると創業1977年。これほど歴史ある企業はIT業界ではそう多くはないだろう。いかに安定した基盤があるかがうかがえる。

次に、企業との信頼関係。世界的な総合電機メーカー系のシステムインテグレーター(SIer)と直で取り引きしているのだ。しかも、20年以上にわたる付き合いがあるとか。これは強い。

最後に、インフラを得意としていること。アプリケーション開発も手がけるが、主力はサーバ・ネットワークといったインフラ。移り変わりの激しいIT業界の中でも、浮き沈みの少ない安定分野といっていい。今や水道やガス、鉄道と同じような社会インフラだ。

だが、最も特筆すべきは人間関係の良さかもしれない。270人というほど良い規模だからこそ、上司と部下、先輩と後輩がいい関係を築いているそうだ。しかも、この業界では月1回、本社に集まる「帰社日」が設定されていることが多いが、同社は本社ではなく拠点ごとに集まるスタイル。社員に無理を強いない企業姿勢がうかがえる。IT業界に興味があるなら、同社をのぞいてから就職先を決めても遅くはない。

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困ったことがあっても、先輩に相談しやすい雰囲気が根づいているのが当社ならでは。周りの仲間たちと一緒になって成長していける環境です。
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