最終更新日:2025/3/19

千葉信用金庫

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様も職員同士も、厚い信頼関係を構築。「ともに歩み」「成長できる」フィールド

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中堅・若手職員に仕事のやりがい、キャリアパスを聞く

地域の皆様のお役に立つ身近な金融機関として、千葉の毎日を支え続けている千葉信用金庫。職員は入庫してどのような仕事に取り組み、どう成長曲線を描いているのか。3名の中堅・若手職員に社風も含めて伺った。

◎實川 智也さん/大和田支店 営業係 係長/2016年入庫/商経学部商学科卒(写真右)
◎中山 媛郁さん/東金支店 融資係/2019年入庫/人文学類日本文学文化学類卒(写真左)
◎新垣 祐介さん/本店 営業係/2021年入庫/商経学部商学科卒(写真中央)

職員のプロフィールを紹介。多様な個性・キャリアを活かして活躍中

實川さんは野球部で培ったチームプレー、コンビニのバイトで培ったコミュニケーション力も発揮し係長として活躍。入庫後にファイナンシャルプランナー2級等の資格も取得。
中山さんは大学で書道に打ち込み展覧会に作品を出展。手書きの履歴書には、達筆な文字が活きたとか。休日はスポーツやバーベキューの場にも参加し、人との輪を広げている。
新垣さんは「事務は効率化しても、お客様との会話は効率化しない」がモットー。ファイナンシャルプランナーの上級資格の取得を目指している。趣味はバスケットボール。

お客様も後輩も「ともに歩む」精神で支援を惜しまない。係長としてチームを盛り立て経験も伝授(實川さん)

お客様に極めて近い距離の仕事として、地域密着でパートナー的な信頼関係が築ける金融機関への就職を模索。特に説明会などで感じた千葉信用金庫の雰囲気の良さ、職員がお客様から厚い信頼を得ている様子に胸打たれて入庫を決意しました。

最初は成田市の赤坂支店で4年、その後千葉市若葉区の桜木支店で2年営業を経験し、現在は八千代市の大和田支店で、係長として営業活動をはじめ後輩の育成に当たっています。
赤坂支店では約1年近く預金と融資の窓口担当として、お客様に対応しながら基本業務をマスターしました。その後は営業として、担当エリアのお客様を訪問。最初は中小企業を訪ねても、社長と何を話したらいいかわからないことも。ただ、前任の先輩にお客様の情報や業務知識を学び、対応に困っていたら同行して良きアドバイスをいただきました。中小企業の社長から人材難の時代を背景に「人員を確保したいが、それには採用や教育にお金がかかる」という相談を受け、財務状況を分析したうえで適切と思われる額のご融資を提案。先輩の力を借りず自分で提案したものをお客様が納得され、お申込みいただけたときは少し自立できたと喜びを感じました。結果的に採用が成功し業績が回復。「あの時の融資がなかったら、いい人を雇うことができなかった。ありがとう」そんな言葉をいただけたときは本当にお役に立てたという実感でいっぱいになりました。
次の桜木支店では街を普段歩く中で目を付けた企業様にも訪問し、社長の心を開いて会社の事業や困りごとすべてをヒアリングすることに成功。新たな融資によって末永い取引や信頼関係につながったとき、自分なりの目標数字の達成もまたやりがいになりました。

現在は営業の仕事に加え、後輩営業の指導にも尽力。自分一人ではなく、チームの力を引き出してこそ店舗の成長につながると考え、困っていたら「こうしてはどう?」「こんな考え方もできるのでは」と営業の道筋を一緒になって考え、アドバイスを送っています。「ともに歩む」は当金庫の理念ですが、お客様だけでなく後輩にも同じ精神で接することを心掛けています。今後は培った法務や財務、幅広い資格取得で得た知識に加え、スピーディーな経営判断力とリーダーシップも磨きたいですし、将来的には店舗の枠を超えて後輩たちのモチベーターとしてもさらに当金庫を盛り上げていきたいと思います。

窓口として預金や融資を担当。プラスαのご提案で、ライフサポートの実感がやりがいに(中山さん)

生まれ育った千葉県で地域密着型の金融機関を志望したところ、就職活動を通じて最も自分の働くイメージができたのが千葉信用金庫でした。店舗で地域の方と接する職員の方の姿は優しさに溢れていましたし、面接でも人事の方は人材としてではなく、一人の人間として向き合って頂けて、自分に合っていると判断したことに間違いはありませんでした。
入庫前研修では店舗内で職員の働いている姿を見て学び、入庫後のスタートアップ研修では本部での研修と営業店での指導を通じて業務知識を習得。同期と情報交換なども行いながら、預金と融資の基礎をはじめ、各種預金の通帳の作成方法も学びました。

最初千葉県中央区の本店に3年半配属となり、3年は窓口として預金担当、残り半年は融資担当でした。窓口では顔なじみになるお客様も多く、「ありがとう」の感謝の言葉をいただける機会が増えると仕事はより楽しくなりました。窓口に来られたお客様に対し、日々の困りごとを引き出すことでプラスαのご提案ができる機会も増加。例えば定期預金だけでなく保険商品やNISAなど投資信託商品をお勧めしたり、住宅ローンをご提案したり、ライフプランのサポートができる実感が大きなやりがいになっていきました。
昨年からは東金支店に配属され、融資を中心に窓口営業を行っています。融資に関する業務は最低2~3回はお客様と対話を積み重ねます。お客様のために提案内容を考える時間はより長く大変ではありますが、それだけに成約時にはお客様と信頼関係ができたと感じられるので、やりがいはより大きくなっています。
当金庫は先輩・上司にとても恵まれていて、聞けば何でも丁寧に教えてくださいますし、指示も丸投げではなく「ここはこうだけど、あなたはどう思う?」といった意見を引き出してくれたうえでアドバイスを送ってくださり、日々自分の成長が実感できます。また産休・育休制度の充実や、復職後も時短勤務で働き続けられる職場環境も励みです。

今後は融資業務の知識をもっと増やし、先輩に頼らず一人で窓口業務を全うできる存在が当面の目標。さらに営業の先輩方のようにお客様のもとに足を運び、総合的に知識を深め、また会いたいと思ってもらえる職員になれるよう頑張っていきたいと思います。

お客様からの「今後とも長く連絡を取りたい」の涙に感動。「この人なら」と思われる存在へ(新垣さん)

大学で金融ゼミに所属し、興味から金融業界を中心に就活。中でも当金庫は生まれ育った千葉県で地域貢献ができることが、志望した一番の理由です。さらに土日が完全週休二日で県外への転居がなく、ライフプランが立てやすいと感じたことも決め手になりました。
入庫前研修では名刺の渡し方から挨拶の仕方など、自分に欠けていると感じていたマナーを習得。入庫後はコロナ禍でしたが、約2カ月間のスタートアップ研修が充実。一部オンラインになったとはいえ計画的に金融業務を学べたことで、良いスタートが切れたと思います。

本店配属となったものの、金融機関という環境に慣れるまではやはり大変に感じました。個人情報や重要書類の取り扱いには厳重に注意することや、金融機関のルールを再認識し、自己を律するべきという点で社会の厳しさを感じました。ただOJTも充実し、先輩は質問したことにいつでも手を止めて答えていただけましたし、「聞くことは恥ずかしくない。何でも積極的に聞いてほしい」との言葉はやる気を後押ししてくれました。また仕事だけでなくプライベートや趣味の話題を振っていただけるなど柔らかい印象の先輩職員も多く、硬い人が多そうという金融業界のイメージは吹き飛んだ次第です。
1年目に後方で資料を作っているときでも、窓口でお客様に向き合っている先輩の対応力はすごいなと感じ、自分も窓口に立ったときは見習って対応力アップに努めました。次第に顔なじみのお客様も増え、声掛けいただくことは大きな喜びになりました。

今は営業係として、千葉市など比較的都市部のエリアに社用バイクを使って営業しています。印象的なのは、年配のお客様で遺産相続に絡む形の終身保険に関するご相談に対応したこと。お客様の子ども世代の負担を軽くしてあげる思いが込められたもので、懇意にご相談に乗って契約を結べただけでなく、「こちらの要望に対応してくれてありがとう。今後もあなたとは長く連絡を取りたい」と涙交じりの言葉に感動。単なるお金ではなく、先を見据えたうえで“人生のお役に立てた”という喜びで胸がいっぱいになりました。
もともと話好きな私でしたが、悩みを聞いてお客様のご要望を引き出す力と、金融知識だけでなく共感力という部分があってこそ成長できると感じています。今後も「あなただから頼みたい」そう思っていただけるような存在へ成長していけたら幸いです。

学生へのメッセージ

【實川さん】自分らしさを大切に、どんな仕事をしたら自分は輝けるかをまず考えてみてください。自分を偽ったり、仮面をかぶったりして入社したとしても、後々困るはず。就職活動は出会いを大切に、自分の強みややりたいことを思い切りアピールすることで活路が開けます。私自身は野球でチームプレーを培い、コンビニのアルバイトを通じて、老若男女いろいろな方と触れ合った経験が、就活と今の仕事に生きたと感じます。
【中山さん】就職活動において、私はまず「自己分析」を大切にしました。特に就活が始まる大学3年生の夏に自分は何に興味があって何をしたいのか、何をしたくないのかを徹底的に分析。また友人や家族から見て、自分は何をしているとイキイキと見えるのかもヒアリングしました。自分と向き合ったうえで、業界業種を徐々に絞り、そのうえでいろいろな企業を分析すると、成果が出る可能性は高まると思います。
【新垣さん】私はゼミ活動によって興味が湧いた金融業界中心に就活しましたが、志望が決まっていてもいなくても、できるだけ詳細な情報収集を心掛けてください。私はHPや動画などを見たり、友人から情報をもらったりして幅広く調べた結果、当金庫が一番しっくりきた感じがしました。実際に入庫して、フランクでなじみやすい社風を実感できたのは幸いでした。説明会やインターンシップも活用し、社風をつかむことをお勧めします。

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キャリアも所属も異なる3人だが、話が弾むのも千葉信用金庫の社風を物語る。普段からお客様との出会いを大切に、コミュニケーション力を培っている証だろう。

マイナビ編集部から

千葉信用金庫は、地域で集めた資金を地域に還元していく本源的な役割に加え、近年はコンサルティングや多角的サービスで地域のお客様の生活や企業支援を果たし、まもなく創立100周年を迎える金融機関だ。常に「地域とともに歩む」基本姿勢は変わらず、世の中の変化や市場の流れに柔軟に対応しながら「お客様のベストパートナー」を目指している。
今回3名の若手・中堅職員に話を聞かせていただいたが、先輩からの懇切丁寧な指導に感謝する姿、先輩のお客様対応をお手本として次第に自ら考えて自ら動くプレイヤーとなり、次のフェーズへ自分を押し上げようとする向上心・挑戦心は共通して感じられた。
同金庫は教育研修体制も充実しており、事前研修がある他、4月からのスタートアップ研修では2カ月にわたって本部と配属支店を行き来する形で講義と実習によって基本知識と実践力を高めていける。6月以降はOJT期間となるが、1カ月に1回のフォローアップ研修があり、預金・融資等の基礎的業務は1年間で着実に身につく。またその後も各階層・職務別の研修制度によってスキルアップ。公的資格取得奨励制度のもと、ファイナンシャルプランナー資格などを目指す職員の方が多いのも印象的だった。有給休暇制度や出産休暇・育児休業制度も完備。育休制度は最長2年間取得でき、復職後も時短勤務を継続できる期間も長い。“千葉県愛”が強い人は「ともに歩む」にふさわしいフィールドといえるだろう。

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千葉市中央区にある本店の店内。鮮やかなソファーがゆったり配置され、お客様との対話がしやすい空間づくりはもちろん、働く職員も仕事がしやすい環境が整備されている。

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