多木化学(株)【東証プライム市場上場】

私は本社が関西圏で化学知識を活かせる会社を探していました。他にも該当する会社は沢山ありましたが、この会社の主力である肥料、水処理薬剤は人間の生命活動に欠くことはできず、それらを製造していることは強みだと思いました。また、他の化学品の研究開発にも注力していることや福利厚生が充実していることから、長く働けると感じたことが、この会社に決めた一番の理由でした。

民間工場や浄水場で使われる水処理薬剤の営業です。顧客の水処理に対する問題や課題を解決するため、自ら試験して薬品の種類や使用量の選定を行っています。担当地域は四国４県で、週２、３日は出張しています。出張以外の時は、事務仕事や販売提案のための試験をしています。

一番やりがいを感じる場面は、自分が提案した内容を顧客が受け入れ、商品販売に繋がった時です。営業は商品を売ることが仕事です。その武器である提案内容（薬品の種類、価格等）は基本的に自分自身で考えるため、受け入れられた時は嬉しいです。商品が売れれば当社の売上・利益に貢献できると同時に、顧客の課題・問題解決も達成されるため、高い達成感を得ることができます。

130年以上続く会社ということ。これは時代によって変わるニーズに対応し続けている証拠です。現に肥料や化学品の製品群は多岐にわたっています。また、風通しがよく若手社員でも仕事が任される職場環境ですので、社会人として成長できる機会が沢山あります。福利厚生も充実していることから、長く働きやすい会社です。

就職は約40年の社会人生活を決めることになります。企業選びの基準は人それぞれあると思いますが、就職活動をしていく中で、新しい価値観の発見や、企業に対するイメージが変わることがあるので、最初から極端な絞込みはせず、広い視野で企業を見る方が良いと思います。最終的には自分で決断するものなので、納得できる部分が少しでも多い企業にエントリーしていくことが大切かと思います。