最終更新日:2025/5/19

第一電材(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 半導体・電子・電気機器
  • 医療用機器・医療関連
  • 商社(精密機器)
  • 物流・倉庫

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

手厚い研修で若手社員が成長し、エレクトロニクスの発展を支える!

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チームで支え合い、気軽に相談できる環境の魅力を実感!

半導体、医療機器、ロボット、通信など、エレクトロニクス産業を支える専門商社「第一電材」。文系出身から営業、物流業務にチャレンジする先輩ふたりに、これまでの成長や仕事のやりがい、目標を伺った。

■N.M.さん(写真左)
東京本社営業部(営業)
2022年入社/経済学部 経済学科卒

■I.K.さん(写真右)
東京本社(物流)
2023年入社/人文社会科学部 現代社会学科卒

※所属部署・記事内容は取材当時のものです

若手社員の仕事ぶりを紹介!

ケーブルの素材や強度、コネクタの形状など、さまざまな要素をふまえて提案に臨むN.M.さん。工場研修ではきめ細やかな加工技術を体感し、自社の強さを感じたと話す。
物流現場に導入された各種デジタルツールを使いこなし、スピーディに出荷業務に対応するI.K.さん。数週間先の出荷予定まで見据え、チームで手際よく準備を進めるという。
お客様のご要望に叶った製品を期日通りにお届けするには、営業と物流の連携が重要。「コミュニケーションが活発で、相談相手がたくさんいる」と、ふたりが笑顔を見せる。

若手のうちから多様な経験を積める会社です。私は海外出張を経験しました!【N.M.さん/営業】

海外旅行が大好きで、学生時代には南米やヨーロッパ、アジアへ旅をしていました。半年間の休学期間には、フィリピンのインターンシップに参加し、日本人留学生のサポート業務を通して、留学生の様々なニーズに応えることに面白さを見いだすことができました。就職活動においてもその経験をベースに、「お客様に最適な提案を行い、喜ばれる仕事」を志望。商社である当社に惹かれたのは、1つの商材にとらわれず、幅広い選択肢の中からベストな商材を提案できる点と、多彩なテクノロジーに触れ、新しいコトを常に吸収できると感じたからです。

入社1年目は各拠点を数カ月単位でローテーションしながら、ケーブル類の加工を行う工場実習や入出荷を手がける物流業務を経験し、東京本社へ配属となりました。東京本社ではまず、東京ならではの多彩なお客様先への入出荷業務を経験し、顧客や商品、出荷方法について学びました。その後受発注の手配等を担う営業アシスタントを経て、入社3年目から営業として本格的に活動しています。

私は製造工場の自動化・スマート化に貢献するFA(ファクトリー・オートメーション)機器メーカーをお客様として担当し、ご要望に応じたケーブル類を提案しています。産業用ロボット、モーター、センサー、コントローラなど、当社のケーブルがつなぐ機器は多種多様で、先端テクノロジーが結集された新製品にも開発段階から関与する場合もあります。新製品開発では「この物質を含んでいないケーブルがほしい」など、さまざまな角度からご要望が届き、それに応じて数量やコスト、納期などを加味しながらベストな仕入れ先メーカーを選定し、検討を進めます。まだまだ至らないことばかりですが、少しずつ私の提案内容にお客様が納得していただく場面が増えてきたことに、やりがいを感じています。

また、若手社員にも意欲次第で大きな役割を任せてもらえるのが当社の社風です。私も入社3年目の今年、早くも海外出張を経験することができました。タイ・ラオスを拠点とする日系企業や仕入れ先工場を訪れ、アジアマーケットでの拡販につなげるという目的でした。現地ではどんな商材が伸び、販売価格とコストの兼ね合いはどうで、どんな課題があるのかなど、現地に行かないと得られない生の情報も得られ、とても楽しく刺激的で、実りの多い出張となりました。

研修で全拠点に人脈が広がりました。やりがいは、段取りよく終えたときの達成感です!【I.K.さん/物流】

就職活動では、半導体や電子機器などのエレクトロニクス分野を中心に検討しました。文系出身の私にはなじみのない分野でしたが、安定性や将来性に惹かれたことが入社を決めた理由です。なかでも当社は電線・ケーブルを専門に扱う商社として、エレクトロニクス分野の大手メーカーと取引し、創業から50年以上、黒字経営を続けていることに会社の強さと安定性を感じました。

私も入社後は、N.M.さんと同じように、各拠点での研修からスタートしました。私の場合、北関東、山梨、東北、北陸、東京の5拠点を2カ月ずつのペースで巡り、月1万円という破格の借上げ独身寮制度を活用して各地での暮らしも満喫できました。北関東と東北、東京では物流業務を経験し、自社工場を持つ山梨と北陸ではケーブルの加工を実際に行いました。

研修で学んだことは、拠点ごとに顧客数や製品の特徴、立地などが異なり、梱包や配送の仕方もそれぞれ違ってくるという点です。そうした違いを含め、幅広く学べたことは貴重な経験でした。また、工場ではケーブルの先を切ったり、コネクタとつなげたりと、細かな加工業務を経験し、受注から準備、加工、出荷、納品まで一連のプロセスを理解できました。そして何より拠点研修で得られたことは、社内の人とのつながりです。どの拠点でも、先輩たちが食事や観光に連れていってくださり、温かく迎えてくれました。おかげで今では、気軽に相談できる相手が全拠点にいるため、とても心強いです。

各拠点での研修を終え、入社2年目から東京本社で物流業務に携わっています。入出荷業務や在庫からの品出し(ピッキング)、出荷の準備・手配をチームで手分けして進め、私はピッキング後の出荷の準備をメインで担当しています。毎月の月末・月初には入出荷のピークを迎えるため、先を見越して準備を進めることがとても重要です。以前、月末に上司が出張で不在となったときには、私が代わりに現場を取りまとめたこともありました。スタッフの皆さんと協力して前倒しで準備を進めたことで、滞りなく完了することができ、成長を実感することができました。

先輩ふたりの心がけ、職場の風土、これからの目標は?

【N.M.さん】
営業で大切になるのは、情報力だと思います。お客様先ではどんなプロジェクトが動いているのか、どんな課題があるのかなど、お客様の情報を随時把握しておくことはもちろん、マーケットの動向や価格の変動、新製品の動きなど、さまざまな情報を敏感にキャッチし、タイムリーかつスピーディな提案につなげるように心がけています。

当社には一人で情報収集をしなければいけないという文化はなく、先輩たちに聞けば「こんな仕入れ先があるよ」「今の相場だと、価格はこれくらいがいいと思うよ」など、的確で具体的なアドバイスをいただけます。上司や代表とも会議や社内イベントなどの席で話すことができ、毎週、週報に書いた課題に対してフィードバックしてくれます。役職にかかわらず、相談しやすい雰囲気がある職場です。新入社員時代の研修でお世話になった他拠点の皆さんとも関係は続いており、社内イベントで顔を合わせると「久しぶり!元気そうだね」と声をかけてくれています。

私の当面の目標は、現在進めている提案案件をはじめ、受注を増やして自チームに貢献することです。また、先ほどお話ししたタイ・ラオスへの出張をきっかけに、上司には「積極的に海外での仕事に取り組みたいです」と話しています。プライベートでも連休がとれたときは海外旅行を楽しんでおり、これからも公私ともにアクティブに楽しみたいです。


【I.K.さん】
私がいつも心がけているのは、コミュニケーションを大切にすることです。物流の現場では、入荷、ピッキング、出荷などそれぞれの担当が状況を共有し、連携して毎日の業務を行うため、コミュニケーションやチームワークが欠かせないからです。

また、お客様からの受注内容を物流に伝える営業アシスタントとの連携もとても重要です。営業アシスタントの先輩たちは話しやすい人ばかりで、私から「この商品、出荷の指示が漏れていませんか?」と確認した際は「そうだった、ありがとう!」と感謝の言葉をいただけました。こうしてお互いにフォローしあう風土が、会社全体に浸透していると感じています。

私はもうすぐ物流から営業アシスタントへ異動し、ゆくゆくは営業職をめざします。物流で培った経験を生かし、出荷指示を前倒しで出すなど、物流と営業のつなぎ役として連携を高めていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

【N.M.さん】同期入社の仲間とはつながりが強く、仕事に関する相談や雑談も気軽にできています。もちろん先輩・後輩とも仲がよく、代表や上司も気軽に声をかけてくれています。当社はそうした「人」に恵まれた職場。会社全体で大きく成長していこうと、「全体最適」の視点でお互いにサポートしあっていることが、第一電材の魅力です。一人で悩みや課題を抱え込まず、いつでも周りを頼れる職場のため、安心だと思います。
また、就職活動では「自分が何を重視するのか」がとても大切です。仕事内容、働き方、福利厚生、企業の安定性など、その切り口は人それぞれです。まず、ここは譲れないという自分の軸を考え、その軸を大切にしながら、自身が納得いくように進めてほしいと思います。

【I.K.さん】就職活動は、これからの人生を楽しく充実させるための大切なきっかけになると思います。といっても変に気負うのではなく、自分が行きたい業界、やりたい仕事を考えて選択していけば、自ずといい出会いに恵まれます。旅行やサークル活動など、学生時代だからこそできる経験も、ぜひ大切にして楽しんでほしいと思います。
私が当社を選んだのは、安定性に加え、福利厚生や給与が手厚いことにも魅力を感じたからです。実際に入社後、借上げ社宅制度や給与のベースアップなどに手厚さを実感しています。こうした待遇をチェックすることも、とても大事だと思います。

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部署や職種の違いにかかわらず、普段から社員同士の交流が活発。全店会議や会議後の親睦会、社員旅行など、全社で集まる機会も多く、他拠点の人たちとも交流を育める。

マイナビ編集部から

創業から57年にわたって黒字・無借金経営を続け、現在も過去最高の売上を更新している第一電材。手がけているのは、あらゆる産業に欠かせない電線・ケーブル類。デジタルシフトやIoTの普及、工場のオートメーション化などが加速するなか、その存在感がいっそう際立ち、大手メーカー各社から信頼を集める。

商社にして製造機能を併せ持ち、特注品の加工にも柔軟かつスピーディに対応できることも同社の強みである。2024年4月には製造機能を備えたグループ会社5社を統合し、連携強化によってより多くの受注に対応できる体制を築いている。さらには、新拠点・新工場の立ち上げ、グローバル展開など、新たな挑戦が続々と始まり、60期に売上1000億円、その先には売上1兆円企業をめざす。

といっても、同社は数字ばかりを重視するのではなく、チームで支えあい、成長し、喜び合うやりがいや達成感を大切にしている。今回取材したふたりからも、相談しやすい風土が自然と根づいている様子を伺うことができた。

長期的な研修でじっくりと学び、物流や営業アシスタント、営業としてキャリアを重ねられるのも、「人」への投資を惜しまない同社ならではのこと。チームワークを大切にしたい、成長分野で働きたいという皆さんはぜひ目を向けてほしい。

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同社では業務のデジタル化によって効率を高め、残業は月20時間程度と少なく、年間休日は125日と充実。ワークライフバランスの面にも「人」を大切にする社風が表れている。
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