最終更新日:2025/5/7

(株)エスイーシー

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

未経験からITスキルを身に付けプロフェッショナルを目指す!

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先輩社員が感じる「エスイーシー」で働くやりがいとは

1969年に函館で創業して以来、IT技術を用いてお客様の課題を解決し、社会インフラの創造に挑戦してきた(株)エスイーシー。同社で働くやりがいについて、3名の先輩社員から話を伺った。

【写真左】I.S.さん/2012年入社
     情報処理事業本部 公共ソリューション事業部 ソリューション第一グループ
【写真中】M.Aさん/2012年入社
     情報処理事業本部 医療ソリューション事業部 システム開発部
【写真右】S.S.さん/2024年入社
     情報通信事業本部 函館システム事業部 第二システム開発部

今回インタビューした先輩社員たち

入社1年目のS.S.さん。就職活動では「何をするかではなく、誰とするかが大事」という思いから、特に社員の人となりを重視していたそう。
当初、就職先は首都圏も視野に入れていたというI.S.さん。しかし、函館に戻るたびに安心感を覚え「函館で働きたい」と徐々に気持ちが傾いたそう。
大学では医療プロジェクトに参加し、朝から晩まで開発に没頭したというM.A.さん。その経験が医療SEを志すきっかけになったそう。

今は「チャレンジの時期」仕事の領域拡大を目指す

大学で学んだ情報系の知識を活かしながら出身地である道南エリアで働きたいと考え、就職活動を進める中で、企業説明会で自分の感覚にフィットしたのが当社でした。ブースで話をした先輩方が非常に温かく「ここでなら頑張れそうだ」と感じました。その印象は今でも変わりません。当社は業務の質問に親身になって答えてくれる風通しの良さはもちろん、部長と一緒に筋トレの話で盛り上がったり、チームではゲームにはまって大会に出場したりと、プライベートでも楽しく過ごすことができています。

現在の仕事では、携帯キャリアの通信状況を良好にするために新システムのテストを担当しています。PC上でシステムを疑似的に動かし、問題なく稼働するかを確認していますが、大学でも触れたことのないプログラムだったので、始めは少し戸惑いがありました。しかし先輩方の指導のもと、今では機械操作にも慣れてきました。期待通りのテスト結果が出ると「ここまで積み上げたものに間違いはなかった」という達成感を感じます。

これまでの仕事で記憶に残っているのは、初めての札幌出張です。出身地・進学先とも都心から離れていたため、それまでの私の札幌のイメージといえば「遊びに行く場所」でした。そこへスーツを着てビジネス目的で訪れることに、どこか晴れがましい気持ちになったことを覚えています。

今は仕事の領域を広げるためにも、どんどんチャレンジをする時期だと思っています。何かを選択するときは、より難しい方を選択するという気概でスキルアップを図っているところです。後で振り返ったときに「こんなに成長できた」と感じることができるよう、今後もさまざまな業務に挑戦していきたいと思っています。
(S.S.さん)

折に触れ「地域貢献への寄与」を実感できる仕事

出身は道外ですが進学で函館へ来て以来、すっかり函館が大好きになり、就職活動では函館で働ける会社を志望していました。当社に決めたのは、函館に拠点を持つことに加え、経営の安定性、そして公共事業を多く手がけていることで地域貢献度が高いと感じたからです。

現在は役場や学校などの地方公共団体の困りごとにITで解決するソリューション事業を担当しています。例えば、市役所では課によって異なるシステムを使用しているケースが多いのですが、それを一つの基幹システムで取りまとめることで、市民の個人情報に紐付く作業を一元化できます。併せて、これを道内全域に広げることで、どの役場に行っても同じインターフェースを表示し、初見で操作ができるようになります。

個人情報を扱うシステムのため、セキュリティ面の強化は必須です。また、細かい法改正にも随時対応する必要があり、法規の勉強も求められるため、大変なこともありますが、自分のつくったシステムを通じて、市民のもとへ公的通知が届いたり、公的証明書が発行されたりすることに、地域貢献に寄与しているという大きなやりがいを感じます。

当社の魅力を語る上では、給与の満足度も大きな要素となっています。特にコロナ禍においては、ボーナス支給なしという企業も少なくなかった中で、当社では変わらず全国水準の支給を続けてくれました。事業の安定性はもちろんですが、そこに社員を大切にする姿勢を感じ、さらに「ここで頑張ろう」という思いがいっそう強まりました。

今、役場ではアナログ作業をデジタル化するDXを推進しています。手順を減らし、効率を上げるDXは、役場に勤務する職員の業務を簡便化するだけではなく、市民が公的証書を発行する際の手間を減らすことにも繋がります。そうした機会にできるだけ多く携わり、今後も地域貢献に関わっていきたいと思っています。
(I.S.さん)

壁にぶつかったときのチーム全体で乗り越える一体感

出身地も進学先も函館の私は、在学中に情報系を学び、就職活動では医療系システムエンジニアとして活躍できる会社を探していました。当初は企業数が多い札幌市内で探すことになるだろうと思っていましたが、函館で望む環境があることを知り「ぜひここで働きたい」と入社を決意しました。

現在は医療系ソリューション事業部で、クラウド化された電子カルテ情報を利用するWebアプリの開発に携わっています。ここでは医療系という大きなくくりの中で、病院のさまざまな困りごとを解決するプログラムを開発するため、プロジェクトはそれぞれ内容もアプローチ手法も全く異なります。そのため、プロジェクトごとに新たな領域を学ぶ場合がありますが、一仕事を終えるごとに着実にスキルアップができているという手応えを感じています。

また、開発には何をどう解決するかという仕様策定が必須ですが、クライアントである病院側のニーズが明確ではない場合が多く、開発を進める中で少しずつ仕様を固めていくケースも少なくありません。大枠が完成したら先方のチェックを受け、そこで改善点をヒアリングし、調整する作業を繰り返しながら最終的に完成させます。こうした工程ではチームとしての一体感を感じ、クライアントにご満足いただけるものができたときには、達成感も倍増します。

業務上必要な領域を改めて学ぶにあたり、壁にぶつかることもありますが、チームのメンバーが自分ごととして一緒に悩み、共に解決を目指す社風があります。同様に上司や先輩が自分に相談ごとを持ちかけてくれる際には、チームの役に立てていることを実感し、モチベーションにも繋がります。仕事上のポリシーは、ユーザーが使いやすいシステムを開発することです。直感で操作できるインターフェースや「これができると便利なのに」を叶えたシステムを一つでも多く開発することを目指し、今後もチームのメンバーと共に頑張っていきたいです。
(M.A.さん)

学生の方へメッセージ

当社では入社後、2カ月間の研修期間があります。情報系の基礎知識に始まり、最後はチームでシステムをつくり上げるワークショップを行いました。当社は文理不問で採用するため、チーム内にはプログラミング未経験の人も少なくなかったのですが、2カ月間のワークを通じて、どんどん知識を吸収。「専攻は関係ない」と感じ、気持ちが引き締まったことを覚えています。未経験でも経験や知識のギャップを入社後に埋めることは可能です。ぜひ安心して飛び込んできてください。
(S.Sさん)

当社は福利厚生が充実し、ワークライフバランスに優れている点が魅力だと感じます。有給休暇が入社1年目から取得できるほか、5日間の夏季休暇やリフレッシュ休暇など、プライベートを充実させる休暇が多く整備されています。また、産休・育休だけではなく「子どもの看護」「親の介護」など、個人の事情に合わせて取得可能な休暇も多くあり、ライフステージの変化に寄り添ってくれる環境であると感じています。
(M.A.さん)

私のように道外からの就職組にとってありがたいのが住宅手当です。函館の家賃相場の半分以上を住宅手当でまかなえているので、非常に助かっています。またオフィスカジュアルを導入しており、シーンに合わせた働きやすい服装での出社が可能です。ほかにも旅行宿泊費やテーマパークの利用に対する補助制度など、うれしい福利厚生が多くあります。
(I.S.さん)

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わからないことは上司、先輩に質問すれば、気さくに応じてくれる職場環境。もし一人で悩むことがあったら、周囲へ気軽に相談をしてください。

マイナビ編集部から

事業体のDXをサポートする開発事業と、通信系や車載などの組み込み系のハード・ソフトウェア開発の2領域を展開する(株)エスイーシーは、社会インフラの創造に携わりながら、成長を続けてきた。北海道函館市に拠点を置き、今年で創業56年目を迎える老舗企業だ。

今回の取材を通じて特に感じたのは、社員を大切にする会社であるという点だ。福利厚生の充実はいうまでもなく、文理不問で門戸を開き、ゼロからスキルを身に付けるための研修制度を整備している。さらに、個人的な業務上の困りごとであっても周囲がバックアップする風土の醸成など、安心して働くことができる環境づくりに取り組んでいることが伝わってきた。

また、業務範囲の広さも出色だ。公共、医療、民間、メーカーなど幅広いクライアントの「困りごと」を解決してきたノウハウは、働く側にとっての心強さに繋がる。恵まれた環境の中でそれぞれの社員が生き生きと働けるのは、培ってきた経験や豊富な知識が同社の軸となり、それが揺るがない強さに繋がっているのだろう。ITの領域で自分の可能性を試してみたいという人には、ぜひチャレンジして欲しい企業であると感じた。

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「例え知識に不安があっても、研修や業務を通じてスキルを身に付けることができます。文系出身で活躍している先輩も大勢います!」(人事担当・鎌田さん)

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