最終更新日:2025/7/25

(株)協和日成【東証スタンダード市場上場/東京ガスグループ】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 設備工事・設備設計
  • ガス・エネルギー
  • 建設
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
東京都
残り採用予定人数
5

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

インフラに関わる仕事の責任とプライドを胸に、人々にガスのある暮らしを届けていく

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多様な業務を経験しながら、技術と知識の幅を広げキャリアアップ

人々の生活に欠かせないガスを提供するための導管の設置、電気、水道、給排水衛生設備などのインフラ環境を支える工事を担う協和日成。さまざまな業務でその施工を支える3人の先輩社員にお話を伺った。

■後藤 大輝さん
神奈川大和営業所 施工管理第三グループ
経済学部 経済学科卒業/2017年入社/写真中央

■長谷川 海人さん
神奈川大和営業所 施工管理第一グループ
工学部 機械サイエンス学科卒業/2012年入社/写真右

■鈴木 慶吾さん
神奈川東営業所 施工管理第二グループ グループマネージャー
環境システム工学科卒業/1997年入社/写真左

協和日成で働く魅力

「人間関係の良さは当社の魅力のひとつ。わからないことを質問すれば快く教えてくれる先輩がたくさんいます。新規事業の部門への関心、支援も大きいですね」(後藤さん)
「いろいろな職種、いろいろな現場の仕事に携わってきました。社員の“やってみたい”という気持ちを受け止め、チャレンジさせてくれる社風が魅力です」(長谷川さん)
「当社には先輩たちが培ってきた実績があります。お客さまに“協和日成に頼めば安心”と言われることも多く、その期待を裏切らない仕事をしていきたいですね」(鈴木さん)

これから会社が力を入れていく電気や給排水部門の業務を担当。新しい分野を開拓していくやりがいを実感

人々のライフラインに関わる仕事であり、首都圏エリアで腰を据えて経験を積むことができるという考えで協和日成に入社しました。経済学部(文系)出身ということもあり、ガスや建築、設計などの知識があったわけではありませんが、じっくり業務と向き合える環境に惹かれ、ここで頑張ってみようと思ったのです。

入社後3年半ほどは神奈川東営業所で営業職としてお客さまと向き合っていました。ハウスメーカーや工務店など古くから当社と取引のあるお客さまに対して、住宅を新築する際のガス工事やそれに付随する住宅設備機器の設置を当社に任せていただけるように提案していく業務です。打ち合わせから見積や簡単な図面作成、現場調査などを行い、その内容をもとに当社の設計部門が正式な図面を作成し施工担当が工事を実施していく。お客さまと施工の現場をつなぐような役割を担います。お客さまのご意向に沿いつつもルールに則って安全にガス管を配管していくために、どのような施工が適しているのかを丁寧に説明し、ときには新しい機器の提案なども行いながら、スムーズに施工していけるように情報を伝えることを意識してきました。

この営業経験を経て、現在は神奈川大和営業所で新築戸建住宅の電気配線工事、給排水配管工事の施工支援や営業支援を担当。実際に工事を実施するのは協力会社の方々なので、その工事が図面どおりにしっかり進められているかをチェックするのが私の役割です。これまで営業としてガス工事の現場を間近で見てきた経験が、電気や給排水工事でも生きていると感じます。また、この施工支援業務は、当社としてはまだ新しい事業です。特に電気の配線施工は私たちのチーム以外関わっている人がいないので、私が今やっていることが会社に大きな影響を与えていくのではないか、第一人者になれるのではないかというワクワク感もあります。もちろんその分、社内にノウハウが不足しているので、自分から社外の人たちと関わり、現場で学んでいくことが必要。その点には苦労していますが、新事業を開拓しているという手応えも感じていますね。

電気や給排水の工事の事業は成長過程ではありますが、着実に実績を重ねて、全国の拠点にこの分野の事業を広げていくことが目標です。そのために今は、ルールづくりや協力会社との関係づくりなど、地盤固めをしていかなければと思っています。
(後藤さん)

工事に関わる人全てが安全に作業を進めていけるように、現場を管理、指導するのが施工管理の役割

自分で何かを作る、生み出すことができる仕事がしたいという考えを持って協和日成に入社しました。当社の主な事業はガスの配管工事ですが、その現場を実際に経験して、土木や建築の仕事に近い印象を持ちました。この業務を通じて、形に残る仕事、地図に残る仕事に携わることができ、日々達成感を得られることに気付きました。
一緒に仕事をする社内外のメンバーも、お互いに助け合える関係にあります。信頼できる良いチームなので、より高いパフォーマンスを目指してチャレンジできる、そう思いながら毎日の仕事に向き合ってきました。

入社して1年目はガス管工事の設計業務を、2年目からの3年間は営業を経験。そして2020年からは現在の部署に移り、新築マンションを中心とした建物内のガス配管や住宅設備機器設置の工事監督を担っています。実際に施工する協力会社の職人の皆さんが、ルールに則って安全に施工を進めていけるように管理をするのが私の役割。現場の状況が日々変わっていくなか、明日以降の現場がスムーズに実施できるよう事前準備を整えていきます。担当している一つひとつの現場に集中して向き合い、そこの施工状況がどうなっているか、何をすべきかを冷静に見極めながらその後の作業を考えていくことで、現場を管理しまとめています。
大きな物件になればなるほど関わる人も増え、事故につながる事象が発生する可能性も高まります。そのなかで、この仕事は関係者の皆さんの身の安全や命に関わるものであることを常に意識し、現場をルールどおりにミスなく進めていけるように管理、指導していくことを大切にしています。

当社の社員だけでなく協力会社の皆さんとも一丸となって仕事に向き合う。それには施工管理を担当する私自身が、同じ目線に立ってチームづくりをしていくことが重要だと考えています。皆さんの意見や要望に対して「できない」と言わずに一度受け止め、より良い関係で現場を展開していく道を探っていく。その行動がお互いの信頼につながるはずですから。

今までさまざまな現場、規模、業務を担当してきた経験を生かし、ユーティリティな施工管理者となることが今も目標。ガスだけでなく、今後は電気や給排水の知識も身に付けていきたいと思っています。
(長谷川さん)

施工現場での経験を生かし、関係者全員が働きやすい環境と関係が築けるようマネジメントしていく

入社以来ずっと、ガス管工事の施工管理を担当してきました。新人時代は新築戸建住宅の配管をはじめとする小さな規模のものを、そして次第にアパートやマンション、施設、工場など、扱う建物のサイズが大きくなり、大規模な高層マンションの施工管理を任されるようになりました。その経験を経て、2019年頃からは後輩たちの指導や管理も担う立場となっています。

施工の規模に関わらず、当社として工事の品質をしっかり守ること。それが私たち施工管理者の大きな使命だと思っています。ちょっとした気の緩みが事故につながる現場。そこで実際に施工を担当する協力会社の皆さんともしっかりコミュニケーションを取り、お互いに信頼関係を築いていくことが重要です。
ガスの配管というと建物が完成したあとは壁や床の下に隠され、見えなくなってしまうもの。だからこそ、一つひとつの工程を、高い品質で確実に仕上げていかなければなりません。それゆえ、施工管理として、協力会社の皆さんが気持ちよく仕事に打ち込めるように、環境整備を心掛けています。

戸建住宅から、時には1000以上もの世帯が集まるタワーマンションまで、幅広い現場に携わってきました。自分が関わった建物が地図に残り、長くその地に存在しつづける。その姿を日々の生活の中で目の当たりにできることも、この仕事のやりがいであり、責任でもあると感じています。
グループマネージャーとなった現在は、ともに働く社員たちの担当業務の配分や協力会社との関係構築などに携わることが増えてきました。当社では常に大小1000件以上もの現場が動いており、社員がそれぞれの経験やスキルに合った環境で無理なく働けるように、現場を割り振っていくことが求められます。
後輩たちの悩みや相談を受けながら、一人ひとりのキャリアプランに配慮し、モチベーションが高められるような経験を積んでいくためのサポートをしていきたいですね。自分自身の現場時代の経験を踏まえ、施工管理の面白さを知っているからこそ後輩たちに伝えられることがあると思っています。

建築や土木業界でも働き方改革への意識が高まり、業務効率をあげつつ社員にとって働きやすい環境をつくっていくことが求められています。現場の意見を取り入れ、新しいシステムも積極的に採用しながら、着実に成果をあげていくことに挑戦しているところです。
(鈴木さん)

学生の方へメッセージ

自分自身で明確な目標があったとしても、就職活動のタイミングでは幅広い業界や職種に関心を持って、説明会などに参加して視野を広げていくことをおすすめしたいです。社会を知ることにもつながりますし、自分の新たな興味関心に気付くチャンスにもなりますよ。また、当社は働き方改革にも積極的。休みもしっかりとれますし、残業を減らそうという取り組みもしており、無理なく仕事ができる環境です。
(後藤さん)

コロナ禍で思うように就職活動ができないということもあるかもしれません。しかし、なりたい自分、やりたい仕事としっかり向き合い、そのために何ができるかを考えて、自分自身を導いていくことが、後悔しない就職活動になると思います。当社のような建築・土木業界はもちろん、どんな仕事でも大切なのはコミュニケーション。さまざまな機会を利用して対話するスキルを磨いていくことも、夢の実現につながっていくはずです。
(長谷川さん)

社会インフラに携わるということは、人々の生活の基盤を支えるということであり、お客さまが求めるレベルも非常に高いという現実があります。その期待に応えていくために、社員同士が技術と情報を共有し助け合える体制がある。それが当社の自慢のひとつですね。たくさんの人たちに感謝される仕事であるのと同時に、責任も重い。社会や人の暮らしと真剣に向き合える仕事だと思います。
(鈴木さん)

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道路や建物、さまざまな規模・内容・目的の工事に携わることができる。入社後のキャリアも幅広く、自分の個性やアイデアを生かしながら、多様な経験が積めることも魅力だ。

マイナビ編集部から

東京ガスグループの一員として、東京都内だけでなく神奈川県、埼玉県、千葉県、静岡県、北海道で、ガスの配管工事を中心とした地域の生活インフラを支える事業を展開している協和日成。これまではガス工事をメインとしていたが、近年では水道や電気などの分野を含む建築設備や電設土木工事などへも事業の幅を広げ、「真の総合設備工事会社」を目指して、多様なニーズに対応できる体制へと成長。その規模は個人の住宅や大規模マンション、公共施設、工場など多岐にわたる。それぞれのインフラ設備や導管の新設だけでなく、メンテナンス、緊急時の調査や修理などにも対応し、人々の暮らしに不可欠なインフラを支えてきた。

各拠点それぞれ、社員同士が助け合いながら大小さまざまな規模の現場を取り仕切る。ガスを扱っている以上、小さなミスが大きな事故につながる可能性も。だからこそ、社員間で何でも相談できる人間関係が醸成されているのだ。

取材でも話題に出ていたが、ガス設備・ガス導管の工事だけでなく、水道・電気分野の工事の取り扱いも強化している同社。事業が拡大していくことにより、担う責任も増えていくことが想定される。そのため一つの分野の工事だけでなく、多機能的にいろいろな分野の工事に関心を持ち、幅広い技術や知識を身に付けて、複数の工事を並行して進めていけるような意欲と好奇心を持つ人が、より活躍できる環境といえるだろう。

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明るく開放的なオフィス。社員同士声をかけやすく疑問があれば相談もスムーズにできる雰囲気がある。新人教育や技術研修も充実し、一人前までの道のりも整備されている。

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