最終更新日:2025/5/16

(株)ナプラ

  • 正社員

業種

  • 化粧品
  • 化学
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

サロン専売品メーカーとして、次々ヒット商品を生むナプラ

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幅広いフィールドで当社の最前線で働く営業社員にインタビュー!

幅広い経験を積みながら成長できる若手世代、その経験や成果を活かし、次のフィールドに挑戦できる中堅世代。それぞれの世代で活躍する2人のエースに仕事のやりがい、会社の魅力をお伺いしました。

写真左から
■土手 元貴さん
大阪支社営業部/2021年入社

■若松 優也さん
大阪支社営業部 係長/2009年入社

ナプラの営業職はココが魅力!

「美容業界はおしゃれに敏感な人が多く、ファッションの最新トレンドをいち早く収集して仕事に活かすことができます。日々の会話を通じて刺激を受けています」(土手さん)
「経験を積めば裁量大きく自由度高く仕事ができます。任せてもらえるからやりがいが増し、もっと頑張ろうと前を向ける。本当に仕事が楽しいと思える会社です」(若松さん)
ナプラが手掛ける「N.(エヌドット)」シリーズは、品質、使いやすさ、機能性に優れた人気商品。シンプルでスタイリッシュなパッケージはエンドユーザーにもファン多数!

【入社4年目/土手さん】「過去最高の担当者」と評価されたことが大きな喜び!

好きなことを仕事にしたい――私は中学生の頃からワックスにこだわり、自分が使っているヘアケア商品を扱う美容業界を軸に企業研究をスタート。なかでもナプラの営業職を選んだのは、商品を売るだけでなく、イベント開催や商品の企画開発にも携われると知り、幅広く挑戦したいと思ったからです。ナプラではシャンプーやスタイリング剤などのヘアケア商品を自社工場で開発・製造し、美容商材を扱う代理店を通して全国のサロンに販売をしています。営業としての主な仕事は、代理店のお客様であるサロンのオーナー様にお悩みや要望に合った商品を提案すること。入社後まずは、サロンとの信頼関係を築くために先輩のサポート業務を行いました。しかし商品知識に乏しく、初めてお会いするオーナー様とうまく会話ができないことも。サロンは地域や規模、経営方針、顧客層などがそれぞれに異なり、課題やニーズも多種多様です。壁に直面してもより多くのサロンに足を運びながら努力を続け、知識とノウハウを広げていきました。

2年目からは代理店のメイン担当として、基本的にすべての業務を一人で担うようになりました。そのなかで心がけてきたのは、早いレスポンスと丁寧な対応です。「商品のサンプルがほしい」とお聞きしたときには即行動。商品の効果的な使い方を伝える美容師さん向けの勉強会や講習会も実施し、順序だててわかりやすく説明する講師のスキルアップを図ることができました。

印象に残っているのは、全国に40店ほどのサロンを展開するオーナー様との出会いです。当時はコロナ禍だったため、短い滞在時間の中でわかりやすく的確な提案を意識。商品に留まらず、美容師さんのリクルーティングに関するお悩みに対応したり、新店オープンの際にはサロンで使用する美容資材を協賛するなど、常にお客様目線できめ細かくフォローをしてきました。最近、そのオーナー様が「土手さんは今までの中で最高の担当者です」とおっしゃっていたことを上司から聞いた瞬間、自分のやってきたことは間違いではなかったと実感し、喜びがこみ上げてきました。

【入社16年目/若松さん】チャンスを掴み、成果を上げ、多彩なキャリアを描こう!

私は現在、大阪支社営業部の係長として関西を軸に営業活動を行い、東京の主要代理店も担当しています。これまでも神戸支社の立ち上げや、学生に当社を知ってもらうための活動など、本来の仕事以外の役割も次々と経験させていただき、中堅社員となった今もモチベーション高く働くことができています。ナプラは社員一人ひとりをしっかりと見てくれる会社で、仕事への向き合い方や意欲、成果、人間性などを多角的に評価してチャンスを与えてくれる。私が成長できたのも、この環境があったからだと感じています。

今もよく覚えているのは、お客様である大手代理店からの評価が大きく変わった出来事です。当社は美容室専売の頭髪化粧品メーカーで、直接のお客様は美容商材を扱う代理店。代理店を通じてその先のお客様であるサロンに商品を拡販していただくのですが、代理店は数多くのメーカーを扱っているため、注目されなければ販促に力を入れてもらえません。そこで私が行動に移したのが、要望プラスαの提案でナプラ商品の魅力を知ってもらうこと。「ナチュラル・プラス」という企業理念や自然派志向のものづくりに加え、トレンドを押さえたメニュー提案を通じて信頼関係を構築。これを機に販売強化メーカーに選ばれ、サロンにも積極的に商品を推していただけるようになったのです。

こうした成果が社内でも認められ、私はチャンスをいただけるようになりました。しかし、なかには難題もあり、試行錯誤したことも。当社の商品が「美容室専売品」であることは先述しましたが、サロン以外で流通していることが判明し、その対策を講じる必要が出てきたのです。そうして私は、非正規流通防止対策の担当者として、その究明・是正を任されることになったのですが、代理店のお客様であるサロンとの信頼関係を維持しながら、ルールを守っていただくようお伝えするのは容易ではありませんでした。根拠となるデータを示し、美容室専売品であることの意味、価値をご理解いただき、お客様が納得した上で問題を解決できた時は心からホッとしましたね。

教えて先輩!ナプラで働く若手、中堅社員のビジョンとホンネを聞きました。

■入社4年目/土手さん
4年目を迎えて経験を重ねることで視野も広がり、提案力も高まってきました。例えば、新しいブランドのカラー剤を紹介する際に、若い顧客層が中心のサロンには明るいファッションカラーがきれいに染まることをアピール。一方、白髪染めを中心とするサロンに対しては髪を傷めずに明るいハイトーンでカラーリングできることを伝えるなど、サロンの特徴やお困りごとに合わせて提案ポイントを変えています。また、冬のアイテムとしてヘアミストを主力商品として販売したときには、髪の補修や保湿だけでなく、花粉がつきにくい性能を明記したPOPを制作。その年は花粉の飛散が多く、ニーズに合致した提案は予想以上の成果を上げることができました。ナプラでは年一回、大阪梅田で美容師さんの技術を披露する「ヘアショー」を開催。技術向上はもちろん、会場には美容学校の学生たちを招待してリクルーティング活動にも一役買っています。これからの目標は、お客様の課題に合わせたオリジナル商品を手掛けること。人に教えることにも興味があるので、ゆくゆくは新人教育にも携わってみたいですね。

■入社16年目/若松さん
係長というポジションになり、チームをけん引するリーダーとして意識しているのは「負の遺産」を部下に残さないことです。例えば、私が担当していた顧客を部下が引き継いだ時、私の勝手な判断で行っていたことが“営業のやるべきこと”になってしまうと、悪しき慣習が連鎖してしまいますよね。お客様からも「若松さんはしてくれたよ」と言われると、部下はやらざるを得なくなってしまいます。そうならないために、私はいつもそれが正しい行いなのかを考え、行動するようにしています。また、指導においても公平性を意識し、トラブルがあった際は関わる人すべての意見を聞いてジャッジするのが私の方針。トップダウンの指導ではなく、社員一人ひとりの自主性を尊重する声掛けを意識しています。ナプラはこうした姿勢をきちんと評価し、認めてくれるので働きがいは十二分。営業として売上アップに貢献し、係長として人材育成に取り組むのはもちろんですが、個人的にもキャリアアップを目指し、近い将来、課長職に昇格できるよう精進したいと思っています。

学生の方へメッセージ

業界を絞って企業研究を行う学生さんが多いと思いますが、個人的にはあまり絞り込まずに幅広く見ることをおすすめします。私自身、最初から美容業界に絞って活動していたわけではなく、思いがけないことから当社を知り、手掛ける商品、企業としての考え方に共感して入社を決めました。実は私は幼い頃にアトピーを患い、専用のシャンプーやせっけんしか使うことができませんでした。そんななかで当社を知り、「もっと選択肢があればいいのに」と思っていた当時を思い出し、天然由来の成分にこだわった安心・安全な商品づくりを目指すナプラへの入社を決めたのです。

それともう一つ、みなさんにぜひ実行してほしいのがインターネットだけにとどまらない情報収集です。WEBで見た企業や人の印象と、実際に自分の目で見てみるのでは異なる印象を抱くことがあると思います。インターンシップに参加したり、当社のようなメーカーであれば実際に商品を使ってみたり、人やものに実際に触れてその時感じた気持ちを大切にしてほしい。ちなみに当社もインターンシップを実施しており、常に先輩社員を多めに配置しているので交流しやすく、質問しやすいのがポイント。ナプラは人柄を重視する会社なので、学生一人ひとりの人間性を知る努力を惜しみません。当社に限らず、少しでもいいなと思った企業には、ぜひ足を運んでリアルな魅力を確かめてみてください。
(若松さん)

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美容師にスポットライトを当てるイベントやショー、若手美容師を育む教育プログラムなど、美容業界を盛り上げる取り組みにも注力!多彩に活躍できるフィールドがあります。

マイナビ編集部から

1954年に創業したナプラは美容業界における老舗企業だ。自然豊かな徳島県美馬市に自社工場を構え、商品の企画・研究開発・製造・販売までをワンストップで手掛ける一貫生産体制を確立するとともに、清流の水と天然由来成分にこだわるものづくりで同業他社との差別化を図ってきた。

また、こうした企業姿勢を明確にするため、2006年に「ナチュラルをプラスする」という企業理念をもとにしたナプラへと社名を変更。これを機に同社は知名度を上げ、「N.(エヌドット)」をはじめとする自社ブランドは、サロンやエンドユーザーからより高く評価されるようになった。創業以来の堅実経営により同社の自己資本比率はなんと95%を計上。大手企業を凌ぐ数字からも安定性、成長性が見て取れる。

今回の取材で若松さんも語っていたが、ナプラは一人ひとりの人材をしっかりと見てくれるのが大きな特徴だ。特に若手への期待は大きく、意見やアイデアに耳を傾け、吸い上げてくれる。すべてが採用されるわけではないが、良いアイデアはかたちになり、提案した人材もきちんと評価される環境が用意されている。学生に対しても真摯に向き合い、人柄を評価しているため、興味があればぜひ企業研究の一社に加えてみてもらいたい。

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営業が集めたサロンのニーズを、自社工場の研究職がスピーディーに商品化。トレンドを押さえ、品質にこだわった商品群はファンが多く、サロンでも人気を集めている。

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