最終更新日:2025/4/17

グラントマト(株)【TOKYO PRO Market上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • ホームセンター
  • 専門店(その他小売)
  • スーパーマーケット
  • 農林・水産
  • 食品

基本情報

本社
福島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域の農業と食をサポートするグラントマト!人事給与体系などの魅力も紹介

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「私達は食と歩むアグリビジネスカンパニー」 グラントマト

福島・茨城・栃木・山形の4県を中心に、農業資材の販売、農産物の買取と流通、農産物生産に関する様々なサービスを展開する。今回は先輩社員に仕事の魅力や人事給与体系(キャリアパスプラン)などについて伺った。

<写真左から>
◆赤塚 健司さん/マーケティング部 営業企画課課長
福島県西白河郡矢吹町出身。東洋大学の経済学部を卒業し2012年に入社。
福島県と茨城県の複数店舗の店長も務めた経験を持つ。

◆渡邊 恭子さん/マーケティング部 インターネット課 テレアポ担当係長
福島県郡山市出身。大東文化大学の法学部を卒業し2011年に入社。
インターネット課、店舗、総務課等で幅広い知識を身につけてきた。

◆鈴木 健宏さん/運営部 グラントマト会津坂下店店長
福島県須賀川市出身。東日本国際大学の経済経営学部を卒業し2004年に入社。
入社以来、複数店舗の立ち上げに携わり、26歳から店舗の店長として活躍している。

座談会メンバーの紹介

穏やかなお人柄で従業員に慕われている鈴木さん。車の運転が趣味で、休日は地方までドライブをしたり、友人とオンラインゲームで遊んだりすることが多いという。
真摯に仕事へ取り組む姿が印象的な赤塚さん。休日は自宅や映画館で映画鑑賞をしたり、お花見やバーベキューなど、季節のイベントを楽しむことが多いそうだ。
前向きにチャレンジする姿で、周りの人々に元気を与えている渡邊さん。デスクワークなので、休日は散歩に出かけて季節の移ろいを感じながらリフレッシュしているという。

店長として店舗運営を任される面白さを感じながら、人材の育成に力を注ぐ

◆これまでの歩みと現在の仕事内容
実家が専業農家なので、子どもの頃から農業に触れ合う機会がたくさんありました。就職活動中に当社を見つけて、「農業に活かせるような仕事ができるのでは?」と思ったことが入社を決意した理由です。私が入社をした20年前は、まだ当社も店舗数が一桁台で、現在のような売上規模ではありませんでした。福島県と茨城県の複数店舗の立ち上げに携わりながら、会社とともに歩んできました。現在はグラントマト会津坂下店の運営責任者として、会社の経営理念や方針、ルールに従い、店舗を取り巻く環境を理解し、自店舗の年間経営計画を作成し実践しています。当社には、農業資材限定で販売する店舗や食料品だけを販売する店舗もありますが、当店は農業資材から食料品、衣類、冷凍食品まで、16部門の商品をすべて販売する大型店舗となります。

◆仕事をする上で大変なこと、喜びを感じること
26歳から長らく店舗の店長を任されておりますが、店長になった当初は、今よりも知識や経験がなく、従業員との接し方も分からない状態でした。また、過去には従業員のミスに対して叱った経験もありますが、今はミスをしてしまった場合でも理由や原因を確認し、再度発生しないよう対策を考えています。そして、一人ひとりが持っている良さを引き出すためのトレーニングをして、失敗を恐れずチャレンジできる環境づくりにも力を注いでいます。過去の経験があったからこそ、自分自身の引き出しが増え、今ではコミュニケーション力が磨かれ、幅広い世代の従業員と接することがとても楽しいです。店舗のメンバーと一緒に売上予算に向けてアイディアを出し合い、毎月の目標を達成できた時にはやりがいを感じられます。ほかにも、以前働いていた店舗でお世話になったお客様が、「鈴木さん、来たよ~!」と遠方からわざわざ、当店に会いに来てくださった時の喜びも大きいですね。

◆今後の目標
より多くのお客様に来店していただけるよう、店舗スタッフを育てていきたいと思っています。当社の総合職には勤務地選択制度(広域勤務と地域限定勤務)があり、私は広域勤務を選択しているので、今後も別地域の店舗へ異動になる可能性もあります。だからこそ、今自分にできることを精一杯行い、自分が異動しても変わらずに売り上げを伸ばし続ける店舗づくりを目指しています。
(鈴木 健宏さん/運営部 グラントマト会津坂下店店長)

商品の仕入れに関わるやりがい!自分の意見を伝えやすく、挑戦しやすい環境が自慢

◆現在の仕事内容
大学時代は首都圏で過ごしていましたが、私の父が農業関係の教師をしていたこともあり、地元で農業に関する仕事に就きたいと思ったのが当社を選んだ理由です。入社後は福島県と茨城県にあるグラントマトとFOOD MARTグラントマト(業務スーパー)の複数店舗で店長を経験して現在の部署へ配属となりました。営業企画は商品本部における中枢機関で、新規商品の開発、取引先の開拓、商品の仕入れ交渉、インターネット販売商品の売価決定などの仕事を任されています。

◆仕事をする上で大変なこと、喜びを感じること
私の所属する営業企画課では、実店舗とオンラインショップで販売する商品価格を決定するのですが、その時に他社大手の小売店に価格が合わせられない場合は、自分の仕入れが弱いということになります。実際に仕入れ交渉はなかなか折り合いがつかず難しいことが多いのですが、製造の原料や原価の計算などを行い、様々な条件を仕入先と話して、少しずつ問題を解決していきます。その結果、お客様に価値のある商品をご提供できた時や、店頭に企画仕入れした商品が並んでいたり、商品がチラシに載っているとやりがいを感じます。

◆働く環境や社風について
営業企画課では隔週で社長や専務が同席するミーティングを実施し、これから仕入れを予定している商品について報告します。役員に報告をすることは緊張しますが、その時に指摘やアドバイスを直接受けることができるので、迷わず企画を進めることができます。さらに、直接意見を伝えられるため、様々な事に挑戦しやすい環境が整っています。また、キャリアパスプラン(人事給与体系)の採用により、入社時はMTマネジャー・トレーニーというタイトルから始まり、3カ月以内に2ndアシスタントマネージャーを目指し、その後は1stアシスタントマネージャーと、タイトルアップまでの流れを具体的にイメージすることができます。タイトルごとに基本給や必要な資格なども定められているため、評価が見えやすいことも魅力です。ほかにも、夏季休暇7日間、冬期休暇7日間を連続取得できるなど、休日休暇制度も整っているのでプライべートのスケジュールも立てやすく、働きやすい環境となっています。
(赤塚 健司さん/マーケティング部 営業企画課課長)

電話やメールを通じてお客様をきめ細やかにサポ―ト!農業に関わる幅広い事業内容が魅力

◆これまでの歩みと現在の仕事内容
学生時代に様々な就職活動イベントへ参加し、その中で当社と出会いました。人事担当の方に声をかけていただき、そこで聞いた事業内容に興味を惹かれ、面接へ参加することに。そして縁があって採用となりました。入社後はインターネット課のお米のオンラインショップに配属となり、インターネットでお米の注文を受けてから出荷するまでを担当。その後、福島県のグラントマトとFOOD MARTグラントマト(業務スーパー)で実店舗経験を積み、管理本部総務課、そして現在の部署へ配属となりました。現在は、農業資材関係のお店を利用していただいたお客様からの問い合わせ対応、既存や新規のお客様へ除草剤や農薬、農業資材などのご提案をテレアポで行っています。

◆仕事をする上で大変なこと、喜びを感じること
コミュニケーションを取ることが難しい業務だからこそ、アポイントを取得するまでが大変ですね。しかし、テレアポという職業上、こちらからお客様にご提案をさせていただいた内容にご納得いただき、「渡邊さんに紹介してもらった商品を試しに買ったら良かったから、もっと買っておくよ」「前回、渡邊さんにお願いしたものが良かったから今回もお願いするよ!」などのお言葉をいただけると嬉しい気持ちになります。私たちはお客様と電話やメールを通じてやり取りをするため、顔が見えません。そのため、言葉遣い、イントネーション、話す速度などを重要視し、お客様一人ひとりに合わせた対応をしています。また、幅広い商品知識が必要となるので、常日頃から新たな知識の習得に力を入れています。だからこそ、お客様の質問に対してスムーズにお答えできた時は嬉しいですね。

◆学生へアドバイス
私がそうだったように、学生の皆さんも「グラントマト」と聞いても、どんな企業なのか分からないと思います。しかし、実際に調べてみると実店舗に加えて、テレアポの部署があったり、野菜の苗を育てていたり、ドローンで農薬を散布しているなど、農家さんが必要とするモノとサービスを常に取り扱っている企業になります。そのため、働きながら様々な体験ができ、チャレンジできる社風が特徴です。「仕事も楽しんだもん勝ち!」だと思っているので、自分の世界を広げたいと思っている方にはぜひ興味を持っていただきたいですね。
(渡邊 恭子さん/マーケティング部 インターネット課 テレアポ担当係長)

学生の方へメッセージ

グラントマトをご存知の皆さんは「農業関係の仕事をするから、農業を学んだ人が入社するのでは?」というイメージをお持ちかもしれません。当社では農学部出身者のみならず、文系理系問わず様々な学部出身の方々が活躍しています。一から専門知識を習得できるトレーニングツールも用意しており、レジの打ち方から掃除の仕方、全16部門の重要商品のリストまで、しっかりと学べる教育制度が整っているので安心してください。

さらに、キャリアパスプラン(人事給与体系)を採用しており、このタイトルの人は基本給がいくら、こういう資格が必要ということが明確に書いてあるので、次のステップへ進むには、何をどうしたら良いのか明確となっています。また、上長が評価する際も評価の項目が明瞭化しているため、人によって評価がブレることもなく、公平に評価されます。

当社は2022年に上場し、店舗数も拡大しているという拡大期にあるので、その分新しいポストが生まれやすく、キャリアアップ環境であることも特徴です。総合職には勤務地選択制度(広域勤務と地域限定勤務)を設けていることに加えて、年1回は勤務地の希望をヒアリングしていますので、仕事とプライベートを大事にした働き方をしながら、当社でご自身の可能性を広げてみませんか。

(稲村 直人さん/管理本部 総務課 課長) 

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実店舗を展開しているため小売業がメインだと思われがちですが、苗の生産、お米や農産物の加工、自社で物流センターも持っているため全ての流通に関われます!(稲村さん)

マイナビ編集部から

グラントマトは、創業以来一貫して農業生産者(社)の経営を改善する為に様々なサービスや商品を提供している企業だ。地域密着型の実店舗グラントマト・FOOD MARTグラントマトを中心に、ネット販売、バックオフィスまで、多岐にわたるフィールドで農業と食をサポートしている。農業に関連する幅広い職種が揃っていることは、今回のインタビューを通してもお分かりいただけただろう。

同社の特色とも言えるのが、意見を発信しやすい社風と、人事給与体系(キャリアパスプラン)だ。今の能力や経験値に適した業務が与えられる仕組みは、自分のペースで無理なくステップアップすることができ、着実にキャリアを積み重ねられる。また、資格や実績によって評価が得られるため、将来の道筋が明確に提示されているのも良心的だ。評価制度にブレがないからこそ、不安や不満もなくなり、やるべきことをしていれば評価される社風だ。

そして、同社が求めるのは、様々なビジネス環境の変化に柔軟に対応できるしなやかさ、お互いの意思を伝え合うコミュニケーション能力、固定概念に捉われず、なんでもチャレンジしてみる行動力。現在、一次産業の重要性がますます高まっており、今まで想像も出来なかった生産技術や販売方式などにも注目されている業界だ。今回3名の取材を通して、私たちの生活に身近なとてもホットな産業界で、ぜひ力を試してみて欲しいと感じることができた。

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社員が集まる全体会も定期的に開催している同社。また週1回、役員が各部門の管理者と面談し、社員一人ひとりについても話し合っているため適材適所に配属されるように。

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