【大槻さん】今の時代、企業に関する情報はネットなどを通して簡単に入手することができます。しかし、文字の情報だけに頼るのではなく、実際にその会社で働く先輩に会うことをお薦めしたいですね。生の言葉にふれることで、肌感覚として吸収できることも多いはず。それを糸口に企業風土や特色なども見えてきますし、自分に向いている、向いていないを判断する材料も得られるでしょう。また、コミュニケーション能力を磨く上でも、とても良い方法だと思います。
【篠島さん】誰しも「この仕事は自分にはできないんじゃないか」と感じることがあると思います。しかし、前を見てやりたいことを明確にすることから、始めてみてください。そして、いつも楽しむことを忘れずに。私は、年に数回北海道内で施工された水門の現場を見に行ったり、自分が手がけた水門を大阪まで見に行くなど、やりがいを感じながらこの仕事を楽しめています。
【鎌倉さん】最初は興味がないと思っていたことでも、やっていくうちにその仕事が好きになることもある、ということを学生のみなさんにお伝えしたいです。また、学生時代は勉強していることが何のためになるのか分からないと感じることもあるでしょう。しかし、仕事をしていると、意外なところで学んだ知識が役立つことがあります。なので、まずは後悔のない学生生活を送ってください。