(株)稲葉製作所【東証スタンダード市場上場】

工場で使用する金型の設計を担当しています。物置を作るために必要な部材は鉄板に穴をあけたり、曲げたりすることで作られています。
製品図面を確認し、どのような金型でどう作るか想像します。その想像通りに製品ができるよう金型を具体的に設計していく仕事です。金型部品も社内で加工するものが大半なので部品図まで設計し、1から金型ができるよう進めていきます。

難しい形状の加工や複雑な機構が実際にうまくいったときは感動します。他の企業では設計をした後の金型製作や、金型を使った生産は別会社で行われることも多いです。しかし、弊社では金型の設計、製作、生産、改造まで行うことから、金型への愛着も大きいです。
製作するために使うマシニングセンタなどの機械加工の知識や実際に生産してみてわかる金型の使いやすさなど知れば知るほど奥深さがあります。金型を設計するというだけでも様々な角度から挑戦することが出来ます。

ものづくりが好きで生産の仕事にかかわりたいと考えていました。工場見学をしたとき規模の圧倒的なものづくりに魅力を感じました。しかも塗装ラインなど自分たちで製作したというものが多く、いろいろなモノづくりを体験できると思い入社しました。

金型を使って生産するには様々な問題が出てきます。使いやすさ、安全性、製作時のコストなど、まだまだ考えなければならないことが多くあります。経験を重ねこれらの問題に自信を持って自分はこう考え設計したといえるような仕事ができるようになりたいと思っています。