最終更新日:2025/4/23

日鉄ソリューションズ北海道(株)【NSSOLグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

鉄鋼関連、基幹業務系、DXなど多様な技術を手掛ける環境でスキルアップを目指す!

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地域に根差しつつ、先端分野に触れながら技術を磨いていく。

製鉄所の業務システム、流通系システム、DXの一環としてのノーコード。
入社3~5年目の技術者の仕事への思い、取り組み方を通して、幅広い分野の開発が動き成長を目指せる企業の魅力に迫ります。

■N.Yさん(左)
2020年入社 情報系学科卒
業務ソリューション第1事業部
■M.Fさん(中)
2022年入社 応用理化学系学科卒
鉄鋼ソリューション事業部
■K.Uさん(右)
2021年入社 電気システム系学科卒
生産技術部

先輩社員からの一言

生体材料に関する研究からシステム開発の分野へ。「社員同士の関係も働く環境も良く、大学の専攻から方向転換して当社に入社することができ、よかったです」(M.Fさん)
大学の学部の先輩が働いていたことも、この会社に目を向けたきっかけ。「開発をするうえでは、技術力はもちろん、お客さまの業務を理解することが大切です」(N.Yさん)
やりたい仕事、ライフプランについても考えるなかで入社を決意。「就活では、興味のある分野か、会社の風土が自分に合っているか等を見極めてほしいですね」(K.Uさん)

段階的な研修を経て知識と技術が身につきました。地域の方々に親しまれている企業ということも自慢です。

大学では応用理化学系を専攻し、生体の機能を活用するといった分野を学ぶなかで、化合物をつくり出すためのプロセスの構築など、ロジカルにものごとを考えることに楽しさを感じていました。この考え方が授業で学んだプログラミングの組み立て方と似ていたことからシステム開発に興味を抱くようになり、特別講義の講師役や大学との協業で関係のあった当社に目が向いたことが入社のきっかけでした。現在は、日本製鉄(株)北日本製鉄所室蘭地区のシステムを担う事業部に所属し、経理系のデータを扱うシステムの開発を担当しています。1年目は既存のシステムの保守がメインでしたが、現在は5人のチームの一員として、様々なデータを取りまとめるための新たなシステム開発に携わっています。

入社時はまず、当社が所属する日鉄ソリューションズグループの新入社員と合同で、東京で行われる新入社員研修に参加。社会人としての基礎知識を学んだ後、配属先でプログラム言語を学ぶと同時に、要件定義からコーディングに至る流れを体験できる研修を受講。その後、OJTで必要な知識を身につけていきました。私はプログラミングの経験がほぼなかったこともあり、覚えるのに少し時間がかかり、当初は大変さも感じました。特に保守の仕事では、規模の大きなシステムのプログラムを見て理解する必要があり、苦労した記憶があります。ただ、周りからのサポートで徐々に成長していけましたし、その時のプログラムを読み込むという経験は、現在の開発業務に大いに生きていますね。

研修のほか、自分自身を振り返って論文を書き、技術発表を行う場もありました。慌ただしく日々が過ぎていった感じですが、一方でとても働きやすい環境があります。私は現在、在宅勤務をメインとして、週2日ほど出社するというパターンで仕事をしています。出社日も決まっているわけではなく、先輩にいろいろ質問したいことがあるのでオフィスに行こう、などと自分の意思で決められます。また、フレックスタイム制なので、平日でも自分の用事を済ませられます。私の所属は室蘭ですが、地域での活動も多いですね。1年目は、親子で学べるプログラミング体験に講師役として参加しましたし、今後は地元小中学校へのプログラミング出張授業も担当する予定です。そうした場を通して、地元の方々に知られ、親しまれている企業で働けていることも、ちょっとした自慢です。
(M.Fさん)

現在はサブリーダーとしてメンバーを束ねたり、業務調整を行ったり。さらに上の職責を目指していきます。

私は現在、服飾系の商品を扱う企業に導入されているシステムの運用・保守の業務を担当しています。業務区分でいうと、一般的に流通系と呼ばれる分野です。たとえば、店舗と運送会社の間でやりとりされる入出荷の情報などを、データ連携基盤と呼ばれるシステムによって一括でやり取りできるようにするものです。データ連携基盤は、業務アプリケーションやデータベース(DB)など様々なクラウドサービス等の組み合わせにより構成されており、私はこのシステムのオペレーション、不具合への対応、仕様変更といった業務において、現場のメンバーを束ねる役割を担っています。

大学は情報系で、DB、ネットワークの知識やプログラム言語などを学びました。そこで身につけた、DB操作に使われるSQL、業務システムやWebアプリケーション開発などに幅広く用いられるJavaなどの知識は、業務のなかで活かすことができています。ただ、入社して現場に入って初めてわかったこともあります。それは、お客さまの仕事についてしっかりと理解することが、開発者としての仕事の第一歩であるということ。そのお客さまの仕事はどういう業務で、どのような流れがあり、ステークホルダーは誰かといった関係性がしっかりわかっていないと、適正なシステムの構築・運用・保守ができないんですね。それは、大きな発見でした。

入社4年目になりますが、最初の3年間はBtoC向けの、エンドユーザーが使うシステムの開発を担当していました。当時は一人のメンバーとして、リーダーの指示を受けながら業務を行っていましたが、3年目には、後輩などをフォローするポジションとなり、その後、担当するようになったのが今の業務。サブリーダーとしてメンバーを束ねたり、同じシステムの運用・保守を一緒に行っている別のパートナー会社との業務調整なども担うようになり、難しさと同時に、責任ある業務にやりがいを感じています。たとえば、システムの改修などを行う際には、関係するメンバーを常に把握しながら、しっかりと段取りを組むことを意識しています。今後は、リーダー、マネージャーと着実なキャリアアップを目指し、一つのチームを抱え、メンバーとともにプロジェクトを動かしていけるようになれれば、と思っています。そのうえでお客さまの信頼を得て、当社のメンバーがより多く現場に入れる環境をつくり、会社の売上にも貢献していきたいと思っています。
(N.Yさん)

担当メンターに自分の悩みを話せたおかげで、刺激的な現場で楽しく成長しています。

大学で電気電子工学の分野を学び、当初はメーカー系への就職を希望していました。しかし、就活のなかで、常に新しい分野に触れられるITの世界に興味があることに気づき、当社への入社を決意。現在、私が所属しているのは、生産技術部という部門の中のDX推進チームです。”デジタル技術で社会や生活の形を変える”という意味合いのデジタルトランスフォーメーションを推し進め、先端技術で社内技術の向上を後押しすることが目的の部署です。私が担っているのは、総務・経理などの社内業務を効率化するというミッション。主にプログラミングの知識がなくても開発ができるノーコードツールを用いています。実際に業務をヒアリングした上で、場合によっては数日など短期間で納品するような高速開発が特徴です。

DX推進チームは、2021年に立ち上がった未だ新しい部署。現在は、メンバーが各々新技術について学んでいるところです。新しいことに触れたいと思って入社した私にとって、とても刺激的で、楽しく仕事に取り組めています。たとえば画像から文字を読み取ってテキストに変換するOCRという技術にAIを組み合わせた「AI-OCR」を使ったシステム開発にも携わっていて、そちらは2024年度には実用化の予定です。私は入社2年目の半ばに今の部署に異動したのですが、それまで在籍していた部署では、特定の専門分野に特化した開発を行っていました。その当時は、業務知識も浅いうちに特定の専門分野に進むことに、迷いがありました。そこで、幅広い学びを通してスキルアップを図りたいとメンターに話したところ、現在の部署への異動が決まったのです。当社では配属の決まる10月から1年間、仕事の悩みなどを聞き、寄り添ってくれるメンターがつきますが、私にとってはほんとうに、ありがたい制度でした。

DX推進チームでは先端の技術を学んでいますが、社内では部署を超えて技術情報などの交換、共有などを行う「技術トーク&懇親会」という集まりが四半期ごとに行われています。各部署が持ち回りで、食事をしながら技術の話をするという場です。とても真面目な会に見えますが、実際には懇親会がメイン。いろいろな話が広がり、親密度も増していくんです。

今後は、現在学んでいる新しい技術を、いろいろな場面で業務改善に応用していくというのが私の目標。チーム名にもあるDXを率先して推進していけるようになりたいと思っています。
(K.Uさん)

学生の方へメッセージ

当社は北海道に根付いた開発会社ですが、日鉄ソリューションズ(株)と連携しながら全国へと開発実績を伸ばしています。また、数年前からDXに本格的に取り組んでおり、システム開発においても高度な技術を身に付けるチャンスのある環境です。北海道内の大学を卒業した方はもちろん、道外の大学などを卒業し、北海道で働きたいと思った方や、常に先端の分野を扱う当社の事業に魅力を感じた方はぜひ選択肢に入れて欲しいですね。
説明会では知りたいこと、疑問に思うことなど、どんなことでも、人事担当者や先輩SEにどんどん質問して下さい。学生のみなさんにわかりやすくSEの仕事、当社が携わっている業務、働き方や社風等々を伝えたいと思っています。自分が働いている姿をイメージできたら、それはきっとあなたに合う会社です。
当社は旧態依然とした制度を踏襲するのではなく、SEが働きやすい環境づくりにつながることであれば、積極的に取り入れ、変革を進めています。フレックスタイム制や在宅勤務制度を導入しているほか、男女ともに育児休暇の実績もあるなど、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる制度もあります。落ち着いてキャリアを描いていくことができる会社だと自負してますので、是非学生の皆さんにも興味をもっていただきたいと思います。

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専攻やIT関連の知識の有無、文系・理系の区別なく、研修やOJTを通して着実に技術を身につけていける環境がある同社。入社後はメンターによる手厚いサポートが行われる。

マイナビ編集部から

鉄鋼大手・日本製鉄を母体とする日鉄ソリューションズのグループ会社として1985年に設立され、北海道を拠点にシステム開発を担っている同社。大きな特徴は、親会社の事業領域である鉄鋼の製造に関するシステム開発を担っている点だが、その基盤を活かしつつ、流通や金融など他業種のシステム開発も積極的に手がけ、実績を伸ばしている。
2019年には一般企業向け業務系システムなどの開発拠点として札幌本社を開設。鉄鋼関連の開発を手掛ける室蘭本社とともに、2本社体制を確立し、北海道内にとどまらず、首都圏の企業を顧客にした開発案件も多く手がけている。働く側の視点で見た同社の特徴は、SEの執務環境と新人育成体制が整っていることだ。日鉄ソリューションズグループ各社の全新入社員が集まり、東京で行われる集合研修では、システム開発の基礎はもちろん、顧客対応など社会人として求められるスキルを学ぶことができる。また、この研修はチームで進めていくため、自社以外のグループ会社のSEとの交流も深まり、同期入社の仲間との温かな絆も生まれる。開発に取り組み、経験値が増えれば、システム構築の流れの上流と呼ばれる工程にも参加でき、プロジェクトを動かす醍醐味も味わえる。またリモートワークもいち早く導入し、自分の意思で働き方を選べる環境もある。のびのびと仕事に取り組みながら、着実にキャリアを重ねていける職場といえそうだ。

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自分の業務に集中しやすく、必要に応じてコミュニケーションが図りやすいオフィス。 クラウド、IoTソリューション、AIなど、先端の技術を取り入れ、学べる環境がある。

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