最終更新日:2025/7/19

(株)木の家専門店谷口工務店

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)
  • インテリア・住宅関連
  • 建材・エクステリア
  • 建設

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

事業について伝えたい

「平和で豊かな暮らしを提供する」をビジョンに、夢のある未来を創造したい。

PHOTO

新ビジョンへの想いや独自事業展開、将来について谷口社長が語る

住宅建築を中心に、家具やインテリア、ガーデンへと事業を拡大し、不動産やホテル事業も手がける谷口工務店。「平和で豊かな暮らしを提供する」をビジョンに躍進する、谷口社長にその想いについて伺った。

◆代表取締役 谷口 弘和

大手ハウスメーカーに大工として就職し、22歳で下請け大工として独立。量産型の分業された家づくりに疑問を抱き、2002年に谷口工務店を設立した。お客様により良い家を提供し、大工が責任と誇りを持って仕事ができるように、社員大工の人材育成に尽力する。
2018年には大津市に町家ホテル『HOTEL 講 大津百町』をオープン。建築系学生の成長のために『木の家設計グランプリ』を主催するなど、地域貢献活動にも積極的に携わる。

私たちが大切にしていること

体験型展示場『MOVスクエア』は、快適な暮らしを実感できる空間。ここで家族が将来について語り合いながら、理想の家を具現化していけるようにサポートしています。
職人としての技術や知識はもちろん、人を管理するマネジメント力や経営力に優れた「棟梁」を育成。独立も支援して次世代を担う人材を輩出し、建設業界の発展に貢献します。
大工や設計、カスタマーなどキャリアの選択は多彩。ゆくゆくはリーダーとして経営的視点を身につけ、時代が変化しようとも自分で考えて行動できる人材を育成しています。

「みんなが喜ぶ家づくり」から「平和で豊かな暮らし」を提供する会社へと発展。

谷口工務店は、「みんなが喜ぶ家づくり」を理念に設立しました。無垢の木や自然素材を使い、快適で心地よく暮らせる「木の家」。お客様はもちろんのこと、職人や仕入先、従業員のすべての人が幸せになれる家です。そんな日本古来のより良い家づくりに欠かせないのが「棟梁」です。優れた技術を持ち、現場を統率しながら人を育てる。マネジメント力や経営力にも長けた会社の社長のような存在。この日本の大切な文化の継承を行っています。

そんな私たちが「平和で豊かな暮らしを提供する」という新しいビジョンを掲げたのは、「家づくり」から「暮らし」への事業の広がりが要因のひとつです。住まいという器だけでなく、「木の家」に馴染む木製の家具や手仕事の温かみを感じられるインテリア、グリーン雑貨や庭園づくりなど空間の演出も手がけ、専門店もオープン。家づくりを検討されているお客様に加え、家具や雑貨に興味関心の高い方との接点が増え、みなさんに私たちの理念を伝える機会が増えてきました。

その集大成といえるのが、2018年にオープンした体験型展示場『MOV(モヴ)スクエア』です。「快適な暮らしを実感できる場」をテーマに、デザインや間取り、壁や床などの素材、キッチンや家具、インテリアに至るまで一つひとつ厳選し、木の温もりと快適性を感じながら我が家のようにくつろげる空間を完成させました。高い木々がそびえる庭には木製ブランコを設置し、動物とのふれ合いも楽しむことができます。一般的に住宅展示場は、営業クロージングとして機能しますが、ここは家族が将来の夢や住まいに対する想いを語り合いながら、家づくりのコンセプトを考える場。そんなプロセスを重ねて完成した家なら誰もが満足し、日々の生活に幸せを感じることができるでしょう。そんな平和で豊かに暮らす家族を全国に増やしていきたいと思っています。

日本の文化である「棟梁」の復活を目指して人づくりに注力。建築業界の発展に貢献したい。

さらに地域にも目を向け、2018年には大津市に町家ホテル『HOTEL 講 大津百町』をオープン。かつて東海道五十三次で最大の宿場町だった大津の商店街には、江戸後期の町家が残り、老舗の名店や飲食店、銭湯などが点在しています。当社では町家7棟を改築し、商店街を丸ごとホテルに見立てることで、大津の歴史や文化、地域の資源の魅力を発信。これは町の困りごとや課題を解決し、地域の活性化を図る「棟梁」の役割の一環であり、これからも地域貢献活動を各地で展開していく方針です。

けれども量産型の住宅が主流となった今、技術の伝承が難しくなり、大工の担い手も年々減少。まさに日本の建築業界は、危機的状況に直面しています。ゆえに当社が今、最も注力しているのが人材育成。すなわち「棟梁」を復活させて次世代へと継承していくことです。大工を社員として採用して社会人の基礎から専門技術、独立できるように経営までをしっかりと教え、これまでに約40名を育ててきました。5年後には100名を目標とし、ゆくゆくは大工学校を開校して多くの人材を輩出していきたいと考えています。彼らが全国各地で活躍して、同じ想いを持つパートナーと連携してその輪を広げ、後輩を育成する。多くのお客様の喜びを創造し、それぞれの会社も発展していく。まさにお客様や職人、仕入先、従業員のすべての人が幸せになれる家づくりを全国に波及させたいと考えています。

現在、2050年の脱炭素社会の実現に向けて、国では公共建築物の木造化を推進し、その動きは民間建築物にも拡大しています。ここ数年、当社では設計事務所から施工が難しい建築物の相談や依頼を受ける機会が増えていますが、そのような高度な技術を養い、住宅から施設までを幅広く手がけることで、環境に優しいまちづくり、日本の森林や自然環境を守る。日本の未来にとってなくてはならない存在を目指していきたいですね。

一人ひとりの能力を伸ばすことが経営者の役割。主体性を持ち、ビジョンを描ける人材に。

家づくりの現場には、たくさんの学びがあります。職人さんの技に触れ、直接知識を教わる。新卒社員には様々なカタチで経験の機会を与えているのは、家づくりのプロセスを知ることが後のキャリアに役立ち、強みになるからです。当社には大工や設計、カスタマー(リフォーム)、広報など様々な選択肢があり、将来は新しい展示場の開設プロジェクトの一員として活躍することも可能です。

会社の使命は、社員の能力を伸ばすこと。入社当初は何もできなくても、自分の能力や可能性に気づき、その力を伸ばせるチャンスをつくりたいと考えています。そのためには上から目標や仕事を与えるのではなく、自分で考えて行動することが基本です。やらされ感ではなく、「やりたい」と自らやる気を起こさなければ、成長できないからです。

そして私が実践しているのは、一人ひとりが全力で走れる環境をつくり、役割を与えることです。全力で走れるように、「平和で豊かな暮らしを提供する」というビジョンを示していますが、この捉え方は一人ひとりの価値観によって異なり、時代に伴い変化していくものです。単に設計や施工をするのではなく、「平和で豊かな暮らし」とは何かを自分たちで考えてカタチにし、試行錯誤しながら、お客様と一緒に創り上げてほしいと思っています。

「役割を与える」については、会社を複数の小集団に分散化した「アメーバ経営」を取り入れ、それぞれのリーダーに事業戦略の立案から売上・利益、人材などの管理を任せています。社内起業家のようなポジションで経営的視点を学び、将来、世の中がどう変化しても自分の足で立ち、活躍できる人材の育成が目指すところ。将来を担う若い人たちが生き生きと活躍することで明るい社会を創造していきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

企業研究には、資本金や売上高といった規模、事業内容、給与や福利厚生など様々なポイントがありますが、一番重視してほしいのはビジョン(=企業理念)です。同じ建築業界でも向かっていく方向が異なれば、仕事で求められることや将来のキャリアは変わってきます。よく自分に合う・合わない会社と言われますが、それはビジョンに共感しているかどうかだと私は考えます。

日常生活から会社経営に至るまで、ビジョンを掲げることはとても重要です。先日、あるお客様と家づくりの打ち合わせをしましたが、最初は家族がそれぞれに要望を言い、すべてを実現したら予算はオーバー。なかなか話がまとまらない状態でした。そこで「まずはみんなで家づくりのビジョンを考えましょう」と提案してテーマを決めたところ、全員が想いを共有でき、順調に家づくりが進んでいったのです。

当社は「平和で豊かな暮らしを提供する」に共感する人たちの集団。私たちの活動すべての基本となります。就職活動では、なるべく会社説明会や職場見学会、インターンシップなどに参加して、先輩たちの働く様子や姿勢、社員同士のコミュニケーションを見ながらビジョンや社風を肌で感じてみてください。「一緒に働きたい」「自分もこんな家づくりがしたい」と思えることが何よりも大切だと思います。

PHOTO
「就職活動を通じてビジョンに共感できる会社、やりがいを感じながら生涯取り組んでいきたいと思うような仕事を見つけほしいですね」と語る谷口社長。

マイナビ編集部から

谷口工務店は、「みんなが喜ぶ家づくり」を理念に木の家を専門に手がける工務店。この「みんな」というのはお客様、社員、社員の家族、地域社会の4つを指す。お客様に対しては、ずっと安心して幸せに暮らせる住まいを提供するためにプランニングから設計、施工、アフターまで自社一貫体制を構築。一般的には営業、設計、施工は分業制だが、同社では全員がお客様一人ひとりに寄り添いながら一緒に家づくりを行う。また、業界でも珍しい「社員大工」を導入。技術と人格に優れ、経営的視点を持つ「棟梁」を育成し、後継者不足が課題となっている建築業界において次世代を担う人材の輩出にも貢献している。

現在では、「家づくり」から「暮らし」をトータル提案する企業へと成長。新たに「平和で豊かな暮らしを提供する」というビジョンを掲げ、インテリアからガーデン、不動産、ホテルなど事業の多角化を進めている。地域の活性化にも積極的に取り組み、築100年以上の町家を再生した日本初の『商店街ホテル 講 大津百町』を2018年にオープン。さらに2019年には大津商店街の百町スタジオにカフェ「Mov's(モヴス)TOWN&COFFEE」、大阪府堺市に大阪支店「MOV環境デザイン」をオープンさせた。斬新なアイデアと手腕を持つ谷口社長は数々のメディアから依頼を受ける注目の経営者である。そのDNAを受け継ぎ、全員が一丸となり未来へと向かっている若手の活躍が今後も楽しみである。

PHOTO
「平和で豊かな暮らしを提供する」を理念に掲げ、家族がずっと幸せに暮らせる空間をトータル提案。お客様と一緒に理想の家を手がけるやりがいを実感できます!

トップへ

  1. トップ
  2. (株)木の家専門店谷口工務店の取材情報