最終更新日:2024/10/29

東京むさし農業協同組合(JA東京むさし)【JA東京グループ】

業種

  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 共済

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地域に寄り添い、未来につなぐ。JA東京むさしの職員として誇りに感じていること

PHOTO

信用事業 経済事業──幅広い事業を担う若手職員の想い

三鷹・小平・国分寺・小金井・武蔵野の5市を管轄地域とするJA東京むさし。総合JAとして、農業支援だけではない、幅広いサービスを提供している。信用事業、経済事業に携わる2名の職員に話を聞いた。

千本木 克洋さん
鈴木町支店
2016年入職
心理社会学部卒

角田 愛理さん
三鷹支店 指導経済課
2020年入職
農学部卒

私たちの仕事

お客さまの出金や振込に対応しつつ、生活相談を通じ、融資や共済などの提案を行っている千本木さん。「お客さまに寄り添い、豊かな暮らしのお役に立てるのがやりがいです」
農業資材の販売を担当している角田さん。「総合JAとして幅広い事業を展開しているのは、大きな強み。お客さまのあらゆる相談に向き合うことができます」
指導、経済、信用、共済、資産相談、葬祭などの事業を通じて、よりよい地域社会の実現をサポート。地域の人々を想う温かな気持ちが「JA東京むさしらしさ」である。

地域に根差したJAで、地域の人々の生活を力強くサポートする──入職動機と入職後に感じたこと

――JA東京むさしへの入職を決めた理由を教えてください。

【千本木】学生時代は主に心理学を勉強していました。社会に出て仕事をするようになれば、会社の中でも外でもコミュニケーションが大切になる。心理学は何をするにしても役立つだろうと考えていました。会社探しでは、地域に根差した組織で働きたいと考え、JAや信用金庫を検討。最終的にJA東京むさしを選んだのは、総合JAとして金融、共済、経済など、お客さまの生活全般をサポートできる体制があったからです。私が小金井市出身なので地元に貢献できることも決め手の一つでした。

【角田】私は東北の出身で、大学進学を機に上京し、農学部でコスモスの遺伝子について研究してきました。大好きな植物について研究するのはとても楽しく、就職活動でも花や植物をキーワードに企業を検討したのですが、やがて「お客さまとの関わりのある仕事」にひかれるようになりました。JA東京むさしは都市農業が盛んで組合員数が多く、信用、共済、資産相談など幅広い事業を展開しています。私もJA東京むさしの職員になって、組合員の皆さまの生活全般をサポートしていきたいと思いました。

――入職前後で、JA東京むさしの印象は変わりましたか?

【千本木】会社探しの際に見学したのが金融事業や経済事業の店舗だったので、入職前は「金融機関=お堅い」といった感じのイメージを持っていました。シーンとした店内でPCのキーボードを叩く音しか聞こえない、みたいな。しかし、いざ店舗で働き始めてみると、お客さまとの距離が近くて和やか。フレンドリーな雰囲気に驚きました。

【角田】就職活動中、JA東京むさしの説明会で事業や仕事内容について詳しく聞くことができました。先輩職員から働き方に関する話を聞く機会もあり、明るく活気に満ちた職場であると感じました。事前に詳しく聞いていたおかげで、入職前の段階で「JA東京むさしの職員として働く姿」を明確にイメージできたし、入職前後のギャップもほとんどありませんでした。

お客さまと丁寧に向き合い、より深い信頼関係を築いていく──JA職員として大切にしていること

――現在の担当業務を教えてください。

【千本木】金融や共済を取り扱っている鈴木町支店にて、得意先係というポジションを任されています。お客さまのお宅を訪問してまわって日々の出金や振込などの対応を行うほか、生活相談に乗りながらそれぞれのライフプランに沿ったアドバイスをしていきます。例えば、子どもが産まれたなら学資金や病気に備える共済を紹介したりします。私が窓口となり、必要に応じて相談の専門部署に取り継いでいきます。

【角田】JA東京むさしでは、農業を営んでいる組合員の皆さまに向けて、農薬や肥料、農業機械など、農業に必要な資材を販売しています。私は入職以来、三鷹支店の店舗に勤務し、ご来店くださった組合員の皆さまに農業資材を販売しているほか、発注などの事務処理を担当しています。時には、複数の方の注文をまとめて共同購入を行うこともあります。これは私たちJA東京むさしが取り組んでいる、組合員の皆さまの所得向上支援の一つ。より低価格で商品を提供することで、経費削減に貢献しています。

――仕事をする上で心掛けていることは?

【千本木】私が仕事をする上で一番に心掛けていることは、お客様に『誠実に対応する』ということです。当たり前の事ですが、お客様一人ひとりで受け取り方や、感じ方が違います。その一人ひとりに寄り添った、誠実な対応が重要と考えております。
仕事のやりがいを感じる時は、お客様一人ひとりの生活背景を踏まえた上で、その人に最適なプランを探し、提案した結果、お客様が満足してくれた時です。そのため日頃から知識の強化に努め、ご提案できる幅を広く持つことを意識しております。

【角田】発注処理や入荷した商品の登録などの事務作業に追われることもありますが、「忙しい時こそ、焦らず堅実に仕事をしよう」と心掛け、お客さまがご来店くださった時には丁寧な対応を目指しています。単にお客さまが求める資材を提供するのではなく、お客さまにご満足いただけるような対応をすることが大切だと思うからです。その結果、より深い信頼関係を築くことができていると感じています。

お客さまにいただく感謝の言葉が、私たち職員の喜び──やりがいや職場の雰囲気、今後の目標

――どのような時に仕事のやりがいを感じますか?

【千本木】私たちの仕事はお客さまとの距離が近く、人によっては毎週顔を合わせます。そうしているうちに自然と仲良くなっていけるのがうれしいです。お茶を飲みながら世間話や家族の話をすることもありますし、親戚みたいに接してもらえたり、畑で採れた野菜をお土産に頂いたりすることも。若手の頃などは、私のためにあえて叱ってくださる方もいて、温かく成長を見守っていただきました。そんなお客さまたちの役に立っていけることがやりがいです。

【角田】私は人と関わることが好きで、ご来店くださったお客さまに積極的にお声掛けをしています。日々、さまざまなお客さまと向き合うなかで徐々に信頼していただけるようになり、気が付くと、お客さまから声を掛けてくださることが増えました。「角田さんいる?」「この間はありがとう」など、お客さまにいただく全ての言葉が私のやりがいであり、高いモチベーションをもって仕事に臨むことができています。

――職場の雰囲気について教えてください。

【千本木】和気あいあいとしながらも、仕事にはしっかり集中して取り組む、メリハリのある職場だと思います。職員同士の仲が良く、プライベートで一緒に遊びに行くこともあるんですよ。JA東京むさしとしては野球やバレーボールの部活があり、仕事以外でも親交を深めていけます。

【角田】チームワークが抜群に良く、誰かが困っていると他の職員が自然と手を差し伸べてくれます。私も先輩から引き継いだ仕事が終わらずに焦っていた時、先輩が一緒に手伝ってくれた経験があります。良き仲間、良き先輩、そして良き上司に恵まれたとつくづく実感しています。

――最後に、今後の目標をお聞かせください。

【千本木】FPの資格を取るなど日々精進していますが、まだまだ知識不足だと感じています。金融業務の知識はある程度習得しましたが、資産相談や融資の高度な内容になるとわからないこともある。今後は足りない部分を強化していき、融資業務やジョブローテーション制度を活用して資産相談業務にチャレンジしたいです。

【角田】JA東京むさしにはジョブローテーションの制度があるので、この制度を活用しながら、指導経済以外の事業に関する知識も習得したいです。引き続き、お客さまとのコミュニケーションを大切にして、よりよい支援を提供していけたらと願っています。

企業研究のポイント

JA東京むさしは、農地と宅地が共存する地域にある総合JAという特性を生かして、組合員や地域の皆さまのトータルサポートを行っています。

総合JAとは、金融や共済、資産に関するご相談の対応など複数の事業を展開し、農業や生活に関わるサービスを提供しているJAのことです。地域に根差し、地域に住む人々の暮らしを生涯にわたって支えていく。そんな活動をしているのが、JAと東京むさしです。
企業研究では、まず多岐にわたる総合JAの事業内容について理解を深めることから始めてください。きっと、皆さんが想像している以上に幅広い活動を行っていることがおわかりいただけるでしょう。

JA東京むさしの職員はいずれも視野を広くもち、組合員の皆さまの夢をかなえるプロフェッショナルとして業務を遂行しています。企業研究の段階で幅広い事業を展開しているJAで働くことをイメージし、コミュニケーション能力の向上や資産相談に対応できる資格(FPや宅地建物取引士など)の取得を心掛けていただくと良いと思います。

いろいろなことにチャレンジしたい方や、幅広い世代とのコミュニケーションが好きな方、地元密着で地域に貢献したい方はぜひ、JAの企業研究を進めてみてください。私たちJA東京むさしでも、インターシップの開催を予定しております。事業や仕事理解はもちろん、職場の雰囲気を感じ取ることもできますよ。

<人事担当 細川>

PHOTO
情熱を持ち、それを実現するために周囲と連携して行動できる方、そんな方と一緒に働きたいと思います。様々な業務に挑戦し、成長意欲のある方にはピッタリの環境です。

マイナビ編集部から

JA東京むさしが行っている事業は、次のようにわけられる。「指導事業」「経済事業」「信用事業」「共済事業」「資産相談事業」「葬祭事業」の6つだ。指導事業は営農指導などで農家を支援、経済事業は農作物の流通販売や肥料・資材調達を支援、信用事業は貯金や融資サービスを提供、共済事業では病気や事故を補償、資産相談事業は資産運用や節税を支援、葬祭事業は葬儀の執り行いなどをしている。このように、ひとくちに「JAの事業」といっても、その内容は多岐にわたる。

携わる事業によって職員の仕事も変わるが、互いに協力してお客さまを支えていくのがJA東京むさしのスタイルだ。例えば、信用事業の職員であっても、お客さまからの生活相談を通じて、共済や資産相談といった他事業のサービスへとつなげたりもする。幅広い知識を身に付けることが必要になってくるが、同組合ではジョブローテーションで各事業を経験していくことが可能。トータルな知見を持って地域の人々を支えていける仕事には、大きなやりがいを感じられることだろう。

PHOTO
農業に関する知識はもちろん、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士の知識も生かせるため、資格取得支援制度を活用し、これらの資格を取得している職員も多い。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 東京むさし農業協同組合(JA東京むさし)【JA東京グループ】の取材情報