最終更新日:2024/11/9

社会福祉法人 奉優会

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

ご利用者と職員の想いをカタチに!笑顔があふれる職場!

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意見を言いやすいフラットな風土で、のびのびとチャレンジ!

東京・神奈川・埼玉に150事業所を展開し、介護・福祉サービスを幅広く提供する奉優会。各施設ではご利用者と職員の皆さんの笑顔が多く見られます。その理由を探るべく、新人・中堅の先輩職員2名に話を伺いました。

■小林 加歩さん(写真左)
特別養護老人ホームかわいの家 生活相談員 主任
2018年入職/人間関係学部 人間福祉学科卒

■篠原 日菜子さん(写真右)
特別養護老人ホーム弦巻(つるまき)の家 介護職
2023年入職/現代家政学部 現代家政学科卒

職場の雰囲気&働きやすさは?

オンオフのバランスがいい職場です。仕事は楽しく誠実に、オフには絶品スイーツを食べに行くことが私のご褒美。休職して海外留学も叶えられ、充実しています!(小林さん)
私は北海道出身で、京都の大学で学び、東京を中心に展開する奉優会へ。上司や先輩、同期の仲間にも恵まれ、東京での暮らしを満喫しています!(篠原さん)
年次や所属の垣根がなく、相談しやすい雰囲気があります。厚労省から子育てサポート企業として「くるみんマーク」を取得するなど、長く働ける環境が整っていることも魅力!

介護職から生活相談員へ。貴重な経験を重ねながら、めざすキャリアを実現!【入職7年目・小林さん】

入職後は、集合研修と配属先の特別養護老人ホーム(特養)にて、介護職の仕事を基礎から学びました。1年目は仕事を覚えるために必死な毎日でしたが、先輩たちが優しくフォローしてくれたおかげで、安心して業務に取り組むことができていました。ご利用者からは「頑張ってるね」と励ましてもらうこともあり、慌ただしくも笑顔と充実感に満ちた新人時代を送ることができました。

2年目の夏からは、新設される特養の一員として、立ち上げ準備から携わりました。まだまだ一人前といえない私に務まるだろうかと、当初は不安もありました。ですが、同じく立ち上げメンバーとして集まった先輩たちは年齢が近く、何でも相談しやすい雰囲気でした。「ご利用者の趣味グッズを入れる収納棚を見つけたよ」「このレイアウトにしたら、皆さん動きやすいよね」などと、ご利用者目線でアイデアを出しあい、協力しながら新しい施設づくりを楽しむことができました。この経験から、改めてチームで協力することの大切さを学ぶことができました。

その後、介護職として土台を固めたうえで、4年目から生活相談員になり、主にご利用者とそのご家族の相談の対応などを行っています。地域の介護職・医療職、自治体の方々と連携しながら、ご利用者やご家族がよりよい生活を送れるように支援することが、私の役割です。入職以来、幅広い支援に携わる生活相談員をめざしたいという思いを上司や人事に伝えていて、皆さんがその思いを尊重してくれたおかげで今があります。現在勤務する「かわいの家」では、普段は在宅介護の方の短期滞在(ショートステイ)にも応じており、申込があった際には、ご自宅を訪れてお身体の状況や普段の生活スタイルを丁寧にお伺いしています。そして、「食事中にはこのテレビ番組を見る」「四角いテーブルを愛用している」など、ショートステイ中も自宅のような居心地を感じてもらえるよう、できるだけ日常を再現するように心掛けています。

ご家族から「おかげで安心してお任せできます」というお言葉や、ご利用者から「いつも話し相手になってくれてありがとう」と感謝のお言葉をいただくと、「この仕事をしていてよかった」と、やりがいを感じることができます。

同期の仲間と支えあいながら成長。ご利用者と心から笑顔になれる仕事です!【入職2年目・篠原さん】

奉優会を選んだのは、「あなたらしさをカタチに」というフレーズに惹かれたからです。会社説明会では、ご利用者一人ひとりがどんな想いを抱き、どんなことを叶えたいのかを丁寧に汲み取りながら、できるだけ叶えられるようにサポートしていると説明を受けました。私はその場でどんな事例があるのかを質問したところ、例えば「中華料理を食べたい」というご利用者の声を聞き、レクリエーションで中華料理パーティを開催したお話や、「丘の上にある墓地に墓参りに行きたい」というご利用者に対して、職種の垣根を越えて連携、リハビリに力をいれて実現させることができたなど、実際の事例を次々と紹介してくれました。ご利用者一人ひとりの「あなたらしさをカタチに」することが日頃から根づいていることを実感でき、私もその一員になりたいという気持ちが高まりました。

入職後は、同期の仲間と1カ月間の導入研修を受講し、社会人マナーや介護保険の知識、介助の仕方などを学びました。同期との集合研修は今も2カ月に1回のペースで受講し、マーケティングや認知症、グリーフケア(遺族ケア)など、さまざまなテーマについて知識習得に励んでいます。定期的に同期の仲間と集まり、近況を伝えあい、励ましあえることが気持ちの支えにもなっています。並行して、1年間、配属先でプリセプター(指導担当)の先輩のフォローを受けながら、実務を一つずつ経験。先輩がわからないことばかりの私に親身に寄り添ってくれて、身近な相談相手として不安を取り除いてくれたおかげで、ご利用者へのかかわりを一つずつ身に付けられています。

入職2年目の現在は、施設内で開催するレクリエーションの企画・運営や、入居するご利用者の状況の確認・記録なども行っています。心掛けているのは、ご利用者と毎日1回以上、心から笑いあうこと。そのためにも一人ひとりとの会話を大切にしています。レクリエーションを企画する際は、皆さんのやりたいことを会話の中から探り、春には三色団子のあんみつを振る舞ったところ、「おいしい!」と笑顔で喜んでくださいました。日頃から、口数の少ないご利用者の方にも積極的に声をかけ、何気ない会話から笑顔になってもらえるように、コミュニケーションを大切にしています。ちょっとしたやりとりも楽しんでもらえると嬉しいですし、私自身、皆さんとの会話で心が満たされ、毎日楽しく仕事に取り組むことができています。

ご利用者も、職員も、一人ひとりが「こうしたい」「こうありたい」をカタチにできる風土

【小林さん】生活相談員になることに加え、私にはもう一つ叶えたい夢がありました。それは海外に留学し、海外の福祉について学びたいという思いです。上司や人事の方に伝えたところ「応援するよ」と言っていただき、昨年休職をしてイギリス留学に行くことができました。さまざまな国・地域の学生と一緒に学び、ボランティアとして高齢者施設の雰囲気も体感でき、海外で暮らす楽しさや大変さも味わうことができました。職場のみんなが「いってらっしゃい!」と快く送り出してくれて、復職時も「おかえり!」と温かく受け入れてくれたことが、本当に嬉しかったです。

復職後は海外留学で鍛えられた「何事もチャレンジする姿勢」を活かし、私の発案から音楽イベントを企画・開催するなど、新しいチャレンジを楽しむ毎日です。奉優会は職員一人ひとりのやりたいことを尊重してくれて、叶えられるようにサポートしてくれます。「こうしたい」を自由に伝えられるオープンな社風があることも、働きやすさにつながっています。


【篠原さん】ご利用者は、それぞれ好みや生活スタイルが異なり、心身の状況もさまざまです。「こうケアすればいい」という決まった答えがないことに、難しさを感じることもありますが、だからこそ、できる限り一人ひとりに寄り添う時間をつくり、それぞれがどんなケアに居心地のよさを感じ、どんなことを叶えたいのかを感じ取るように意識しています。入職2年目の私はまだまだ学ぶことばかりですが、施設長や先輩の皆さんが私の「こうしてみたい」という意見を尊重してくれるので、レクリエーションの企画やケアの仕方などに自分なりの考えやアイデアを反映することができています。

私は大学で福祉を学び、「人の弱さを正すのではなく、弱さを抱きながら生きやすい社会をつくる」という考えに強く共感しました。この考えは今も私の心に刻まれ、誰もが明日も生きたいという社会になるように、介護の現場から貢献したいと思っています。特養には人生の最期を迎えられる方も多く、ご利用者にとって1日1日がとても大事。日頃からご利用者一人ひとりを尊重し、些細なことにも笑い、楽しく過ごしていただけるように寄り添い続けます。

企業研究のポイント

【小林さん】私は大学で福祉を専攻しましたが、この仕事の魅力を多くの皆さんに知っていただきたいので、企業研究では学部学科にかかわらず、視野を広げて検討してほしいと思います。そして、気になる法人が見つかれば、施設を見学し、ご利用者と職員の様子や雰囲気などを自身で確かめてみてください。私は奉優会の施設を訪れ、ご利用者と職員双方に笑顔が多く、自分もこの一員になりたいと思うことができました。

【篠原さん】まず自分自身がどんなふうに働き、何をめざしたいのか、自己分析をじっくり行うことが第一歩だと思います。私の場合、その際に役立ったのは、福祉関連の書籍でした。書籍を参考に「一人ひとりの想いを叶える」という私のめざす姿を言語化でき、それをもとに、会社説明会ではご利用者の想いや希望を叶えた事例を必ず質問するようにしました。自己分析によって自分の軸決まれば、知りたいことも定まってくると思います。

【人事担当】まずは視野を広げ、いろんな可能性を検討してみてください。自分に合う法人・職場なのかどうかは、どんな人と一緒に働くかによっても大きく左右されるものです。そのため、当法人では「仕事体験プログラム」を実施し、学生の皆さんに先輩職員と交流できる機会を設けています。働く人・場所を理解していただける内容を企画していますので、ぜひ気軽に参加してみてください。

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自然と笑顔が浮かぶ先輩職員と人事の皆さん。仕事体験プログラムでは先輩との座談会や施設見学、レクリエーション体験など、楽しみながら同法人について理解を広げられる。

マイナビ編集部から

取材したおふたりが共通して挙げたのは、「意見を言いやすく、やりたいことを叶えやすい職場」だということ。小林さんは生活相談員へのキャリアや海外留学を叶え、篠原さんは入職1年目からレクリエーションの企画にアイデアを注ぎ込む。
奉優会では、事業展開においてもご利用者に寄り添う職員からの提案を尊重。ご利用者の契約や財産の管理を支援する法人後見事業や、ヤングケアラー支援の普及啓発活動なども、職員の声から始まったという。職員に笑顔が多いのも、「やってみよう」と挑戦できるフラットな風土があるからなのだろう。

2018年には女性が活躍している企業認定マーク「えるぼし」を取得し、「東京都女性活躍推進大賞」では優秀賞を受賞。また、厚生労働省から子育てサポート企業として「くるみんマーク」を取得している。ライフイベントを経ながら、長い目で多彩なキャリアを描ける環境が整い、女性管理職比率が54.1%と高水準にあることもその証といえよう。

福祉を学んでいなくても、入職後の研修やプリセプター制度が手厚く、入職6年目まで継続して研修を受けられるので安心だ。また、奉優会は東京・神奈川・埼玉に150事業所を展開しているため、特別養護老人ホーム、デイサービス、地域包括支援センターなど、活躍の場が幅広い。都内を中心に立地に恵まれ、引越し・家賃支援制度も整っているので、ぜひ全国の学生の皆さんに目を向けてほしい。

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関東1都2県で150事業所を運営し、2,700名以上の職員が活躍する奉優会。多くの仲間に恵まれ、それぞれが支えあいながら、ご利用者の叶えたいコトの実現に寄り添っている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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