最終更新日:2025/6/8

(株)セキ薬品【薬剤師・調剤事務コース】

  • 正社員

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

研修・教育について伝えたい

成長を見守ってくれるから、迷うことなく歩んでいける

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学び続ける若手社員たちが、セキ薬品の未来を創る

セキ薬品では薬剤師や調剤事務の成長をサポートするべく、充実の教育研修制度を用意している。3人の先輩たちに自らの業務内容に触れてもらいつつ、各制度を通して学んだことについて語ってもらった。

松尾 陽向さん
調剤部 薬剤師
薬学部薬学科卒/2023年入社/画像右

河端 悠太さん
調剤部 薬局長
薬学部薬学科卒/2020年入社/画像左

宮内 歩美さん
調剤部 事務チーフ
観光コミュニティ学部観光デザイン学科卒/2022年入社/画像中央

セキ薬品の魅力は?

「埼玉県内ではどこに行っても『セキ薬品』と言えば名前が通じます。エリアを絞って配属されるので、異動時の負担も少ないことも助かっています」(松尾さん)
「学生のみなさんと同世代の若手社員が多いだけに、1年目に短期間での異動を繰り返す中でも不安なく溶け込んでいくことができると思います」(河端さん)
「患者さま第一の姿勢が浸透していることが当社の魅力。薬が足りないときには近隣の店舗とチームワークよく連携しています」(宮内さん)

【松尾さん】温かな指導を受けながら、一歩ずつ成長を果たす

薬学部に入学した当初はメーカーの研究職への就職を考えていたのですが、実習で調剤薬局の業務を体験したことが転機となりました。患者さまが不安な気持ちを私に打ち明けてくださり、少しずつ元気になっていく様子を見ていく中で、患者さまにとって身近な存在でいたいと思うように。多様な患者さまとの接点を持ちやすいドラッグストア併設型店舗を探していく中で、出会ったのが当社でした。単独型店舗と併設型店舗の両方を有しているだけに豊富な経験ができ、定期的な異動を通して視野を広げていける点にも惹かれて入社することを決めました。

最初は本社の研修センターに新卒の社員全員が集まり、1カ月間にわたって座学と実習を繰り返しながら実践的なスキルを身に付けていきました。この期間で同期たちと一緒に学び、横のつながりを形成できたことは大きな財産となりました。その後1年間は、2~3カ月のスパンで複数の店舗をまわる研修がスタート。私はこの研修で小児科や整形外科、脳神経外科、循環器科などの多様な処方せんに触れることで、薬剤師としての視野がぐっと広がり、自分自身を成長させる確かな感触をつかむことができました。

入社から3年目までは調剤OJT研修も実施されています。薬剤師に必要な業務内容やスキルを600ほどの項目に分け、約3年をかけてそのすべてを達成していくというもので、その達成度は各店舗の先輩に判定していただきます。自分自身がどれだけ達成できているかは会社全体で共有されているので、異動先の先輩たちも私がその時点でどれくらいの理解レベルかを把握してくださっています。そのため、状況に合った手厚い指導を受けることができました。

また、2年目になってからは現在の店舗に配属されましたが、当店でも研修中の新人が頑張ってくれています。当社では研修担当店舗が設けられており、担当店舗にいる全員が一体となって新人をフォロー。OJT研修の項目チェックも全員で共有しているので、誰に相談しても的確な回答が返ってくるという状況は、新人にとって心強い要素なのだと改めて実感しています。

【河端さん】指導をした後輩たちの活躍が何よりもうれしい

大学時代、薬剤師をめざして勉学に励む傍ら、当社のドラッグストアでアルバイトをしていました。ドラッグストアであればOTC医薬品も扱えるだけに、薬剤師として学んだ経験を生かせると思ったことがこの業界に進むきっかけとなりました。当社はコミュニケーションが取りやすい温かな社風を肌で感じていたので、ここで頑張っていきたい気持ちが自然と芽生えていました。

入社後は上記で登壇している松尾さん同様、2~3カ月ごとに複数店舗での研修を経験。店舗が変わるたびに処方せんの傾向がガラリと変化するため、薬剤師として厚みのある知識をつけることができました。その後はいくつかの店舗での勤務を経験。私が入社した当時、調剤店舗(併設・単独)は約30店舗程度だったのですが、わずか4年の間に90店舗までに拡大したことから、私も新店立ち上げに携わるチャンスを数多くつかみました。棚に何もないところから店をつくっていくのは大変でしたが、予測される処方せんの傾向を自分で判断した上で、自由に店の形を決められることへのやりがいは大きかったですね。

4年目に薬局長へ昇格してからは店内の医薬品はもとより、全体の数字や働く人の管理なども手掛けるようになりました。中でも薬剤師の教育面には力を入れており、学んだことを他の従業員にも説明ができるくらいのレベルに到達できるようにバックアップしてきたつもりです。薬局長となってからの約2年間、何人もの後輩の教育に携わりましたが、各地で薬局長に昇格して活躍していると聞くと非常にうれしいですね。

私自身もそうでしたが、選抜された薬局長は管理者研修を受講することになります。店舗経営を担う人間として数字への意識を高める教育を受けたり、自店の取り組みを参加メンバーの前で発表したりといったカリキュラムを通して、経営目線を養うまたとない機会です。これからも薬局長としての使命を全うしながら、本社の人事課や商品課といった仕事にも挑戦していきたいと考えています。一人の薬剤師が、多様なキャリアを描いていけることも当社の良さだと思っています。

【宮内さん】調剤事務も長期間の研修を受講。チーフとして後輩を引っ張っていきたい

私は大学で地方創生や地域活性化について学んでいました。そのため最初は旅行業界を志望していましたが、コロナ禍で時代が変化したことを受け、別業界で可能性を見出そうと事務や接客、販売系の企業を探していました。当社が調剤事務を募集していたことで目に止まり、地元である埼玉に根付いて活動をしている企業姿勢から、医薬品の提供という形で地域貢献を果たせると思い入社を決めました。

調剤事務は薬局の事務作業を全面的に担う職種です。患者さまから処方せんや保険証、おくすり手帳をお預かりした上で処方せんなどのデータを端末に入力するとともに、提供する薬のピッキングを行っていきます。さらに健康保険組合などに調剤報酬の請求をすることも重要な仕事です。

調剤事務に関しても充実した新人研修が用意されています。私自身も入社後はビジネスマナー、仕事の基礎などを2週間ほど学んだ後、約1年間にわたって複数店舗で勤務しながら仕事の流れを身に付けていきました。はじめの頃は処方せん上の薬の名前と実物が一致しないだけでなく、調剤報酬の計算もとても難しくて苦戦させられてばかり。しかし、自己学習を続ける中でわからないことがあれば周囲の先輩たちが優しく教えてくれるので、次第に知識量も増え、成長することができたのです。また、2年目までは毎月1回、OJT新人研修が開催されていることも成長するための力となりました。調剤事務の場合、一人前になるために必要な項目が500ほど用意されており、近隣店舗にいる同期が集まって一緒に指導を受けながら各項目の達成度をチェック。この研修があったおかげで自分のレベルが把握できたことはもちろん、同期同士で支え合いながら学べたことも心強さにつながりましたね。

3年目になってからは調剤事務のチーフに昇格。所属店舗内の業務と並行して近隣の複数店舗の請求をチェックするとともに、働く環境改善、事務員からの質問への対応、さらにOJT研修のトレーナーとして指導する側になりました。責任がぐっと重くなっていると感じる一方でやりがいもまた大きいと感じます。一部医薬品の供給が不安定な状況も続いていますが、その中でも先回りして準備し、問題なく患者さまに提供できるように、しっかりと事務処理の能力を高めていくつもりです。チーフは新人を育てる立場でもありますから、調剤事務の楽しさをわかりやすく伝えることで成長を支えていきたいです。

学生の方へメッセージ

■学生時代は漠然と「良い会社に行きたい」とは思っていましたが、良い会社を選択するための判断材料や指標のようなものは、うまく言語化できなかった自分がいました。今、リクルーターとして多くの学生と話をする機会に恵まれていますが、会社を選ぶときに「そんな視点もあったんだ」と驚かされてばかりです。だからこそ、友人や先輩たちと話をして、新しい視点を身に付けてください。私もみなさんと話をする機会があれば、多様な視点に気付いていただけるようなコミュニケーションを取りたいと思っています。
<松尾さん>

■セキ薬品の場合、入社してからの研修が充実していますし、店舗でも先輩たちが丁寧に指導してくれますので、心配なく成長できると思います。就職活動では最初から絞り込んでしまうのではなく、まずは気になる複数の企業を自分の目で見ることをおすすめします。先輩の話にも耳を傾けながら比較し、本当に活躍できる場所を探してみてください。
<河端さん>

■私は観光系学部出身で、まったく調剤事務とは縁のない分野を学んでいましたが、雰囲気の良さに魅かれて当社を選びました。実際に仕事をしてみると調剤事務の面白さもわかってきたので、最初から自分を限定することなく、視野を広げて多様な業種を見ることをおすすめします。明るく笑顔であいさつができる人、コミュニケーションを取ることが好きな人を歓迎します。
<宮内さん>

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調剤業務の効率化を実現するべく、惜しみなく医療インフラの整備に投資。医薬品の重さを図って間違いの有無をチェックする「薬剤監査支援システム」などが導入されている。

マイナビ編集部から

セキ薬品は埼玉県とその近隣エリアでドラッグストア217店舗、調剤薬局93店舗(2024年11月現在)を展開している。埼玉県ナンバー1のドラッグストアになるべく、地域に密着した“総合ドラッグストア”への飛躍を志向しており、社員たちは自分の専門領域に留まることなく、幅広く知識やスキルを身に付けながら地域貢献を果たそうとしている。

薬剤師手当、登録販売者手当、管理栄養士手当などが用意され、同社の給与水準の高さに興味を持つ学生は多いはずだ。加えてワークライフバランス面での支援も手厚く、産休育休や育児短時間勤務などもしっかりと整備することで、誰もが分け隔てなく働ける環境をつくっている。例えば、出産後の働き方に不安を感じる方に向けて、一度パート社員となり子育てが落ち着いてから社員に復帰できる「ジョブリターン制度」や、子どもが12歳になるまで1日6時間での働き方で対応ができる「育児短時間制度」も用意するなど、多様性あふれる働き方の実現に本気になっているのがよくわかる。

社員のみなさんが紹介してくれたように、教育研修制度の手厚さも同社の自慢の一つ。薬剤師で言えば、学校で学んだ知識と実践で必要な知識にはどうしても違いが生じるだけに、時間をかけてその差を埋められるのは心強い限りだろう。薬剤師・調剤事務ともに学びたい、成長したいという意志にとことん応えてくれるのがセキ薬品という会社であると、取材を通して感じた。

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セキ薬品では成長できる環境を用意しながら、新しい人材の到来を待ち望んでいる。店舗拡大中のため早い段階で重要なポジションに就くことも夢ではない。

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