最終更新日:2025/5/1

西日本セキスイ商事(株)【積水化学グループ】

  • 正社員

業種

  • 商社(建材)
  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 建材・エクステリア

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日々の生活に欠かせない製品を扱っており、やりがいと誇りを感じられる環境

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陰ながら社会を支える若手社員の活躍を紹介

電柱の地中化や上下水道などの社会インフラに加え、雨といなどの建材まで、多様な商材を扱う営業の仕事内容ややりがい、今後の目標について、入社3年目を含む若手社員にお話を伺った。

■中里 圭希さん(写真右)
管工機材営業部 土木システム営業所/2019年入社

■清水 琢郎さん(写真中央)
管工機材営業部 広島営業所/2023年入社

■山田 大志さん(写真左)
建材営業部 近畿建材営業所/2023年入社

西日本セキスイ商事で働く魅力は?

何かあれば先輩が助けてくれるという安心感から、何事も思い切って挑戦できます。在宅勤務制度を使い、自宅や外出先で仕事をすることもでき働きやすい環境が整っています。
自分のカラーを出せるところが魅力。探せばいくらでもやりがいを見つけられます。資格を取得すると祝い金が出るものもあり、自己研鑽に励める環境です。
工事店の人と一緒に食事をしたり、ゴルフしたりする中で、いろいろな話が聞けるのも営業の醍醐味。休日は趣味の格闘技観戦でリフレッシュしています。

電柱の地中化や災害用マンホールトイレの提供を通じて、住みやすい街づくりに貢献

私は観光学部出身で、企業研究を始めた当初は旅行関係を考えていたのですが、大阪北部地震を機にインフラの重要性を再認識し、方向を転換。「表に出る製品ではないけれど、実は陰で多くの人の生活を支えているって格好いい」と思いました。現在、私が担当しているのはインフラ工事関係に用いられる製品の提案と販売です。その中でも災害時の避難所などに設置される災害用のマンホールトイレや電柱地中化に伴う電柱を保護するパイプを扱うことが多いです。入社当初は、わからないことだらけで、一から覚えるのが大変でした。しかし先輩に工事現場へ連れて行っていただき、自分が扱っている製品をどういう人が、どのように使用しているのかを見せていただいたことで、製品のイメージが湧くようになりました。

やりがいを感じるのは、普段通っている道の電柱が地中化され、歩道も広がり、きれいな街並みになったのを見る時。それを見ることで自分の仕事が人々の役に立っていると実感でき嬉しい気持ちになります。また1つの案件で動く金額も大きく、営業所の事業計画も億単位。国際的な大イベントへの納入なども行っており、スケールの大きさもモチベーションにつながっています。また入社して意外だったことは、親会社でもある積水化学工業との距離の近さ。日常的にコミュニケーションを取り、営業に同行していただくこともあります。お客様先への営業だけではなく、実際に工事を行う業者さんと図面合わせなどを行うこともあり、自分が予想していた以上に、様々な人と関われることも当社の魅力だと改めて感じています。

私の今後の目標は、仕事の時は効率よく働きながら、プライベートの時間もしっかりと確保すること。実は大学時代にバイトのメンバーと草野球チームをつくり、現在も活動中です。有休も取りやすい環境なので、野球に対しても力を注ぐことができています。今後もオンとオフのメリハリをつけながら成長していきたいです。
(中里さん)

オフィスはフリーアドレスで誰とでも話がしやすく、風通しのよさを実感

私が当社に入社を決めた理由は3つ。1つ目は上下水道や情報通信など、インフラを陰ながら支えていて、「商品が表に出る仕事ではないけど、人の役に立つ仕事」だと思ったこと。2つ目は面談時の雰囲気が一番自分に合っていて、「ここでなら楽しく働いていけそう」と思ったこと。そして3つ目は上場企業である親会社の積水化学工業とほぼ同等の福利厚生があり、ワークライフバランスにも優れていることでした。

入社後は研修センターで1か月間の集合研修を経て、広島営業所に配属となりました。1年目は「ブラザーシスター」となる先輩にマンツーマンで指導していただきます。そのおかげで、製品知識も着実に増やしていくことができました。また、十数階建てのホテルの施工現場を訪れ、上階から順番に降りていき、次第に出来上がっていく様子を見て、自分が納入した配管がどのように使用されているのかを知ることができたのもよかったです。加えて驚いたのは、席がフリーアドレスで毎日隣に座る人が違うこと。広島営業所は積水化学工業の方と同じフロアなので、日替わりで積水化学工業の方や当社の上司が座ることもあります。様々な人とつながることができるので、先輩や上司へ気さくに相談し意見を聞くことができます。

お得意先様を1人で回っているのですが、お客様と自分の距離感や立ち位置を考えたコミュニケーションの難しさを感じることも。今後は製品の特長など、さらに一歩踏み込んだコミュニケーションを取れるよう、経験を積んでいきたいと思います。当社は個人の裁量が大きく、自分で考え行動することができるので、「次はどういう手でいこうか」といろいろ試していけるのが当社営業職の醍醐味。今はまだ目の前の仕事で精一杯なのですが、一歩先を見た行動をしていけるようになりたいです。そして目標は「遊んでいるように楽しく仕事をする人」。常に余裕を感じられる人になるためにも、やはり先を見て、「一歩も二歩も先に手を打っていく」ということが重要だと感じています。
(清水さん)

自信を持って売れる商品、社会の役に立つと誇れる仕事であることが魅力

私が入社を決めたのは、公共事業などにも使われる品質に裏打ちされた商品力と、知名度の高い積水化学グループのブランド力があること。営業をするなら「自信を持って売れる商品」を扱いたいという気持ちがありました。また祖父が板金職人をしていたこともあり、職人さんの仕事を円滑にするお手伝いができるということも、惹かれたポイントです。そして多くの人の生活を陰ながら支える仕事であることも、「誇りを持つことができ素晴らしいな」と思いました。

実際に入社して驚いたことは、商材の幅広さ。私は建材営業部に配属され、屋根に取り付ける半円パイプの雨といや床材、断熱材などの営業を担当しています。販売代理店や工事店が主なお客様になるのですが、最初は質問をされてもすぐに答えられず、宿題として持ち帰ることも多かったです。しかし毎日、「今日は何をするか」をメモに書き出し、優先順位をつけることと、お客様先に行く前に頭の中で想定問答をシミュレーションし、事前に調べて話す内容を決めていくことを心掛けました。そして商品知識だけではなく、世の中のニュースも知らないと会話にならないことから、通勤や移動の時間に動画のニュースチャンネルを見ることも、社会人になってから身に付いた習慣です。そんな地道な努力を続けてきた成果が出てきたのか、最近ではだいぶ会話もスムーズに進められるようになってきたと実感しています。その中で特に印象に残っているのは、他社商材を使っている販売代理店さんに何度も通い、最初は冷ややかな態度だったのが、「今度から積水化学製も売っていくよ」と言っていただけたこと。私の人柄を気に入ってくださり、加えて熱意が通じたことが嬉しくなり、私のモチベーションも高まりました。

今後の目標として、普段は笑顔で話しているけれど、仕事の話になると切り替わり、表情も引き締まって格好良い雰囲気になる、そんな二面的で魅力のある営業担当になること。そしてお客様から話しやすく頼りになると思われるような人に成長していきたいと思います。
(山田さん)

学生の方へメッセージ

企業研究については、周りを気にせず、自分が納得するまでやることをオススメします。何事もやらずに後悔するより、やって後悔するほうが絶対にいいと思います。そして、私自身、観光業界からインフラ業界へと路線変更したように、様々な業界をまずは見てほしい。その経験は自分の知識となり、きっと社会人になってからも役立つはずです。(中里さん)

まずは視野を広く持つこと。最初から業界を1つに絞ると、もしうまくいかなかったり、自分と合わないなと思った場合に、また一から考えないといけなくなってしまうので、常に選択肢を多く持ち、効率よく確実に進めていくことをオススメします。次に妥協をしないこと。私ももう少し粘ってみようと頑張った先で、当社に出会うことができました。周りに気を取られず、自分のペースで進めてみてください。(清水さん)

企業サイトに掲載されているIR情報をしっかりとチェックすることも大切です。決算書の粗利や中長期の経営計画やVISIONを見ると、自分たちが実際に入社する頃の企業の姿を思い描きやすいと思います。また実際に企業で働いている人が、これから企業研究を始める学生を応援してくれるアプリなどもあるので、いろいろな業界を知るためにも、様々なツールを活用することもいいと思います。(山田さん)

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快適な暮らしに欠かせない幅広い商品を取り扱う。販売代理店へのルート営業を中心に、エンドユーザーである職人や工事店、メーカーである積水化学工業との距離も近い。

マイナビ編集部から

上下水道のような公共インフラから産業分野、さらには建材のような身近な「暮らし」の分野にまで、西日本セキスイ商事が取り扱う商品は、実に幅広いところで使われていることを、今回の取材を通して改めて実感した。それと同時に、3名が共通して入社の理由としてあげた、「商品が表に出る仕事ではないけれど、陰で多くの人の生活を支えていることが格好いい」と答えたことが印象に残った。誰かの幸せ、みんなのよりよい明日のために、汗をかくことを尊いと思う価値観。そこが共通しているからこそ、「個々の尊重の上に立つチームワークのよさ」が際立っているのだろう。

また、福利厚生面においても親会社の上場企業である積水化学工業と同等レベルと手厚いことも大きな特長だ。メジャーな福利厚生プログラムにも参加しており、旅行や食事などのレクリエーションや自己啓発などを支援する仕組みもある。また単身赴任者向けの帰省費用の助成を独身者にも拡大したり、社員の育休取得率も伸びていたりと、働きやすい環境づくりに継続して熱心に取り組んでいる。そして同社は、積水化学グループの80組織を対象とした2022年度のエンゲージメント向上活動では、活動賞1位に輝いた実績もある。社員のインタビューからもあたたかな社風が伝わり、商品力、事業基盤、そして社内環境のいずれの点からも安心して働ける職場だと感じた。

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社員同士の距離感が近く、何でも聞ける環境。そしていざとなれば先輩が助けてくれる、そんな安心感もあるからこそ、思い切って「自分のやり方」を試し、成長できる。

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