最終更新日:2025/1/8

オリックス自動車(株)

業種

  • リース・レンタル
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • その他金融
  • サービス(その他)
  • 旅行・観光

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

教育・研修、ワークライフバランス、キャリア形成に関する制度や社風の魅力とは

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すべての社員の成長と活躍を力強くバックアップ!

クルマに関わる多彩な事業を展開している「オリックス自動車(株)」。教育・研修、ワークライフバランス、キャリア形成に関する制度や社風について、同社で活躍する社員3名に話を伺った。

■工藤 優一さん(写真左)
 総務部 人財開発チーム/2021年入社

■野口 貴恵さん(写真中央)
 リース営業本部 リテール統括部 提携推進チーム/2015年入社

■北島 妃菜さん(写真右)
 経理部/2020年入社

先輩社員から一言

「さまざまな部署のメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、互いに協力しながら仕事に取り組むことができるので、多くの社員が活躍しています」(工藤さん)
「年間一定金額の福利厚生ポイントを活用できる『カフェテリアプラン』も当社の魅力です。私は仕事のスキルを磨いたり、子どもの本の購入にあてたりしています」(野口さん)
「年次有給休暇を5営業日連続で取得すると、一定額(5万円)の奨励金が支給される『リフレッシュ休暇取得奨励金制度』を活用し、海外・国内旅行を楽しんでいます」(北島さん)

【教育・研修】入社前からの多彩な研修プログラムを通して、社員の成長を力強くサポート(工藤さん)

私は総務部人財開発チームの一員として、入社1~3年目の若手社員を対象とした「階層別研修」をはじめとする各種教育・研修制度の企画・運営のほか、eラーニングシステムの管理・運営などに携わっています。ここでは当社の研修・教育制度の具体的な内容を、時系列に沿ってご紹介したいと思います。当社の教育・研修は、「入社前研修」からスタートし、この研修はオリックスグループ合同で開催され、グループの歴史や基本的なビジネスマナーを学んでいきます。また、与えられたテーマに関する新聞記事を持参して、自分の意見を述べる「新聞意見交換会」を実施しています。

入社後は約1カ月間の「新入社員研修」を用意しています。最初の1週間はグループ合同の研修で、入社前研修で学んだ内容を復習し、深掘りを行います。その後、当社ならではの研修がスタートします。ここではリースや自動車、各種サービスについての知識を深めるだけでなく、取引先の大手自動車メーカーのサーキットを訪問して行う試乗会や、社内の各部署で仕事をしている先輩社員に自らアポイントを取って仕事内容について取材・プレゼンを行う部署プレゼン、現場の営業担当社員にもご協力いただく営業ロールプレイングを行います。そして、研修の最終日に配属先を発表する流れです。

配属後は、それぞれの部署の上司や先輩社員のもと、仕事に必要な知識・スキルをOJT研修で習得していきますが、入社1年目の上期・下期、2年目の上期、3年目の上期に1泊2日で行うフォローアップ研修を実施しています。タスク管理や段取り力、ロジカルシンキングなどの社会人基礎力の向上や、昇格に必要な知識・スキルを学ぶだけでなく、懇親会を通して同期入社の社員との仲を深めることができるのも大きな魅力です。

その後も、入社6年目の社員を対象に、“リーダーの右腕”として活躍するのに必要な「フォロワーシップ」のスキルを学んでもらう「中堅社員研修」、若手社員から管理職クラスのベテラン社員まで幅広く参加者を公募する「世代間相互理解コミュニケーション研修」など、多彩なプログラムがあります。今後の私の目標は、総務部人財開発チームの一員として、研修内容のさらなるブラッシュアップに取り組み、現場のニーズに合った教育・研修メニューをつくり上げることです。社員が現場でしっかりと活用できる知識やスキルを学ぶ場を、積極的に提供していきたいと考えています。

【ワークライフバランス】仕事と子育てをしっかり両立し、年次や社歴を問わず活躍できる!(野口さん)

ここでは私自身のエピソードを交えながら、当社の産休・育休制度、時短勤務制度をはじめとした仕事と子育ての両立を支援する制度についてお話ししたいと思います。私は2015年に地域限定の総合職として入社し、約5年半の間、リース営業本部首都圏営業第三部で法人営業に従事していました。リース車両のご提案や安全運転講習会などに取り組んでいましたが、長男の妊娠を機に産休・育休を取得することになりました。当社では法律で定められた制度を上回り、子どもが3歳に達するまで育休を取得することができますが、私の場合は長男の育休中に長女を妊娠したことで、3年半の育休を取得しました。育休中も同僚とは折に触れて連絡を取り合っていたので、会社とのつながりがゼロになることはありませんでしたし、復職が決まってからは人事担当者が「どの部署で仕事がしたいのか」「どのような働き方をしたいのか」をきめ細かにヒアリングし、調整をしてくれました。2023年にリース営業本部リテール統括部提携推進チームの一員として復帰し、現在は全国で約1,200社のオリックス自動車カーリース取扱店(以下、カーリース取扱店)の会員組織の管理・運営、年に一度の感謝祭の企画・運営などに携わっています。

当社では、子どもが小学校を卒業するまで取得できる「育児短時間勤務制度」が整備されています。私の場合は9時40分から15時40分まで、所定労働時間よりも2時間短い実働5時間勤務をしています。子どもの保育園の送り迎えも余裕をもってできますし、子どもが病気になったときにも「在宅勤務」や「スーパーフレックスタイム制度」を活用し、柔軟に対応できています。周囲には子育てをしながら活躍している女性社員がたくさんいて、働き方や子育ての悩みを気軽に相談できるので心強いですね。年5日(子どもが2人以上の場合は年10日)取得できる看護休暇や、オリックスグループ直営の保養所を利用できる点など、福利厚生制度の充実ぶりも魅力的なので、柔軟な働き方が可能です。

仕事と子育てを両立し始めてから強く意識するようになったことは、時間に制限のあるなかで、いかにしてやるべきことをやり切るかということです。今後はリース営業本部リテール統括部提携推進チームで経験を積みながら、カーリース取扱店の会員組織のより良い管理・運営ができるよう、業務改善にも積極的に挑戦していきたいと思っています。

【キャリア形成】社内インターンシップ、キャリアチャレンジ制度で自分らしいキャリアを築く(北島さん)

私からは「社内インターンシップ制度」ならびに「キャリアチャレンジ制度」についてお話ししたいと思います。まず「社内インターンシップ制度」ですが、原則5営業日、希望する部署の業務に従事できる制度で、他部署の業務内容についての理解を深め、仕事に対する新たな気づきや部門を超えた社員同士のつながりの醸成につなげるとともに、今後のキャリア形成に役立てることができます。一方「キャリアチャレンジ制度」は、異動を希望する部門と接点を持ち、直接アピールできる制度です。書類選考や面談の結果、双方の合意が成立した場合には実際に異動が実現します。

2020年に入社して約3年間、リース営業本部中国営業部広島支店で法人営業に取り組んでいた私は、お客さまの与信判断をする際に決算書を確認することが多かったことや、学生時代に商学部で会計の勉強をし、簿記2級の資格を取得していたことから、決算業務に関心を持ちました。そこで、入社3年目の2022年秋に「社内インターンシップ制度」を活用しました。当社の決算業務を所管する部門で5日間、自動車リースをはじめとするさまざまな事業の経理に携わりました。社内インターンシップ制度の経験を機に、「決算業務に携わりたい」という思いはますます強くなり、今度は「キャリアチャレンジ制度」を活用することにしました。書類選考、部門長との面談を経て、決算業務を所管する部門への異動を実現することができました。面談で印象に残っているのは、「どのような仕事がしたいのか」「中長期的にみて、どのようなキャリアを歩んでいきたいのか」など、私自身の思いや考え方をきめ細かに汲み取ってくれたことです。当社は社員のキャリア形成を真剣に考えてくれる会社だと実感しました。

上記で登場している2人も述べているように、リフレッシュ休暇取得奨励金制度やスーパーフレックスタイム制度など、福利厚生や各種制度の充実ぶりもさることながら、社風も大きな魅力です。仕事で辛い思いをすることもありましたが、そんなときは上司や同僚が「大丈夫?」「話聞こうか?」と声を掛け、励ましてくれました。どんなことがあっても、みんながいるから頑張れる大好きな会社です。今後の目標は、会計・経理の知識やスキルを深めていくことです。将来的には営業と決算業務の双方の経験を生かして、お客さま企業の経営全体のコンサルティングなどにもチャレンジしたいと思っています。

企業研究のポイント

【工藤さん】
まずは徹底的な自己分析を通して、「自分のやりたいこと」を突き詰めて考えてほしいですね。その際に重要なことは、やりたいこと・好きなことを“動詞”で考えることです。食品業界を例にとると、「食品を“つくる”仕事」と「食品を“売る”仕事」では仕事内容も働き方も大きく変わってきます。入社前後のギャップを防ぐためにも、「やりたい仕事」を明確にした上で、自分の目と足をフルに使って、幅広い業種・業界を見てまわってほしいと思います。

【野口さん】
自分に合った会社を見つけるためには、企業のホームページを読み込むだけでなく、実際に働いている先輩社員と直接会って話をすることが大切です。疑問点があれば積極的に質問するなど、その企業の特徴や事業、社風について深く知る努力が欠かせません。仕事体験やインターンシップ、OB・OG訪問などの機会を積極的に活用してください。

【北島さん】
私自身は「ヒトで勝負できる業種・業界で仕事がしたい」との思いから、金融業界を中心に企業研究を進めていました。銀行や証券、生保、損保など幅広い分野の企業情報を収集していくなかでリース業界の魅力を知り、当社への入社を決めました。こうした経験を振り返ってみると、“軸”を明確に定めた上で、幅広い業種・業界の情報収集を進めることが、自分に合った会社を選ぶことにつながるのではないかと思います。

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年次や社歴を問わず活躍できる環境。働きやすさに関する制度を活用し、仕事と子育てを両立しながら、管理職へのキャリアアップを実現している女性社員も多く在籍している。

マイナビ編集部から

自動車リース事業やレンタカー事業、カーシェアリング事業など、多彩な事業を展開している「オリックス自動車(株)」。今回、同社の教育・研修や働き方、キャリア形成に関する制度についてお話を伺って感銘を受けたのは、それぞれの制度の手厚さ、充実ぶりもさることながら、社員一人一人が互いに支え合い、さまざまな課題に対して安心してチャレンジできる環境だ。どんなに立派な制度をつくっても、社員同士の相互理解や信頼関係がなければ、社員一人一人のパフォーマンス、働きやすさの向上に寄与するようなかたちで制度を運用するのは難しい。しかし、同社には部門・部署の壁を越えて、しっかりとコミュニケーションを取り、互いに協力しながら仕事を進める風通しの良い社風が浸透しているからこそ、各種制度を柔軟に運用し、社員一人一人の力を引き出す土壌が根付いている。1973年の創業以来、時代の変化に対応しながら、50年以上にわたって発展を続けているのは、こうした人と組織の力があるからだろう。

自動車に関連したサービスやリース業界に興味関心をお持ちの方はもちろん、充実した教育・研修制度のもと、仕事に必要な知識・スキルを着実に身につけたい学生さんにぜひ注目してほしい一社だと取材を通して感じた。

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教育・研修制度の充実ぶりはオリックスグループのなかでも高い評価を得ており、「社員を大切にするカルチャー」が会社全体に根付いている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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