最終更新日:2024/9/26

(株)東日本技術研究所

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
茨城県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

和気あいあいとした企業風土の中で、自分らしくキャリアップできる

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社員を思い、支え続ける東日本技術研究所

茨城県日立市を中心に東北、首都圏に拠点を事業展開している東日本技術研究所。社員一人ひとりの満足度を上げる企業風土づくりに力を入れている同社で働く3人の若手の声に迫ってみた。

川原 晴香さん(写真右)
本社第一設計部
文学部教育学科幼児保育専攻卒/2022年入社

西場 大地さん(写真中央)
本社第二設計部
経営学部経営学科卒/2023年入社

エー ミャッ モンさん(写真左)
本社第二設計部
電子機器組込みソフトウェア学科卒/2023年入社

先輩から一言

「国家資格取得後は毎月資格手当として給与に反映。また、ベンダー資格取得で一時金が支給されます。評価が目に見えることも、モチベーションになっています」(川原さん)
「半分以上は私のように未経験からスタート。入社後の研修でしっかり学べます。そこで出会えた同期の存在も大きく、全社交流会などで再会できるのが楽しみです」(西場さん)
「チームで仕事をするので、技術に加えて言葉の力がとても重要になると実感しました。その点は周りのサポートもやさしく、安心して働ける環境です」(写真右・モンさん)

【川原さん】穏やかな社風が自慢の一つ。同期や先輩とも、公私の枠を超えてコミュニケーションできる

大学時代は保育士をめざしていたのですが、保育を円滑に進めるためにはIT技術が欠かせないことに気付き、視野を広げてIT業界で働くのも面白いと考えるようになっていきました。試しに茨城県のIT企業を探していくと出会ったのが東日本技術研究所。ITというと黙々とパソコンに向き合い続ける仕事かと想像していたら、当社の社員たちは和気あいあいとコミュニケーションしながら進めており、人とのかかわりが濃密な職場だと感じました。未経験の私にとって、相談しやすい先輩がいるのは安心材料となり、当社で頑張っていきたい気持ちが強まりました。

入社後は合計3か月の新人研修でさまざまな角度からプログラミングについて学びました。心強かったのは同期の存在。C言語とJavaでクラス分けされ、私はC言語を学びましたが、約50名の同期中25名と一緒に研修を受け、最後にはチームでの演習も経験したこともあって、お互いを良く知ることができました。バラバラの支社に配属となったものの、普段から連絡を取ってお互いに支え合えるのは心強い限りです。

私が配属となったのは、自動車に搭載するステレオカメラの開発プロジェクト。将来の自動運転などにもかかわる技術だけに先進的な情報が網羅されており、毎日が学びの連続です。経験の浅い私でしたが、2年目の中盤にはある機能のテスト案件のリーダーとしてお客さまとの折衝やメンバーのマネジメントを任されるまでになりました。短納期で終わらせなくてはならないシビアな条件だったものの、上司が計画や提案内容に関してアドバイスをしてくれたおかげでスムーズ進めることができました。

私は日立市の本社に所属していますが、周囲は年次が近い社員が多く、気軽に質問がしやすいのがありがたいところです。雰囲気の良さという意味では、面接を受けた時点でのイメージと変わらずでした。社員同士のつながりを大事にしている会社ですのでイベントごとも多く、新人歓迎会でバーベキューを楽しんだり、モータースポーツやテニス、野球といった同好会活動も盛んです。

私は名所巡り同好会に所属して日立市の知らない名所を訪ねたりしています。また、同期ともよく集まっており、休みの日に体育館を借りてバドミントンを楽しんだことも。社員同士でオンオフの枠を超えたいい関係を築くことができるのが当社の良さの一つです。

【西場さん】全社交流会や同好会、社員旅行と社員同士が交流できる場も盛りだくさん

企業研究では茨城県の企業で、業種業界を問わずに幅広く探していました。転機となったのはマイナビの合同企業イベントに参加したこと。当社のブースでIT企業について知ったのをきっかけにインターンシップに進んでみると、社内の雰囲気の温かさが強く印象に残りました。長く働き続けるのであれば楽しい職場に所属したいと思っていたので、IT業界をめざすというよりは、東日本技術研究所に入りたいと思ったことが大きかったです。

ITに関しては全くの未経験で不安がなかったわけではありませんが、その点は3カ月にわたる新人研修でかなり解消されました。実際、座学でのプログラミングの基礎に始まり、後半では同期4人がチームを組んで学習システムを開発するなど、実践的なスキルを磨くことができました。システムを作る上での目線の置き方、チームで連携する大切さも見え、非常に多くの物事が得られました。また、研修を通して同期との仲も深まり、終業後に居酒屋でワイワイと楽しむこともありました。

配属後はまず大手メーカーの工場内で用いる集計管理システムの開発に臨みました。わからないことさえわからない状態でしたが、先輩がやさしく教えてくれたおかげで、自分で考え、判断する力も少しずつ身についていったのだと思います。現在は同じメーカー向けの申請書システムの問い合わせ窓口などを担当。言語もシステム内容も変化したので学ぶのが大変でしたが、一つずつ積み重ねた結果、できることが増えている手応えも得ています。

ちなみに本社は駅から徒歩1分の距離にあるだけに、電車通勤がしやすいのは一つのセールスポイント。他の拠点は東日本各地に散らばっていますが、全員の絆を深めるべく、年1回、全社交流会が開催されています。数百人の社員全員で食事を楽しむのですが、席はすべてくじ引きで決められるので、まったく違った拠点の社員と交流することが可能。また、久しぶりに各地の同期と顔を合わせ、お互いの成長を確認し合えたのも刺激となりました。

ワークライフバランスも整っており、繁忙期以外は定時で帰るのが常。有給休暇も取りやすく、自分の時間をたっぷりと取ることができています。余暇と言えば、来年、コロナ禍で中断していた社員旅行が復活予定で、社員アンケートで北海道への旅が決まりました。社員は1万円程度の負担で旅行できるのも嬉しいところです。

【モンさん】充実した研修で技術も日本語も一歩ずつ成長。先輩たちが寄り添って教えてくれる

私はミャンマーの出身で、日本でITについて学ぶべく、東京の専門学校に留学。組込系ソフトウェアに関して勉強してきました。そのまま卒業後も日本でと考えたのですが、電車のラッシュが苦手だったことから、東京ではなく別の地域で企業を探していきました。

最終的に茨城県に本社を構える東日本技術研究所を選んだのは、教育制度が充実しているのが決め手となりました。ITを専攻したとはいえ、さらに学び直したい気持ちが強かったので、入社後に長期間の研修が受けられるのは魅力的でした。また、入社に合わせて東京から日立市に引っ越しましたが、敷金・礼金などの初期費用を会社が負担してくれたのが大きくて、新生活をスムーズにスタートすることができました。その他に、在留資格の各種手続きについても会社がサポートしてくれるので、おかげで安心して日本で働き続けることができます。

配属となったのはダムの水量を制御するシステムを開発するチーム。まったく知らない世界でしたが、必要な技術や知識、仕事の流れなどは先輩たちがその場で教えてくれるのでとても助かっています。日本語に関してはまだ足りないことが多く、敬語の使い方などは課題が残っていたのですが、言葉に関しても実践の中で教えてもらうことができており、少しずつコミュニケーションの幅も広がってきています。

苦労をして作ったプログラムが正常に動いた瞬間が、一番の幸せだと感じています。上手くいかずに悩んでしまうことも多いですが、課題を乗り越えていけばスキルアップにつながりますので、諦めずに勉強していくことを心がけています。資格取得の支援もしてもらえるので、基本情報技術者試験の合格に向けても勉強を開始しました。いつかは母国と日本の懸け橋となるような仕事に挑戦できるように、技術も日本語力も高めていくつもりです。

太平洋に面した日立市の環境も気に入っていて、私が住んでいるマンションからは美しい海を眺めることができます。長く住むには本当にいい場所だと感じているので、日立市を知らない人にも興味を持ってほしいですね。企業研究は大変なことも多いかもしれませんが、諦めずに取り組んでいれば結果が付いてくるので頑張ってほしいと思っています。

企業研究のポイント

企業研究ではあまり業界を絞らず、幅広く調べてみることをおすすめします。知らない業界を見ることも大事です。実際足を運んでみると、業界に持っていたイメージと違うなど発見がたくさんあるはず。実際に働いている方々の雰囲気はもちろん、働きやすさに着目するなら事業の安定性も大事なポイントです。当社は2023年11月よりアルテングループに仲間入りしました。大規模グループの一員となったことでより一層安定した企業経営のもと、安心して仕事に従事することが出来ます。また、転勤がないことも安心感につながっています。企業研究のポイントとして、こうした働きやすさの仕組みも視野に入れてくだされば幸いです。

当社では、情報系、制御系、組込系のソフト開発を事業の三本柱としています。オープン・カンパニーでは、各事業所の主力部門をローテーションで経験していただくことにより、当社の主力事業の理解を深めてほしいと考えています。また1日仕事体験では効率良く事業所の業務を理解していただけるプログラムとなっております。まずはインターンシップなどの機会を利用して、さまざまな業界に触れることから始めてみてはいかがでしょうか。

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管理部のみなさん。「社員が満足して働ける職場づくりを目指しています。茨城県を軸に東北や首都圏にオフィスがあります。配属先も希望を考慮して決定しています」

マイナビ編集部から

独立系システム会社として1985年に創業された東日本技術研究所は、茨城県日立市の本社を軸に、首都圏、東北エリアで合計13の拠点を構えている。車載システム、鉄道、道路、河川設備、財務会計、売り上げ管理、電子カルテなど、実に多彩な分野でのシステム開発を手掛けており、お客さまの多様な要望にがっちりと応え続けてきた。

社員一人ひとりを大切にする方針も掲げているだけに、今回、取材に登場してくれた3人の先輩たちからも、制度面にしても、職場環境にしても、会社に支えられている安心感に包まれながら働いているのが伝わってきた。経営陣も社員の声を聞きながらより良い会社作りを進めており、トップによる個人面談なども開催されている。また、年1回の全社交流会、同好会活動、親睦会などの各種イベントを通して社員同士が交流を深める場所も豊富。コロナ禍で中断していた社員旅行も2025年度には復活予定で、コミュニケーションを深められる場は今後、さらに増やしていくそうだ。

IT未経験者も成長できるように、教育面の充実化も図っている。新入社員研修では3カ月程度、同期が机を並べて学ぶだけに、配属後も同期同士が支え合い、励まし合いながら成長している様子も見て取れた。今回の取材を通して、社風や働く環境の良さはまさに折り紙付きの会社だと感じた。

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経営理念の「東日本で一番のベンチャー企業として社員満足度を上げる」を目標に掲げ、社員を第一に考え、働きがいのある職場環境づくりに力を注いでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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